4/20〜26のサンフレッチェ日記


<97.4.26>川崎戦の速報です。サンフレッチェの布陣はGK前川、DF伊藤、ポポビッチ、小島、MF吉田、桑原、柳本、路木、盧、FWアーノルド、高木(SUB:下田、笛、森保、服部、久保)、川崎はGK大石、DF柱谷、石川、山田、中村、MF菅原、長谷部、北澤、永井、前園、FWマグロン(SUB:小針、広長、白井、石塚、武田)とカズはやはりお休みです。ゲームは前半、サンフレッチェが圧倒的にゲームを支配。28分ごろ路木が突破しようとしたところをファウルで止められPK。これを高木が決めて先制しました。その後36分ごろ、今度は柳本のクロスにアーノルドがヘッドで合わせて2点目を取りました。後半もサンフのペースでしたが、37分ごろ、ヴェルディ石塚にゴールを決めら2-1。その後押し込まれて危ない場面もありましたが逃げ切りました。これでサンフレッチェは3連勝。7位となりました。


<97.4.25>明日は今一つ調子の上がらない川崎が相手。まあもともと力のあるチームですし、選手のコンディション、コンビネーション、戦術がフィットすれば怖い相手ですが、今のうちに叩いておきたいところです。
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
   
     吉田  桑原
 柳本           路木
     盧
        アーノルド
      高木

SUB:下田、服部、森保、金本、久保
前節と同じです。勝った、と言う結果とは裏腹にトップの二人のコンビネーションがバラバラで、中盤のパッサーの不在がクローズアップされたガンバ戦でしたので、素直に考えればサントスを入れたいところ。しかし、トムソン監督がここはアーノルドの奮起に期待して起用してくる、と見ます。彼はもともとトップ下もこなせる選手、と言うことになっていたはずなので、コンビさえあえばもっと良くなると思われますので。


<97.4.25>第4節終了時点での出場選手の記録です。

位置

選手

出場時間

GK

前川

--

--

180

下田

sub

sub

180

山口

sub

sub

--

--

DF

ポポビッチ

○Y

360

伊藤

360

小島

360

上村

--

--

--

--

影山

--

--

--

--

MF

柳本

360

桑原

○Y

360

路木

○Y

345

森保

sub

124

服部

sub

sub

sub

sub

若井

--

--

--

--

吉田

265

sub

sub

sub

--

金本

--

--

--

sub

サントス

--

236

--

269

久保

43

FW

高木

353

アーノルド

--

--

165

廣池

--

--

--

--

山根

--

--

--

--

○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー


<97.4.25>5月3日はビッグアーチで京都戦がありますが、「こどもの日直前企画」として中学生以下の自由席を無料開放します。また、この日1時から「ふれあいサッカー教室」として、補助競技場で(1)サッカー教室、(2)ミニサッカー大会、(3)PK大会が、サンフレッチェのコーチや若手選手とともに行われます。正午から受付でそれぞれ先着で、(1)は30組の親子、(2)は60人の小学生、(3)は30人の女性、となっています。


