5/10〜5/16のサンフレッチェ日記



<98.5.16> 今朝の中国新聞から。宮澤、伊藤の二人はやはり遠征メンバーから外れるそうで、小島と桑原がDFに入るのでは、と言う予想でした。またアーノルドに代わるトップは大木が起用されるようです。対するヴェルディはカズ、北澤が代表に行っている上に前園とエンリケが出場停止と言うことで戦力的にはそう変わらないかも。先日の広島スタジアムの再現、と行きたいところです。またポポビッチが1年ぶりに豪州代表に復帰します。6/6にザグレブで行われるクロアチアとの対戦に呼ばれたもの。ポポビッチは「数日前に電話で打診があった。故障が長かったので、やはり復帰は嬉しい」と語っていたそうです。このため、6/3の浦和戦と6/6の磐田戦には欠場することになりました。


<98.5.15> 今朝の中国新聞によりますと体調不良(大腸炎だったかな?)で入院していた宮澤選手が昨日退院し、今日の練習から復帰する予定ですがゲームに出れるかどうかは微妙なところ。そこで、明日鳥取で行われるナビスコ杯第一戦(対ヴェルディ)への出場は難しそうです。と言うことで、若手中心で臨む、と言う明日のメンバーを予想しますと、
        下田

    川島 ポポビッチ 池端

  柳本  小島  桑原  服部
       
          大久保
      山根
         久保

 SUB:大石、吉田康、皆本、大木、松永
と言うところでしょうか?池端選手は翌日からのU-19代表候補の合宿を控えているので出れないかも知れませんが、今後の守備の安定のためにはぜひ経験を積んで欲しいところ。攻撃陣では山根をトップ下に置いて大久保のパスからの組み立てを見たいところです。とにかくここは、新外国人が入ると激戦になりそうなポジション。「ナビスコ杯でレギュラーを獲る!」というつもりで頑張って欲しいものです。


<98.5.15> 今日の日刊スポーツの報じるところによりますと、レンジャースのイアン・ダラント選手(31歳、元スコットランド代表)が「広島との1年契約を結んだ」と語ったそうです。もしかしてこの選手は、キリンカップで来日したメンバーに入っていたのだったでしょうか?


<98.5.14> 先日、ちょっと時間があったので各チームのホームページを調べてみたところ、Jリーグ18チームのうち「オフィシャルホームページ」を持たないのはついにサンフレッチェだけになっていました。「Jリーグのホームページ(http://www.j-league.or.jp)からリンクが張られていない仲間」だったグランパスも、専用のドメインネームを取って立派なページを立ち上げており、「仲間」じゃなくなるのも時間の問題でしょう。JFL勢でも川崎フロンターレは公式ページを持っているので、準会員にも負けていることになりますね。専用のサーバを用意しているところ(アントラーズなど)だけでなく、親会社のサーバに間借りしているところ(マリノスなど)や地元のプロバイダ(?)に入っているところ(アビスパなど)、地元新聞に作ってもらっている(?)ところ(サンガ)などそれぞれ予算に応じて工夫しているのに、サンフレッチェは何をやっているのでしょう?球団内にもホームページを、と言う声はあるようですが、上の「金がない」の一言で進んでいない、と言う話もあります。今やインターネットが重要な情報提供の手段だということは常識のようなもの。まともな会社でホームページを持っていないところなんてありません。特にサッカーチームのような客商売の場合、全然関わりのなかった人への「コンタクトポイント」として必須のものだと思います。実際私もヨーロッパでサッカーを見に行ったときに、まず調べたのは各チームのホームページでしたから。(一番良かったのは英語版まで用意してあるバイヤー・レバークーゼン。一番大変だったのは、サポーターのページしか無かったリールスでした。)手遅れにならないうちに、何とかして欲しいものですが。


<98.5.13> 昨日の広島FMの「ゴ〜ル!」のゲストは柳本選手だったのですが、そこで明らかにしたところによると今度の17日7時から8時の1時間、彼がディスクジョッキーを務める番組「ゴナビー・ヒーロー」が放送されるそうです。どこの放送局の番組か、と言うことは言わなかったのですが、広島FMで紹介したんだから広島FMなんでしょう、きっと。


