11/1〜11/7のサンフレッチェ日記



<98.11.7> 11/1のJユース選手権の神戸戦ですが、広島のメンバーはGK:島谷、DF:足立、内田、広松、MF:駒野、森崎和、杉山(→宮本63分)、林、森崎浩、FW:池田(→藤沢59分)、吉田幸。試合内容は昨日の中国新聞夕刊によると、立ち上がりから広島がゲームを支配するもののシュートがポストやGK正面に行きなかなかゴールを割れず、逆に37分にカウンターから左サイドを突破されて失点すると、後半立ち上がり3分にも左サイドからのクロスに合わされて2点のビハインドを背負ってしまいました。その後も攻め続け、後半29分に林のスルーパスから藤沢が決めて1点差とするものの追いつくことはできず、18本のシュート(神戸は8本)も実りませんでした。ただ木村コーチは「もっと質の高いゲームができるはず。失点もミス絡み。だた、決勝まで行った昨年も、リーグ戦で神戸に敗れて気合いが入った。今回もいい薬になるはず」と前向きに捉えていたそうです。


<98.11.7> 11/8の9時半より広島市の袋町公園で行われる「あしながPウォーク」に、サンフレッチェの選手が30名程度参加します。小島選手が開会の挨拶、伊藤選手が体操指導を行った後、10時より10km程のウォーキングを行い、12時に閉会式で上村選手が挨拶します。雨天決行で参加料は500円です。


<98.11.6> 今朝の中国新聞によると、吉田康選手は左足のつけねを痛めたそうで、昨日の練習では別メニューだったそうです。ペドロ氏によると症状は軽いようですが、本人は「疲れがたまっているのかも」と語っていたそうでセレッソ戦の出場は微妙になりました。となると、明日のゲームの先発はこんな感じでしょうか?
        下田
        
    宮澤  柳本  上村
    
 伊藤   小島  桑原    服部
 
       山口敏
       
     久保   ビドマー

SUB:前川、池端、皆本、古賀、グッドマン
ここで池端選手をサブに入れたのには何も根拠は無し。先日のU-19日本代表は攻撃力はあっても守備力の弱さを露呈しましたので、ここは彼に成長してもらって世界大会で活躍してほしい、と言う気持ちを込めてです。その他、新加入の永井選手や「快速ボランチ」として新境地を開拓しつつある(?)山根選手など使ってみて欲しい選手もいろいろといます。残り2試合、最終戦はホームなので勝ちに行きたい、ということを考えると、明日のセレッソ戦は選手のテストにちょうどいい機会のようにも思えます。あっと驚くようなメンバーが見れるかも!?なお、セレッソとのこれまでの対戦成績は5勝4敗とほぼ五分。しかし90分で勝ったのは3年前が最後で、昨年の後期からは2連敗中です。


<98.11.6> 明日から、高校選手権の広島県大会が始まります。優勝候補の筆頭は県新人大会と県総体を制し、県内では16連勝中の皆実。これに次ぐのが昨年に続いて優勝を狙う沼田、県総体準優勝の山陽あたりだそうです。組み合わせは次の通り。
      7日 8日 15日
山陽   ───┐
        ├──┐
美鈴が丘 ───┘  │
           ├──┐
如水館  ───┐  │  │
        ├──┘  │
松永   ───┘     │
              ├
沼田   ───┐     │
        ├──┐  │
観音   ───┘  │  │
           ├──┘
府中   ───┐  │
        ├──┘
皆実   ───┘


<98.11.5> 昨日日刊スポーツの「京都の清水監督留任」の記事のついでに「森保完全移籍」と書かれていましたが、これを否定する記事が早速中国新聞に掲載されていました。やはり、と言うか当然と言うか、広島も京都も森保本人も完全否定。昨年末の騒動を考えると、そう簡単に完全移籍を決められては困りますし、だいたい今年はフリエの選手の動向が決まらないと各チームとも来季の戦力が決まらないはずなので、こういう件が決着するのはまだまだ先の事になるはずです。想像ですが、清水監督との雑談の中で「森保は京都にとって必要な選手。完全移籍してもらう」と希望を込めて監督が言ったのを、日刊の記者が「完全移籍が決まった」と勘違いしてウラも取らずに記事にした、と言うことなのでは?今のサンフは桑原が成長した上に小島、吉田康、皆本がいて、守備的MFのポジションは激戦なので森保が帰ってきたからと言って先発が約束されているわけではありませんが、しかし彼のスピリット、と言うか経験が必要だ、と思わせるようなゲームもあったことは確かだと思います。彼自身にとっても、広島にも、京都にも良い方向で来季の所属チームが決まるといいのですが。


