4/5〜4/11のサンフレッチェ日記



<98.4.11> サンフレッチェ広島支援のための街頭募金に続いて、広島銀行の協力で振り込みによる募金の受付が始まりました。広島銀行の本支店からは専用の振込用紙で振り込みでき、手数料は無料です。振込口座は「広島銀行 本店 普通預金 口座番号-2464730」で、受取人は「がんばれサンフレッチェ広島募金 代表者 宮崎敏夫」(「崎」の字は本当は右上が大ではなく立だそうです)です。他銀行からの振り込みもOKですのでご協力下さい。


<98.4.11> 先週、広島市内などで行われた「西日本高校サッカーフェスティバル」に出場したサンフレッチェユースは、6試合を戦い全て無失点で2年連続2度目の優勝を飾りました。4月4日付の中国新聞によると、FW久保田が「優勝しか考えていなかった。みんな最後まで集中力が切れなかった」と語り、また木村コーチも「プレッシャーの中で力を出してくれた」と、唯一参加のJリーグユースの貫禄を示しました。また、この大会では2位に沼田(広島)、3位に多々良(山口)、4位に皆実(広島)と上位を中国勢を独占しました。サンフユースの戦績は次の通り。
【リーグ戦B組】
サンフレッチェ広島ユース 3-0 観音(広島)
サンフレッチェ広島ユース 4-0 桃山(京都)
サンフレッチェ広島ユース 0-0 仙台育英(宮城)
サンフレッチェ広島ユース 3-0 熊本農(熊本)
【準決勝】
サンフレッチェ広島ユース 3-0 多々良(山口)
【決勝】
サンフレッチェ広島ユース 3-0 沼田(広島)


<98.4.11> ジュニアユースは、4/5に美作で行われたナイキ・インターナショナルプレミアカップの中国地域予選で優勝し、5月にJヴィレッジで行われる本大会への進出を決めました。


<98.4.10> 明日の瑞穂でのグランパス戦は、こちらはアーノルドが出場停止ですが相手もストイコビッチが出れません。どちらが痛いか、と言うとやはりグランパスかな?田中監督に代わってベンゲル時代のサッカーを思い出しつつあるグランパスですが、熟成度という点ではまだまだの様子。付け入る隙は十分あると思います。サンフレッチェは怪我人のうちポポビッチが練習中に再び左足付け根を痛め、少なくとも明日と平塚戦は出れないそうです。また桑原も身体は大丈夫だとしてもまだサテライトでの試運転もしておらず、ゲーム勘の面から出場は難しい、と見ます。となるとメンバー的には浦和戦と変わらないでしょう。
        下田

    宮澤 クルーク 伊藤
       
  吉田  小島  皆本  服部

     山根    久保

        松永

 SUB:大石、笛、金本、池端、大木
浦和戦と変わらない、とは言え、先発メンバーの大木のワントップよりも松永の方が効いていたそうなのでそちらでスタートする、と予想します。良いリズムで戦いながら決定機を生かせず敗れてしまった前節でしたが、今度はBSで放送もあることですし若手3人衆の爆発で連敗脱出、と行きたいところです。


<98.4.9> 今度の日曜日(4/12)、広島県三次市で行われる「桜まつり」に上村選手が出演します。11:30からトークショー、12:00からサイン会が行われ、また12時から15時までチームスタッフが試合告知活動などを行う予定になっています。このようなイベントへの参加は、昨年までに比べてずいぶん多いような気がします。それも怪我で出れない選手、特に上村選手は引っ張りだこの様子で大変です。ゆっくりとリハビリをして欲しいような気もしますが、シーズン中に主力選手を出すわけにも行かないので仕方が無いところでしょうか?宮澤が加入し、池端も成長して来てDF陣の競争も激しくなってきましたし、上村選手には完全に直してもらって更にレベルの高いレギュラー争いをして欲しいものです。


