7/6〜7/12のサンフレッチェ日記


<97.7.12> 今朝の中国新聞によりますと、吉田選手は発熱のため出場は難しい、とのこと。トムソン監督は、「守備的MFには桑原を、左WBには服部を入れる」と語ったそうで、桑原は3節連続で違うポジションになる、とのことですが、してみると神戸戦は攻撃的MFに入っていたんでしょうか?中国新聞の小笠記者によれば路木は左MFに位置に入れる、と言うことで、まとめると次の様な布陣になると思われます。
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
    
  笛    桑原    服部
            
   山根      路木
    
    アーノルド 高木

 SUB:下田、上村、金本、安部、大木
しかし、今日の広島地方は朝から相変わらずのひどい雨。高速道路やJRも各地で通行止めになっており、果たしてゲームができるのかどうか、観客が入るのかどうか心配です。


<97.7.11> 明日は優勝争いに絡む鹿島戦。このところ4連勝している割には、マスコミには半分無視されているサンフですが、ここで鹿島を破って存在を示したいところ。広島地方は今週になってから雨ばかりで、週末の予報も思わしくありません。ただでさえ荒れ気味のビッグアーチのピッチはますます「不良」となり、得意の(?)中盤を省略したサッカーの大盤振る舞いかも?(涙)

と言うことでメンバーの予想です。今節はイエロー3枚の蓄積で森保と久保が出れません。吉田、路木の状態が不明ですが、ここは多少無理をしてでも出てもらうしかないのでは?まだ、かすかながら(サンフ全勝、フリエ全敗で得失点差に持ち込める)優勝の可能性も残っているわけですし。もっとも個人的な希望を言えば、怪我をしている選手には無理はして欲しくないんですが。

       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
    
     吉田  桑原
  笛          路木
       山根
   
   アーノルド 高木

 SUB:下田、上村、金本、安部、大木
路木の状態が悪ければ服部、吉田が悪ければ安部か金本の起用になるでしょう。どういうメンバーで行くにしろ、鹿島に勝とうと思ったら前々節のマリノスのようにまともに行ってはだめでしょう。(4月下旬のサンフだったらそんなことないけど。)前節の清水のように、守って守って「一発」に賭けましょう。幸いこのところそんなゲームばかりしているので、サンフのイレブンにはそう難しくないんじゃないでしょうか(^_^;;)


<97.7.11> 好評の「ふれあいサッカー教室」は、今後も土曜日のホームゲームの前に継続して開かれるそうです。次回は7月19日。(あれ、あしたは無いのかな?)16:30から広域公園第2球技場で、「親子ふれあいサッカー教室」「ミニサッカー大会」「PK大会」が行われます。小学生対象のミニサッカー大会、女性対象のPK大会は以前通りですが、今回から「親子」が始まります。これは小学校1〜3年生と親子のペア30組がサンフのコーチ、若手選手と一緒にプレーする、と言うもの。これまで成人男性が参加する企画がなくて私自身つまらなかったのですが、これで次の楽しみができました。


<97.7.10> 昨日の神戸戦は、高木のVゴールで勝って連勝を4に伸ばしました。メンバーは次の様だったと思われます。
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
    
     桑原  森保(→76分安部)
  笛          服部
       山根(→60分久保)