<97.4.24>昨日のガンバ戦は、開始直後のアーノルドの、また前半30分ごろの高木のゴールによる2点を守って2対0で勝ち、9位に浮上しました。
私は前半はテレビ観戦、後半は録ったビデオで結果を知ってから観戦しました。まず前半。サンフの中盤から前は相変わらず。パスが繋がらないし高木のポストプレーはさっぱりだし、アーノルドはどこにいるか分からないしで、ほとんどガンバに支配されていましたと思います。エムボマのマークもそれほど厳しくなく、結構危険なところでフリーに打たれたりしていましたが、今日はどうしたことか全然ワクに飛ばず。(もっとも、競り合いに行った伊藤、柳本、セーブに身を投げ出した前川のプレーも光っていましたが。)その上エムボマは守備でもアーノルドに絶好のアシストをしてくれました。サンフの2点目は絵に描いたようなヤナギの右サイド突破と高木のフリーのヘディング。「よーし、これが見たかったんだ!」と言いたいようなきれいなゴールでした。が、あそこまで右サイドと高木をフリーにするか?と言う気がしないでもない。なんだかガンバの集中が今一つで、勝手にこけてくれたようなゲーム展開でした。
後半は、前半に比べてまずまずの出来だったと思います。特に右サイド、柳本のオーバーラップ、伊藤とのポジションチェンジ、これに盧や吉田が絡んでいい攻撃を見せていました。柳本は前半の高木へのクロスで気を良くしたのか、どんどん上がってDFを抜いたりミドルシュートを打ったりしていました。ああいう動きが代表でもできれば、代表サポーターも安心なのですが。とにかく1試合ごとに良くなる、と言うのは見ていて元気が出ます。左サイドの路木は、前半は全然突破できていませんでしたが、後半頭を打ってから(?)見違えるようにいい動きをするようになりました。中央でDFの後ろから回り込んだ高木にどんぴしゃで合わせた惜しいクロスもありました。アーノルドは最初に決定的な仕事をした後ではいまひとつ。後半途中で森保に代えられました。今朝の中国新聞によると、アーノルドは「私のプレーにどこか問題があるのだろうか」と真剣に悩んでいたそうですが、1点取って安心したかな?もう少しチーム全体の中での動きができないと苦しいんじゃないでしょうか?
とにかく、リーグ戦でビッグアーチでの勝利はすごく久しぶりのはず。(ナビスコカップを入れても、昨年は6月の磐田戦が最後だったらしいので。)チームのためにも、サポーターのためにもありがたい勝利だったと思います。


<97.4.23>今日のガンバ戦、ビッグアーチでは先着2000名にカルビースナック(Jリーグチップスか?)のプレゼント、また抽選で10人にサイン入り公式球がプレゼントされます。また駐車場の料金が1000円から500円に値下げされました。


<97.4.23>服部選手が6月のワールドユースに向けてのU-20代表に選ばれました。またU-18の代表には、ユースのFW秋元が選ばれました。


<97.4.23>今朝の中国新聞より直前情報ですが、エムボマに関してトムソン監督は「特別な策は立てない。DF陣がいつも通りのプレーをすればいい」とし、小島は「DFラインの裏を突かれないように」、ポポビッチは「浦和戦の様な守備をすればいい。積極的にやる」と語ったそうです。またサントスは疲れがたまっているのか監督は休ませたい意向で、アーノルドの出場となる模様。さらにサブには笛の代わりに金本が入るようです。


<97.4.22>恒例のメンバー予想です。水曜日の相手は絶好調のガンバ。エムボマ効果で3試合連続4得点、と手の付けられない状態です。特に日本代表を守備に揃えたマリノスが、全然相手にならなかったのが気になるところ。しかしこちらにだって"Living Wall"前川も、ポポビッチも柳本も路木もいます。この守備陣が安定してきたことを、この前の浦和戦で見せてもらいました。「0に抑えろ」とは言いませんが、せめて2点ぐらいに抑えて、サントス、盧、高木のゴールで逆転勝ちだぁ!
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
   
     吉田  桑原
 柳本           路木
     盧  サントス
    
       高木

SUB:下田、服部、森保、笛、久保
これは前節と全く同じ布陣。いろいろ問題はありつつも、徐々にコンビネーションが噛み合ってきたところなので少なくとも中盤より後ろは変えないでしょう。あるとすればサントスのところ。この前の出来の悪さが体調に起因するもので、かつ水曜日も良くないようならアーノルドに代えてくるかも知れません。吉田のところを久保に代えて、「ノーガードで打ち合う」なんて作戦も面白いかも(?)


