10/4〜10/10のサンフレッチェ日記



<98.10.10> プレスリリースから、この連休中のサンフレッチェの選手のイベントの出席予定をまとめます。まず今日13時から22時にかけて行われる府中町の「98かっぽ祭」に、前川、小島、笛の3選手が出演します。時間は15時から19時で、青山SC(わりと有名なアマチュアクラブだったはずです)のステージ進行の手伝い。お問い合わせ先は府中町商工会(082-282-2859)まで。次いで東広島市西条町で行われる「98酒まつり」。蔵元が多い東広島市が9年前(?)から始めたイベントで今日、明日の2日間行われますが、明日の15時から西条鶴酒造の酒宝蔵で行われるイベントで前川、小島、伊藤の3人が握手会を行う、とのことです。お問い合わせは酒まつり実行委員会(0824-20-0330)、または西条鶴酒造株式会社(0824-22-2062)まで。なお、お出かけになる方はJR山陽線の西条駅がすぐ近くです。新幹線東広島駅は相当遠いのでご注意を。3つめは明日広域公園で行われる「第4回広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル」。広島市などの主催で、9:45からサッカー教室、サイン会を交互に2回ずつ、14:15まで行われます。サッカー教室は1回目は行友、大畑両選手、2回目は秋元、池端両選手で、サイン会は1回目は桑原、山口敏両選手、2回目は上村、宮澤両選手となっています。またこれと並行してサンフレッチェの練習が11:30から補助競技場で、また11:45から第一球技場で行われます。見学などは自由ですので広島市内の方はぜひ。


<98.10.9> 昨日サンフレッチェは、試合勘を失わないために紅白戦を行って調整した、と今朝の中国新聞に書いてありました。代表合宿参加中の下田、久保と、故障の柳本(まだ足が痛むのでしょうか?)、服部(U-21合宿は辞退するらしい)、上村(いつの間に怪我をしていたんでしょう?)を欠いて、主力組はGK:前川、DF:ポポビッチ、宮澤、小島、MF:桑原、伊藤、古賀、皆本(→山口敏45分)、吉田康、FW:グッドマン、ビドマー(→45分大木)と言う布陣だったとのこと。ゲームはビドマー、グッドマン、大木、宮澤がゴールを決めた主力組が4-0で勝ちました。トムソン監督は「今週は試合がないため調整の意味合いが強かったが、欠場者に代わってはいった選手達の動きもまずまず。次節は先発選びに悩みそうだ」と語っていたそうです。


<98.10.8> 3日前に、今のチームの状況をちょっと考察してみましたが、今朝の中国新聞にも「粘り強さが出ている」サンフレッチェの「復調は本物だろうか」と言う記事が出ていました。その中でトムソン監督は、「DF陣だけでなく、全員が相手にプレスをかけ続けることができ、攻守ともに数的有利な状況が作れるようになった」と戦術の浸透を好調の原因に挙げ、また桑原も「誰かが相手ボールを追いかけても、空いたスペースはすぐに別の選手が埋めており、ポジションのバランスも崩れない」と語っています。これを見る限り、私が考えていたのもあながち的外れ、と言うことも無さそう。今年の序盤から、「このチームに必要なのは『自信』である」と言われ続けていましたが、まさにこの「自信」を手にした(まだ「手にしつつある」かも知れないけど)状態に、今のサンフがあるのではないでしょうか?「3バックと4バック」と言う試合途中でのスムーズな戦術的な変更(鹿島にだってできなかった!)のだって、別に今になって急にできるようになったわけではなく、たぶん昨年からやっていた、あるいはやろうとしていたのでしょう。これまでは単にそれが、自信がない→思いきりがない→うまく行かない→自信を失う、の悪循環に陥っていただけ。これが今になって、ようやく良い循環を始めた、と言うところなんでしょう。たぶん、ちょっとしたことがきっかけだったのだろう、と思います。トムソン監督が昨年から種を蒔き、水をやり、丹精に育てたものがいまようやく花を開こうとしているんだと思います。
では、今のサンフレッチェがこのまま「常勝チーム」にまでなれるか、と言ったら私もさすがにそこまで楽観的ではありません。ちょっとしたきっかけでつかんだ流れは、またちょっとしたことで失うこともあるでしょう。今西総監督も「まだ、下位チームに余裕を持って戦える状況ではない。一つのミスが命取りになることもある」と慎重な態度だったそうです。でも、人だって組織だってそうやって成功と失敗とを繰り返しながら成長していくんです。もう、どん底の状態は過去のものと言っていいでしょう。そしてその状態から、自分たちの力で抜けることができた、と言うのがサンフの選手達の一番の財産になるのではないでしょうか?