   アーノルド 高木
ゲームは、中国新聞の小笠記者の筆によると「両SBの積極的な攻撃参加から好機を作ろうとした神戸と、その神戸SBを抑えるために前線に上がれない広島WB。この状態は試合の最後まで延々と続くことになる。」と言うことだったそうで、前節も中盤がスカスカだったことを考えるとなんとなく想像できる展開です。しかし、信頼できる攻撃的MFが居ない状態では、こう言う組み立て方も仕方がないのかも。「知将」トムソンのことですから、現有戦力でできることはこれしか無い、と言う戦術なのでしょうか。特に現在のチームは守備の安定によって勝ち抜いてきたと言う面が大きいわけです。昨日も相手のエース永島を伊藤が完封(シュートがたったの1本だった)し、久々の出場だったポポビッチが「(思い切り攻め上がることができたのは)小島と伊藤の安定感が以前よりも増していたからこそ」と2人をたたえていたそうです。せっかく上村が戻ってきているのに使うところがない、と言うほどですからね。華麗な中盤による華麗なサッカー、には程遠い今のサンフですが、これも故障者がみんな戻り、若手がもう一段レベルアップするまで、と我慢するしか無いのでしょうか?
Vゴールを生んだPKは、ゴール前のクリアミスを素早く拾った久保が突破したところを内藤直樹が後ろからチャージして倒したもので、これを高木が決めました。昨日は途中出場だった久保ですが、高木とのコンビがなかなか良いようで、高木は「まだ本調子じゃない分を、タツに助けてもらっている」と言い、久保は「僕が動くスペースを作ってくれる。本当にやりやすい」とお互いをたたえていたようです。しかし、この久保は昨日とうとう通算3枚目のイエローをもらってしまい、次の鹿島戦には出れないことに。これまで曲がりなりにも全試合出場してきて著しい成長を見せてきましたが、大事なゲームに出れない、と言うのは全くもって残念です。


<97.7.9> アーノルド、ポポビッチの2人は来日して昨日は練習にも参加していたようですのでいるので出場できますが、路木はセレッソ戦での捻挫のため欠場、また吉田も状態が悪く微妙だそうです。と言うことでメンバーは、
       前川
       
   伊藤 ポポビッチ 小島
    
     桑原  森保
  笛          服部
         久保
   アーノルド
        高木

 SUB:下田、上村、金本、安部、山根
となるものと思われます。神戸はこのところ好調で、得点王永島、新星矢野マイケルなど見どころが沢山あるのですが、残念ながら広島での中継は有りません。


<97.7.9> 第13節までの出場選手の記録です。

位置

選手

●磐

●柏

◎浦

◎G

◎川

◎京

●市

●平

●M

◎清

◎福

□C

 神

 鹿

 名

 F

出場時間

GK

前川和也

--

--

--

--

720

下田 崇

sub

sub

sub

sub

sub

sub

○Y

sub

370

山口哲治

sub

sub

--

--

--

--

--

--

--

sub

sub

--

DF

ポポビッチ

○Y

--

--

○Y

--

--

--

639

伊藤哲也

1135

小島光顕

1135

影山貴志

--

--

--

--

--

--

--

sub

--

--

--

--

上村健一

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

安武 亨

--

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

--

--

MF

柳本啓成

--

--

--

--

736

桑原裕義

○Y

○Y

1135

路木龍次

○Y

○Y

1120

森保 一

sub

△Y

sub

○Y

640

服部公太

sub

sub

sub

sub

sub

sub

sub

--

--

97

吉田康弘

○Y

984

笛 真人

sub

sub

sub

--

sub

--

--

293

金本圭太

--

--

--

sub

--

sub

sub

sub

sub

sub

126

安部雄大

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

sub

sub

△Y

56

山根 巌

--

--

--

--

--

--

--

--

sub

115

サントス

--

--

△Y

○Y

--

603

盧 廷潤

--

--

--

--

--

--

539

久保竜彦

○Y

○Y

643

FW

高木琢也

--

--

843

アーノルド

--

--

--

--

--

--

481

大木 勉

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

30

◎90分勝利 ☆Vゴール勝ち □PK勝ち ●敗戦

○フル出場 ▽途中交代 △途中出場 ▼途中退場 ×出場停止 --登録無し sub控えメンバー

Yイエローカード


<97.7.8> セレッソ戦で退席処分を受けたトムソン監督は、1試合のベンチ入り禁止処分を受けました。明日の神戸戦はスタンドから観戦、と言うラグビーのような状態になるのでしょうか?