<98.5.13> 先週金曜日の中国新聞によると、7日から今日13日までの予定でブラジル人のマルシオ・ルイス・デ・ソウザ選手がテストを受けています。ブラジルのフルミニネンセやギリシアのイオニコスなどでのプレーの経験を持つ33歳の攻撃的MFで、FKやファイナル・パスが得意だということで昨年まで在籍したサントスのような選手か?昨日のFMによると、ヴェルディのニカノール監督から紹介されてのテストだったそうです。いるかいないかでチームのレベルが変わる、と言うほどの選手ではないかも知れませんが、アーノルド、クルークに代わる外国人がまだ決定していないからにはバックアップとして(?)採用してくれると、サポーターとしてもちょっと安心ですね。なお、その新外国人についてですがFMでの関さんの話では「選手は絞られてきているが発表できる段階ではない」とのこと。ひょっとすると年俸や移籍金などの条件面で難航しているのかも。ヨーロッパでもリーグ戦が終り、各チームが来季に向けて既に動き出しているだけに「あてにしていた選手に逃げられた」などと言うことの無いように願いたいものですが。


<98.5.13> これも先週金曜日の中国新聞に載っていたやや古いニュースですが、アジアユース選手権に出場するためのU-19代表候補に池端選手が選ばれました。池端選手は「前回の候補メンバーからは外れていたので嬉しい。合宿でうまくなって広島に貢献したい」と語っていたそうです。同代表候補は17日から4日間神奈川県内で合宿をし、6/21から大宮で開かれるアジアユースの一次予選に備えます。ガンバの稲本や選手権で活躍した小笠原、本山、中田の鹿島勢など、2002年から2006年のW杯に向けての主力になって行くであろうメンバーです。池端選手もこの中で切磋琢磨して、大きく育って欲しいものです。


<98.5.13> 中国リーグの第2節が10日日曜日に行われましたが、オープン参加のサンフレッチェのユースチームはNKK福山に3-1で勝ち、幸先の良い出足を切りました。
マツダSC   5|2-0|0 広島教員
(2勝  )    |3-0|  (  2敗)

広島フジタSC 1|1-0|0 三菱自工
(2勝  )    |0-0|  (1勝1敗)

三菱石油    1|1-0|0 ヤマコーFC
(1勝1敗)    |0-0|  (  2敗)

サンフユース  3|1-1|1 NKK福山 
         |2-0|  (1勝  )


<98.5.12> 今日、関東地方への出張から広島に帰ってきたのですが、その途中の羽田空港でサンフレッチェのグッズを半額で売っているのを発見しました。場所は全日空の出発カウンター中央寄り向かい側の売店。お菓子を売っている売店の中の階段を上がって行くお店で、階段には代表グッズが沢山ディスプレーされています。かつては「カテゴリー1」として営業していたはずでしたが、その関係の商品はだんだん縮小されて、ついに在庫処分ワゴンセールになってしまった、という雰囲気でした。ですから別にサンフレッチェの物だけではないのですが、人気の関係上(?)残っている商品にはサンフのものが多かった、と言うことです。マグカップ350円、サンチェ君のミニフラッグ250円、トランプ300円など。いつまでやっているのか分かりませんが、お土産にいいかも?


<98.5.11> アーノルド、クルークの退団で注目される新外国人選手ですが、今日の日刊スポーツによると中盤の選手とストライカーの獲得を目指しており、イングランドとスペインでプレーしている選手が候補となっている模様です。またトムソン監督のルートで来日経験のある選手と交渉中である、と言う噂もあり、どちらにしろそろそろ名前が出てくるかも知れません。他チームの例ですが、今年のフリューゲルスは一度チーム作りに失敗しかかっていたようにに見えましたが、レディアコフ、フットレの2人が途中から入ることで、ずいぶんチームが変わりました。とりわけ先週のサンフとのゲームでは、この日から出場したフットレが前線にいて素早い判断でDFラインを撹乱してくれたおかげで、サンフはズタズタにされてしまいました。まだまだ世界レベルとは差があるJリーグでは、1人2人の超一流選手が入るだけでかなりチームの雰囲気が変わります。外国人頼りのチーム作りをする、と言うのは両刃の刃で、日本人選手の成長を疎外するようではいけないのですが、今のサンフの若手のためには「お手本」を示してくれる人、若手を助けてくれるような選手が必要です。サンフが優勝したときにはハシェックがいて、高木が生きました。久保や山根がいっそうの成長を遂げることができるような、そんな「良い外国人選手」を獲得して欲しいものです。


