10/12〜10/18のサンフレッチェ日記


<97.10.18> 11月2日(日)1時から、ファン感謝デー「ファンと選手のふれあい広場」が開催されます。時間は13時から15時半で小雨決行。ビッグアーチ隣の広島広域公園第一球技場とこの周辺広場で、選手が店長の青空屋台コーナー(飲食物,グッズ)、サイン&記念撮影会、お楽しみ抽選会、ファンと選手のミニサッカー大会(対象:小学生 先着150名)、ファンと選手のPK大会(対象:女性 先着50名)等が行われます。入場料は無料で、無料駐車場(広島広域公園正面入り口一般駐車場)が300台分確保されます。更に当日午前9時から12時まで、第一球技場にてトップチームからジュニアスクール生までを対象としたクラブ交流会も行われます。


<97.10.17> 代表候補に再選出された路木選手のコメントが、チームから発表されています。「代表に復帰できて非常にうれしいです。いつ呼ばれてもいいように体と心の準備はしてきました。日本代表は厳しい状況におかれているので、是非チームにプラスになるよう頑張りたいと思います。」とのこと。今朝のスポーツ紙などによると「うれしい」と言いながら笑顔は無かったと言うことです。チーム練習が終了した11日以降も、筋トレやランニングなどをして体調を維持してきた、とも書いてありました。自己を厳しく律することのできる彼のことですから、疲れのたまっている遠征メンバーにカツを入れる動きが期待できそうです。


<97.10.16> 今日発表されたW杯予選UAE戦の代表候補メンバーに、ヴェルディの北澤選手とともにサンフレッチェの路木選手が選出されました。路木選手は、8月後半の代表合宿以来の選出。その後のリーグ戦は怪我との戦いもあって「絶好調」とは言えない出来でしたが、代表の方も相馬選手が疲れがたまっている様子。ここで調子とモティベーションをぐぐっと上げて、崖っぷちの代表を救ってほしいものです。


<97.10.15> サンフレッチェの「指導者育成担当」スタッフである小野剛氏が、日本代表のコーチに就任することになりました。小野氏は日本サッカー協会の強化委員も務めていました。この人選について岡田監督は、「サッカーを良く知っているし、十分頼める人物」と語ったそうです。これでまたサンフの関係者が代表に入った、と言うことで嬉しい気持ちもある半面、トムソン監督など国際的な経験の豊富な人が選ばれなかった、と言うところに残念な感じも残ります。


<97.10.15> 昨日県体協が国体選手団を発表しましたが、サッカー少年男子は15人の選手のうち6人がサンフユースの選手。村木不比等、松本雄介、行友亮二、秋元雅博、石川裕司、吉田幸生の各選手が選ばれています。その他には山陽高から白須真介、道上進、皆実高から徳森和芳、玉木裕之、沼田高から真田和範、美鈴が丘高から足立知久、大西努、葦陽高から内田哲視、広島工から大掛精示の各選手が選出されました。この中から、何人かが来年サンフのユニフォームを着ることになるのでしょうか?


<97.10.14> カラー版のフリーの新聞、「MONTHLY SANFRECCE」のVol.4(10月号)のトップ記事は前川選手のインタビュー。チーム状態が悪い時は後ろから檄を飛ばしまくっている、と言う印象の前川選手ですが、実は非常に気を使っているそうで、「言いすぎたら落ち込む選手」「など色々なんです。だから、選手によって言い方を気をつけて」いて、雰囲気の悪い時は励ましの言葉ばかりを出していたのだそうです。ところが他チームから移籍してきた選手(伊藤選手のことかな?)から、サンフはやさしい雰囲気はいいが厳しさが足りない、と言われ、思い直したとのこと。(でも、「他チームでのプレー経験がない前川選手には、なかなか気づかないこと」と書いてあったけど、代表経験は豊富なんですけど。)将来の夢は、50歳ぐらいまでプレーして、その後はサッカースクールでGKの指導をしたいのだそうです。前川選手は今29歳。あと20年頑張ってくれたら、その時は広島は「サッカー王国」の栄光を取り戻しているかも?なおこの「MONTHLY SANFRECCE」は、サンフレッチェグッズを扱っているお店の他広島銀行などの店舗でも無料配布しています。遠隔地から読みたい!と言う方は、130円切手12枚を同封して「〒733 広島市西区大芝3-2-13 ブレインスタッフプロモーション 月刊サンフレッチェ 定期愛読者大募集係」あて、お申し込み下さい。


<97.10.13> 全国高校サッカー広島県大会の2次リーグは4、5、10日に行われ、以下のように山陽、葦陽、松永、美鈴が丘、沼田、広島朝鮮、皆実、大門の8校が決勝トーナメント進出を決めました。
【A組】
葦陽2-0国泰寺、山陽4-1安芸府中、山陽2-1国泰寺、葦陽3-2安芸府中、山陽3-0葦陽、国泰寺1-1安芸府中
【B組】
松永3-0安芸南、美鈴が丘3-0三原東、松永2-1美鈴が丘、安芸南3-0三原東、松永1-1三原東、美鈴が丘2-0安芸南
【C組】
広島朝鮮3-2神辺旭、沼田4-0広島市工、沼田4-1広島朝鮮、神辺旭4-0広島市工、沼田3-0神辺旭、広島朝鮮2-0広島市工
【D組】
井口1-1安古市、皆実3-0大門、大門2-1安古市、皆実5-0井口、皆実2-1安古市、大門2-2井口


<97.10.12> 昨日のウズベキスタン戦の引き分けは、一般的には「W杯出場は絶望的」との評価のようです。確かにこれで3試合を残してトップの韓国との勝ち点差は8。2位のUAEとも勝ち点差2で、次のゲームで韓国が勝つと他力でも1位は不可能になり、UAEが勝つと自力では2位もなくなります。既にカザフ戦の引き分けで崖っぷちに来ていた日本代表は、更に一歩後退して崖からロープでぶら下がっている、と言う感じではないか、と思います。しかしです。終ってみなければ分からないのが、サッカーの怖いところです。あの、Bグループでは頭一つ抜けていたようだった韓国だって、カザフと引き分けるのです。次のウズベキスタンに敗れて、予選突破はホームの日本戦とアウェイのUAE戦に賭ける、と言うことになれば、プレッシャーだってかかるでしょう。UAEだって、次のゲーム、日本と韓国に引き分けて意気上がるカザフに足をすくわれない、とは限りません。昨日の日本代表は、カザフ戦に続いての引き分けだったとは言え、少なくともファイティングスピリットだけは見せてくれました。最後まで足を止めず、ボールを追ってくれました。それが、最後のあの1点に繋がったことは間違いない。現場の、最もつらい立場の選手、スタッフが、もっとも強くこの状況を受け止めて闘っているのです。楽な立場から応援している我々が先に諦めることは無いのではないでしょうか?
ところで、今日の報知新聞によれば「代表コーチにトムソン氏濃厚」だそうです。豪州とのプレーオフに備えて、元豪州代表監督の情報を求めたい、とのこと。更に指導者としての協会の評価も高く、また今西総監督が協会の強化副委員長であること、サンフが今後ゲームがないため、11月末まで、と言う契約内容なら問題がない、等の理由が書いてありました。これまで加茂監督の更迭を受けて「ジーコの総監督就任」「バクスターの監督就任」「西野、山本などのコーチ就任」など憶測が飛び交っていて、「どれが正しいの?」と言う状態ですのでとても鵜呑みにはできないのですが、しかしこの記事のコピーが、サンフ事務所のお膝下の「Vポイント」に貼ってあった、と言うところに信憑性があるかも?


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