3/17〜3/22のサンフレッチェ日記


<97.3.22>柏戦の速報です。サンフレッチェのメンバーはGK前川、DFポポビッチ、伊藤、小島、MF笛、森保、吉田、桑原、服部、盧、FWアーノルド(SUB:下田、影山、金本、廣池、若井)、対する柏は土肥、沢田、アントニオ、渡辺、片野坂、下平、明神、酒井、加藤望、ジャメーリ、エジウソン(SUB:加藤竜、小島、横山、棚田、有馬)の4-4-2。イエローが飛びまくり、退場者が3名(サンフは盧と小島。レイソルが1名。)出る、と言う乱戦の結果、0-3で敗れたようです。やれやれ。

<97.3.22>今朝の新聞報道によると、ポポビッチ選手は右太もも裏の痛みがあるそうで今日のゲームの出場が微妙だそうです。外国人選手の誰を出すか、は試合前に決めるそうですが、こうなってくると昨日のポポビッチ抜きの予想が現実味を帯びてきました。ストッパー、サイドバックとしていい動きを見せている伊藤選手がリベロではどのような働きをするか、外国人3人からなる攻撃陣がどのように機能するか楽しみです。こうなったら、3点取られても4点取ればいい!と言うゲームを見せてほしいですね。なお、遠征メンバーは前川、下田、ポポビッチ、伊藤、小島、影山、桑原、森保、吉田、若井、服部、笛、盧、サントス、アーノルド、金本、廣池の17人。果たして、新人廣池選手の出場はあるでしょうか?

<97.3.21>明日の柏戦のメンバー予想です。現在出場できないことが確定しているのは久保。イエロー2枚の蓄積です。せっかくアピールするチャンスなのにもったいないですね。メンバーがかなり固まってきたところではありますが、攻撃陣が手薄になること、外国人の組み合わせをいろいろと試しているところであることなどを考えて、今日は大穴狙いで
        前川

    桑原  伊藤  小島

  笛   吉田  森保  服部
       
     盧    サントス
      
       アーノルド

SUB:下田、影山、若井、金本、山根
と言うのはどうでしょうか?桑原が最初の名古屋戦でストッパーで出たときに、ピクシーにあしらわれたのが気になるところではありますが...

<97.3.21>神戸戦までの出場選手の記録です。かなり出場する選手が固定してきた感じです。

選手名A柏H神H柏A神A名H出場時間
GK前川○Y270
DFポポビッチ270
DF小島○Y270
DF伊藤--180
DF/MF桑原▼YY×123
MF森保270
MF吉田270
MF270
MF服部○Ysub165
MF--180
MFサントス--180
MF若井subsub15
FWアーノルド○Y--180
FW久保○Y○Y×270
下田subsubsub
影山subsubsub
金本subsubsub
山根subsub--
○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー


<97.3.20>昨日の神戸戦、観戦していた人にはかなりストレスの溜まる試合だったようです。開始早々から立て続けにゴールチャンスを外した上に、前半途中より徐々にリズムがかみ合わなくなり、後半は何度も押し込まれて最後はやっとの思いでの勝利だったらしい。試合後の森保選手は「みんな途中から、何をやろうとしているかが分からなくなった」と言っていたそうで、ほとんど結果オーライだったようで。ゴールを決めた久保選手も、そのシーンこそ「本能的に体が反応した」ものの、その他のチャンスを決めれず本人の自己採点は70点。「もっとシュート練習に励まないと」と反省していたそうです。まあ、トムソン監督になってからまだ3試合目。主力選手も3人欠けています。きっとこれからどんどん良くなる、と期待しましょう!

