8/3〜8/9のサンフレッチェ日記


<97.8.8> 昨日発表されたブラジル戦に向けての日本代表に、高木選手と路木選手が選ばれました。高木選手は怪我のため外れていたもので、当然の復帰といえるでしょう。また路木選手は韓国戦で先発しながらその後外されてきたので、加茂戦術に合わないのか、と少し心配しましたが、そうではなかったか?6月の代表戦では相馬選手が下がった後の左サイドの控えがおらず、本来右サイドの中村選手が回っていましたが、今回は彼も怪我、ということでの復帰なのかな?このところチームでの路木選手は、切れがもう一つ、と言う感じのようですが、ブラジル戦、と言えば昨年のオリンピックを思い出しますよね。また左サイドからのアーリークロス(別名路木スペシャル)で世界最強チームにひと泡ふかせてほしいものです。


<97.8.8> 明日はレッズ戦ですが、現在出張中につき材料不足ですので、メンバー予想は休ませていただきます。


<97.8.7> 昨日の柏戦は、良い展開を見せながら最後は力負けし、1対2で敗れました。メンバーは次のようにクルークをリベロに入れ、桑原、森保のドイスボランチ、高木のワントップ。
       前川
       
   伊藤 クルーク 小島

     桑原  森保
  笛  (→大木)   路木
(→安部)吉田  久保  (→服部)
 
       高木

SUB:下田、金本、服部、安部、大木
苦肉の策の布陣ではありましたが、しかし立ち上がりから良く機能しゲームを支配します。早くも5分にはクルークからの鋭いFKがゴール前の久保に合い先制。その後は高木が渡辺のハードマークもあってなかなかシュートまで持ち込めませんが、しかし先制点をしっかり守る、というアウェイの戦いができて、ついには柏のサポーターのブーイングも。しかしここから盛り返す力があるのがやはり優勝候補チームか。後半から酒井が投入されると一気に柏のペースになってしまい、59分にはPKで、また78分にはフリーの加藤望に蹴り込まれ逆転を許します。最後は大木、安部、服部と次々と選手を投入して反撃を試みましたが及ばず、そのまま敗れました。しかし主力選手6人を欠きながら、しかも前節でひどいゲームをしながらなんとか形を作れた、というところに今後の希望が見い出せそうです。


<97.8.6> 今朝の中国新聞によると、上村、山根両選手が故障で戦列を離れるそうです。一方、椎間板ヘルニアの手術を受けていた盧選手は昨日の練習よりトップチームのミニゲームに参加し、順調な回復ぶりを示したそうです。今日のゲームにいきなり先発、と言うことは無いとは思いますが、ひょっとすると遠征には帯同して試合の流れを見て投入、と言うことは有り得るかも知れません。


<97.8.5> 第3節の相手は、2nd stage優勝候補筆頭の柏。2nd stageで多少なりとも優勝戦線に絡んでいくにはぜひ取りたいゲームです。今のところアーノルドや柳本などの怪我人がどういう状態なのか分かりませんが、いないものとして最善の策を考えるしかありませんね。
       前川
       
    上村 森保 小島

     吉田  桑原
  伊藤        路木
      クルーク
 
     高木  久保

SUB:下田、笛、金本、服部、山根
前節の問題点は、機能しなかったリベロ、下がりっぱなしのWB(特に右サイド)、そしてトップ下の中盤の不在でしょう。となると、それぞれの問題点を修正しないといけません。私の提案は、まずリベロにベテラン森保を入れてラインを落ち着かせ、自身喪失気味の桑原をボランチに戻します。右サイドは伊藤。先日の試合では全然上がらない笛に業を煮やして(?)上がっていったりもしていたらしいので、ここは一つ怪我をおして頑張ってもらいましょう。伊藤なら、下がってしまって4バック、5バック状態になってもまだ見れそうな気もしますし。ボランチは、1人は攻撃的な吉田にして、2人がタテに並んで中盤で負けないようにします。また幸いアウェーなので(?)悪いピッチを気にする必要は無いので、クルークを攻撃的MFに入れて、ウワサの「華麗なパス」を見せてもらいましょう。主力不在で苦しい戦いが続きますが、こんな時こそベテランの発奮、若手の台頭が欲しいところです。


<97.8.3> 今週から来週の13日頃にかけて、出張でネットワークにアクセスしにくい状況になりますので、この「Diary」の毎日の更新は難しいかも知れません。ご了承下さい。


<97.8.3> 昨日の磐田戦は、点差は2点ながらその点差以上の悪い内容での完敗を喫し、今後への不安を残しました。
昨日のメンバーは、GK:前川、DF:伊藤、桑原、上村、MF:笛、小島、クルーク、路木、吉田、FW:久保、高木。前半は中山、奥のゴールで2点を失いましたが、後半28分にペナルティエリア内で高木が倒されて得たPKを自ら蹴り込み1点差に迫り、更に後半34分、山根の絶妙のFKをファーサイドで受けた久保が押し込み、同点か、と思われたもののハンドの判定でノーゴール。結局その直後に追加点を奪われ力尽きた格好でした。
ゲーム展開としては、久保の「幻の同点ゴール」が明暗を分けたような形でしたが、内容的には全くいいところ無し。「チームの規律、やり方が消えてしまった。こんなことは初めてだ。」とトムソン監督も完敗を認めたそうです。一つ一つのプレーが遅く、また正確さを欠いて全ての面で磐田に上を行かれて、逆に言えば「良く2点差で済んだ」と言うようなゲームでした。特に心配なのは、1st stageで機能した守りが破綻しつつあるところ。リベロを務めた桑原は「見ての通りの限界です」とお手上げの様子で、トムソン監督とも「MFの方がいい」と意見が一致したが選手がいないため「勉強のつもりでやるしかない」と頑張っているとのこと。ここはひとつ、多少の失敗には目をつぶって若手をリベロに起用するか、あるいは森保、あるいはクルーク等のベテランのリベロ起用などの思い切った手を打つ必要があるかも知れません。


 SANFRECCE Diaryトップページに戻る