9/21〜9/27のサンフレッチェ日記


<97.9.27> 今朝の中国新聞によると、やはり伊藤選手は出れないようです。柳本がリベロの位置に入って守備を引き締める模様。右WBには吉田が入り、またアーノルドと高木のツートップにするようです。更にFWの控えは先日J初ゴールを決めた松永ではなく大木。ポストプレーヤーが2人いるので、控えに違うタイプの選手を入れるのは当然かも知れませんね。セレッソ戦のキックオフは五時で、BSで生放送があります。


<97.9.26> 明日のセレッソ戦に向けて、誰が出れる、出れないの情報は今のところありませんので、伊藤選手も含めてだいたいOK、と考えて予想します。
       前川
       
    伊藤 桑原 小島

    クルーク 森保
  柳本        路木
       盧
    
    アーノルド 高木

SUB:下田、吉田、服部、山根、松永
今節のキーポイントは、ずばり盧選手の先発復帰があるかどうか、だと思います。福岡戦、最後に流れを作ったのは彼の闘志溢れるプレーでしたし、彼自身、代表復帰を果たすためには90分動けることを示したいでしょうから。なんでも、韓国のマスコミでは盧が日韓戦の秘密兵器だ、みたいな書き方をされているようですが、昨日の練習には参加していなかったようなので、それは無いでしょうけど。なお日韓戦の後、日本代表は中央アジア遠征に出ちゃいますし、帰ってくるときにはJリーグは終ってますので、「代表候補」にとってはこのゲームがアピールのラストチャンスだと思われます。


<97.9.25> 昨日のJリーグはサンフはお休み。チームもオフでしたので新しい情報はありません。韓国戦を前にした代表の選手についても、念願の帰化を果たした呂比須選手のみの補充で、サンフからの選出は無し。まあ、今の代表は2戦を良い流れで戦ってきていますし致命的なケガをした選手もいませんから、特に選手を入れ換える必要は無いでしょうね。それに土曜日のゲームを見た限りでは、サンフの候補は3人ともまだ試合カンが戻っていない様子でしたので、あえて選出する必要は無いでしょう。なお、「秘密兵器」呂比須は、とりあえず練習に参加させて様子を見る、と言うことで、使ってくるとしても次の中央アジア遠征からか、あるいはそれが終っての後半戦からではないか、と見ます。ただ、韓国がかなり警戒しているようですし、スーパーサブとしてベンチ入りはあるかも知れませんが。昨日の練習では、4バックで練習していた、とか。韓国が中田にマーカーを付ける、と言うウワサですし、だとすると1トップになりますので3バックでは1人余ってしまう、ということと、韓国の強力なサイド攻撃を封じる、と言う意味があるものと思われます。中西選手が右SBで使える目途が立った、と言うこともあるのでしょうね。代表サポーターとしては、アキレス腱だった右SBがなんとかなりそうだ、と言うことで嬉しいのですが、サンフサポーターとしてはその分柳本が選ばれるチャンスが減った、と言うことにもなりますし、なんだか複雑な心境です。


<97.9.24> 昨日郷原でサテライトが、高校サッカーの強豪国見高校を迎えてトレーニングマッチを行い、3-1(前半3-1)で勝ちました。サンフのゴールは川島、笛、松岡。このゲームで、8/17のサテライト京都戦で右足首を捻挫していた安部選手がフル出場し、復帰をアピールした模様。一方、やはり捻挫で戦線を離脱中の久保選手ですが、まだ松葉杖状態で時間がかかっているようです。Jリーグでアピールすれば代表入りも、とサポーターの間では期待されていましたが、どうやら間に合いそうにありません。


<97.9.23> 最近発売された広島のスポーツ情報誌「アスリート」10月号では、ロングインタビューに山根巌選手が取り上げられています。1年目、プロでも意外にやれてなめてしまったこと、一方2年目はなかなかトップに上がれず、慣れない右WBなどのポジションをやらされたこともあってやる気が全く出なかったこと、そして今年、「だめならサッカーをやめる」と言うつもりで頑張ったこと、その中で嫌いだった守備もしっかりするようになり、サテライトでボランチをやったゲームが評価されてトップ昇格できたこと、等なかなかフレッシュなインタビューでした。また、「ゴール!」のパーソナリティー谷口裕子さんが行友亮二選手にインタビューしている記事も。なお、この号の森保選手にサポーターからの質問をするコーナーの一番手、「広島市のせとひでき」と言うのは、実は私です ^^;


<97.9.22> '97Jユースカップ 予選リーグ第1節、アビスパ福岡ユースとの一戦が昨日福岡・雁の巣レクリエーションセンター競技場で行われ、サンフレッチェユースは得点は2対0ながらゲームを圧倒的に支配して快勝しました。
サンフユースは、GK:若村尚資、DF:松本雄介、村木不比等、石田誠、MF:行友亮二、石川裕司、杉山展之、森崎和幸、森崎浩司、FW:秋元雅博、吉田幸生、SUB:雨野裕介、林純一、池田学徳、足立真一、島谷隆広、と言うメンバー。村木をスイーパーに、杉山、行友を左右のWBに、石川をシングルボランチに置き、1年生の森崎兄弟をトップ下に配した布陣。前半は左の杉山から、後半は右の行友からのサイドからの突破が機能し、またボールキープ率も高く点差以上の実力差を見せての快勝だったそうです。中でもU-18代表の行友亮二の他、FWの吉田幸生、OHの森崎和幸の2人の技術の高さが目を引いたそうですが、ただ実力差が大きかったせいかチーム全体からは闘志、あるいは執念というものをあまり感じさせないものだったとのことで、周辺地域でのライバル不在が影響しているのかも?個人的には、天皇杯出場を決めた愛媛FCユースとどちらが強いか、が興味あるのですが。