<98.11.5> 28日に行われたチャレンジャーズリーグの福岡戦の記録をお伝えします。サンフレッチェのメンバーはGK:前川(→植田45分)、DF:伊藤、池端、山下(→安武78分)、MF:川島、山根(→松岡75分)、金本、永井、皆本、FW:松永(→秋元70分)、大木と、福岡から移籍の永井選手がフル出場したのが目を引きます。シュートは1本と、全部で14本のシュートを放ったサンフの攻撃陣の中ではやや少なく、まだチームにフィットしていないのかな?ただ、土曜日の中国新聞の記事では体調は万全でやる気満々のようですので、案外早くトップに合流してくるかも知れません。ゲームは福岡のシュートを5本に抑えたにも関わらず1-2で負け。失点は3分、左からのCKを古邊にヘッドでたたき込まれ、2点目は42分にDFのボールをカットされて石井に決められる、と言うどちらも守備のミスからのもののようです。逆に得点は皆本のCKを松永がヘッドで決めたもの。見てないので何とも言えないのですが、すっきりする展開ではなかったようです。


<98.11.5> このところのプレスリリースをまとめてお伝えします。


<98.11.4> 昨日は「渦中のチーム」フリューゲルスとの対戦。観客は9千人ちょっとで、同じくらい入ったマリノス戦のように明らかにアウェイサポーターが多かった、と言う雰囲気ではなく、むしろ「最後になるかも知れないフリューゲルスを見たい」と思ってきているサッカーファンが多かった、と言う感じがしました。フリエサポの方から署名用紙をもらってまわりを回して書いてもらっていたのですが、試合中にも回っていたようで100人近くの方に協力して頂きました。
ゲームですが、先発は中国新聞の小笠さんの予想通り次のようなメンバー。
        下田
        
    宮澤  柳本  上村
    
 吉田康  小島  桑原   服部
 
       山口敏
       
    久保      大木
ゲームは全体として一進一退。どちらも適度にチャンスを作り、ピンチを迎えると言う展開。(最終的なシュート数はサンフ16、フリエ14だった。)サンフの守備はやや安定感に欠けるものの大きく破綻することなく、また下田のスーパーセーブもあって良く健闘したと思います。失点はまず前半37分、相手左サイドからのロングパスがDFラインに入り込んでいた久保山の足元にぴたりと合い、DFとGKが寄せる間もなくうまくコントロールされてゴールされました。更にその2分後、サンフが攻撃に上がった後をカウンターで突かれ、ドリブル突破を狙う永井にDFが引きつけられたところでフリーになったレディアコフにパスが出て決められました。どちらもDFのミス、と言えばミスなのですが、しかし今年初めて組むコンビであることを考えるとある程度仕方がないかな、と思いました。問題は攻撃。パスをつなごうとしてもテンポが悪く、相手の守備をなかなか崩せません。仕方なくロングボールを放り込む、と言う昔良く見たシーンが多かったように思います。また、時折両サイドの突破からチャンスを作るのですが、中央への詰めが遅くなかなか決定的なチャンスとならず。特に大木の大事なところでのミスが多かったし、また久保も調子を落としているのか今一つ。楢崎の好守も随所に見られ、点が取れそうで取れない、と言う感じで後半半ばまで行きました。そこでトムソン監督は後半23分、グッドマンを投入してスリートップにする、と言う手を打ちます。
        下田
        