<98.10.8> これも中国新聞の記事からなのですが、先週久々に練習に復帰した大久保選手は、一昨日の練習中に前と同じ右ひざを痛めたとのことです。近日中に手術かリハビリかの結論が出るとのことですが、どうも今シーズンの出場は絶望的、と言う感じです。また服部選手も5日の練習中に左太もも付け根の軽い肉離れを起こし、今日からのU-21の合宿への参加が微妙な状態になったとのことです。


<98.10.7> 10/4に行われたチャレンジャーズリーグのガンバ戦の記録から。サンフレッチェのメンバーは、GK:植田、DF:金本、伊藤、宮澤、MF:川島、山根(→大畑77分)、行友(→廣池75分)、吉田康、ビドマー、FW:松永(→松岡64分)、秋元、SUB:山口哲、山下、安武。トップの層が厚くなった影響で、半分はレギュラークラスのメンバーです。対するガンバは、GK都築、DF海本などのU-21代表選手を中心とした若手メンバー。(もっとも、ガンバはトップも若手ばかりですけど。)得点は、開始早々の3分、ガンバ森岡に先制された後、21分に伊藤からの浮きだまのパスを秋元が折り返したのをファーサイドでビドマーが頭で決めて同点に追いつきました。その後62分、75分と勝ち越されましたが、秋元が77分(相手GKのクリアから)、83分(松岡、ビドマーと渡ったボールから)に続けざまにゴールし、最後は後半ロスタイム、伊藤がPKを決めました。得点経過からは競ったゲームだったようですが、シュートはガンバの11本の倍の22本を放つなど、どちらかというと押し気味のゲーム展開だった模様です。


<98.10.7> 同じ10/4に同じ場所(みよし運動公園)で行われたJユースカップ第2戦、アビスパ福岡とのゲームの記録もお伝えします。サンフレッチェのメンバーは、GK:島谷、DF:足立(→松本64分)、内田、広松、MF:駒野、森崎和、杉山(→宮本60分)、林、森崎浩(→吉田幸60分)、FW:池田、久保田(→藤沢84分)。アビスパのシュート4に対しサンフレッチェは25と圧倒し、得点も8-0と完勝でした。得点は、1分に駒野の左サイドからのFKを広松がヘッドで決めてまず1点、28分、33分と久保田が連続ゴールをし、更に42分、森崎和、森崎浩とつないだボールを林が右足でゲットして前半だけで4-0としました。後半もまず61分、宮本からのボールを広松が頭で2点目をゲット。次いで69分、久保田がハットトリックとなる3点目を入れ、更に85分には今度は広松がハットトリックとなる得点を右足で決めました。最後は終了直前の89分、5分前に入ったばかりの藤沢がドリブルからの左足のシュートでした。これでサンフレッチェユースはJユース選手権予選は2連勝の順調な滑り出しとなりました。


<98.10.7> ジュニアユースのセレクションが12/20(9時〜16時、広島スタジアムなど)に行われます。対象は現小学6年生で、自宅から通える人であること。実技テスト、運動能力テストなどが行われます。応募する方は参加料3,000円、返信用はがき(表に応募者の住所、氏名を記入)を申込書(A4縦長横書きで、氏名、郵便番号・住所、電話番号、生年月日、学校名、身長、体重、効き足、ポジション、在籍チーム、保護者名と捺印、サッカー歴(代表、選抜経験の有無)を記入すること)に添えて、〒733-0036 広島市西区観音新町4-10-2 サンフレッチェ広島ジュニアユースセレクション係まで現金書留でお送り下さい。〆切は11/28必着です。


