6/29〜7/5のサンフレッチェ日記


<97.7.5> 続いて今朝の中国新聞から。ツートップは高木と久保になりそう、また攻撃的MFとして山根が起用されそう、とのことです。(詳しくは、中国新聞ホームページをご覧下さい。)この1ヶ月で、山根、笛、久保、金本、安部の成長が著しいとのこと。この中で笛選手は、「期待の若手」と言うよりはむしろ、右WBを務めながらも下がりっぱなしで、ずっとサポーターの期待を裏切ってきたような印象ですが、中国新聞のホームページの昨日の記事(これは本紙には載っていなかった話題です)によると、笛選手は昨年末に手術したスポーツヘルニアの患部の状態が良くなく、違和感と痛みがずっと続いていたらしいです。しかしこれもすっかり良くなり、先日の紅白戦では右サイドに切れ込んでゴールライン際からファーサイドの久保へ鋭いクロスを上げたとのことで、トムソン監督も「上げるタイミング、質ともに完璧だった。笛は一時期のスランプを完全に脱した」と語ったそうです。広島地方は今日はやや雲が多いながら雨は無さそう、とのことですし、広島近辺の人はぜひビッグアーチへ!他のスタジアムより30分早い6時半キックオフです。


<97.7.4> 今朝の中国新聞に故障者の復帰の様子が載っていましたが、これまでここでお伝えしたこととほとんど同じのようです。まず高木選手ですが、練習は通常のメニューで行っているものの違和感がある、とのことで無理はしないのではないかとの観測です。一方上村選手は練習でも積極的で、「戦術的なものは理解できた。あとは監督が選んでくれるかどうかの問題」と語っていたそうです。上村のストッパーとしての強さとセットプレーでのヘディングは強力な武器ですので、出場してくれることは私も待ち望んでいますが、しかしここまで安定している伊藤、小島の両ストッパーに変えるかどうか?たぶん、最初はサブとしての登録で、試合途中での登場も有る、と言うパターンだと私は見ていますが。更に前川ももうスローイングの不安はないそうです。その他、この1カ月での若手の成長が目覚ましく、久保は絶好調、路木、笛、山根、金本も調子が良いとのこと。外国人抜きで戦わなければならないセレッソ戦ですが、若手の激しいポジション争いが良い結果をもたらすかも知れません。


<97.7.3> 昨日のセレッソ戦のメンバー予想に入れていた選手のうち、伊藤、森保、吉田の3選手については先日の紅白戦のレギュラー組の中に入っていなかったので「どうしたんだろう」とちょっと心配していたのですが、郷原に練習を見に行った人の話によるとそれぞれ足などを痛めて別メニューの調整をしていたそうです。「非常に悪い」と言う程ではなく、セレッソ戦には間に合うのではないか、と言うことですので一応安心なのですが、しかし休養と練習の1ヶ月の間にレギュラー選手が3人も怪我をする、と言うのはいったいどういうことなのでしょう?自己管理がなっていない?しかし3人とももうベテラン、と呼んでいいような選手です。ここでは私は何度も言っているのですが、やはり専門のフィジコがいないのが響いているような気がしてならないのですが。


<97.7.2> 一昨日から始まった中国新聞の特集記事はたった2回で終わってしまったのですが、昨日の「下」では先日紹介したネットワーク経由などでの意見集約を元にした記事となっていました。その中で圧倒的だったのはビッグアーチへのアクセスへの不満の声が多かった、と言うことだそうです。そもそも集まった意見には「観戦経験無し」「最近は行かなくなった」が多かったそうで、最近車で行けるようになったことなど改善された点については知らずに言っているのかも知れませんし、特にブーム時にさんざんな思いを味わった人がその経験を引きずっているのかも知れません。しかしそういう点を差し引いても、やはり根本的な解決にはなっておらず観客動員のネックになっているのは間違いないところです。私自身、観戦のときは家族連れで行くので、駐車場ができてからは観戦の機会がずいぶん増えています。しかし、現在の駐車場周辺のアクセスは今の観客数だからなんとかなっている、と言う側面も有るでしょうし、やはり「ぶらっと見に行ける」市民球場のようなロケーションがベターだと思います。それから、記事にも有りましたし私も意見を寄せたのですが、ビッグアーチが陸上競技場である、と言う点もまた不満の多いところですね。ビッグアーチはスタンドが寝ているので、自由席に座るとピッチが遠くて選手やボールが豆粒のようにしか見えません。幸か不幸か「W杯の呪縛」はありませんし、なんとかアクセスの良い街の中に、1万5千人規模ぐらいの屋根付きの専用スタジアムが欲しいところ。それなら、例え観客が現在並の入りでも十分盛り上がることができるのですが。


<97.7.2>ちょっと早いのですが、「恒例」のメンバー予想をしてみます。怪我人の状況ですが、前川選手はガンバ戦にも出ていたのでたぶん大丈夫、高木選手は本人がまだ不安を抱えているようで五分五分の状態、柳本選手はまだ少しかかる、と言うところのようです。また上村選手の状態はかなり戻って来ているようで、監督次第では起用もありうるとのこと。外国人選手は、アーノルド、ポポビッチは豪州代表の試合のため出場できません。と言うことで、現状でのメンバーを考えてみますと、
       前川
        
   伊藤  桑原  小島
   
 笛      森保   路木
     吉田
          服部
    山根  
        久保

SUB:下田、上村、金本、安部、廣池
と言う感じかなぁ。また清水戦や福岡戦のように「守って、守ってカウンター」と言うゲーム展開にならざるを得ないかも知れませんが、それでもなんとかなるのではないでしょうか?


