9/14〜9/20のサンフレッチェ日記


<97.9.20> 今日の福岡戦ですが、やはり伊藤選手は無理なようです。中国新聞の小笠記者の予想によると、メンバーは
       前川
       
    吉田 桑原 小島

    クルーク 森保
  柳本        路木
     山根  大木
    
       高木

SUB:下田、安部、服部、笛、盧
と言う感じになりそうですが、これでも前の2試合に比べれば十分なメンバーと言えますね。山根には後を気にしないで前半目いっぱい走り回ってもらって、疲れたら盧に交代し、更にかき回してもらう、と言うパターンで行きましょう。それでは、私もこれから応援に行ってきます。


<97.9.20> 昨日のUAE×日本代表の試合は、見ていて息苦しくなるようなゲームでした。体温より高い気温、すなわち、じっとしていても汗が吹き出てくるような環境で、選手達は良く集中力を切らさず90分戦い抜いたと思います。これで2試合ずつを終えたところで日本はB組3位、と一歩出遅れた形にはなりましたが、4年前のドーハでは2試合を終えて1分1敗だったことを考えるとまずは上々の立ち上がり、と言えるでしょう。
それにしても、UAEは思ったより強かった、と言うのが正直なところ。がちがちに引いて守りを固めてロングボールで速攻、と言う従来のイメージとはまるで違って、中盤で守備をしてパスカットからの攻撃を見せたり、あるいはショートパスを繋いで突破を図ったり、となかなか現代的なサッカーをしていたと思います。とりわけ、テクニックのある中田やカズのパスやドリブルが簡単にカットされたり、と守備の技術の高さには目を見張りました。フィニッシュの精度がもう少し高ければ、大敗してもおかしくない相手だったと思います。ただ、あの環境はホームであるUAEの選手にとってさえもかなりの負担だったようで、前半途中からはあまり分厚い攻撃を仕掛けてくることも無く、お互いじりじりと時計の回るのを待つような、そんな展開でした。以前書いたように、日本の選手は得てしてこういう場合、じっくり待って相手の出方を見る、と言うことができずに闇雲に攻めてかえって失点してしまうパターンが多かったのですが、しかし昨日はそんな様子は全く見せませんでした。「引き分けでいい」と言う意思統一がよくなされ、その通りのゲーム運びをしたと言えるのではないでしょうか?加茂監督は試合後のインタビューで「勝つつもりだったのに、勝てずに不満」と言っていましたが、あれはブラフじゃないかなぁ?
と言うことで、次は宿敵韓国を国立に迎え撃ちます。今度のゲームは初めからエンジン全開で、できれば大差で破って苦手意識を植えつけたいところ。そんなことできるんかなぁ、なんて思わないでもないですが、カザフスタン、ウズベキスタンの今後の出来次第では2位のボーダーラインがぐっと跳ね上がる可能性もありますから、ホームでは確実に勝ち点3を積み重ねて行きたいものですね。


<97.9.19> 今朝の中国新聞によると、昨日の練習から高木、路木、小島、盧、伊藤、安部の6選手が合流し、伊藤以外の5人は紅白戦までのすべてのメニューをこなしたそうです。なお、アーノルドは警告の累積でお休みです。と言うことで明日の福岡戦のメンバー予想は、
       前川
       
    伊藤 桑原 小島

    クルーク 森保
  柳本        路木
      盧 山根
    
       高木

SUB:下田、吉田、服部、笛、大木
伊藤選手の出場は微妙、と言うことですが、希望を込めて予想メンバーに入れました。いやー、さすがに怪我人が戻って来るとメンバーが締まります。クルークのスルーパス、両サイドからの突破、高木のポスト、盧と山根のフォローとドリブル突破、と久々に分厚い攻撃が見れそうです。