    小島  柳本  上村
    
 吉田康    桑原     服部
 
       山口敏
       
  グッドマン 大木   久保
このスクランブル体勢が結構機能します。グッドマンの右前でのプレーが何度かチャンスを演出し、逆に薄くなった守備を突かれて何度か危うい場面(1度など3対2で攻められた)にもなりました。が、攻撃はグッドマンのシュートが枠に行かず、守りは柳本等が冷静なカバーリングで相手にチャンスを与えず、でなかなかスコアが動きません。ここで更に後半36分、吉田康→伊藤と交代します。昨日の吉田康は右サイドを駆け上がってチャンスを作り、何度か柳本と見間違えるほど(^^;)でしたが(ついでに上村は何度かフォックスと見間違えた)、さすがに後半になると運動量が落ちていたので、納得の交代でした。(ただ、どうしてもっと早く出さないの?と言う声がちらほら、でしたけど。)これが終了間際に当たります。服部の蹴ったFKを楢崎がこぼし、中央でフリーでいた伊藤の前へ。これをヘッドで押し込み、1点差に迫ります。その後もロスタイムにかけて攻めますが、しかしフリエの冷静な守りの前にゴールを割ることはできませんでした。
と言うことで、いろいろと課題の残るゲームではありましたが、フリエの気迫に負けずに「ちゃんとしたサッカーをしようとした」と言うことは評価できると思います。フリエに比べると攻撃に入ったときのスピードで特に負けていたように思いましたし、中盤の構成力がもう少しあるといいのだが、とも思いましたが、まあ現状ではあんなものかな?土曜日はビドマーが出れますし、モティベーションの低さではセレッソも負けていない(^_^;)ので、まだなんとかなるでしょう。


<98.11.4> 夏に閉店したサンフレッチェオフィシャルショップ「Vポイント」が、紙屋町で復活します。場所は市民球場とそごうの両方から斜向かいに当たる、デオデオ本店の真横。元デオデオのディスクシティ(?)のあったところだそうです。開店は11月11日午後11時と「1並び」の日時と時間で、開店セールなども行われるそうです。また、単なるショップだけでなく「サポーターの交流の場」ともなる、とのこと。前のVポイントは、いつ行っても閑散としていて店員の「やる気」にもちょっと?が付く雰囲気でしたが、今度は市内の超一等地に「商売のプロ」が開く店です。大きな期待ができそうです。


<98.11.3> 今朝の中国新聞によると、今日のフリューゲルス戦の先発メンバーはGK:下田、DF:柳本、宮澤、上村、MF:桑原、小島、吉田康、服部、山口敏、FW:久保、大木が予想されています。オーストラリア勢が不在なのは痛いのですが、出場停止が明ける上村の叱咤激励でフリエの気迫に負けないゲームをして欲しいところ。今日の広島は移動性高気圧に覆われ、さわやかな秋晴れとなって絶好の観戦日和になりそう。また、昨日の予想通りフリューゲルスサポーターも「フリエ存続」を求める署名活動をするようです。今度のフリエの事態は決して他人事ではなく、これをあっさりと認めるかどうかで他のスポンサー企業へのプレッシャーにもなりえます。見かけましたらぜひご協力を!


<98.11.3> 1日に行われた中国リーグ第14節で首位のマツダSCは2位のフジタSCと対戦しました。マツダはまず前半3分にFKから中村のヘッドで先制し、その直後同点とされたものの、後半35分に牧野がゴールを決めて接戦を制し、3年連続9度目の優勝を決めました。
マツダSC   2|1-1|1 広島フジタSC
(12勝1敗)    |1-0|  (9勝4敗)

三菱石油    1|0-0|0 三菱自工
(6勝7敗)    |1-0|  (9勝4敗)

広島教員    5|4-0|2 SC鳥取
(7勝6敗)    |1-2|  (2勝11敗)

NKK福山   3|2-0|0 ヤマコーFC
(5勝8敗)    |1-0|  (2勝11敗)

【順位表】
順位 チーム      勝点 勝 PK勝 PK負 負 得点 失点 得失点差
-----+-----------------+----+--+----+----+--+----+----+--------
1→ マツダSC     34  10   2    0   1  62   13     +49
2→ 広島フジタSC   29   9  0    2   2  48   19   +29
3→ 三菱自工      27   9  0    0   3   36   16     +20
4→ 広島教員      21   6   1    1   5   31   32      -1
5→ 三菱石油      17   5  1    0   7   21   32     -11
6→ NKK福山     14   3  2    1   7   18   42     -24
7→ ヤマコーFC     7   2   0    1   9   21   51     -30
8→ SC鳥取       7   1   1    2   9   13   45     -32
-----+-----------------+----+--+----+----+--+----+----+--------


<98.11.2> 明日は怒りに燃えるフリューゲルスをビッグアーチに迎えます。フリューゲルスとの対戦はこのところ8連敗中。ここで勝たないと、もう永遠に勝つチャンスは無くなります。サンフレッチェはビドマーが出場停止の上にポポビッチ、フォックスが豪州代表に呼ばれて出場できません。
          下田
         
