5/25〜5/31のサンフレッチェ日記


<97.5.31>今朝の中国新聞によると、やはりセットプレーで誰が蹴るか、が問題だということで、昨日の練習もこれに重点を置いたものだったようです。右CKは路木が蹴っていた、ということですが、これは私も何度かゲームで見たことがあります。精度があまり良くなかった印象ですが、「努力の人」路木ですから練習次第ではうまくなるでしょう。またFKと左CKは、やはり「ジーコの後継者」吉田が練習していたそうで、「清水時代にも蹴っていた」と自信ありげな様子。右WBは笛が入りそうなので、吉田の右サイドからの攻め上がりにも期待しましょう。2列目に入ることが予想される久保とともに、吉田の出来がサンフの攻撃を左右しそうです。なお、福岡遠征のメンバーは、GK:下田、山口、DF:桑原、伊東、小島、金本、MF:森保、笛、吉田、久保、路木、服部、安部、FW:アーノルド、高木、山根、だそうです。


<97.5.30>中断前の最後のゲーム、できれば勝って、勝ち越しでお休みしたいところ。盧、柳本、ポポビッチを(多分前川も)欠いて、苦しいメンバーで戦わなければならない状態には変わりありません。高木選手は昨日からチーム練習に合流しスムーズな動きを見せたそうで、福岡戦は出れそうです。
       下田
        
   伊藤  桑原  小島
   
     吉田  森保
 金本          路木  
         久保
   アーノルド
        高木

SUB:山口、安武、服部、安部、山根
やはり、リベロの桑原と攻撃的MFの久保の出来がポイントですね。このメンバーでは、誰がFKを蹴るのでしょう。「ジーコの後継者」あたりかなぁ?


<97.5.30>昨日、キリンカップとW杯1次予選に向けての代表メンバーが発表されました。日韓戦のメンバーから怪我の柳本、小村、城、下平が外れ、その代わりに高木、名良橋(鹿島)、楢崎(横浜F)、森山(名古屋)が復帰、更に鈴木秀(磐田)、望月(名古屋)、伊東輝(清水)が初選出と、大量25人が選ばれました。「オマーン組」のうち城、柳本、小村を怪我で欠くため、その代わりメンバーを試す、と言う意味合いでしょうか?苦戦が予想される2次予選に向けて、1人でも2人でも、オマーン組を脅かすメンバーが出てきて欲しいものです。
GK:小島、川口、楢崎
DF:井原、秋田、相馬、名良橋、中村、斎藤、路木、鈴木秀
MF:北澤、山口素、本田、森島、名波、望月、平野、伊東輝、中田
FW:三浦知、高木、森山、岡野、西沢
また同時に、世界ユースに出場するU-20日本代表メンバーが発表されました。候補として残っていたサンフの服部は残念ながら落選しました。


<97.5.30>日本代表を辞退した柳本ですが、この間の「両足付け根の痛み」はスポーツヘルニアであることが再検査の結果判明し、昨日広島市内の病院で手術したそうです。2週間程度の入院が必要で、復帰まで6週間必要とのこと。第1ステージ終盤に間に合うかどうか、と言うところです。


<97.5.30>今朝の中国新聞によりますと、サントスの退団が発表されたそうです。「本人の希望で退団」と言うことで、今西総監督は「サントスは華麗な技術と陽気なパフォーマンスでサンフレッチェを活性化してくれた。退団は残念だが、今後も日本、あるいは世界のどこかで素晴らしいプレーを見せてくれると信じている」とコメントしています。サントスは昨日の練習を風邪で休み、明日の福岡戦でも出場が難しい見込みで、本人の希望で記者会見やセレモニーも無くフェードアウトすることになる模様です。


<97.5.29>右足指の回復が思わしくないポポビッチは、昨日オーストラリアに帰国しました。帰国後は代表に合流してW杯予選出場に備えるそうですので、7月には元気な姿が見られそうです。またアーノルドは福岡戦終了後帰国し、代表に合流します。