<97.9.19> 今日はW杯予選第2戦のUAE戦。日本、韓国、UAEの三つ巴の様相となってきたBグループでは最初の「3強」間の対戦となります。直接対決で叩くことは決定的となるだけに、ここはぜひ勝利を上げてライバルをリードしておきたいところですが、しかし私はここは引き分けで十分、負けても悲観することは無い、と見ます。今までの各国の戦いを見て、3強の力は互角、ウズベキスタンはやや落ちて、カザフスタンは更に落ちる、と言うところでしょう。となると、トータルでは3強間の対戦はほぼイーブンに終って中央アジアが草狩り場になると思われます。こういう状況で最もまずいのはホームでゲームを失うこと。次にまずいのは中央アジアに敗れることでしょう。更にリーグ戦はまだ序盤戦。ここで失敗してもまだ取り返すことはできます。全勝する意気込み、はチームにとってもサポーターにとっても大切ですが、むしろ全体的なペース配分を考えて、勝つべきゲームは確実にものにし、そうでもないゲームは引き分けに持ち込む、というようなしたたかさが、W杯予選で勝ち残るために必要なのではないかと思います。


<97.9.18> 怪我の選手の情報ですが、高木、路木は別メニューでの練習を続けているそうです。また久保はまだ痛がっていて、練習にも出てきていないとのこと。9月中旬復帰、と言う予定だったはずですが、もう少しかかりそうです。一方、伊藤はもうすぐ練習に出てこれるようで、次のゲームはOKかも。


<97.9.18> 17日から10月5日までのチームの予定を、Niftyserve FSJL 14番会議室のあくあさんの書き込みから転載します。この部分に関しては、他への転載はご遠慮下さい。
9/17(水) OFF
  18(木) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  19(金) 10:30 〜 トレーニング         会場:広島ビッグアーチ
                             (変更)
  20(土) 16:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第13節
            アビスパ福岡戦       会場:広島ビッグアーチ
  21(日) OFF
      14:00 〜 ユースチーム
           '97Jユースカップ 予選リーグ第1節
           アビスパ福岡戦     会場:雁の巣レクリエーション
                              センター競技場
  22(月) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  23(火) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
      10:30 〜 サテライトチーム トレーニングマッチ
            国見高等学校戦       会場:郷原グラウンド
  24(水) OFF
  25(木) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  26(金) 10:00 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  27(土) 17:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第15節
            セレッソ大阪戦      会場:大分市営陸上競技場
  28(日) OFF
      14:00 〜 ユースチーム
           '97Jユースカップ 予選リーグ第2節
           ヴィッセル神戸戦       会場:いぶきの森球技場
  29(月) 10:30 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
  30(火) 10:30 〜 トレーニング         会場:広島ビッグアーチ
10/1(水) 19:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第16節
            ヴィッセル神戸戦      会場:広島ビッグアーチ
  2(木) OFF
  3(金) 10:00 〜 トレーニング         会場:郷原グラウンド
      午後   移動
  4(土) 15:00 〜 Jリーグ2ndステージ 第17節
            横浜フリューゲルス戦    会場:三ツ沢公園球技場  
   
  5(日) OFF
ナビスコ杯のないサンフは、フリエ戦が終ると12/14の天皇杯3回戦までゲームはお休み。2ケ月の休みは、皆さんどうやって過ごすんでしょう?