<97.7.2> 中断前までの出場選手の記録をまとめました。

位置

選手

●磐

●柏

◎浦

◎G

◎川

◎京

●市

●平

●M

◎清

◎福

 C

 神

 鹿

 名

 F

出場時間

GK

前川和也

--

--

--

--

600

下田 崇

sub

sub

sub

sub

sub

sub

○Y

370

山口哲治

sub

sub

--

--

--

--

--

--

--

sub

sub

DF

ポポビッチ

○Y

--

--

○Y

--

--

639

伊藤哲也

1015

小島光顕

1015

影山貴志

--

--

--

--

--

--

--

sub

--

--

--

安武 亨

--

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

--

MF

柳本啓成

--

--

--

736

桑原裕義

○Y

1015

路木龍次

○Y

○Y

1000

森保 一

sub

△Y

sub

520

服部公太

sub

sub

sub

sub

sub

sub

sub

--

97

吉田康弘

○Y

920

笛 真人

sub

sub

sub

--

sub

--

--

173

金本圭太

--

--

--

sub

--

sub

sub

sub

sub

sub

90

安部雄大

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

sub

sub

山根 巌

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

31

サントス

--

--

△Y

○Y

--

603

盧 廷潤

--

--

--

--

--

539

久保竜彦

○Y

523

FW

高木琢也

--

--

753

アーノルド

--

--

--

--

--

481

◎90分勝利 ☆Vゴール勝ち □PK勝ち ●敗戦

○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー

Yイエローカード


<97.7.1> 先日、中国新聞がご意見募集をしている、とお知らせしましたが、これは昨日で一応終了したようで今朝から件の特集が始まりました。題して「続 サンフレもう一つの戦い」。詳しくは、ぜひ中国新聞本紙で読んで頂きたい(ホームページには出ていなかったようです)のですが、今日の見出しを並べますと「増えない観客数」「頼みの後援組織頭打ち」「『市民株主』の導入検討」と言う具合。6月20日に開かれた株主総会では、昨年単年度で6億円の赤字が出て、累積で7億円の赤字が出たと報告された、とか、観客数は94年から1試合平均18000人→11700人→8000人と減少の一途をたどり、今季はここまで5700人だった、とか、今年発足した後援会や「5万人の会」は2千数百の会員数にとどまっており期待外れだ、とか厳しい数字が具体的に並んでいてなかなかシビアな状況が浮き彫りにされています。とりわけ後援会、5万人の会、ファンクラブを合わせても8千人程度で、浦和のサポーター3〜4万人や鹿島、清水、名古屋などの2万人規模に比べると少ない、と言うのが観客動員にも陰を落としているようです。記事にも有りましたが、ブームのときに手を打たず、後手後手の対応になってしまったのがこのような事態を招いた原因ではないか、と思われます。4月に浦和のホームゲームに行って、噂の「マッチデープログラム」を買ってみたのですが、非常に充実した内容に驚きました。はっきり言って、広島のファンクラブ会員にたまに配られる「assist」より数倍の充実ぶり。こういうものを、開幕当初からずっと作っていたことに象徴されるフロントの努力が、今の浦和の盛況を支えているのでしょう。サンフレッチェが観客対策を始めたのは、ようやく昨年あたりから。それもはっきりと下り坂が見えてきてからです。やらないよりはましでしょうが、効果が出るまではおそらく数年はかかるのではないでしょうか?私は、世界で一番人気のあるスポーツであるサッカーが、このまま日本で廃れていく、とは思いませんが、逆にJリーグ開幕当初の異常な人気が戻ってくるとも思いません。「百年構想」と言われるように、数年、数十年単位の長いスパンで、サッカーが日本の文化として定着するかどうか、の問題でしょう。サンフレッチェの「もう一つの戦い」はまだ始まったばかりだと思います。


<97.6.30> W杯オセアニア地区予選は28日、プレーオフ第一戦をニュージーランドのオークランドで行い、オーストラリア代表が3-0でニュージーランドを破りました。アーノルドはFWとして先発しましたが得点は無し。ポポビッチは出場しなかったそうですが、これが怪我の後遺症なのか、ちょっと心配ですね。


<97.6.30> 中国地域リーグ第7節の結果です。天皇杯予選では広経大に敗れてしまったマツダSCですが、こちらでは首位独走です。
マツダSC  3|2-2|2 広島フジタSC
(7勝  )   |1-0|  (2勝5敗)

ヤマコーFC 2|2-1|2 NKK福山 
(3勝4敗)   |0-1|  (3勝4敗)
       PK|4-3|

三菱石油   2|2-0|1 山口教員
(4勝3敗)   |0-1|  (2勝5敗)

三菱自工   5|2-0|0 広島教員
(4勝3敗)   |3-0|  (3勝4敗)


<97.6.29> 昨日京都で行われたサテライトのチャレンジャーシリーズ第一戦では、サンフは1対3(前半1対2)で敗れました。サンフの得点者は大木。7月6日に行われるサテライトの準決勝ジュビロ戦へ向けて不安を残す結果となりました。


<97.6.29> 現在発売中の「Number 421号」に高木選手のインタビューが掲載されているそうです。プロレス特集だったので私も見ていなかったのですが、W杯への思いなど語られているとか。今度の水曜日ぐらいまで書店に置いてあるはずですので、まだの方はぜひ。


<97.6.29> ビッグアーチで行われる7月5日のJリーグ再開第一戦、セレッソ大阪戦の試合前16:30〜17:45の間に、「第3回ふれあいサッカー教室」が行われます。内容は、サンフレッチェのコーチ、若手選手と小学生が一緒にプレーするミニサッカー大会と女性の参加者と行うPK大会。第2球技場で15:30から受付開始されます。


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