<97.5.29>今朝の中国新聞にショックな情報が載っていました。今月末に契約が切れるサントスと球団とは、契約延長を前提とした交渉をしていたのですが、条件面で折り合わず退団することになったそうです。サントスは31日のゲームの後、メキシコに帰国する、とのこと。本人は日本でのプレーを希望しているので、保有権を持つ(と言うことはパスを買い取っている、と言うことか?)球団が、国内の他チームと交渉することになるようです。
盧が復帰まで3カ月かかる状態で、サントスが抜けるのは痛いですね。ただ、トムソン監督の目指すサッカーとフィットしない点もあったので、むしろ若くて元気な別の外国人を連れて来るチャンスかも。先日の清水戦では服部がサントスと交代で入って良いパスを何本か出していましたが、このへんの選手にとってもチャンスかも知れません。


<97.5.28>昨年限りで退団し、今年前半をオランダリーグのFCフロニンゲンでプレーしていたピーター・ハウストラ選手は、今季ベルギーリーグを制覇したリエルセへ移籍することが決まったそうです。昨日の広島FM「ゴール」からの情報でした。


<97.5.28>7月から10月の各ホームゲームで、団体観戦ツアーが行われます。対象は町内会、子供会などの団体で、広島市、府中町、廿日市市を出発地として往復貸し切りバスで行くというもの。自由席入場券を含めたパック料金は大人3,600円、高校生3,200円、小中学生2,400円で、30名以上の参加があれば催行されます。申し込みは広電観光(082-249-4069)か、広交観光(082-238-3355)まで。(この情報は、サンフレッチェ広島のプレスリリース、及びNifty Serve FSJL 14-7697のあくあさんの書き込みを元に、両者の許可を得て書いています。)


<97.5.28>7月6日に行われるサテライトの決勝トーナメント準決勝、ジュビロ磐田対サンフレッチェ広島のゲームの会場が、ジュビロ磐田スタジアムに変更になりました。キックオフは15時です。(この情報は、サンフレッチェ広島のプレスリリース、及びNifty Serve FSJL 14-7698のあくあさんの書き込みを元に、両者の許可を得て書いています。)


<97.5.28>7月開催のホームゲーム、7月5日セレッソ戦、7月12日アントラーズ戦、7月19日フリューゲルス戦のチケットが6月1日(日)10時より発売されます。キックオフはいずれも18:30。販売はチケットぴあ(06-363-9999)の他、V-POINTやデオデオ本店、天満屋など広島県内の各プレイガイドで行われます。(この情報は、サンフレッチェ広島のプレスリリース、及びNifty Serve FSJL 14-7701のあくあさんの書き込みを元に、両者の許可を得て書いています。)


<97.5.27>昨日ようやく、清水戦のビデオを見ることができました。客観的な立場で言うと、清水が広島におつきあいして勝手にこけた、と言うべきゲームだったと思います。BSのアナウンサーも宮沢ミッシェルさんも言っていましたが、清水はゲーム間隔が2週間空いたため、試合カンが戻っていなかった感じでパスミス、シュートミスのオンパレード。中盤が繋がらないためロングボールを放り込むが、ゴール前をがっちり固められて跳ね返される、と言うパターンでした。しかし、逆に言うとそういう具合にゲームを持って行ったのはサンフのゲームプランの正しさだったと言えるかも。全員が声を掛け合い、集中を切らさず、精一杯のプレーができたからこそ、だと思います。特に初めてリベロに入った桑原、中盤を自由に動いた吉田のプレーが光っていましたし、久々にスタメンの森保、初スタメンの金本の必死のプレーも好感を持ちました。久保も前の試合の悪かった点を修正してきたのか、良くボールを追いかけ、シュートも立て続けに放っていましたし、伊藤、小島の安定感も相変わらず。路木、サントスは疲れと足の状態の悪さからか動きが悪かったように思いますが、それでもポイントポイントで決定的な場面を演出していました。大事な場面で個人技で1点をゲットしたアーノルド。彼も1週間前に比べてかなり良くなった感じ。そして下田。ハイボールに対してはやや不安定(前川に比べて、ですが)で、パンチングが多すぎるような気がしましたが、しかし清水の攻撃を凌げたのは彼のファインセーブ連発があったこそでしょう。清水の澤登のキックの精度は相変わらずで、危ない場面も多々あったのですが下田の良い判断とポストを畏れないプレーで無失点に抑えることができました。全体的に前半は鋭い出足でこぼれ球をことごとく拾って中盤を良く支配し清水の焦りを誘い、後半は全員守備で清水の攻撃を防ぎ切った、と言う感じ。特に終盤は、無得点に抑える、と言うことが分かっていてもどきどき、はらはらの展開で、まるでオリンピックのブラジル戦の最後を見ているような雰囲気でした。メンバーがおらず苦しい状況で、これしか無い、と言う勝ち方。下田も金本も、かなり大きな自信を掴んだことでしょう。すぐに前川、柳本に代わり得る、とは思いませんが、飛躍的に伸びてくるであろうことは間違いないと思います。