<97.4.21>昨日のサテライトの京都戦は、3対0で勝利を収めました。ゴールは大木、久保、若井です。


<97.4.21>第3節終了時点での出場選手の記録です。

位置

選手

出場時間

GK

前川

--

--

90

下田

sub

180

山口

sub

sub

--

DF

ポポビッチ

○Y

270

伊藤

270

小島

270

上村

--

--

--

影山

--

--

--

MF

柳本

270

桑原

○Y

270

路木

○Y

255

森保

sub

109

服部

sub

sub

sub

若井

--

--

--

吉田

175

sub

sub

sub

金本

--

--

--

サントス

236

--

179

久保

36

FW

高木

270

アーノルド

--

--

90

廣池

--

--

--

山根

--

--

--

○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー


<97.4.20>昨日のレッズ戦、試合結果は、新聞などで報道されているとおり。レッズの攻撃をサンフがしっかり守りきり、終了間際の盧のコーナーキックからの高木のヘッドで1対0で勝ち、今季のリーグ戦の、更には国立5試合目にしての初勝利となりました。内容的にはサンフ、レッズともに「もう一つ」と言うところもありましたが、なんにしろ今は勝つことが何よりのクスリ。素直に喜びたいと思います。
私は、ちょうど出張で関東に来ていますので国立競技場に行って応援して来ました。ちょっと早いかな、と思いながらゲーム開始3時間前に千駄ヶ谷の駅に着いたのですが、もうすでにサポーターがたくさんたむろし、ダフ屋も「チケット余ってない?」と大声を上げて興奮状態。ホーム側の千駄ヶ谷門はレッズサポーターの長い列ができていて、「うーん、ビッグアーチとは違う!」とうなってしまいました。スタジアムで何げなく近くの入り口から入ろうとしたら、「サンフレッチェファンの方は12番入り口から入ってください」と言われるし、アウェイ側スタンドはロープが張られて隔離されているし、スタジアムに入ると3時間前にしてホーム側ゴール裏はもう真っ赤っかだし、広島とはえらい違いです。この熱気の半分でも広島にあったらなー、とうらやましくなりました。
さてサンフレッチェのメンバーですが、前節柏戦からGKが代わっただけです。
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
   
     吉田  桑原
 柳本           路木
     盧  サントス
    
       高木

SUB:下田、服部、森保、笛、久保
この布陣が、こと攻撃に関しては前半は全くと言っていいほど機能しません。逆にレッズ、特に岡野の速い攻撃はスリル満点で、前半の前半は攻められっぱなし。はねかえしても中盤まで行くとすぐに戻ってきてしまってシュートの雨でした。でもキーパーが前川だと安心ですね。特にハイボールに対する飛び出しとキャッチングは完璧でした。ゴール前で岡野にフリーでヘッドを打たれたのと、右からのセンタリングをライン上で押さえたのが危険な場面だっただけで、レッズはクロスが不正確で、フリーキックも怖さが無いな、と思ってみていました。両サイドの路木と柳本はしょっちゅうぶち抜かれていたのですが、中央はポポビッチと伊藤を中心にがっちりと守ってほとんど相手フォワードをフリーにしませんでした。攻撃はと言うと、パスが全然繋がりません。サンフが中盤でマイボールにするととりあえずサントスに預けるのですが、なんだか体調が悪いのかドリブルしようとしても取られるし、ショートパスも相手にぶつけたり取られたり。得意のフリーキックもいいコースに行っていたのは一本も無かったような。前半攻撃のリズムを作れていなかったのは、彼の不調が原因じゃないか、と思いました。まあ、まわりのサポートも遅かったのかも知れませんが。
後半になると、レッズは攻め疲れかだんだん足が止まってきて、ほぼイーブンペースとなりました。サンフは特に右サイド、ヤナギと盧の突破が出るようになり、ヤナギがペナルティエリアまで持ち込むシーンも。できればシュートまで持って行って欲しかったのですが、しかし磐田戦でのおっかなびっくりの攻め上がりに比べるとだいぶ勝負できるようになった感じ。盧と組み合わせるとなかなか速くていい攻めができますね。路木も左から突破しようとずいぶん頑張ってはいたのですが、こちらは1人で行かなければならない分なかなか決定的な形が作れなかったようです。高木は、シュートを決めたシーンは非常に素晴らしい身のこなしでしたが、他の局面ではもう少し頑張ってキープして欲しかった。高いボールはほとんどブッフバルトに負けていたような印象です。ついでに西野にも吹っとばされてたりして。吉田、桑原、小島、森保については印象無し。ゴール裏からだと、中盤で誰がどうやっているのかごちゃごちゃして良く分からなかったものですみません。とにかく、相手の攻撃に対してしっかり守って、少ないチャンスを確実に生かす、と言うなかなかいい試合運びだったと思います。特に今までザル状態だった守備が安定していたのが収穫ですね。次は怪人エムボマ率いる絶好調のガンバ。今日の流れをしっかりと次につなげて欲しいものです。


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