9/28〜10/4のサンフレッチェ日記


<97.10.4> 中国新聞の情報によると(と言っても、私は見ていないのですが...)前川選手に続いて森保選手も怪我(?)で出れずクルークのシングルボランチになるようです。そして、右サイドに笛を入れ、山根と盧の2人をトップ下に並べることになりそう。攻撃陣は魅力的ですが、守備がきちんと守れるか、と言うと???ですね。こうなったら引いて守っても効果は少なそうな気もしますし、ラインを思いっ切り上げて全員が中盤の選手、と言うつもりで、3点取られても4点取る、と言うサッカーでもしますか?


<97.10.4> ヨーロッパチャンピオンズリーグの続報。A組のハシェック(スパルタ・プラハ)は、2戦目にフル出場しましたが、ゲームはボルシア・ドルトムントに1-4で完敗。現在1分1敗で3位です。一方リールスのハウストラは、初戦80分間出場(試合は0-1の負け)した後のスポルディング・リスボンとのホームゲームで、終了間際に同点に追いつくゴールを決めチームに貢献したようです。


<97.10.3> 明日は早くもJリーグの今季最終戦。ナビスコカップの無いサンフは、この後1ケ月程の秋休みに入ります。フリエは現在同じ勝ち点で1つ上の順位ですので、来年の1部、2部の振り分けのためにはぜひ勝って順位を一つでも上げておきたいところです。と言うことでメンバーの予想は、
       下田
       
    吉田 桑原 小島

    クルーク 森保
  山根        路木
       盧
    
    アーノルド 高木

SUB:山口、笛、服部、安部、大木
前節、前々節と盧の先発を予想して外れましたけど、性懲りも無くまたこの布陣です。(もうほとんど意地ですね^^;)GKには前節と同様下田を入れました。前川は肩の状態も良くないのかも知れませんし、今更無理をすることも無いでしょう。むしろそろそろ、下田には対等な立場で前川とポジションを争って欲しいものです。


<97.10.2> 昨日のヴィッセルとのホーム最終戦は、2対0で快勝して連敗を脱出し、順位も11位まで浮上しました。サンフの先発メンバーは、なぜか前川が不在でGKに下田、DFは桑原、小島、吉田、MFはクルーク、森保、笛、路木、山根、ツートップが高木とアーノルドで、サブに山口、服部、大木、安部、盧と言う布陣。ゲームは前半は「いつも通り」のもう一つぱっとしない展開。特に例によって右サイドの笛が上がれず、守れずの状態で、時折神戸に攻め込まれて永島のフリーのヘディングを下田がナイスセーブで弾く、また永島から神野に繋いであわや、と言うシーンもありました。しかし、先制点はサンフ。山根が右サイドから切れ込んだボールが左サイドでフリーで待つ路木へ、そのまま中央へ送った山なりのボールの先にはDFのマークを外したアーノルドが。ヘッドで合わせて久々の得点を決めました。先制点を奪われた神戸はすっかり元気をなくし、逆にサンフは見違えるような動きを見せるようになります。特に後半始まってからはFWからのフォアチェックあり、笛と途中から入った盧のコンビでのサイド攻撃あり、で圧倒します。そんな中、再び路木からセンタリングされたボールはゴール前で待つ高木へ。GKと競ってもつれて落ちたボールはそのままゴールへ。高木のボディバランスの良さが生んだゴールでした。その後、時たまヴィッセルの逆襲はあったものの下田のナイスセーブで凌ぎ、逆にこちらは「何で入らないの?」と言いたくなるような決定的場面を連発して押し込みます。結局、そのまま押し切って連敗をストップすることができました。
試合後、セレモニーがトムソン監督のメッセージや選手の場内一周があったのですが、その後もファンは「バクスター!バクスター!」の大コール。それに応えてバクスター監督が現れ、両チームサポーターによる握手責め、そしてヴィッセルサポーターによる胴上げなどがあったそうです。この日の観衆は5千人台とかなり少ない人数でしたが、行った人は十分楽しめたのでは無いでしょうか?


<97.9.30> 明日はホーム最終戦の神戸戦。今季限りでヨーロッパに戻るバクスター監督にとっては、最後の広島でのゲームになります。ぜひサンフイレブンの成長した姿を見せたいところですが、しかしこちらは泥沼の6連敗中。内容よりも何よりも、どんな形でも良いから勝利が欲しい、と言う所です。サンフのメンバーは、前節から柳本を抜いた布陣になるでしょう。
       前川
       
    吉田 桑原 小島

    クルーク 森保
  山根        路木
       盧
    
    アーノルド 高木

SUB:下田、笛、服部、安部、大木
伊藤が帰ってこれるかどうか分からないのですが、だめならDFはこの3人しか無いかな、と思われます。問題は右WB。常識的に考えると笛ですが、そうすると右サイドからの攻撃が組み立てられなくなりそう。個人的な希望として山根と盧をどちらも使いたいので、こういう布陣にしてみました。さて、月が変わってこちらのツキも変えることはできるでしょうか?
なお、明日から1週間出張に出ますので毎日のアップデートはできないかもしれません。