<98.4.8> 中国新聞のホームページによると、ヴェルディから8/31までの期限付き移籍してきた大石尚哉選手が昨日から練習に参加したそうです。大石選手は1972年7月7日(お、七夕だ)生まれの25歳。清水商業、筑波大学、ヴェルディと「エリートコース」を歩んできた選手で、高校時代は選手権、高校総体、全日本ユースの3タイトル合わせて5回の優勝を経験しています。また高2、高3と連続で国体に出場、更に高3の時には高校選抜にも選ばれました。大学卒業とともにヴェルディ入りし、その年に5試合、また昨年9試合に出場しています。(因みにそのうち1試合は4/26日、等々力でのサンフレッチェとのゲームでした。)今年は菊地新、本並の2人の元日本代表がレギュラーを争っているためなかなか出番が無かったところでの今回のレンタル移籍なので、ここはアピールの場、と張り切っていることと思います。最近、飛び出しのタイミングやセービングなどで不安定さを見せている下田選手にとっては、手強いライバル出現、と言うところではありますが、むしろ大石選手のプレーを身近に見ることによってその経験を盗む機会にして欲しいと思います。


<98.4.7> 中国地方の高校生年代では無敵を誇り、ユース選手権でも2年連続で決勝に進出しているサンフレッチェのユース。悩みは身近に切磋琢磨する相手が居ないことでしたが、今年から社会人相手に腕を磨くことになりました。JFLの下部組織として各地方ごとに地域リーグがあり、中国地方にも中国リーグがあって8チームが2回戦総当たりの対戦を行っていますが、今年初めてサンフユースがオープン参加することになったそうです。相手のほとんどは仕事の合間にサッカーをしているアマチュア選手。テクニックや体力などはユースの方が高いものを持っているかも知れませんが、中には元Jリーガーもいますし、大人の選手ならではの当たりの強さ、またベテランらしい戦術眼など学ぶべきところは多いと思います。試合は全て入場料は無料ですので、お近くの方は見に行かれてはどうでしょうか?
【サンフユース関係の日程】
第2節(5/10 11:00) 対 NKK福山 (NKK旭丘グラウンド)
第3節(5/17 12:00) 対 ヤマコーFC(広域公園第一球技場)
第4節(5/24 14:00) 対 フジタSC (広域公園第一球技場)
第5節(5/31 13:00) 対 マツダSC (マツダ郷原グラウンド)
第6節(6/ 7 13:00) 対 SC鳥取  (鳥取バードスタジアム)
第7節(6/14 14:00) 対 広島教員  (広域公園補助グラウンド)
第8節(7/ 5 14:00) 対 三菱自工水島(福田公園陸上競技場)
第9節(7/12 13:00) 対 三菱石油水島(福田公園陸上競技場)


<98.4.7> JFLもこの日曜日に開幕しましたが、サンフユース出身の2選手もそれぞれ出場しました。まずはブランメル仙台に正式移籍した高田純選手。主力FWの阿部選手が出場停止だったということもあり、栄えある先発出場を果たしました。更に延長にもつれ込むゲームにフル出場。出来自体はあまり良くなかったようですが、昨年はほとんど途中出場だったことを考えるとかなり成長してきている、と言えそう。早く初ゴールを決めて欲しいものですね。もう一人、昨年西濃運輸に所属し今年からモンテディオ山形に移籍した原田紘介選手は、73分に交代出場しています。


<98.4.6> 結局3日間ホームページの更新ができず失礼しました。4日土曜日に行われたホーム第2戦、浦和レッズとの対戦は、シュート数14:5と言う結果に見られるようにほとんどの時間帯に攻勢をかけゲームを支配しましたが、今一歩のところで詰めが甘く、1対2で敗れました。サンフレッチェは先週から練習に復帰したポポビッチ、桑原は出場には至らず(ポポビッチは出場停止のアーノルドとともにサイン会に出ていたそうです)以下のようなメンバーでした。
        下田