<98.10.7> 元サンフレッチェの大西貴選手は今年から故郷の愛媛に帰っていますが、この度国体の愛媛県代表に選ばれていることが分かりました。「亀井鉄鋼」と言う会社に勤務しながら愛媛FCに所属しているのですが、プレーするだけでなくハーフタイムや試合中の指示なども出して「監督代行」のような立場で活躍しているとのこと。将来指導者として、また表舞台に立つときが来るかも知れません。


<98.10.6> 昨日からトゥルシエ新監督による日本代表候補の合宿がJヴィレッジで始まりましたが、午後7時半から早朝トレーニングを行う等なかなか厳しい合宿になっているようです。注目の代表初参加の久保は、パス回しの練習は先輩選手らの名前を大声で呼びながら行っていた(ちゃんと名前を知っていたんですね!)そうで、特に緊張している様子はなさそう。本人も「積極的にシュートを打つようなプレースタイルをアピールしたかった。重圧などは特になかった」と平然としていたそうです。またトゥルシエ監督からも何度か「クボ!」と指示が出されていて、期待の大きさがうかがえたとのことでした。一方の下田は「代表のことはあまり分からない。与えられたことをこなすだけ」と相変わらず控えめなコメントでしたが、言っていることと心の中とが一致しているとは限らないのが彼の良いところ(?)で、他の3人に負ける、とは思っていないはず。2人ともまずは28日のエジプト戦のメンバーに残るのが目標ですが、とりあえず存在をアピールすると言うことはできている様子です。


<98.10.6> 先週、山口敏、大木の2人がゲームに復帰しましたが、「10月半ばが復帰の目途」と言われていた大久保(右ひざ前十字じん帯損傷)と、怪我が原因でU-19代表候補から漏れた池端(右ひざ外側側副じん帯ねんざ)の両選手も同日(9/29)の広域公園第一球技場での練習から合流しています。現在選手が余っている(?)トップチームのメンバー入りするのはなかなか難しいかも知れませんが、この2人はまず間違いなく「明日のサンフレッチェ」を担う選手。無理せずマイペースで、必ず将来訪れるチャンスをものにして欲しい、と思います。


<98.10.6> 先日ガンバ戦で行って好評だった「アウェイゲーム応援ツアー」の第2弾の募集が開始されました。今度は11/7(土)に大阪・長居スタジアムで行われるセレッソ戦。朝8時に広島西飛行場のサンフレッチェ事務所前を出発して23時に帰ってくる、日帰りツアーです。(広島西飛行場に無料駐車場有り。帰りは広島駅でも降りれます。)今回は万博よりも遠くだからか、あるいは前回安すぎたのかは分かりませんが、往復のバス代と弁当2食、ゴール裏自由席のチケットを含めた料金が大人1人7,500円(小中学生7,000円、幼児6,500円)とやや高くなっていますが、それでも「格安」には違いない。前回の例に倣えば、バスの中では普段CSでしか見れないゲームのビデオ上映などもあるはずですし、また応援ビブスやしゃもじのプレゼントもあるかも知れません。お申し込みは電話でサンフレッチェ広島事務所(tel.082-233-3233, fax.082-233-3251)まで。〆切は10/31です。


