1/24〜1/30のサンフレッチェ日記


<99.1.30>

正式発表された1st stageの日程表と、テレビの放映予定をお知らせします。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
3/6(土)
15:00
セレッソ大阪
長居スタジアム
ディレクTV(録)
2
3/13(土)
16:00
ジュビロ磐田
広島ビッグアーチ
テレビ新広島
3
3/20(土)
16:00
鹿島アントラーズ
国立霞ケ丘競技場
BS1(録)
4
3/27(土)
15:00
浦和レッズ
広島ビッグアーチ
広島テレビ/BS1(録)/ディレクTV
5
4/3(土)
15:00
名古屋グランパスエイト
瑞穂陸上競技場
中部日本放送
6
4/10(土)
15:00
ガンバ大阪
広島スタジアム
広島ホームテレビ/RKB毎日放送(録)/スカイパーフェクTV(録)
7
4/17(土)
15:00
ジェフユナイテッド市原
市原臨海競技場
千葉テレビ(録)/スカイパーフェクTV(録)
8
4/24(土)
14:00
ヴィッセル神戸
広島スタジアム
BS1
9
4/28(水)
19:00
アビスパ福岡
博多の森球技場
ディレクTV(録)
10
5/1(土)
15:00
ヴェルディ川崎
等々力陸上競技場
日本テレビ(関東のみ)
11
5/5(水)
15:00
ベルマーレ平塚
広島ビッグアーチ
ディレクTV
12
5/8(土)
16:00
京都パープルサンガ
鳥取バードスタジアム
KBS京都(録)
13
5/15(土)
15:00
柏レイソル
広島スタジアム
中国放送
14
5/22(土)
15:00
横浜F・マリノス
横浜国際総合競技場
テレビ神奈川(録)
15
5/29(土)
15:00
清水エスパルス
広島ビッグアーチ

ホームゲームの地上波の放送は、昨年の1st stage同様4局が1試合ずつ中継する、と言うことになっています。中国放送は昨年は録画だったので、これに比べると半歩前進、と言うところでしょうか。一方BS1の方は、録画が2試合で生は1試合しか予定がありません。こちらは昨年は生で5試合も放送してくれたのに比べるとやや少なくなりました。(もっとも、11節までに4試合放送されるのが平均ですから、昨年と合わせてバランスが取れた、と言うことかも!?)CSディジタルに加入を検討している人は、少なくともサンフのゲームに関してはディレクTVにするのが良さそうです。


<99.1.29> 今シーズンのメンバー構成がどうなったか、この前やったようにポジションにあてはめてみます。システムは次のように3-4-1-2です。

        GK         GK:ゴールキーパー

     ST L  ST      ST:ストッパー
                   L:リベロ
 右WB DMF  DMF 左WB  WB:ウィングバック
                   DMF:守備的中盤
       OMF         OMF:攻撃的中盤
     
     FW    FW      FW:フォワード

ここにレギュラーに近い順に選手を並べます。ここで*印がついているのはトップ経験の無い選手で、どのポジションに入るかは流動的です。

GK :下田    前川     佐藤    植田*
L  :ポポビッチ (フォックス) (桑原)  (伊藤)  (森保)
ST :フォックス  伊藤      川島    池端
    上村    宮澤    (吉田康)  山下*
右WB:沢田    菊池    (吉田康) (伊藤)  (池端)
左WB:服部    古賀    (菊池)   行友*
DMF:森保    吉田康    石川*
    桑原   (フォックス) 大畑*
OMF:山口敏   藤本     (服部)  (ビドマー) 大久保 
                (吉田康)  宮崎*
FW :久保    大木     秋元    吉田幸*   高橋*
    ビドマー  松永     松岡*    池田*

カッコで括ったのは、本来そのポジションではないがそこに入ることもある、と言う選手です。こうしてみると相変わらずFWがやや迫力不足であるものの、どのポジションにも強力なバックアップが居てなかなか層が厚くなった、と感じます。これは、次のように「紅白戦」を行うとしてどういうメンバーでやるか、を考えてみると分かります。

        【A組】                  【B組】
      
         下田                    前川
      
     宮澤 ポポビッチ 上村          伊藤 フォックス 川島(池端)

  沢田    森保       服部     菊池    桑原       古賀
           吉田康                   石川
     山口敏                    藤本
            ビドマー                  大木
       久保                     松永
        

やや攻撃的な役割を担うボランチにトップ経験のない石川を入れていますが、ここは実際には服部ができますし、また藤本や桑原、森保が入る可能性もあるので層が薄い、とは言えません。レギュラー選手が怪我や出場停止で出てなくても、同じぐらいの力の選手が出て来るのが優勝争いをする一つの条件だとすれば、今年はかなり可能性が高まった、と言えそうです。実戦練習が中心になる豪州キャンプのメンバーは22人。おそらくトップ経験の豊富な「A組」の11人と、前川、フォックス、伊藤、菊地、桑原、古賀、藤本、大木までは当確(久保は「謹慎」かも知れませんが...)で、のこる3つの椅子を川島、池端、石川、大畑、松永、秋元に佐藤あたりで争うことになるでしょう。2月1日からのキャンプは、若手選手にとっては第一の大きなハードル、になりそうです。(本当は、行友や吉田幸などのユース上がりが抜擢されるほど成長してくれると嬉しいのですけど...)


