8/10〜8/16のサンフレッチェ日記


<97.8.16> 今日はガンバとの試合。ガンバはエムボマがW杯予選のため欠場します。サンフは、今度は両膝を痛めた小島が無理をせず欠場するそうです。(今朝の中国新聞による。)一方、「右第3腰椎突起亀裂骨折」の山根選手はコルセットを巻いた状態で復帰する、と言うことですが、将来のある選手なのであまり無理して欲しくないところです。と言うことで、中国新聞の小笠記者の予想を元にメンバーを予想してみますと、
       前川
       
   伊藤 クルーク 桑原

     安部  森保
  笛         路木
     吉田  久保
     
       高木

SUB:下田、金本、服部、山根、大木
と言うことになりそうです。高木選手によると「ここ数試合の逆転負けは前半の飛ばしすぎが一因」だそうですが、先制した後守りに入ってしまう、と言う消極的な試合展開が多いので、どんどん点を取りに行くサッカーをして欲しいように思います。


<97.8.15> サテライトのチャレンジャーズリーグ第4節は福岡に2対1(前半1-1)(得点:【広】安部、松永、【福】生津)と、また第5節はガンバ大阪に2対0(前半1-0)(得点:【広】松永、大木)と2連勝を飾りました。


<97.8.15> 韓国の大倫高校を招いて行われた平和祈念サッカーの初戦に登場したサンフユースチームは、前半1-1で折り返したあと後半に秋元のゴールで勝ち越し、その後も攻勢に出ながらも追加点が奪えず、逆に同点ゴールを許してしまい結局2-2で引き分けました。サンフレッチェの得点者は河野と秋元、大倫高の得点は都在俊と権仁大。なお、第2戦は高校総体代表の広島山陽が2対1で逆転勝ちしています。第3戦は今日15日に広島選抜(国体少年の部代表候補)が対戦。このチームにはサンフユースからも6人選出されています。


<97.8.15> U-15日本代表にサンフレッチェの流田選手が選ばれました。


<97.8.15> 福島県のJヴィレッジで行われているU-15クラブ選手権に出場しているサンフレッチェジュニアユースは、Aグループでの初戦、ロクFCに3対2(前半1-1)で、第2戦で城内FCに3対0(前半1-0)で勝ち、3試合目にヴォルティス徳島に2対3(前半1-2)で敗れたものの決勝トーナメントに進出しました。なおもう一つの中国地域代表のフジタSS広島は、ガンバ大阪に0対5(前半0-5)、三菱養和SCに0対3(前半0-2)、サガン鳥栖に1対1(前半0-1)の1分け2敗に終りました。


<97.8.15> 21日から23日にかけて、もみのき森林公園で「サマーキャンプ」が行われます。対象は小学校5、6年生で、球団の方針の「豊かな人間性の育成」に沿って野外活動を通してチームワークなどを養おう、というもの。サッカーの技術指導は行いません。参加希望者ははがきに氏名、住所、電話番号、生年月日、チーム名、緊急連絡先、保護者署名、押印の上、〒730広島市中区中町8-18広島クリスタルプラザ4F サンフレッチェ広島サマーキャンプ係までお申し込み下さい。お問い合わせは030-17-62513まで。


<97.8.15> 明後日17日(日)午後2時から3時まで、紙屋町のデオデオ本店1F特設ステージでサイン会を行います。参加するのは吉田、伊藤、桑原の3選手で、先着順に持ってきたものにサインをしてくれる、とのこと。レプリカやフラッグなどを持っている人は持参しましょう。午前10時より正面玄関で整理券を配布するそうです。


<97.8.15> 少し古いニュースですが、スポーツヘルニアと恥骨結合炎で5月29日に手術し、リハビリを続けている柳本選手が、8月5日よりグラウンドでのトレーニングを再開している、とのことです。その後の様子は今のところ不明ですが、前回復帰を焦って悪化させているので今回は無理はせずじっくり直すのでは無いでしょうか?柳本不在で右WB/SBの弱さを露呈している代表とサンフレッチェにとっては一日も早い復帰が望まれるところですが...


<97.8.15> ジュビロ戦で負傷し再検査をした上村選手ですが、前十字じん帯部分断裂と言うことで、手術はせず1カ月間の保存療法を行い、復帰まで3カ月かかる、と言うことで2nd stage中の出場は絶望的になりました。早くても12月の天皇杯になる模様。あれだけ復帰まで苦労して、やっと出られたと思ったらまた怪我。本人の心中はいかばかりでしょうか?それにしても今年は、怪我が多い、というだけでなく、復帰しながらまたリタイヤ、と言うパターンが多すぎます。特に気をつけなければならない怪我上がりの選手がまた痛める、と言うところに、専門のスタッフの不足、あるいは力の無さが示されているのではないか、と思います。


