6/22〜6/28のサンフレッチェ日記


<97.6.28> 明日29日午前10時より、セカンドステージの7、8月のゲームの前売券が発売されます。7月30日の名古屋戦、8月2日の磐田戦、9日の浦和戦、20日の川崎戦、30日の市原戦の5試合で、会場は全てビッグアーチです。販売は、サンフレッチェVポイントの他、チケットぴあなどのプレイガイド、生協ひろしまやポプラの各店舗などです。


<97.6.28> 今朝の中国新聞によりますと、昨日サンフレッチェはビッグアーチで紅白戦を行い、主力組が3-0で若手組を圧倒したそうです。詳しくは中国新聞のホームページにも載っていると思いますが、主力組のメンバーはたぶんこんな感じだったようです。
      下田

   上村 桑原 小島

笛     金本    路木
   安部    山根

    高木  久保
(MFの配置については、全くの想像です。)主力組、とは言いながら、本来入るべきメンバーのうち前川、伊藤、森保、吉田、柳本らの名前が見えません。このうち何人かは怪我で大事をとってのことでしょうが、あとは高木や上村などの長期離脱からの復帰組や金本、安部などの若手を実戦で鍛える、と言う意図だったものと思います。このうち久保は2得点を上げて笑顔で引き揚げたそうですが、高木は「6割ぐらいの出来」と不満顔だったそうです。


<97.6.27> マレーシアで行われているワールドユースに出ている日本U-20代表は、決勝トーナメント初戦のオーストラリア戦を勝ち、前回に続いてベスト8に進出したそうですね。次の準々決勝の相手はガーナ。そしてこれに勝てば、準決勝はフランスとウルグアイの勝者との対戦。強敵と見られるブラジル、アルゼンチン、スペインが別のブロックに行ってしまったので、うまく行けば決勝でブラジルと対戦!と言うまるで「キャプテン翼」のような展開になりますね。ぜひリアルタイムで見たい、と思うのですが、なんとどこの局も放送権が無いそうで。権利があまりにも高かったのでどの局も買えなかった、と言うことらしいのですが、せめて準決勝からでもなんとかならないものでしょうか?


<97.6.27> 中国新聞社は、このたび深刻な観客減で経営的にも厳しい状態に陥っているサンフレッチェの問題を考えるため、サポーターの方々のご意見を募集しているそうです。そのご意見は、近く中国新聞スポーツ面に掲載が予定されている検証記事に反映される、とのこと。とくに中国新聞を購読できない方からのご意見を求めているとのこと。詳しくは、中国新聞のホームページをご覧下さい。


<97.6.26> 天皇杯予選の準決勝に進出したユースチームですが、7月20日はクラブ選手権の全国大会がある、と言うことでそちらに主力をそそぎ、準決勝の方は控え選手で臨むことになるようです。なんでも天皇杯予選の日程を決めたときには、ユースの全国大会の日程は決まっていなかった、とか。中国地方のユース年代では無敵のサンフですが、全国にはまだまだ強豪がたくさんいますので、そちらで腕試しをする、と言うのはまあしょうがないですね。


<97.6.26> 昨日「ネパール戦に注目」と書いた関係上その話題を続けますが、両サイドバックは昨日は名良橋、相馬でしたが、ちょっと評価できません。だって全然守備をしなくていいんだから。特に名良橋はどんどんスルーパスを受けて攻め上がっていましたので一見派手に活躍しているように見えましたが、守備に戻らなくていいんですからあんなもんでしょう。むしろ加茂監督が強調していた「サイドからの崩し」がほとんどできなかった、と言うところに問題を感じますね。FWのフィニッシュの悪さもありましたが、両サイドからのクロスに工夫がありませんでしたし、精度も悪かった。とは言え、そのへんのミスの多さはサイドだけの問題ではなく全体的に目立ちました。攻める気のないネパールとミス続出で攻めきれない日本、という展開は近来まれに見る質の悪いサッカーのゲーム。しかしまあ、W杯予選は勝つこと「だけ」が重要なので、そう言う意味でのみ評価できるといえるでしょう。


<97.6.25> 今日は、ついにと言うか何と言うか話題がな〜んにもありません。ここ数年では珍しいことに、日本代表にもU-20代表にもサンフからは誰も選ばれていないので。と言うことで、代表について一言。路木選手が候補に選ばれながらW杯予選メンバーから外れましたが、これはどうしてなんでしょうね?日韓戦での出来は、すばらしい!と言うほどでは無かったにしろそこそこのパフォーマンスは示していましたし、相馬を越えた、とは言いませんがバックアップには不可欠のメンバーだと思っていたのですが。最初怪我の具合が思わしくなく、代表合宿でもあまり良い動きができなかったんでしょうか?加茂監督は、相馬の調子も良さそうだし、いざとなれば中村も名良橋も左をできるからいいか、と思ったのかも知れませんが、しかしマカオ戦での右の名良橋、左の中村の両SBの動きを見る限り、問題大有り、と言う気がして仕方がありません。昨日あたりの練習では、きっとそのへんもきっちり詰めをして来ると思われますので、今日のネパール戦でどう修正してくるのか、見守りたいと思います。