    宮澤 クルーク 伊藤
       
  吉田  小島  皆本  服部

     山根    久保
     (→松永67分)
        大木

 SUB:山口、笛、金本、池端
ポポビッチが出れないため、クルークがリベロという布陣はマリノス戦と同じ。ただし、スピードのあるレッズの攻撃陣を警戒してか伊藤をストッパーに入れ小島を初めてボランチに入れて来ました。またFWは大木のワントップで久保と山根がその周りを走り回る、と言うパターン。ゲームは開始早々からサンフのペースで、中盤のプレスが甘く引いて守る浦和に対してサンフがボールを支配します。しかし先制したのは浦和。前半15分、福永からのパスを後ろ向きで受けた小野はなんと体を反転させながらダイレクトボレーで走り込む岡野へパス。これを岡野が左に流れながらドリブルして右足でシュートし、ゴール右隅に決めました。小野のプレーはまさに才気の片りんを見せるようなアクロバティカルなもの。そう言うパスを出した方も凄いがこれを信じて走り込んだ岡野も凄い、というようなゴールで、これはサンフのDFを責めるわけにはいかないようなものだったと思います。その後一時的に浦和のペースになったものの、小野を小島が良くマークしクルークが相変わらずの鋭い読みとパス出しで凌ぎ、流れを引き戻します。しかし、サンフの選手が決定的な場面で蹴ったシュートはいずれも枠の外。この流れは後半も変わらず、ゲームを支配しますがなかなかゴールを割れません。そんな中での後半12分、浦和がCKを得ます。右から蹴られたボールは弧を描きながらファーサイドへ、これを追う下田。しかし追いつくことができずゴールを空にしてしまいます。これを大柴に決められ痛い2失点目を喫してしまいました。これに対してサンフがようやく一矢を報いることができたのは後半17分。小島が蹴ったFKがふわりとDFの裏に出ます。これに猛然と突っ込んだのが久保!GKの股の間を抜いてようやく今季初ゴールを挙げました。その後も、今度は松永をポストにして大木と久保が拾いまくり、浦和ゴールを脅かし続けるサンフ。後半だけでも10本のシュート、中でも久保は半分の5本を放ちますがことごとく枠を外し、あるいはGKのセーブにあってしまいました。トムソン監督が「運があれば4、5点は取れた。向こうのGKは不思議なほど良くボールを止めていた」と嘆くように、ゲームに勝って勝負に負けた、と言えそうな試合。10,901人と2試合連続で1万人を越えた観客にはまたもや勝利を見せることはできませんでしたが、サンフの目指しているサッカーが面白いサッカーであること、選手達が着実に成長していることは見せることができたのではないでしょうか?3連敗で15位にまで落ちてしまいましたが、選手達には今やっていることは間違っていない、と自信を持ってプレーすることを忘れないで欲しいし、またスタジアムを埋めた観客には、勝てなかったことで見捨てないで長い目で見て欲しい、と言いたいと思います。


<98.4.6> 昨日行われたサテライトリーグC組の第3節、ヴィッセル神戸との対戦は、2対2(前半1-0)と引き分けに終りました。サンフのメンバーは、GK:山口、DF:安武、池端、川島、MF:笛、石川(→行友45分)、古賀、大久保(→秋元77分)、金本、FW:岩村(→松岡77分)、松永。サンフの1点目は41分に大久保のパスを岩村が決めたもの、2点目は古賀のセンタリングに川島が頭で合わせたものでした。シュート数はサンフの4に対して神戸は11と、全体的に押されていたゲームだったようですが、神戸は元サンフのベテラン内藤直樹(2点を決めたのは彼)や幸田、江口、矢野マイケル等トップ経験の豊富な選手が出ていたので仕方がないかも。昨年の山根のように、この中から1人でも2人でもトップで使える選手が出てきて欲しいものです。


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