3/30〜4/4のサンフレッチェ日記


<97.4.5>明日、12時半から14時半にかけて、ビッグアーチ周辺でファン感謝デーが行われます。入場無料で、選手が食べ物やグッズ販売をする青空屋台コーナー、小学生が選手と一緒にプレーするミニサッカー大会、前川選手と対戦!のPK大会、サイン会、記念撮影会、お楽しみ抽選会など盛りだくさんの内容です。またこのあとサテライトのヴィッセル神戸戦の観戦もできます。


<97.4.5>ナビスコ杯の出場記録を纏めるのを忘れていました。(今週はメンバー予想が無かったもので...)
選手名A柏H神H柏A神A名H出場時間
GK前川○Y540
DFポポビッチ540
DF小島○Y▼YY×447
DF伊藤--432
DF/MF桑原▼YY×393
MF森保○Y○Y×450
MF吉田540
MF510
MF服部○Ysub390
MF--▼R××251
MFサントス----○Y360
MF若井subsubsubsub33
MF金本subsubsubsub75
FWアーノルド○Y--450
FW久保○Y○Y×450
下田subsubsubsubsubsub
影山subsubsubsubsubsub
山根subsub--------
廣池------subsubsub
○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー


<97.4.4>西日本高校サッカーの3日目、1位グループ戦に進出したサンフレッチェユースは、準決勝で大新(韓国)を0-0からPK戦5-4で、決勝で鎮西学園(長崎)を2-1で下し初優勝を飾りました。


<97.4.3>昨日から、日本代表の高木、柳本、路木の3人がチーム練習に合流しました。路木は遠征中に左足首をねんざしていたそうで(だからベンチ入りも無かったんですね)、この日は別メニュー。高木はオマーンラウンドを振り返って、「いいときの代表と比べてもう一つの出来だった」とし、自分のプレーを「確実性を高める必要がある」と70点と採点しました。一方柳本は、「まずまずの状態だった」と振り返り、プレミアリーグ入りの噂を「そんな話は来ていない」と否定しました。またこの日から、怪我で休んでいた安部と大木の2人が復帰しました。(詳しくは、中国新聞サンフレッチェ情報をご覧下さい。)


<97.4.3>続いて西日本高校サッカーの2日目、D組のサンフレッチェユースは、米子北に5-1、国泰寺に2-0で勝ち、4勝無敗で1位グループ戦に進出しました。他の組の首位の広島工、大新(韓国)、鎮西学園(長崎)と争うことになります。


<97.4.2>昨日から始まった西日本高校サッカーの1日目、D組のサンフレッチェユースは、近大和歌山に1-0、筑陽学園に6-2で2連勝しました。


<97.4.2>昨日、先日の名古屋戦のビデオを前半だけ見ました。(月曜まで出張に出ていたもので。)改めて得点シーンを見ると、シュート自体も素晴らしいのですがこれに至るまでの流れもまたいいですね。1点目は、右サイド際でボールをキープしたサントスが体を上手に使って相手選手をかわしたプレーがまず良かった。サイドを割りそうになりながら一発でDFを置き去りにして右のスペースに飛び出し、ファーサイドへ、そこにはちゃんと久保が詰めていてシュートし、DFに当たってゴール前にこぼれたボールをアーノルドが後ろから引っ掛けるようにしてオーバーヘッドで決めたのでした。2点目は桑原から。中盤でのボールの取り合いで得たボールを、久保にスルーパス。解説の金田さんは「いいパスですねー」と感心していました。久保はこれをキープして落ち着いて左サイドに出たサントスへ。サントスはペナルティーエリアに入って中央に待つ久保とアーノルドに合わせようとしましたがこれはDFに当たってゴールラインを割りました。そしてその後のCKのクリアから桑原のダイレクトボレーシュートが決まったのでした。スポーツニュースではCKからしか映っていませんでしたが、そこに至る攻撃の起点も桑原だったんですね。中国新聞にも書いてありましたが、名古屋戦で中盤を支配できたのは、森保不在の中、ボランチでいい動きをした桑原のおかげだったようです。そして3点目。最終ラインでボールを取った笛が長いボールをサントスに入れ、サントスはDFを背負いながらこれを右サイドに流れた久保にパス。久保はワンタッチで中央にハイボールを入れるとこれがアーノルドの頭にどんぴしゃでした。アーノルドのダイビングヘッドも素晴らしいものでした。どのゴールも前線の3人のコンビネーションががっちり合って、前節神戸戦の「決定力不足」がうそのような出来。特に、ゴールのなかった久保がどのゴールにも絡んでいたのがいいですね。局面局面ではドリブルで突っかけて取られたりして、どうかな、というところもあったのですが、むしろその積極性を買いたい。昨年はヘッドの強さなど、FWとしての動きの良さが目だっていましたが、この名古屋戦はむしろ2列目としての働きがちゃんとできていたように思います。いかにも10番らしいプレーができた、と言えるのでは?リーグ戦が始まると高木が戻ってきてポジションが無いのではないか、と心配していましたが、これなら大丈夫かも、と言う気になってきました。