     宮澤   柳本   上村

 吉田康      桑原       古賀

    山口敏         服部

      グッドマン  久保

SUB:前川、伊藤、小島、皆本、大木
3人の外国人を欠くとは言え、メンバー的にそう落ちる、と言うわけでもありません。相手は必死でやってくることは間違いありませんし、セレッソのような無様な試合だけは勘弁して欲しいものです。相手に対しても失礼ですから。なお、フリューゲルスの選手とサポーターがチームの存続を訴える署名活動を行っています。明日の広島のゲームでも行われると思われますので、機会がありましたら是非ご協力下さい。以下でフリューゲルスの存続を求める署名活動用の用紙のサンプルを見ることができます。更に以下ではインターネット経由の署名が取り組まれています。サンフレッチェサポーターの皆さんのご協力をお願いします。更に、「青い翼運動」と言う運動も取り組まれています。これは、フリューゲルスの存続を望む意思を表すために青いリボン(ハンカチでもバンダナでも可)を左腕か胸に付けるそうです。明日のフリエ戦、私は当然サンフを応援しますが、フリエの存続を訴える運動にも協力したいと思っています。


<98.11.2> で、そのフリューゲルスの件です。一昨日は「親会社が私物化した」と書きましたが、しかしこれはある意味当然である、とも思わざるを得ません。資本主義社会ではお金を出す人がそれ相応の発言力を持つのが当たり前で、年間15億も出資していた企業連合vsいいところ数億の収入しかもたらさなかったファン・サポーターと言う構図はやる前から勝負が見えています。本業が苦しくそちらの社員を養うのもやっとの佐藤工業が「もうお金を出せない」と言ってきたからと言って、非難すべきではないでしょう。問題点は(もう一度繰り返しますが)「地域密着」をうたっていたはずのJリーグチームが、その「地域住民」に何の相談もなしに消滅を決めてしまったことです。鳥栖のように、あるいは清水のように本当に消滅する前に何らかの情報があれば、「市民持ち株制」などの形で、あるいは自治体の支援を増やすという形でなんとか存続させようとできたのに、いきなり「もう決まったことだからマリノスを応援しろ」と言われたってファンが収まるわけがありません。署名活動がどのくらい効果を上げるか分かりませんが、せめて地域リーグなど下のカテゴリーから再出発できるよう、「フリューゲルス」の名称と商品化権等を無償で手放して欲しい、と思います。
その一方で、現在のところの「理想と現実のギャップ」も見過ごすことのできない問題だ、とも思います。土曜日の横浜国際のゲームの後のフリエサポーターと会社との話し合いは極めて落ち着いたムードの中で行われ、フリエサポの良識を示したそうですが、実際に「サポーター」を名乗っている人が全て良識的な人か、と言うとそうともいえないところもあるようで。サポーターが「自分たちのチーム」と本当に考えているならば、会社や選手と一緒に悩み、出すべきお金も出し、チケットも一緒に売る、と言うようにならないといけないのかも。消滅が決まってから「市民持ち株制」などを持ち出しても遅すぎるわけで、他チームのサポーターにとってはこれを大きな教訓にしなければならないのでは無いかと思います。サンフの久保社長は「チケットは商品なのでタダで配ることはしない」とラジオで言っていましたが、この最大の「商品」を我々ファン、サポーターももっと大事にすべきです。「チームを応援するから券をくれ」なんてクラブに要求するなんてもっての他だし、「タダ券が手に入ったから他のサポーターに売る」と言う行為だって、長い目で見ればチームに不利益な事をしていることになる。サポーターがチームを「サポートする」と言うからには、自分たちのチームと選手が勝つことを願って応援するだけでなく、例えばサッカーファンの友達がスタジアムに足を運ぶように働き掛ける、とか、「5万人の会」への入会を呼びかけるだとか、いろいろと幅広い活動をすべきなのかも。チームがなくなる、と言うことが分かってからでは遅いのですから。


<98.11.2> 28日に行われたチャレンジャーズリーグ福岡戦は、1-2で敗れました。また昨日行われたJユース選手権のヴィッセル神戸との対戦も、1-2で敗れました。