<97.5.26>6月21日に大津市の皇子山競技場で、ガンバ大阪とプレシーズンマッチを行うことが発表されました。(この情報は、サンフレッチェ広島のプレスリリース、及びNifty Serve FSJL 14-7707のあくあさんの書き込みを元に、両者の許可を得て書いています。)


<97.5.26>国体少年の部の強化練習会に、サンフレッチェユースからGKの宮崎、若村、DFの行友、石田、松本、MFの大畑、石川、FWの秋元、吉田の各選手が参加しました。(この情報は、サンフレッチェ広島のプレスリリース、及びNifty Serve FSJL 14-7706のあくあさんの書き込みを元に、両者の許可を得て書いています。)


<97.5.26>学生サッカーの「総理大臣杯全日本大学トーナメント」の中国地域予選は島根大で行われ、広島大などが準決勝に進出しました。
【準々決勝】
広島大 5-0 鳥取大
徳山大 4-2 福山平成大
広経大 1-1(PK5-4) 吉備国際大
修道大 2-0 広工大


<97.5.26>中国地域リーグは24、25日に第3節を行い、マツダSCが3連勝で首位をキープしています。
マツダSC 2|1-0|0 山口教員
       |1-0|

広島フジタ 3|2-1|1 三菱石油
SC     |1-0|  

三菱自工  4|0-4|4 NKK福山
SC     |4-0|  
      PK|5-4|

広島教員  1|1-0|1 ヤマコーSC
       |0-1|
      PK|4-3|


<97.5.25>愛媛県サッカー協会50周年記念試合として組まれたサンフレッチェと清水エスパルスとのゲームは、昨日、愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われました。昨日の松山市は試合開始数時間前から雨が降り始め、観客の出足が心配されましたが、6524人とまずまずの入り。前川、高木、柳本、盧、ポポビッチと主要メンバーを5人も欠くサンフレッチェは、桑原をリベロ、19歳の金本を右WBに初めて使うと言う、野球で言えば「一軍半」状態のメンバーでした。ゲームは、開始早々からサンフレッチェゴールを沢登のFK、CKがしばしば襲う押され気味の展開。しかし11分、ロングボールを競り合ったアーノルドがエスパルスの浅いライン裏に抜け出し、最後はGKをかわしてスライディングしながらのシュートを決め先制します。これでやや落ち着いたかサンフレッチェは、深く引いて守備に最大限の注意を払いながら、時折サントスを起点に鋭い攻めを見せ健闘します。後半に入ると清水の攻めはますます激しくなりますが、GK下田のファインセーブ、リベロ桑原のカバーリングなど、必死の守りでゴールを割らせません。後半の後半からはサントス、久保に代えて服部、山根を投入し、このところサブに甘んじていた森保の指揮のもと、若い力で1点を守り切りました。終了を知らせる笛の音と共に、ここまで出たゲームは全て敗れていた下田は3度飛び上がって喜び、初のフル出場の大役を果たした金本は、涙を流しながら引き揚げてきたそうです。ゲーム内容、と言う点では今一つながら、苦しいチーム状態で若手の力で勝ちを収めた、と言うことは、今後の何にも代え難い財産になりそうです。


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