<97.7.8> 路木選手は昨日広島市内の病院で診察を受け、左足首のねんざと診断されたそうです。これで神戸戦の出場はできそうにありませんが、症状は軽いので土曜日の鹿島戦には復帰できるのではないか、とのことです。先日のセレッソ戦では動きに精彩が無かった、とのことですが、やはり怪我では仕方が有りませんね。


<97.7.8> アーノルド、ポポビッチが参加している豪州代表は6日のW杯オセアニア地区予選最終戦をニュージーランドと戦い、アーノルドのゴールなどで2対0で下しアジア4位とのプレーオフに駒を進めました。


<97.7.7> 昨日磐田スタジアムで行われたサテライトの準決勝は、残念ながら0対4で敗れました。サンフレッチェの先発は、GK:下田、 DF:上村、影山、川島、 MF:岩村、安武、若井、服部、 FW:大木、松永、 と、昨日のセレッソ戦との掛け持ち(ただしサブ)が多いメンバーでした。ゲームは中盤を磐田に支配され、DFは良く頑張ったもののだいたいやむを得ない失点だったそうです。4月、5月のリーグ戦では山根、金本などが活躍しての予選通過でしたが、彼らがトップに合流して戦力が低下した、と言うことなので敗戦はいたしかたがないところでしょうか。


<97.7.7> 昨日の中国地域リーグ第8節の結果です。
マツダSC   3|1-0|1 NKK福山
(8勝  )    |2-1|  (3勝5敗)

広島フジタSC 5|2-1|1 ヤマコーFC  
(3勝5敗)    |3-0|  (3勝5敗)

広島教員    1|0-1|1 三菱石油
(4勝4敗)    |1-0|  (4勝4敗)
        PK|4-1|

三菱自工    5|2-1|1 山口教員
(5勝3敗)    |3-0|  (2勝6敗)
マツダは後半1-1に追いつかれた後篠原、牧野の連続ゴールでNKK福山を突き放して独走の8連勝です。また、今季は2位までが地域リーグ決勝大会に出場できるため注目される2位争いは、三菱自工が長見のハットトリックなどで2戦連続の大量得点で3連勝で、抜け出しそうな気配です。


<97.7.6> 昨日のセレッソ戦は、PK戦にもつれ込んだものの最後は前川の活躍で制し、3連勝で7位に順位を上げました。
サンフのメンバーは、GKに前川、DFに桑原、伊藤、小島、MFに笛、吉田(後半19分安部)、森保、山根(後半39分金本)、路木を配し、トップに久保と高木(延長0分大木)を並べる布陣。怪我の不安が抜けない高木はトムソン監督と「できる範囲でプレーする」と言う点で合意した上での出場でしたが、やはり高木がいると違うようです。DFのマークが集中するためその分久保のスペースができるばかりか、逆転された後にはきっちり自ら同点ゴールを決めるなど、「8割程度の動き」で90分動いて「自信になった」と言うことでした。
また、その他ではやはり前川。セレッソの攻撃にまさに「生きている壁」状態で立ちはだかりスーパーセーブの連発で、Vゴール負けのピンチも2度防いだそうです。しかし真骨頂を見せたのはやはりPK戦に入ってから。抜群の読みで一人目、二人目をセーブし、3、4人目には決められたものの最後のキッカーをまたもや抑え、1人で勝利を演出した格好でした。前の2戦では下田が良いところを見せたため「もう前川の時代は終わりか」などと心配しましたが、やはり前川は前川。驚異的な集中力とすさまじいばかりの気迫で、1人でゲームを勝ちに持っていった感じです。
その他、ドリブルでの3人抜きなどをしばしば見せた(らしい)久保、しつこい守り、ドリブルやミドルシュート、得点に繋がったコーナーキックなどで貢献した山根、1点目の鮮やかなミドルシュートを決めた吉田、高木のゴールを呼んだ好クロスを上げた笛など「脇役」たちがそれぞれ良い働きを見せ、外国人不在や主力の未復調でまだまだ不十分な戦力の中での総力での勝利でした。トムソン監督は「そんな状態でも助け合い、成長した選手達を嬉しく思う」とのコメントを残したそうで、今できる精一杯のことをした、と言うことかも知れません。イエローカードが4枚も出たこと、トムソン監督が抗議で退席になったこと、など、あるサポーターの方によれば「とんでもなくレベルの低いひどいゲーム」ではあったようですが、こういうパターンでも勝てる、と言うところが昨年との違いと言えるかもしれません。


<97.7.6> 昨年限りでサンフレッチェを退団したヤンセン監督ですが、スコットランドのプレミアリーグのグラスゴー・セルティックの監督に就任することが決まったそうです。「大きなクラブからのオファーを待っていた。チームを高いレベルに戻したい」と語っていたとのことです。


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