<97.6.24> リハビリで別メニューでの調整だった高木選手が、昨日からチーム練習に合流したそうです。(今朝の中国新聞より。)10日から屋外トレーニングを再開し走り込み中心のメニューをこなしてきましたが、ようやく一歩前進です。日曜日にW杯予選のTV解説をしたため昨日の早朝に帰広しての練習参加だったそうで、一通りの練習はできたものの50%程度の力、とのこと。本格的な復帰は今週後半以降になりそうです。


<97.6.24> 今週の練習日程を載せるのを忘れていました。
  23日(月)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  24日(火)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
          14:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  25日(水)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  26日(木)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
          14:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  27日(金)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  28日(土)   10:30〜 トレーニング      会場:郷原グラウンド
  29日(日)       OFF


<97.6.23> 一昨日より行われていた天皇杯広島県予選に出場したユースチームは、ヤマコーFC、ルネス学園大竹を連破してベスト4に進出しました。ユース年代では頭抜けた力を持つ、と言われる同チームですが、社会人や専門学校生を破ったわけですからたいしたもんです。もし本選に進出すれば、Jリーグクラブのユースとしては初めての快挙ですね。ベスト4に残った他のチームは、本命と見られていたマツダSCを破った経大、昨年出場の広島教員、一昨年出場の広大、と強豪揃い。準決勝は7月20日に第一球技場で、ユースの相手は経大です。
【1回戦】
ルネス学園大竹 2-0 松永高
サンフレッチェ広島ユース 2-0 ヤマコーFC
広島経大 8-0 安古市高
マツダSC 3-0 福山平成大
修道大 2-0 広島フジタSC
広島大 6-0 広島市工高
NKK福山 2-1 福山大
広島教員 4-0 山陽高

【準々決勝】
広島大 1-1(PK11-10) 修道大
広島経大 3-2 マツダSC
広島教員 4-3 NKK福山
サンフレッチェ広島ユース 3-1 ルネス学園大竹


<97.6.22> 昨日のプレシーズンマッチガンバ大阪戦は、前半1点の先制されながらも後半4点をとって大逆転、若い選手には自信をつける結果となりました。
この試合、GKに前川が復帰し、スリーバックには桑原、伊藤、小島、ボランチに森保を入れ守備をレギュラーで固めましたが、笛、山根、金本、安部のMF、久保、大木のツートップと言う若手が攻撃を担う布陣でした。前半は意欲が空回りしたかミスが目立ち、20分にガンバの木山が退場して数的優位に立ったにも関わらずその後先制を許しました。しかし後半から中盤を支配し、ついに後半10分、金本からのパスを久保が左で受けてクロスを上げ、大木と交代で入っていた松永がスルー、そして安部に代わって入った廣池が同点ゴールを決める、と言う具合に平均年令19.5歳の若い力での同点劇を見せてくれます。これで緊張がとれたのか、19分には山根のFKがどんぴしゃで久保の頭に合って勝ち越し。更に久保がDFのクリアミスに付け込んで3点目を奪うと4点目は金本が決め、結局4対1で勝利を上げました。終盤には岩村、影山、安武を使うなど、エムボマ抜きとは言えほとんどレギュラークラスが出ていたガンバを練習台にさせてもらった格好。7月のリーグ再開に向けて楽しみが増えました。


<97.6.22> 新外国人選手クルークの会見が、20日郷原グラウンドで行われました。ここではまず今西総監督が、「第2ステージで優勝争いに絡むため、MF中央でパスを受け、出せる選手が必要だった」と経緯を説明、続いてクルークが「11年間同じチームですごし、新しいチャレンジがしたかった」「日本の情報はテレビや清水のボウエンから聞いていた」と、移籍を選んだ理由を説明しました。セールスポイントは「前線へパスを出せること」で、「勝利を挙げることが最大の目標。イングランドでの経験を広島でいかしたい」と決意を述べました。トムソン監督は「英国在住のオーストラリア選手やコーチから推薦を受けた」とクルークを選んだ理由を述べ、「守りと攻めの中間で周囲に指示を出せる選手であり、特にFWへのパスは武器になる」と期待の言葉を語りました。年俸は推定で2800万円。背番号は35になったそうです。
クルークの契約が神戸のラウドルップのアヤックスへの移籍と同じ日だったためかマスコミの扱いが小さいのがちょっとなんですね。まあ、元イングランド代表、と言ってもA代表に選ばれたのは1回だけでそれも試合が中止になっており、あとはB代表に3回選出、1回出場ですから話題性があんまり無いのがつらいところ。某SD誌あたりにはまた、「地味な広島が地味な選手を補強した」なんて書かれるんじゃないかと思いますが、どんなにビッグネームでもチームにフィットしなければしょうがないわけです。今のサンフの弱点である中盤のパッサーを取った、と言うのは良い選択だと思いますし、ベテラン選手なので若い選手達が得るところも大きいでしょう。また、大きなFWをトップに据える戦術をとるイングランドの選手、と言うところもサンフのスタイルに合いそうな気もしますし。早くゲームで見てみたいものですね。


 SANFRECCE Diaryトップページに戻る