<97.3.20>日本代表のW杯予選オマーン戦まであと3日。代表サポーターとしては日に日に緊張が高まって来る今日このごろ。今日の新聞報道などを見ると、加茂監督はついに先発から前園を外すことを決断し、名波、森島の攻撃的MF、山口、本田のドイスボランチで行くことにしたそうです。また足の不安が解消されない高木の代わりに城を起用するらしい。更にDFラインは右から柳本、小村、井原、相馬。昨年のキリンカップの布陣から高木、前川を引いて城、川口を足した、と言う事になりますね。サンフレッチェの選手がレギュラー落ち、と言うのは結構ショックではありますが、しかしこうなったら現状のベストメンバーに期待するありません。オリンピック以降の日本代表は、前園の才能を生かすメンバーを模索して試行錯誤してきた、と言っても過言ではないと思います。初めは前園を左OHで名波がDHに入る、と言うアジアカップバージョン。これは名波の守備の負担が過大になって消耗してしまい、また相馬の上がりが全く生きなくなって破綻。このバリエーションとして右OHを北沢にしたり、左SBに路木を使ったりして前園の周りを運動量の豊富な選手でカバーするという布陣を試しましたがもう一つうまく行きません。アジアカップでは左右に名波、前園を並べるパターンもありましたが、これは右SBとの連係が取れなくなってだめ。やはり、どうしても前園を入れると全体のバランスが崩れるわけです。たぶん、中東の強いチームの守備を打ち破らないといけない場合、前園が五輪予選のサウジ戦で見せたような才能はやはり必要になると思います。しかし、今度のオマーン戦は引き分けでもOKの試合。その後には何点取れるかが勝負の試合が続きます。最初の試合でリスクを冒す必要は全くありません。バランスを重視した布陣にして、最悪リードされて終盤になってしまったときに前園投入、と言うパターンで十分です。そういう意味で、今度の「前園外し」が決して昨年に戻った、と言う後ろ向きのものではなく、戦術的、戦略的に当を得たものであると思います。

<97.3.18>ヴィッセルとのゲームの先発メンバーです。サンフレッチェはGKに前川、DFにポポビッチ、伊藤、小島、MFに笛、森保、桑原、吉田、盧、FWに久保、サントス(SUB:下田、影山、服部、金本、若井)の3-5-2、対するヴィッセルはGK石末、DF幸田、チョウ、内藤(直)、吉村(寿)、MFビッケル、吉村(光)、ラウドルップ、江川、FWジアード、神野(SUB:兼本、森、東、塚野、内藤(潤))の4-4-2です。結果ですが、久保のゴールで1対0で勝ったようです。(ほっ...)

<97.3.18>今日はヴィッセル神戸との試合。相手はJリーグに昇格したばかりですから、先輩チームとしての意地を見せてそろそろトムソン監督に初勝利を期待したいところ。またバクスター元監督に、サンフのサッカーの成長した姿を見せたいものです。更に、今年サンフレッチェから移籍して行った内藤直樹選手と吉村光示選手の姿も見れる、ビッグアーチ初登場のラウドルップも見れる、と見どころ盛りだくさんの試合です。サンフレッチェの選手ですが、前の試合を出場停止で休んだ桑原選手も戻り、現状のベストメンバーが組めます。
        前川

    伊藤 ポポビッチ 小島

  吉田  桑原  森保  服部
       
       サントス
      盧
          久保

SUB:下田、影山、若井、笛、金本
守備はメンバーを固定して連係をしっかりさせた方がいいので、最終ラインは柏戦と同じメンバーです。桑原は本来の守備的MFがいいので森保とドイスボランチに置きます。サントス、盧、アーノルドのうち誰を使うか、ですが、前2試合で試していないサントス-盧の組み合わせが見たいところです。(因みに中国新聞の小笠記者は、「前2試合の出来からすればサントスを外す」と予想しています。)ただ、右WBに吉田、と言うのは今更の感もありますので、前の2試合同様、笛を使うかも。桑原のポジションも、伊藤のひざの具合が良くないようならストッパーもあるし、右WBの可能性も、左WBの可能性もあります。この左WBは流動的。前回途中出場した若井を先発で使ってくるかも知れません。とにかく、神戸はきっちりと組織的なサッカーをしてくるはずなので、こちらもパスをしっかり繋いで行って、がっぷり四つの試合を期待したいと思います。

<97.3.18>右足甲の打撲で柏戦を欠場した盧選手ですが、昨日から練習に復帰したそうです。先週の土曜日は、無理をすれば出れたのだが大事を取ったのだそうで、もう痛みが無くなったので合流したとのこと。神戸戦に出るかどうかは18日に決める、と言うことですが、外国人枠の争いが激しいので盧選手もあまり休んではいられないのかも知れませんね。

<97.3.18>日本代表の話題の続きです。昨日、たまたまテレビ東京の「スポーツToday」を見ていたら(今、東海村に出張で来ているのです)、オマーン代表のレポートと監督等のインタビューが流れていました。これによるとオマーンは、フランスワールドカップに出るつもりは全然無くて2002年が目標だとか。実際、メンバーはU-19やU-17のメンバーが半数以上を占める非常に若いチームで、今度の予選はこれらの選手に経験を積ませるのが目的だそうです。今日、FIFAのホームページで調べたところオマーンは3月6日にバーレーンと対戦して0:1で敗れています。更にオマーンの監督は、「この組から勝ち上がるのは日本だろう」と語っていました。これを見る限りでは、日本代表が負ける要素は無さそうな気がしますが...