<98.5.11> プレスリリースから。「西日本サッカーの水準向上・2002年開催のワールドカップ日本代表チーム強化に貢献することを目的」として、昨年に引き続き西日本のJリーグ6クラブ(京都、神戸、G大阪、C大阪、広島、福岡)で「98チャレンジャーズリーグ」が開催されます。期間は5/10〜10/25で、6チームのH&Aによる総当たり2回戦、90分間引き分けありの「世界標準式」のリーグ戦です。出場資格は上記クラブの1〜3種(つまり、トップ、ユース、ジュニアユースということ)に属する選手または練習生(2名まで)。入場料は全試合無料です。サンフ関係のゲーム日程は次のようになっています。
日時曜日kick off対戦相手場所
5/2415:00セレッソ大阪舞洲グラウンド
5/3114:00ガンバ大阪万博グラウンド
7/1915:00ヴィッセル神戸いぶきの森球技場
8/2315:00アビスパ福岡郷原グラウンド
9/614:00京都パープルサンガ東城陽グラウンド
9/1315:30京都パープルサンガびんご運動公園陸上競技場
9/2015:00アビスパ福岡雁の巣レクリエーションセンター球技場
9/2715:00セレッソ大阪広島広域公園第一球技場
10/414:00ガンバ大阪みよし運動公園陸上競技場
10/2515:00ヴィッセル神戸広島広域公園補助競技場


<98.5.10> 昨日のセレッソとの対戦は、怪我人続出で若手中心のメンバーながら良く頑張ったのですが、チャンスに決めれず隙を突かれて、で0-2で敗れました。私は出張のため見に行けなかったのでメンバーを想像しますと、
        下田

     川島 桑原 小島
     (→大木74分)
  柳本  吉田康 皆本  服部
       
        大久保(→山根77分)
   
     アーノルド 久保
     (→松永76分)

 SUB:大石、金本
ゲームは前半から大雑把な流れだったようで、お互いにミスの応酬。サンフは前半に2度もGKとの1対1になるチャンスを貰いながらも決められず、一方のセレッソも森島が決定機に外す、と言う展開。後半12分にはセットプレーから下田がはじいたボールを米倉に決められ、その後守備を薄くして攻撃にかかるところの裏を取られて更に失点、と言う今年良く見たようなパターンで敗戦を喫してしまいました。結局これまでの12試合を4勝8敗の14位で終りました。14位と言う位置は入れ替え戦を考えると危うい順位ではありますが、ここはまずまずだった、と評価したいと思います。川崎戦の前にも書きましたが、あの時点で「残り5試合に勝ち点6以上」と言う目標はクリアできたわけで、Jリーグ再開後の京都、福岡、札幌との3連戦に勝てばライバルを蹴落とし浮上することは十分可能です。日本中のほとんどのサッカーファンは、これからの1ケ月半W杯で盛り上がると思いますが、サンフの監督と選手にとってはここからどれだけチーム作りができるか、正念場であると言えるでしょう。
ところで、ナビスコ杯では若手を試す、と言うことで、それぞれイングランドとオーストラリアに帰って指導者になるクルーク、アーノルドの2人はこの日でお別れのセレモニーがありましたが、「我々がいなくなって本当に大丈夫?」と不安に思ったのではないでしょうか?新しい外国人選手はほぼ絞られている状態、ということですが、どんな選手が来たとしても体調やチーム戦術にフィットする時間が必要でしょう。6月までのナビスコ杯が終ると後はリーグ再開までゲームがありませんし、なるべく早く契約を済ませて連れてきて欲しいものです。
また、フル出場を果たした柳本選手ですが、右サイドからの突破やロングスロー、そして右足でのミドルシュートなど元気なところを見せ「自分としては満足なプレーができた」と明るい表情だったとのこと。バックアップメンバー候補として柳本を視察に来た代表の小野コーチも、「今後いろんなケースが考えられますから」と語ったそうで、今後代表に緊急召集、と言うことにもなるかも知れません。


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