<99.1.28> 昨日サンフレッチェは、合同自主トレを開始した吉田サッカー公園で、新たに獲得した藤本、高橋両選手の獲得を発表しました。藤本は移籍の理由について「昨年、主力が抜けても結果を出した、トムソン監督の戦術に興味を持った」とし、「福岡では日本代表選手とプレーできなかったので、久保さんらに合わせるのを楽しみにしている」と語り、自分のレベルアップのための移籍であったことを窺わせました。一方高橋は、ドイツ代表のクリンスマンを目標に挙げて「状況判断のできるプレーヤーになりたい」と語り、「身体を作って試合に一分でも多く出たい」と決意を述べました。
ところで、合同自主トレの方は中国新聞によると久保(謹慎中)、伊藤(風邪)、池田と豪州3人組を除く28人が参加し、ランニングなどで汗を流したそうで、入団会見で「自分の良いところは高い身体能力」と自信たっぷりだった吉田幸がその言葉の通り、30分走ではダントツでトップだったそうです。森保選手は、「いい施設でサッカーに集中できる。新人ら新しい顔もそろい、フレッシュな気持ちでトレーニングができそうだ」と語っていたそうですが、これまでマツダの施設に間借りしてトレーニングするしかなかった選手達にとっては待望の施設。「ワールドサッカーグラフィック」の記事によると、長い歴史と圧倒的人気を誇るセリエAでも専用の練習場を持つクラブはミラン、インテル、ラツィオ等のビッグクラブに限られるそうで、プロヴィンチア(いわゆる、「田舎クラブ」)で持っているのはボローニャとパルマぐらいのものらしい。そのパルマも、昨シーズンまでは大学のグラウンドや市営グラウンド(もっとも、ヨーロッパのことですからそれでもちゃんとした芝生になっているのでしょうけど)で練習していて、ようやく昨年8月末に、総工費10億円の施設が完成したのだそうです。パルマは今シーズン、安定した力を発揮して現在スクデット争いを続けていますが、これは大金を使って有名選手をかき集めたから、と言うだけでなく、おそらくそう言う環境の改善も役目を果たしているのではないでしょうか。広島は、地域的には日本のプロヴィンチアだろうと思いますが、だからと言ってただの田舎チームではない、このパルマやあるいはボローニャのような、「偉大なるプロヴィンチア」と呼ばれるようなチームになって欲しい、と思います。


<99.1.27> 昨日の中国新聞で報じられたように、今シーズンのサンフレッチェのメンバーが確定し、今日から吉田町で行われる合同自主トレから揃って始動することになりました。メンバーを見ると移籍がウワサされていた松永は残留している一方で、福岡からレンタルされていた永井篤志は残ることができませんでした。これに伴って当初36と発表されていた高橋選手の背番号は26に変更されました。選手名と背番号をまとめると次のようになります。なお、カッコ内は旧背番号、◎は新人選手、□は移籍選手です。

   1 GK 前川 和也
   2 DF 宮澤  浩
 □ 3 DF 沢田謙太郎(柏)
   4 MF 桑原 裕義
   5 DF 伊藤 哲也
(38) 6 DF フォックス
 □ 7 MF 森保  一(京都)
   8 MF 吉田 康弘
(37) 9 MF 山口 敏弘
   10 FW 久保 竜彦
 (7)11 FW ビドマー  
  □12 DF 菊池 利三(V川崎)
   13 DF 古賀  聡
(12)14 FW 大木  勉
  □15 MF 藤本 主税(福岡)
   16 GK 下田  崇
   17 MF 服部 公太
   18 DF ポポビッチ
   19 DF 上村 健一
(23)20 FW 松永 一慶
   21 MF 大久保 誠
  □22 GK 佐藤  浩(横浜F)
(25)23 DF 川島 眞也
   24 MF 石川 裕司
(27)25 DF 池端 陽介
  ◎26 FW 高橋  泰(帝京高)
  ◎27 FW 池田 学徳(広島ユース)
   28 FW 松岡 祐弥
  ◎29 FW 吉田 幸生(広島ユース)
  ◎30 MF 宮崎 光平(鹿本高)
   31 GK 植田 元輝
   32 MF 大畑 隼哉
   33 MF 行友 亮二
   34 FW 秋元 雅博
   35 DF 山下 一弥