<97.9.22> 中国サッカーリーグ第11節は、マツダSCが須川の先制ゴール、中村のハットトリックなどで圧勝し、2年連続8度目の優勝を決めました。マツダSCの宗政潤一郎監督は、「全国地域リーグ3位の実績が大きな自信となった。精神的にも技術的にも数段進歩し、手ごたえを感じている。目標である、アマチュア日本一を目指して頑張りたい」と語っていたそうです。
マツダSC   5|1-0|1 広島教員
(11勝  )    |4-1|  (5勝6敗)

ヤマコーFC  6|3-0|0 山口教員
(5勝6敗)    |3-0|  (2勝9敗)

三菱石油    2|1-0|0 NKK福山
(7勝4敗)    |1-0|  (4勝6敗)

広島フジタSC 3|0-1|1 三菱自工   
(5勝6敗)    |3-0|  (6勝5敗)
なお、全国地域リーグ決勝大会の出場権をかけた2位争いは、三菱自工が痛い逆転負けで三菱石油が一歩リード。広島教員は苦しくなりました。


<97.9.21> 昨日のビッグアーチ、サンフレッチェとアビスパ福岡との一戦は、見どころの少ない試合の末1対3と敗れ、5連敗となりました。
サンフのメンバーはGK:前川、DF:吉田、桑原、小島、MF:柳本、クルーク、森保、路木、山根、大木、FW:高木、とようやく主力が復帰して期待を持たせる布陣。特に両WBの路木、柳本が揃ったのは5/17のマリノス戦以来で、「両サイドからの鋭いクロスががんがん上がって高木のヘッディングシュート!」と言う場面を期待してのキックオフでした。ところがです。この2人が全くだめ。切れが全く無く、ドリブルで突っかけてもすぐ取られ、パスで繋ごうとすればタッチを割り、スルーパスには追いつけず、といいところなし。特に柳本は、中盤でボールを奪われて最初の失点につなげられてしまうなど、攻守ともにぱっとしない出来でした。しかし、ぱっとしない、と言う意味では攻撃の選手はほとんどすべてがそうで、期待の高木もハイボールの競り合いにほとんど勝てず、ドリブルは足につかず、スルーパスには追いつけない、と身体の切れがないのがありありのプレーぶり。また中盤のアクセント、クルークや森保、山根がボールを持っても周りが全然パスを貰いに行かないため、潰されてしまうかバックパスに逃げるしかなくなり、苦し紛れに高木を目がけて放り込むがキープできずに奪われる、と言うまことにイライラの募る展開。チーム全体がばらばらに動いている、と言う印象で、主力選手の怪我とそれに伴う練習の不足で、まるで寄せ集めチームになってしまった、と言う感じの動きでした。前半は、さして出来が良いとも思えない福岡相手にほとんどシュートも打てず、見どころの少ないまま終りました。
さて、後半に入るとトムソン監督から動きの修正の指示が出たからか、積極的に攻撃に出ます。高木や大木のシュートなど、決定的場面も何度か訪れます。が、それもシュートが枠に行かず、逆に8分にはやはりミスから失点してしまいました。その後も全体的に前掛かりになっていたせいか何度もカウンターから抜け出されて危うい場面になりますが、ここは前川の神懸かりとも言えるようなスーパーセーブの連発で凌ぎます。右サイドが機能していない、と見たトムソン監督は22分、吉田の位置に柳本を下げて守備に専念させ、代わりに盧を投入して攻勢をかけますが、なかなかゴールを割れません。そこで更に34分、動きの良くないクルークに代えて松永を入れて前線の枚数を増やします。これがようやく功を奏したのが37分。左サイドからの盧のFKに松永が飛び込み、嬉しいJリーグ初ゴールで1点差に迫りました。その後も小島や柳本までも上がって攻勢をかけるサンフ、その裏を狙って逆襲をかけるアビスパ。しかしこの賭けは結局裏目で、後半のロスタイム、何度目かの福岡のカウンターからの前川との1対1は、とうとうセーブできずに決定的な失点を喫してしまいました。
と言うことで、何度か見せ場はあったものの結局は完敗。日本代表復帰を目指す3選手にしても、まだまだトップフォームには程遠い、と言うことを見せただけに終りました。これで2nd stageの負け越しが決定し、「今後は来期も戦力かどうか、選手を見極めることになる」(トムソン監督)と言うゲームになるようです。


<97.9.21> 昨日のゲームは柳本選手の通算150試合目だったそうです。記録を見ると94年から96年にかけてフル出場に近い出場数ですね。その他代表のゲームにも出ていますから、今年の怪我はやはりこれらの疲れがたまっていたからなのでしょうか?


<97.9.21> 先日、台風のために順延となったチャレンジャーズリーグ第10節アビスパ福岡とのゲームは、9月28日13時より、雁の巣レクリエーションセンター競技場で行われます。


 SANFRECCE Diaryトップページに戻る