<97.8.15> 今後の試合と練習の日程を、プレスリリースからお知らせします。
  16(土) 19:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第5節
            ガンバ大阪戦        会場:万博記念競技場
  17(日) OFF
      15:00 〜 サテライトチーム チャレンジャーズリーグ第6節
            京都パープルサンガ戦  会場:八日市総合グラウンド
  18(月) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  19(火) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  20(水) 19:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第6節
            ヴェルディ川崎戦      会場:広島ビッグアーチ
  21(木) OFF
  22(金) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  23(土) 19:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第7節
            京都パープルサンガ戦    会場:西京極陸上競技場
  24(日) OFF
      14:00 〜 サテライトチーム チャレンジャーズリーグ第7節
            セレッソ大阪戦    会場:ヤンマー瀬田グラウンド


<97.8.14> このところ出張で広島を離れており、ネットワークに接続しにくい環境にあったためこの「日記」が滞っていて失礼しました。今日帰ってきましたので、今後はまた毎日のアップデートをしていきます。
さて、昨日の日本代表のブラジルとの試合は0対3の完敗。数日前にW杯予選のライバル韓国代表が1対2と善戦していただけに、「大ショックの結果」「予選突破に赤信号」の論調が一般的なようです。私も昨日から今日にかけてテレビとビデオで観戦しましたが、ブラジル代表とのレベル差は歴然で日本代表の技術の低さ、戦術的な甘さがクローズアップされてしまってそのように評価されるのは当然だろう、と思います。特に、前半はカズ以外の選手がほとんど全員引いて守ってなおかつ1点取られ、後半は攻めに出ながら隙を突かれて2失点、とこのゲームに対する「ゲームプラン」が分かりにくい結果だったことが不満の残る原因のように思います。守るなら守る、プレスに行くなら行くで徹底した戦術を展開して結果を出してくれることが、サポーターには分かりやすい訳ですから。ただ、私が思うに加茂監督にとってはこのゲームは練習のために最大限活用すべきものだった、と考えたいと思います。今回、突然予選日程が変わって1カ月以上早い開始となり、強化スケジュールが全てやり直しになった、と言う事情を考えると、1試合でも多くテストをしたいところでしょうから。まず前半は攻撃力が強いチームに対して3バック、1トップでいかに守りきってカウンターに賭けるか、と言うテストを行い、後半はカウンターの鋭いチームにリードを許した場面でどのように攻めるか、と言うテストをしたと考えれば分からないでもありません。結果的には成功したとは言えないかも知れませんが、しかしアジアの他の国はブラジル代表とは違います。攻撃力が強いチーム、と言ってもマークすべきなのは1人か2人。ブラジルのロナウド、アンデルソンのツートップはきっちり押さえたことを考えると、むしろ守りきれる、と言う自信が付いた、と言えるのではないでしょうか?攻撃についても、チャンスはそれなりに作りましたし、アジア相手ならなんとかなると信じます。(このへんについてはちょっと甘いかな?)とにかく今、もし韓国に上を行かれていたとしても、トップコンディションで長丁場の2カ月の予選を戦えるわけではありません。最終的には層の厚さや協会のサポート体制などを含めた総合力の勝負です。予選の突破には全く関係ない親善試合の結果で一喜一憂する必要は無い!と断言してしまいましょう。
ところで、サンフから久しぶりに代表に合流した高木、路木の両選手は後半25分あたりからの交代出場でした。勝負の行方がだいたい決まり、ブラジル代表もややスローダウンしたところでの登場だったのであまり参考にはならないかも知れませんが一応感想を。路木選手は、最初はかなり遠慮気味でしたね。たぶん、あまり持ちすぎないように、と言う指示が出ていたのだと思いますが、得意のサイドを抜くドリブル突破が全くありませんでした。ただブラジルのマークもかなりルーズだったので徐々に持ち味を発揮し、ワンツーからライン際に抜け出しての低いセンタリングなどを見せてくれました。逆に高木選手は終始今一つ。ハイボールを競り合う場面がほとんどなく足技で勝負をしなければならない場面ばかりで、もう一つぱっとしたところを見せられませんでした。当たりの強さでもブラジル相手ではなかなか勝てませんでしたし。まあ、だから予選で役に立たない、と言うことは全然無いとは思いますが...


<97.8.11> 8月9日(土)の2nd stage第4節浦和との対戦は、幸運なゴールで先制したものの、後半立て続けに失点して逆転を許し3連敗となりました。サンフレッチェのメンバーは、前節と同じようにクルークをリベロに入れ、高木をワントップとしたもので、次のような感じだったと思われます。
       前川
       
   伊藤 クルーク 小島

     桑原  森保
  笛  (→安部)   路木
     吉田  久保
     (→大木)
       高木

SUB:下田、金本、服部、安部、大木
芝生は相変わらず不良、その上ピッチは水を含み風が強い、と言う悪コンディションの中ではなかなか思うようなサッカーができないのは仕方がないか。前半22分にレッズDFのバックパスがGKの前でイレギュラーしてゴールインする、と言う信じられないような幸運で先制すると、前節同様守備を固めて逃げきりを図ります。しかしこれもまた前節同様、微妙な判定(この試合はオフサイドぎりぎり)で同点にされるとすぐさま勝ち越しを許してしまいます。結局、終了間際に攻撃的な布陣に変えて攻勢に出るも追いつけない、と言う展開も同様で、2試合連続の逆転負けとなってしまいました。


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