<98.11.2> 昨日の中国新聞には、今のサンフが気の抜けたようなゲームをすることを問題視し、トムソン監督自体にも問題があるのではないか、と言うような書き方をしています。私ももちろん、それではいけない、と思います。サンフには1部残留で満足するようなチームでいて欲しくはないし、気の抜けたゲームを見せられたら観客だって辛いし、また来よう、と思わなくなるかも知れませんし。
ただ私は、これはある程度しょうがない、とも思うのです。今年のチームの至上命題は、何と言っても「1部残留」だったわけで、それも主力を放出してチームを整備しながら勝っていく、と言う難しいことをしなければならなかった。序盤戦はうまく回転せず6連敗のトンネルに入ってしまい、そこからはい上がらねばならなかった。トムソン監督と選手達に対するプレッシャーは、おそらく我々には想像できないほどのものだったに違いありません。それをトムソンとそのスカッド(この言い方はオーストラリアの新聞のパクリです^^;)は、上位を倒すためにはこれしかない、と言う戦術を徹底して、予想していたよりも早く任務を達成してしまったのです。我々ファンは、「2nd stage優勝」とか「5位以内」とか夢も見させてもらいましたけど、でも今年に限って言えばそれは当初の目標でも何でもなかったわけで、逆に言ったらそう言う目標は「調子がいいからもう少し上を狙ってみるか」と言うノリで行けるものではなかった、と言う事なのでしょう。そう言うことを考えると、今年の第一の目標を早々と達成してしまったトムソン監督と選手達にはまずは「ご苦労さん」と言うべきであると思います。人間、仕事だとは言ってもそうそう集中力を持続することはできないでしょう。未熟なチームには、一度緊張を解いてもう一度新たな目標を設定してやらないと、なかなか次のステップには進めないのかも知れません。
もっともこう言うことを私が書くのは、気の抜けたゲームを目の前で見てないからかも。明日のゲーム次第ではブチ切れるかも知れませんが。(^_^;)


<98.11.1> 昨日の市原とのゲームは、覇気のないサンフ対技術のない市原、と言う構図の凡戦となり、0-0の後PK戦で敗れました。サンフの布陣は
          下田
         
    フォックス 柳本   宮澤

 吉田康      桑原       古賀

     山口敏      服部(→小島84分)
     (→皆本70分)
      ビドマー グッドマン(→久保67分)

SUB:前川、伊藤
と、リベロに柳本を起用し、また久保を温存して外国人ツートップで臨みます。この、慣れていない布陣のせいか、あるいは単にモティベーションの問題か、前半からミスを連発。山口敏の突破や服部のFKなどでゴールを脅かすことはあるものの、あまり得点の予感の漂わないゲームだったそうです。一方、守備も「しっかり守った」と言う感じよりも相手のミスに助けられた、と言う感じ。この試合、「一部残留が決まり、来季を想定していろいろな選手の組み合わせもテストしている」とスタンドで観戦(?)したトムソン監督は「イーブンなゲームであったが,どちらのチームも勝利に値するようなプレーをしていたとはいえなかった。結果として市原が勝ったと言うことだ」と評論家のような事を語っていたそうですが、このことと言い久保を先発から外したことと言い、「笛を吹いて選手を躍らせるのは監督じゃないの?」とも言いたくなります。フリエの消滅はサンフに直接は関わってこないかも知れない(「横浜Fマリノス」から選手を獲得する資金もないでしょうから)のでしょうが、しかしこの程度のこと(やっと一部残留したこと)で満足されてしまっては非常に困る。いいゲームをして来てくれたお客さんに満足をして貰えなければ、必ず後でしっぺ返しを受けるのです。試合のレベルを高く保って「また来よう」とファンに思わせるようなゲームをしなければ、プロのスポーツクラブとしてはやって行けないでしょう。11/3の次節は「怒りの」フリューゲルスが相手。サンフはポポビッチ、フォックスが代表招集で出場できない上に、ビドマーが累積警告で出場停止です。きっちりネジを巻き直して戦う気持ちを出して、0-7で敗れたセレッソのように悲惨なことにならないよう願いたいものです。


<98.11.1> 今日の14時より尾道市のびんご運動公園陸上競技場で、Jユースカップのヴィッセル神戸との対戦があります。3年連続の決勝進出を狙って好調のユースのゲームは、ひょっとするとトップよりも面白いかも!?


<98.11.1> 今日14時半から広島市の本通りと金座街で行われる「青少年健全育成強調月間 街頭啓発パレード」に桑原、下田の両選手が出演します。また基町クレド8888万人達成記念イベントとして、今日の15時よりパセーラ2Fで宮澤、大久保両選手のサイン会が行われます。


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