<98.10.5> 今のサンフがどうして浦和や名古屋などの上位チームに勝てるのか、今年前半までと何が違っているのか?もちろん、これにはポポビッチが最終ラインを締めていることとか、久保や服部、下田の成長などもあるのでしょうけど、やはり「戦術的な浸透」が大きいように思います。今のサンフにとって、ゲームの流れを見て攻めるべきときは攻める、守るべきところはしっかり守る、と言うことは当然のこと。相手の出方に応じて3バックを4バックに変更したり、あるいはDFの選手が上がった後を別の選手が埋める、なんてことはできて当たり前。不調の選手がいればみんなでカバーするし、どの選手でもそのゲームの主人公になれる。突出した選手がいなくても、チーム全体が有機的に働いてきれいなハーモニーを奏でることができる。まるでトムソン、と言う指揮者に導かれた世界的なオーケストラのようなサッカーをしている、と言ったらほめ過ぎでしょうか?もちろん、まだまだ未完成のところはあって、それが相手に合わせてルーズなゲームをしてしまったレイソル戦だったし、あるいは同点にしてから隙を作ってしまったマリノス戦であったわけですが、しかし全体としては非常にうまく行っているように見えます。昨日の中国新聞で小笠記者も書いていましたが、久保を小島に代えると言う監督のミスを、選手が取り返してしまうほどの逞しさまで身に付けて来ています。
現在3敗とは言え勝ち点の上では4敗分を失っているので「優勝争い」にはやや苦しいかも知れません。しかし、他のチームにとっては今のサンフレッチェに勝つ、と言うのはとても難しいことではないか、と思うのです。なんせGKと守備のラインが堅くて得点するのが至難である上に、久保というやっかいな選手を中心とした速い攻撃を警戒しないといけない。その上「穴」を見つけてそこを突いてみても、選手自身の判断や別の選手の投入ですぐに埋めてられてしまう。怪我人や出場停止があっても、力の変わらない選手が控えている。磐田相手はともかく、その後6連勝で2nd stageを終えたって全然不思議じゃない、とまで思います。
昨日や一昨日の新聞やテレビなどの中央のメディアを見るかぎり、磐田の中山や浦和の小野の話題ばかりで上位相手に着々と勝ちを収めている広島に冷たい、と言うか全然相手にしていないような雰囲気を感じます。でも、これって逆にサンフの選手達のためには良いかも。もしこれが浦和や鹿島だったら、久保なんてとっくの昔に「代表の救世主」扱いされてるでしょうし、他の選手だって実力不相応の取り上げられ方をされているのに間違いないでしょう。それが彼らにとって良いことか悪いことか、と言うと人によるんでしょうけど、でも悪影響の方が多いのでは?久保にしても下田にしても服部にしても、広島の選手だったからこそ、ここまでしっかりと足元を固めながら成長してくることができたように思います。そう言う意味では、サンフはまだ、そんなに注目されなくてもいい。今のうちにしっかりとチームの底力を上げて、「ふと気づいたら強豪チームになっていた」と言うのでいいと思います。高校出の有名新人が来なくても、心あるサッカー関係者から「広島に目をつけられるぐらいのいい選手」と言われるのが最上のほめ言葉になるような、そんなチームであればいい。「ACミラン」のような世界中から有名選手を買い集めた人気チームよりも、選手から指導者まで「スクール」の出身者が世界を席巻している「アヤックス」のようなチームになってほしい、それが今のところの私の思いです。


<98.10.5> 昨日行われたサテライトのチャレンジャーズリーグ、ガンバ大阪との対戦は、4-3(前半1-1)で勝ちました。サンフレッチェの得点はビドマー、秋元2、伊藤。伊藤の得点はPKだったようです。また、同じく昨日同じ会場で行われたJユースカップ第2戦のアビスパとの対戦は、8-0(前半4-0)と大勝しました。得点者は広松3、久保田3、林、藤沢でした。


<98.10.4> 昨日の2nd stage2位の名古屋との対戦は、一進一退の好ゲームを展開した末PK戦突入寸前にVゴールで勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、
          下田
         
