5/3〜16/6のサンフレッチェ日記



<98.6.6> プレスリリースによりますと、明日6/7(日)14時から17時にかけて、広島市本通りのアステルショップで伊藤選手、上村選手のトークショーとサイン会が行われます。


<98.6.6> 今日の磐田戦ですが、久保選手はイエローの蓄積で出場停止でした。今朝の中国新聞によると、予選リーグ突破はならなかったとはいえ今後に向けてベストメンバーで臨むそうで、DFに宮澤、柳本、小島、MFに吉田康、桑原、皆本、服部を、更にトップ下に山根と大久保を並べてワントップの大木をサポートする布陣になりそうです。


<98.6.5> 明日のナビスコ杯最終戦、ジュビロ磐田との対戦は磐田にとっては予選リーグ突破をかけた大事な試合。一方のサンフにとっては勝っても負けてもどちらでもいいゲームです。数少ない若手を試す場として使いたいところですが、しかしリーグ戦のようなボロ負けは避けたいところでもあります。メンバー予想は難しいところですが、そのへんのバランスをとって次のようなメンバーでどうでしょうか?
        下田

     宮澤 柳本 川島

   池端 桑原  皆本 服部

       大久保

      大木  久保

 SUB:大石、小島、吉田康、山根、松永
後半戦に向けて池端、川島、大久保、大木にはぜひ戦力になって欲しいところ。DFにも攻撃陣にも戦力が増えるだけに、これが最後のチャンスと言えるかも?


<98.6.5> 今朝の中国新聞によると、テスト生として練習に参加していた山口敏弘選手の入団が内定した、とのことです。山口選手はガンバ大阪、京都サンガに所属していた26歳。ガンバ在籍時の1994年(ファルカン監督)から95年(加茂監督)にかけて日本代表に選出され、インターコンチネンタルカップのナイジェリア戦、アルゼンチン戦など4試合に出場しています。またJリーグではこれまで113試合に出場し、27得点を上げています。特に94年には39試合に出て16得点と、ガンバのエースストライカーとして活躍しました。ここ3年間はそれぞれ10試合前後の出場にとどまり昨年は7試合で1得点と往年の切れは失っている感じですが、若手ばかりのサンフの攻撃陣のリーダーとして、さらにはその強烈な個性でサンフの「仲良しチーム」の殻を打ち破る存在として活躍して欲しいと思います。


<98.6.4> 昨日のナビスコ杯浦和戦は、前半27分に大久保のゴールで先制したものの後半14分に追いつかれ引き分けに終わりました。サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:宮澤、柳本、小島、MF:吉田康、服部、大木、皆本、桑原、大久保(→山根70分)、FW:久保、SUB:大石、川島、笛、松永。ゲームは最初浦和に攻め込まれたものの下田の好セーブで防ぎ、服部のFKにDF2人に競り勝った大久保のゴールで先制しました。その後も広島がペースをつかみ、しばしばゴール前に攻め込んだもののこのところの課題である「決定力」が無くとどめをさせません。逆に後半開始直後から守備的になってしまったところを攻め込まれ、大柴にゴールを決められ同点に追いつかれてしまいました。しかしその後は一転してサンフのペース。大木、久保を起点に攻め続け、特に後半だけで服部が3本、皆本が2本のシュートを放ち、柳本もリベロの位置から攻め上がってクロスを上げたりロスタイムにはシュートを打つなど、自在なポジションチェンジから猛攻をしかけます。しかし残念ながら詰めが甘く、リーグの浦和戦と同様攻めながらも勝ちを収めることはできませんでした。これでサンフレッチェは3試合を終えて勝ち点4。逆に浦和は4試合で勝ち点8となり、サンフは次の磐田戦に勝っても浦和を越えることができず予選リーグ敗退が決まりました。しかし、日本人選手だけのメンバーだったこの日、大久保がプロ入り初ゴールを決め、また今季初めてリベロに入った柳本が素晴らしい動きを見せるなど収穫の多いゲームだったようです。


<98.6.3> 今日はナビスコ杯の第3戦を久々に広島で戦います。相手の浦和はここまで2勝1分けで、このゲームに勝てば予選突破が決まります。対するサンフも、このゲームと次の磐田戦に勝つと言う条件で突破の可能性があるだけに負けられない試合です。今朝の中国新聞によれば現状でのベストメンバーで行くそうです。仙台戦で負傷した下田も練習に復帰したそうなので次のようなメンバーになると思われます。
        下田

     宮澤 柳本 川島

  吉田康  桑原 小島 服部

       大久保

      大木  久保

 SUB:大石、池端、金本、山根、松永
ゲーム前のサイン会は前川、伊藤の両選手だということで、伊藤選手は怪我からまだ復帰していないということだと思います。このメンバーなら守備はまずまずだと思いますので、問題は攻撃ですね。大久保も大木も、そろそろ結果が欲しいところ。でないと、外国人選手が合流する7月以降はまたサテライト行き、と言うことにもなりかねません。今日のゲームの当日券発売は4時から、また開門は5時です。9時から代表のユーゴとの試合の中継がありますので気になるところですが、そちらはビデオに撮ってサンフを応援に行きましょう!


