10/26〜11/1のサンフレッチェ日記


<97.11.1> クルーク、アーノルド、ポポビッチの3選手は今日、再来日し、ファン感謝デーに参加する予定、だそうです。トムソン監督は6日に来日する、とのこと。また盧選手の予定は未定。おそらく韓国代表の練習に参加しているのでしょうが、さて、今日の日韓戦への出場はあるでしょうか?


<97.11.1> 11月9日に行われる「第13回あしながPウォーク10」(Jリーグ選手協会後援)にサンフレッチェ選手会も協力することになり、ボランティアとして協力するそうです。開会は10時から中区袋町公園で、その後広島市内約10kmを一般参加者とともに歩きます。参加選手は「スケジュールの都合のつく選手」と言うことになっているようです。「あしながPウォーク」では一般参加者も募集しています。お申し込みは「実行委員会」(03-3221-2529)まで。バッチ、保険料など運営費として500円です。


<97.11.1> 3日に予定されているチーム練習ですが、場所が郷原から鯛尾グラウンドに変更になったそうです。時間は10時半からでそちらは変更ありません。


<97.10.31> 明日の日韓戦は、いよいよ崖っぷちからロープにぶら下がっているわれらの代表が、谷底に突き落とされるかどうか、のゲームとなります。韓国国内は非常に盛り上がっており、一部に「日韓共催のためには負けてやってもいいじゃないか」と言う議論もあるもののほとんどが「ライバル日本をたたきのめすべし」と言う論調だそうですね。その上UAEは、韓国がわざと負けるのを心配してFIFAに査察団の派遣を要請したとか。私の個人的な意見ですが、真剣勝負のW杯予選で、いくら消化試合だと言っても韓国が手心を加える必要はないし、そう言うことも無いと思います。スポーツ選手なんですから、もしゴール前でフリーでボールを持てば、考えるまもなくGKの居ないところに蹴り込むのが当然でしょう。ただ、私がちょっと期待するのは、先日の国立でのゲームのようなガツガツした「削り合い」にはならないのではないか、と言うことです。韓国の選手がいくら体が頑強だって、ぶつかれば痛いわけですし、怪我もしたくないでしょうから、モティベーションが高くなければそう強く当たってこないでしょう。となると、「きれいなサッカー」が持ち味の日本代表にとってもやりやすい。言うなれば、5月に国立でやった親善試合のような、あのような感じになるのでは?攻めなければならない日本は当然4バックにしてラインを上げて戦うと思いますが、ホームの韓国もある程度パスを回して中盤を支配しようとするでしょう。となると、「ゾーンプレス」が効いていいサッカー、いい勝負ができそうな予感がします。まあ、だからと言って勝てるとは限りませんが、しかし引き分けでも可能性は残ります。UAEだって「勝たねば」と言うプレッシャーを感じているはずです。UAEが残り1勝1敗なら、日本は1勝1分けで得失点差の争いに持ち込めますから。私は諦めません!


<97.10.30> 金本、桑原両選手は11月1日14:00〜15:00、「平成9年度全国青少年健全育成強調月間初日事業」なるイベントに出席します。場所は広島市中区の本通り、金座街、中央通り周辺で、まず本通りで14:00から行われる「啓発パレード」の「開始宣言」を桑原選手が行い、その後「街頭啓発運動」に桑原、金本両選手が参加するとのことです。なんだか、何をやるのか私自身は良く分からないのですが(^^;)、両選手をナマで見たい方はお越しください。(でも、日韓戦の直前なんですけどね〜。)


<97.10.30> 来週から練習を再開するチームの予定ですが、今のところ2日のファン感謝デーの後、3日〜8日はいずれも10:30より郷原グラウンドで練習、と言う予定になっています。また9日は広島スタジアムで13:30より、Jユースカップ予選リーグ第5節のヴィッセル神戸戦が行われます。


<97.10.29> 上村選手が左膝を再手術することになり、島根県内の病院に再入院したそうです。30日に手術する予定で、復帰は早くても来年春になるとのこと。上村選手は昨年10月の練習中に前十字じん帯断裂の重傷を負って9ケ月間のリハビリを行い、今年7月19日に復帰を果たし、オールスター戦にも出場しました。しかし公式戦3試合出ただけで再びじん帯の部分断裂が判明し、この度の再手術となったものです。本人の心境はいかばかりか、と言うところですが、それにしても「直った」と思ったところを再び痛める、と言うのはいったいどういうことでしょう?本人の問題も多少はあるでしょうが、主治医とチームの管理がどうなっていたのか、を問いただしたいところですね。


<97.10.29> 昨日の広島FMの「ゴ〜ル!」では、高木選手の動向に触れていましたが、何でも関東地方の某所で練習しているのだそうです。先週の「背番号9のFWを追加か?」と言う噂はやはりガセだったようですが、高木選手としてはやはりいつ呼ばれても良いように、と言うことで準備をしているのでしょう。ウズベキスタン戦と言いUAE戦と言い、終盤の追いつきたいときにはどうしてもロングボールが多くなる傾向にありますし、先発ではなくても終盤のオプションとして、高木選手を呼んでおいた方がいいのではないか、と思うのですが。(少なくともUAE戦の終了間際の城のヘディングの場面、高木なら完全に勝っていただろうな〜。)