<97.4.1>ダイイチの「DeODEO」改名記念のサンフレッチェサイン会が、本日11時より本店7Fサテライトスタジオで開かれます。トムソン監督、森保、上村の両選手が出席の予定。この「サイン入り色紙引換券」が、10時から6Fプレイガイドで配布されるとのことです。


<97.4.1>今朝の中国新聞に、ナビスコ杯を終えてのトムソン監督のインタビューが載っていました。今大会の収穫は、選手の特性について見極めができたこと、と語り、試合ごとに波が大きいのは「一人でやるべきことを2人でやったり、つまらないミスでボールを失ったこと」があるからで、戦術を理解すれば大丈夫、としています。そして各自が声を出し、指示を出し合えるようになってからキャプテンを指名する、として「リーダー不在」の声を否定しました。それからビッグアーチのピッチの状態が悪いことに苦言を呈しています。芝の下がデコボコでパスが使えず長いボールを使わざるを得ないのだそうです。サッカーの質が落ちるので観客にも不幸なことだ、と言っています。全体的に良い方向に進んでおり、自信たっぷりの様子が頼もしいですね。


<97.4.1>なんでも某スポーツ紙に、柳本がアーセナルに行くかも知れない、と言う情報が載っていたそうですが、さて?


<97.3.31>サテライトC組の第4節は小郡市陸上競技場で福岡戦が行われ、サンフは松永のハットトリックで3対1で勝ちました。


<97.3.31>明日1日から4日まで、西日本サッカーフェスティバルが広島市内などで広島県内の24チームを含めた72チームで行われます。このうち20チームが5チームずつ4組のリーグ戦を行い、1〜5位同士のチームがトーナメントを行います。サンフのユースは近大和歌山、筑陽学園、米子北、国泰寺とともにD組を戦います。またこれら以外の52チームは、地域性を考慮して4チームずつ14組に分かれてトーナメントを行うそうです。


<97.3.30>昨日のグランパスとのナビスコ杯最終戦は、雨の中広島ビッグアーチで行われ、サンフレッチェが4対2で勝ちました。グループ2位のグランパスは、薄氷を踏む思いでの決勝トーナメント進出でした。
この試合、私はテレビで放送されたゴールシーンしか見ていないのですが、記録やいろいろなところでの報道を見るとこんな感じだったと思われます。まずメンバーですが、
               前川
     
      伊藤 ポポビッチ 小島
     
      吉田   桑原
  笛             服部(45分金本)
          久保
    サントス
        アーノルド

  SUB:下田、影山、廣池、若井
対するグランパスは、守備の中心大岩、小川を欠き、攻撃の要ピクシーも居ないためリカルジーニョをトップに上げた布陣でした。得点ですが、最初のグランパスの先制点は前半11分、左サイドのFKからの折り返しをトーレスに押し込まれたもの。サンフはこれに対し前半20分、右サイドを突破したサントスのクロスを久保がワントラップでシュート、DFがクリアしたがアーノルドが見事なオーバーヘッドシュートを決める。追加点は前半28分。ゴール前での混戦からのキーパーのクリアをペナルティーアークの外から桑原がダイレクトでミドルシュート。(これは物凄いシュートだった!)更に前半終了間際の44分、サントスからのスルーパスを久保が受け、右足でダイレクトでクロス。これにアーノルドがダイビングヘッドを合わせて3対1。4点目は後半9分、久保のパスをペナルティエリア左45度で受けたサントスが狙いすましたドライブシュートを突き刺す。(これも凄いシュート。)その2分後、グランパスの平野が突破し、お膳立てを整えたところで森山にパスを出してこれを決められる。結果的にはこの1点が名古屋の決勝トーナメント進出の鍵となりました。
内容は「ちょっと」と言うところもあったようですが、悪いピッチで正確でスペクタクルなプレーをしろ、と言うのもちょっと無理な相談。むしろ、持ちすぎが目だった名古屋よりも球離れの良さに気を配ったサンフの対応がこの結果を生んだようです。守備はともかく、いろいろなパターンで得点できたのが何といってもこの試合の収穫。これで代表が戻ってサイドからの攻撃や高木の強さを生かしたポストプレーなどが出てくれば、更にバリエーションが増える楽しみも。少なくとも、昨年よりはずっと期待を抱かせる、そんなナビスコ杯の結末だったと思います。
最後に、中国新聞に載った両監督のコメントを紹介します。
グランパスのケイロス監督「すべての点でサンフレッチェが我々を上回っていた。」
サンフレッチェのトムソン監督「つまらないパスミスや、試合ごとの波の大きさなど修正点はまだまだあるが、我々は確実に、正しい道のりを歩んでいる。」  SANFRECCE Diaryホームページに戻る