<98.6.3> 昨日のカズのメンバー落ちには驚きました。昨日書いたようにベテランの力が必要な時が来る、と思っていただけに、これで本当に大丈夫なんだろうか、と思えてならないのですが、それ以上に感じるのは、外すにしてももっとやりかた、発表の仕方があったのではないか、と言うことです。W杯直前になって有力選手がメンバーから外れる、と言うのはカズだけではありません。イングランドではガスコインが外れましたし、ブラジルではロマーリオが外れました。だけど彼らを外すにあたっては、ホドル監督もザガロ監督もそれぞれ「礼」を尽くしたように思います。しかし、昨日の岡田監督を見るかぎりではそれはなかった。むしろ、チームに害になるから自分の判断で帰した、と冷酷とも言えるようなことを言い方でした。私はこれに、岡田監督の「気負い」を感じました。チームの中心は1選手ではなくあくまで自分である、自分が全ての責任を負っているのだから他人にはとやかく言わせない、と言うことを強調したかったように見えましたが、ここに岡田監督の若さと経験の少なさが見えたような気がしてなりません。監督はチーム作りの責任者ではありますが、選手をピッチに送りだしてキックオフの笛がなったらもうすることはほとんどありません。今回の件が選手達に悪い影響を与えないことを、祈るしかありません。


<98.6.2> いよいよ近づくW杯。今日の夕方、日本代表候補の25人からフランスで戦う22人が発表されます。つまり3人が落とされることになるわけですが、これが誰になるか、気になるところですね。私の個人的な予想としては、まずはキリンカップからこれまで出番のなかった市川が危ないかな、と思います。DFは中西が好調なので、彼を右サイドで使ってもいいし秋田を右に回してもいい。市川は次のW杯も、次の次も出れる可能性がありますし、今回は雰囲気を味わってくるだけで十分でしょう。次に危ないのは北澤か?アジアのチームに引いて守られた場合、トップ下でかき回す北澤の存在は貴重でしたが、フランスでそのような展開になることはまずあり得ない。むしろその位置では一瞬の判断の速さやボールコントロールの確実さが必要になります。このところ森島や小野が良く使われるところを見ると、岡田監督もカウンターからいかに効率良く点を取るかを考えているように見えますし、となると北澤選手の使いどころが無い様に思います。3人目は難しいところですが、岡野、服部、小村の中からかな、と言う気がします。いずれも、各ポジションでのスーパーサブ的な存在ですので、岡田監督が試合展開をどのように読むか、で決まるでしょう。なお、「危ない」と言われるカズですが私は選ばれると見ます。何だかんだ言っても彼の長い日本代表としての、あるいは海外での経験は他の選手を大きくリードしています。ドイツ代表がマテウスを復帰させたように、古くはカメルーンが40歳のロジェ・ミラを起用したように、ベテランの経験が必要だ、と言う時は必ず来ると思います。だいたいベテラン、と言ってもまだ30歳。ドイツやオーストリア代表に入れば(^^;)「若手」になってしまうほどの年令です。老け込むのは早すぎるし、まだまだやれる、と思います。


<98.6.1> 昨日行われたチャレンジャーズリーグ第4節ガンバ大阪との対戦は1対3(前半0-1)で敗れました。サンフレッチェのメンバーは、GK:植田、DF:川島、金本、伊藤、MF:安武(→行友18分)、石川(→山下82分)、山口敏、古賀、笛、FW:松岡(→岩村68分)、松永(→秋元46分)。対するガンバは、船越、松波が出ていたもののほとんどが若手選手ということで、メンバー的には負けてはいけないゲームだったような気がします。


<98.6.1> 中国地域リーグは昨日第5節を行い、以下のような結果で三菱自工が首位に立ちました。
三菱石油    5|1-0|0 SC鳥取
(2勝3敗)    |4-0|  (  4敗)

NKK福山   0|0-0|0 広島フジタSC
(3勝  )    |0-0|  (3勝1敗)
        PK|4-3|

三菱自工    3|2-0|2 広島教員 
(4勝1敗)    |1-2|  (1勝3敗)

サンフユース  3|3-1|1 マツダSC
         |0-0|  (3勝1敗)
なお、サンフレッチェユースはリーグ2連覇中のマツダにも勝って4連勝。「隠れ1位」になっています。


<98.5.31> サンフレッチェは昨日、新外国人選手として1966年5月9日生まれのイギリス人、Donald Ralph Goodman選手の獲得を発表しました。グッドマン選手は180cm、84kgのFWで、Bradford City、West Brom、Sunderland、Wolves(雑誌により「ウルヴス」と書いているところと「ウルバーハンプトン」と書いているところがあります)と主にイングランド1部リーグのチームに所属し、539試合で183得点を挙げています。中国新聞によると、FAカップ準々決勝(3/7-8)では唯一のゴールを挙げ、プレミアリーグのリーズを破って準決勝に進出しています。今西総監督は「スピードとバネがありゴール前での嗅覚もある」と活躍を期待しているというコメントをし、トムソン監督も「ウルバーハンプトンの監督から活躍ぶりを聞いている」と語っています。日本では知られていない選手ではありますが、今西総監督は「アスリート」で確実に活躍が見込まれる選手しかとらない、と言っていただけに、期待したい。契約期間は6/20から来年1/1と言うことで、一旦帰国して20日ごろチームに合流しますが、ぜひ大活躍して長くチームを引っ張って欲しいものです。なお、3人目の外国人の獲得ももうすぐ発表される、と言うウワサがありますので期待しましょう。


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