<97.10.28> 悔しいゲームの続く日本代表。日曜日には「サポーター」と称するならず者集団が国立競技場で暴れたそうですが、あれはとても容認できませんね、私は。本来、サポーター、と言うのは頼まれたからでもなんでもなく、好きだから勝手に応援しているわけです。そういう意味では見返りを求めないボランティアみたいなもの。確かにこのところ、代表を応援していて辛いことが多く、正直言って「何で代表の応援なんかしているんだろう?」と思うことが無いことも無いですが、しかしどんなに思い入れを持っていたとしてもあくまでこちらは部外者です。選手達、スタッフ、協会関係者など、もっともっと辛い思いをしているはずです。そりゃあたまには、叱咤激励すべきときだってあるでしょうが、それにしたって生卵を投げつける、とか、取り囲んでどなりちらす、などとても「サポート」とは言えません。昨日のニュースステーションでは、都並さんが「ただ騒いでいるだけの人がいた」と暗にあおる人がいたような言い方をしていましたが、だとしたらこれは協会、あるいは警察には断固とした対処をして頂きたい。フーリガンの問題は世界のサッカー界の問題。「あれは熱狂的ファンだからだ。理解できる」などとセルジオ越後さんのようなことを言って甘やかすと、日本サッカーの「衰退」を加速するだけだと思います。
ところで、「悔しい」と言えば一番悔しい思いをしているのは、代表候補に選ばれながらベンチから、あるいはスタンドから見ることしかできなかった選手達かも。UAE戦では、柳本、路木の両選手ともスタンドからの観戦でした。ちょっと古い記事ですが、Soccer ClickInside Reportには柳本選手との立ち話、としてカザフスタン戦後の話とウズベキスタン戦直前の話が載っていますが、どちらも「なんで控えの俺たちを使ってくれないんだ」と言う気持ちが伝わってくる記事です。最終予選に入ってから、両サイドバック(ウイングバック)はほとんど鹿島の二人が担ってきたわけですが、きっちり機能している、とはいい難い面もありますし、そろそろサンフの二人を使ってみたらどうか、と期待しているのですが...


<97.10.28> 中国学生サッカー1部リーグは26日に全日程を終了し、広島大が5年連続7度目の優勝を果たしました。広島大は全日本大学選手権に出場します。なお、最終順位は次の通り。
(1) 広島大   勝点13=6勝1分0敗
(2) 広島経済大 勝点10=5勝0分2敗
(3) 吉備国際大 勝点8=3勝2分2敗
(4) 福山大   勝点8=3勝2分2敗
(5) 修道大   勝点7=3勝1分3敗
(6) 下関市立大 勝点6=2勝2分3敗
(7) 岡山大   勝点3=0勝3分4敗
(8) 徳山大   勝点1=0勝1分6敗


<97.10.27> サンフレッチェユースの選手が主力を占める国体の広島県選抜の少年男子は、昨日1回戦で優勝候補の一角、福岡と対戦し、前半2-2のまま延長まで粘ったものの、3対2で敗れました。


<97.10.27> 昨日のUAE戦はまたもや引き分け。「勝たねばならない」と言う試合に勝てない状態が、これで4試合続いてしまいました。私はそれでも、W杯に出場できる可能性が無くならない限り希望を捨てずに応援し続けるつもりですが、しかし昨日の引き分けは本当に痛い。先週も書きましたが、このゲームのUAEはカザフ戦での痛い敗戦で精神的に立ち直る暇も無いままに遠い日本への遠征で、なおかつ主力選手を欠く状態。一方日本代表は先週休みで休養十分で臨むホームゲーム、国立のサポーターの後押しもあってこれ以上無い良い条件だったと思います。しかし、勝てなかった。プレスが効く布陣である4-4-2を採用し、北澤の起用も当たり、途中での選手交替で流れを引き寄せることができ、さらに危ういシュートもバーに助けられたりしながらも、なおかつ追加点を奪うことができず、引き分けに終ってしまいました。なんだか結局のところ、これが今の日本サッカーの限界である、と思い知らされたような気がしないでもありません。ただ、それじゃUAEがW杯に出て恥ずかしくないような質の高いサッカーをするか、と言うとそうでもないわけですし、別に諦める必要は無いと思います。後2試合、まだまだ何が起きるか分かりません。


<97.10.26> 先週発売された広島ローカルのスポーツ情報誌「アスリート・マガジン」11月号は、久しぶりにサンフレッチェの大特集。全面紫の表紙に、大きい金色の文字で「緊急提言特集 サンフレッチェ再構築のために何が必要か。」と言う文字が躍っています。中身は、「INTERVIEW SPECIAL 路木龍次『仲良しグループのような感じがする』」から始まって、「THE PLAYER'S SPECIAL 今年飛び出した、サンフレッチェの新時代」として久保、下田、大木、山根、服部を取り上げ、その後に「特集 サンフレッチェ再構築のために何が必要か。拝啓・サンフレッチェ広島様」と続きます。その中では今西総監督、トムソン監督、森保選手のインタビューで始まって、マスコミ関係者や県サッカー関係者、そしてサポーターからのメッセージ、と熱い思いがほとばしる特集になっています。数年前は年に2、3回はサンフレッチェの特集をしてくれた「アスリート・マガジン」も、ここ2年は年に1度だけ。これもやはり、売れるかどうか、で決まるのだそうですし、この記事を読んでこの特集号を「ぜひ読んでみたい!」と言う方は、ぜひ購入して下さい。遠隔地からの購入方法は、「アスリート・マガジン」のホームページをご覧下さい。


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