<97.9.29> 昨日の日韓戦はほんっとに悔しい敗戦でした。しかし、まだW杯に行けなくなったわけではありません。4年前も、先に1分1敗となって「もう全て勝つしかない」と言うところから盛り返して今一歩のところまで行ったわけですから、これからやってくれる、と信じたい気持ちです。ところで、柳本選手が、代表の急遽中央アジア遠征メンバーに選出されました。福岡戦、セレッソ戦の出来から見るとまだまだ絶好調とは言えないように見えましたが、昨日は中西選手の出来が今一つでしたし、加茂監督としては悔しい敗戦から立ち直るための切り札にしたいところかも。セレッソ戦終了後に東京に直行して日韓戦を観戦していたそうで、今日はそのまま旅立つことになるようです。中国新聞の記事によると「久しぶりの代表だが、気持ちはいつも一緒に戦っているつもりだった。何の心配もしていない」昨日のゲームについては「守りに回らなければと願っていたが...悔しかった」そして今後については「まだ完調ではないがそんなことは言っていられない。中央アジアで2連勝して帰ってくる」と意気込んでいたそうです。


<97.9.29> 昨日行われたサテライトのチャレンジャーリーグ第10節は、福岡に1対2で敗れました。サンフの得点者は安部。これで最終成績は京都、神戸、福岡、ガンバ、広島、セレッソの順でした。


<97.9.29> Jユース選手権E組を戦うサンフユースは、昨日神戸と対戦し3対0(前半1-0)で勝ち、2連勝となりました。


<97.9.29> 前節優勝を決めたマツダSCは昨日も中村の5得点などで2位を争う三菱自工に圧勝しました。
マツダSC   8|3-0|0 三菱自工
(12勝  )    |5-0|  (6勝6敗)

ヤマコーFC  1|0-0|0 三菱石油
(6勝6敗)    |1-0|  (7勝5敗)

NKK福山   2|1-0|0 山口教員
(4勝8敗)    |1-0|  (2勝10敗)

広島教員    2|0-2|2 広島フジタSC   
(6勝6敗)    |2-0|  (6勝6敗)
        PK|4-3|


<97.9.28> 昨日、大分トリニティの本拠地大分市営陸上競技場で行われたセレッソ戦、守備を安定させたいサンフは柳本をリベロの位置に使い、次のようなツートップの布陣を敷いてきました。
       前川
       
    桑原 柳本 小島

    クルーク 森保
  吉田        路木
       山根(→盧)
    
    アーノルド 高木

SUB:下田、笛、服部、盧、大木
ゲームは序盤はどちらかというとサンフレッチェのペース。路木、柳本、高木と言った怪我上がりの選手の調子も先週ほど悪くなく、全体的な動きもまあまあでセレッソを押し込みます。前半15分過ぎには路木のパスが高木に通り、左サイドを突破して折り返し、中央に詰めたアーノルドがシュート!てっきり入ったと思いましたが残念ながらサイドネット。しかしこの調子なら先制するのも時間の問題か、と思われました。ところが、です。その直後、路木のトラップミスを突かれてサンフゴール前に持ち込まれたボールは右へ、左へと振られ、ぽっかり空いた中央をクラウジーニョに割られて前川と1対1。先週当たりまくっていた前川もこれは押さえることができず、あっさりと先制を許してしまいました。これで気落ちしたか29分、(サンフから見て)右サイドからのジャンの強烈なFKを押さえることができず、前に弾いたところを横山に詰められて2点目を失いました。
後半に入って、守備が今一つ不安定な柳本を右WBに入れ、桑原をリベロ、吉田をストッパーにして修正します。更に67分には盧を投入して攻勢に出ます。特に盧が入った効果ははっきりと出た形で、何度もセレッソゴール前に迫りますが、パスの精度が悪くもう一つ崩しきれません。見ているとコンビネーションの悪さが目に付く感じで、例えば右サイドで柳本が中の選手にボールを預けてサイドに飛び出してもドリブルで持ち込もうとしてパスを出さない、とか、路木がサイドを突破しようとしてもフォローが無く、結局後ろに戻すしかない、とか、DFの裏に出したスルーパスに誰も追いつけない、とか。で、仕方無しにロングボールを高木やアーノルドに合わせようとして跳ね返されるパターン。ボールを支配する時間は長くてもフィニッシュまでたどり着けない、いらいらする展開の中、とうとうジャンの技ありのFKを決められ決定的な3点差を付けられてしまいました。それでも、この日のサンフは闘志だけは失わなかったようで、終了間際まで攻め続け、87分には盧の右サイドからのアーリークロスをアーノルドがファーで折り返し、中央で高木がゲット、と言う教科書通りの得点をあげ食い下がります。しかし、ゴール前を固めるセレッソの守りを崩すには至らず前節と同じ1対3で敗れました。
と言うことで、9月はとうとう1つも勝てずに6連敗。連敗の前半は若手の経験不足を露呈しての敗戦が多く、後半は怪我で選手は戻ってきたものの体調、コンビネーションが戻らず、での敗戦が多かった印象。選手の入れ換わりが激しく落ち着いてチーム作りができない事情には同情しますが、しかしそれにしてももう少しなんとかならないものでしょうか?2nd stageも残りわずか2試合。なんとか自分達のサッカーを思い出してもらって、後味良くシーズンを終えたいところですが...


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