   フォックス ポポビッチ  上村
 
 柳本       桑原       古賀
     皆本        服部

      グッドマン 久保

SUB:前川、伊藤、小島、山口敏、大木
と、山口敏と大木の復帰でサブの方が豪華では、と思えるような布陣です。ゲーム序盤は名古屋のペース。ピクシーは上村の担当でしたが、これを嫌がって中盤の底まで下がったり左サイドに流れたりしてプレー。その代わり岡山や平野が入れ替わり立ち替わり上がってサンフゴールを脅かします。しかしサンフも期待の左サイドが好調。先制点の起点もそこで、古賀が鋭い出足で相手ボールをカットすると服部へ、それと同時に全体的に押し上げ、分厚い攻撃で名古屋に迫り最後は久保がDFを4人引きつけてボールをキープし、右サイドにフリーでいた皆本にパス、これをダイレクトでゴールに蹴り込むファインゴールでした。そこまで確かシュートは1本ぐらい。しかし「ここはチャンス」と見るや一気に攻め上がってきっちり決めた、チーム全体の意思が形になった素晴らしい得点だったと思います。
その後は一進一退。サンフも中盤を良くつないで攻撃の形を組み立てますが、久保がトーレスに完敗、の状態。その上グッドマンにキレがなく、なかなか追加点が奪えません。一方の名古屋も平野が大ブレーキ。何度も1対1の場面で下田の正面、またはふかしてくれて、サンフファンにとっては有り難い人だったのですが、名古屋サイドにとっては頭が痛かったのでは?ピクシーは、初めの方こそかなり怒っていましたが、だんだん「おまえは今日はしょうがないよ」と諦めの境地のような感じでしたから。このピクシー、前半から上村らの厳しいマークに爆発寸前だったのですが、主審氏がこの怒りを畏れたのか(?)ポポビッチ、フォックスと次々とイエローを出してくれて、最後まで怖い選手のままでした。
この一進一退に対してトムソン監督は、まずは皆本、グッドマンを代えて山口敏、大木を投入します。この采配は「もう一点取りに行ったのだろうか」と思わせるものだったのです(皆本、グッドマンが機能しているとは言い難かったので)が、分からなかったのはその後の交代。なんと久保に代えて小島を入れてきたのです。これが完全に計算違い。(今朝の新聞では監督自身、「失敗だった」と言っていたと書いてありました)攻めに行くのか守りに行くのか、十分にチームの意思が統一されないうちに左サイドを破られて、最後は福田に押し込まれて同点に追いつかれてしまいました。
こうなると、なかなか攻め手が無いサンフ。攻めに攻められ、下田が好セーブを連発に次ぐ連発します。「オフサイドラインギリギリ」どころか、完全にオフサイド(に見えた)で岡山自身がびっくりした(^_^;)ようなスーパーピンチも、下田が右に左に飛びついて、まるで牛若丸のような活躍で抑えます。それに対して攻撃は、延長に入ってから次のような布陣にして攻めます。
          下田
         
      小島 ポポビッチ  上村
 
 柳本   フォックス  桑原    古賀

     山口敏       服部

          大木

フォックスが中盤の「重し」(^_^;)として、延長だけで4本のシュートを放つなど頑張るものの大木が全くキレ無し。山口敏はある程度頑張って柳本とのコンビからチャンスを作るものの、中央に飛び込める選手がいないのでフィニッシュが決まりません。ところが「ロスタイム0分」の表示が出てPK戦を覚悟した延長後半14分。山口敏から渡ったボールはフリーのフォックスへ。これを大きなモーションで20mのミドルシュートを放ちます。このボールは河野(何故か後半初めから交代で登場していた)の飛びついた手を弾くと、右のポストへ。これが内側に跳ね返ってちょうどゴールラインの上を滑るように逆サイドのゴールポストに転がって行くと、サンフの選手とファン、サポーターの願いに押されるようにしてゴールの中に転がり込んで行きました。一時は、と言うか何度も「もうダメかも」と思った時がありましたが、選手全員の勝利に対する執念が生んだ勝利、と言えると思います。勝ち点1を失ったのは残念ですが、しかし勝った事は素直に評価しましょう。苦しいゲームをものにできること、そしてサブとの力の差が無く多少の選手の怪我にも動じなくなったこと。さらには選手同士の争いが激しくなってきていること。今や「2部落ち争い」何て目じゃありません。むしろ「優勝」を口にするだけの資格ができた、と言えるように思います。この後やや長い休みに入りますが、ここで更に一段レベルアップして、まずは平塚、磐田をいじめてやりましょう!


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