<97.3.18>これまでの出場選手の記録です。今週は伊藤、サントス、若井の3選手が今年初登場でした。伊藤選手はサンフでは初出場、若井選手はJリーグデビューです。

選手名A柏H神H柏A神A名H出場時間
GK前川○Y180
DFポポビッチ180
DF小島○Y180
DF桑原▼YY×33
DF伊藤--90
MF森保180
MF吉田180
MF180
MF服部○Y165
MF--90
MFサントス--90
MF若井sub15
FWアーノルド○Y180
FW久保○Y180
下田subsub
影山subsub
金本subsub
山根subsub
○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --怪我など sub控えメンバー


<97.3.17>サンフレッチェではなく日本代表の話題。運命のW杯一次予選まであと一週間を切りました。アジアカップでの敗退も、キングスカップでの不振も、私自身は「まあ、予定通り。いい練習になっただろう」と楽観していたのですが、一昨日のタイ代表との親善試合の敗戦には、ちょっとばかり驚きました。なんだか、ふつふつと心配が募ってきた、と言う感じです。この試合は、暑い気候のアウェイ、相手はアジアカップ出場レベルかやや下、と、言わばオマーン戦を想定した本番一週間前の模擬試験。絶対に勝利か、悪くても引き分けを狙った試合のはず。ここで1点しか奪えず、逆に3失点も喫してしまうとは... 報道によれば、メンバーは川口-中村、小村、井原、相馬-山口、名波、森島、前園-城、カズ、と言うことで「現状のベスト」と言っていたキングスカップの3位決定戦とほぼ同じメンバーだった様子。(我らがサンフの高木、柳本は途中出場で、路木は使ってもらえませんでした。)名波をボランチに置いた、と言うことはどちらかというと攻撃的な布陣だったのだと思いますが、これが機能せず逆に守備が崩壊した。昨夏以降加茂監督は、ユーゴとメキシコに勝ったメンバーに前園を入れて更なるグレードアップが図っていろいろとやってきましたが、もうひとつうまく行っていません。オマーン戦はこの路線をひたすら進むのか、あるいは1年前に戻ってやり直すのか、はたまた3-5-2にして守備的に戦うのか。加茂監督と日本代表の正念場です。

<97.3.16>今年のホーム開幕戦となるナビスコカップ第2戦は、昨日広島ビッグアーチに柏レイソルを迎えて行われました。開幕セレモニーではトムソン監督が「我々は100%の力を出すと約束できる」と宣言しました。サンフレッチェは出場停止の桑原の代わりに伊藤を起用、また復調したサントスを盧に代えて起用しました。ポジションは、おそらく
        前川

    伊藤 ポポビッチ 小島

  笛   吉田  森保  服部(75分 若井)
       
       サントス

     久保 アーノルド

SUB:下田、影山、若井、山根、金本
と言う感じだったと思われます。試合は、前半15分ぐらいまでは中盤の素早いチェックで主導権を握ったものの、惜しいシュートが何本か外れると徐々に柏のペースに。24分に柏サイドでのスローインを奪われて逆襲を受け、最後は加藤望がゴールポスト左側(柏サイドから見て)に出したスルーパスに片野坂が走り込んで先制されてしまいました。後半はアーノルドの惜しいシュートなどもありましたが、12分にはコーナーキックからまたもや逆襲を受け右サイドから上がったクロスにエジウソンがダイビングヘッド。サンフレッチェはシュート数こそ10対7と相手を上回りましたが、決定力が無く結局無得点に終りました。これは昨年同様、アウェイで期待させておきながらホームでいいところ無し、と言う悪いパターン。「5万人の会」が動員をかけた観客も5629人と、こちらも天気同様お寒い限り。これでサンフは2連敗で、D組のもう一つのゲームの名古屋×神戸が引き分けだったため、早くも単独最下位となってしまいました。他のグループを見ても20チーム中2連敗はJFLの仙台だけ。代表不在、とは言えヴェルディやアントラーズ等も同様なだけに、選手層の薄さがもろに効いてきているのか、あるいは戦術とコンビネーションの浸透に時間がかかっているのでしょうか?更に、この試合も6分に小島が、12分に前川がイエローカードを受けており(柏は1枚)、前のゲームと合わせて早くも7枚。ヤンセンの呪縛(?)から解き放たれてトムソンサッカーが開花するまでは、まだ少し時間がかかりそうです。

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