と言うことで、今年から加わった選手は9人となります。一方、退団した選手をポジション順にまとめてみますと、

GK 山口 哲治 → 鳥栖
 (大石 尚哉 → V川崎 → ??)
DF 柳本 啓成 → G大阪
  岩村 貴久 → ??
  安武  亨 → 大学進学
MF 小島 光顕 → 福岡
 (クルーク  → ノーザンスピリッツ)
  笛  真人 → ??
  皆本 勝弘 → ??
  山根  巌 → 大分[期限付]
  金本 圭太 → 大分[期限付]
  廣池  寿 → ??
  永井 篤志 → ??
FW(アーノルド → ノーザンスピリッツ)
  グッドマン → バーンズレイ[期限付]
 (高田  純 → 仙台[期限付→正式])

と言うことで、シーズン途中の移籍と既に期限付で移籍していた高田を除くと、12人がチームを去りました。結局選手数は昨年比で3人減ですが、数が減っても戦力的には昨年よりアップした、と言う感じ。他チームを見てみると、名古屋が積極的な補強をしたもののその他は戦力ダウンのところが多いだけに、あとはトムソン監督の腕次第、と言えそうです。


<99.1.27> 以前お伝えしたサントス選手のその後ですが、メキシコリーグの強豪モレリアに今シーズンから移籍した彼は背番号も13に戻り、早速開幕戦から出場、中盤の要として素晴らしいパスを連発し、3アシストを決めて勝利に貢献したとの事です。


<99.1.26> 今季のJリーグ(DIVISION 1) 1st stageの日程がどうなるか、NiftyServeのJリーグ会議室の発言によると次のような感じになりそうです。

節 日 (H/A) 相手
1 3/6    A   C大阪
2 3/13   H   磐田
3 3/20   A   鹿島
4 3/27   H   浦和
5 4/3    A   名古屋
6 4/10   H   G大阪
7 4/17   A   市原
8 4/24   H   神戸
9 4/28   A   福岡
10 5/1    A   V川崎
11 5/5    H   平塚
12 5/8    A   京都
13 5/15   H   柏
14 5/22   A   横浜
15 5/29   H   清水

本当にこの通りだとすると、開幕第2戦から手強い相手が続くことになりますね。昨年同様のカウンターサッカーに磨きをかけるのか、それとももっと前から勝負に行くのか、今年のサンフレッチェを占う重要なゲームになりそうです。なお、日程の正式発表は今日1/26になる、との情報もあります。


<99.1.25> 先日、日本高校選抜が韓国U-18代表を破ったニューイヤーユースサッカーに出たもう一つの日本チーム、ナショナルトレセンU-18日本選抜にサンフレッチェユースから駒野友一選手が選ばれて出場していたそうです。「サッカーダイジェスト」の記事や観戦した人の感想によると、右サイドバックや左サイドバックで出場した駒野は韓国代表にもフィジカルで負けることが無く、チームでも一番と言ってよいほどの活躍をしたそうです。私も昨夏一度だけ彼を見たことがあるのですが、2年生ながらスピード、テクニックの面で上級生に負けることなく、敵陣深く侵入して何度もチャンスを作っていた記憶があります。この度のU-18選抜は今夏からの新しいU-18代表のベースになるチームで、ここに高校選手権で活躍した選手などが加わって次のユース代表となって行くことになりますが、駒野には中心選手として育っていきそうな、そんな期待を抱かせます。更に今年からトップとユースが一緒に吉田町で練習することで「ユースも見れるのでトップに引き上げる選手がいるかも」とトムソン監督も言っており駒野はその候補の一番手、と言えるでしょう。ユースチームはそこそこの強さを継続しているにも関わらず、トップで活躍する選手がなかなか出てこないだけに、彼にはもっともっと大きくなって欲しいものです。


<99.1.24> 昨日、山根、金本両選手のJ2大分へのレンタル移籍が発表されました。いずれも期間は2/1から来年の1/31の一年間。山根は地元皆実高から入団した今年プロ5年目の22歳で、これまで37試合に出場し3得点。広島には希有なドリブラーとして一昨年彗星のように登場したものの昨年はシーズン半ばぐらいから出場機会が減少し、サテライトではボランチとして出場するなどやや伸び悩みの傾向がありました。一方金本は皆実高の1年後輩で、これまで11試合に出場しており、やはり一昨年試合出場を果たしたものの伸び悩んでいました。昨日も書きましたが、せっかくいい才能を持っているのに今一つ生かしきれていない両選手。初めて地元から離れるのは辛いかも知れませんが、これを自分たちに与えられた大きな、そしておそらく最後のチャンスだと思っていい選手になって帰ってきて欲しいと思います。なお、先週藤本のポジションについてプレスリリースでは「FWと出ている」と書きましたが、「MF」の間違いでした。おわびして訂正します。


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