<97.9.17> 昨日、ようやく録画していた清水戦のビデオの後半を見たのですが、前半のようにミスばかり、と言う感じではなく、お互いに決定的場面も多く面白いと思いました。ただ、全体的に押されていたのは一緒。清水の細かいパス回しとドリブル突破に何度も決定的場面を作られていました。それでも、前川の度重なるスーパーセーブと清水のフィニッシュの悪さで大量失点に至らなかっただけで、流れとしては敗れてもしょうがないものではありました。ただシュート4本、と言う割には、単発的ではありましたが、クルークのパスや大木、山根等の突破からゴール前でフリーになるチャンスもあって、勝てるチャンスも無かったわけではありません。特に後半40分、右サイドのライン際をセンターライン付近からドリブルで持ち上がった山根が、ゴール前に並んだ清水DFの間を通すようにスルーパス、これをファーサイドで待っていたアーノルドが合わせた!と思った瞬間ばったり。ビデオで見ると明らかに清水のDFが後ろから引っ張っていましたが、笛は無し。中国新聞ではアーノルドが判定に怒り心頭だった、と書いてありましたが、そりゃ当然、と思いました。しかし、審判の判定の揺らぎで点が入ったり入らなかったり、は良くあること。それよりも、鹿島戦の良い流れを持続できなかったのが問題でしょうね。まだ、チーム全体にトムソン監督の戦術が浸透していないのか、メンバーが固定していないため浸透できないのか、あるいは若手が多く応用が利かないのか。おそらく全部の理由が当てはまるのではないか、と言う気がします。今シーズンは早くも残り4試合、それが終れば天皇杯を残すのみ、です。こうなったら天皇杯か、あるいは来シーズンに望みをかけるしか無いのでしょうか?


<97.9.16> 昨日福岡に遠征して行われる予定だったチャレンジャーズリーグ第10節アビスパ福岡戦は、台風の接近のため順延となりました。いつに順延されるか、は後日発表、とのことです。


<97.9.16> 欧州チャンピオンズリーグの予備戦2回戦を勝ち抜いて本選入りを決めたリールス(ベルギー)とスパルタ・プラハ(チェコ)ですが、ハウストラ、ハシェックの2人はこのゲームにはちゃんと出場していたようです。ハウストラは2試合とも先発、ハシェックはアウェイでの1試合目のみの出場でしたが、このゲームでは10点満点の8点の採点を受けるなど、活躍していたようです。チャンピオンズリーグは、WOWWOWで19日より放送がありますので日本でも彼らの雄姿が見れそうです。(私も入ろうかな〜)


<97.9.15> この連休中に広島で行われた「第3回全日本ジュニアユースフットサル大会」に出場していたサンフレッチェ広島(ジュニアユース)は、予選リーグを米ノ津中(鹿児島)に3-5、蒲町中(宮城)に5-4、多々良中(群馬)に4-6と1勝2敗のD組3位に終り、決勝トーナメントには進出できませんでした。


<97.9.15> 13日に日本平で行われた第12節清水エスパルスとの対戦は、良く耐えながらも後半35分に失点し、0-1で敗れました。サンフはこれで4連敗。順位は前節と同じ11位にとどまっています。
サンフレッチェの先発メンバーは、鹿島戦のメンバーにクルークを入れた
       前川
       
    吉田 桑原 小島

    クルーク 森保
  柳本        服部
     山根  大木
    
      アーノルド
と言う感じの布陣。前節が良い雰囲気だったので、そのまま行くか、と思えばさにあらず。パスの起点のクルークにボールを持たせない守備を敷いてきた清水のペースにはまってしまいます。特に前半10分、小島が右腰を強打して笛に交代したのが響いた形。桑原をストッパーにし、柳本をリベロの位置に下げて笛を右WBに入れますが、これでめっきり右サイドからの攻撃の形が無くなってしまいます。また急造DFライン(いったい、今年いくつ目の組み合わせでしょう?)のコンビが合わず、たびたび清水に決定的場面を作られます。しかしこれは柳本の相変わらずの身体能力の高さと前川のスーパーセーブで凌ぎます。しかし守備に意識を取られる分、攻撃に精彩を欠き、時折前線にボールが出て山根、大木、アーノルド等が突破を図るのみで、サポートが無くシュートのチャンスも作れません。結局放ったシュートはわずか4本。清水もパスミスやシュートミスなどが多く「良いサッカーができた」と言う雰囲気ではありませんでしたが、結局途中出場した澤登の個人技に敗れた形となってしまいました。なお、アーノルドがイエローカードを貰って次節は欠場。なんとか久保か高木に戻ってきて欲しいものです。


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