12/26〜12/31のサンフレッチェ日記



<99.12.31> いよいよ激動の1999年は今日が最後。明日、2000年の始まりとともにサンフレッチェは国立で決勝を戦います。かつてサッカーと天皇杯の注目度が小さい頃、「明治神宮への初詣客がついでに来れるように」と言うことで元日に決勝の日を設定したという歴史があったそうですが、今や「国立での元日決戦」はすっかり定着し、サッカーファン以外の人からも注目されるイベントとなりました。その場に出場できる、と言うだけでもサッカープレーヤーにとっても、そしてファンにとっても幸せなことですから、勝ち負けはともかくその「幸せ」をかみしめたい、と思います。
さて、その決勝に向けてのサンフレッチェのメンバーですが、グランパスの「心臓」であるストイコビッチをどう抑えるか、がポイントとなるでしょう。トムソン監督は「特別なことはしない」と言っているようですが、しかし広島フットボールの記事などを見ると桑原あたりを「ピクシー番」として付けるかもしれない、とのこと。準決勝の柏は薩川をマーカーとして付けて半ばまでは成功しましたが、しかし後半にピクシーが意識的にポジションを下げることにより守備のバランスを崩すことにもなってしまいました。すなわち、彼に特別なマークを付けることは「両刃の剣」。トムソン監督がどのように戦術を練ってくるか、非常に注目です。私の予想は、一応「ウィニングチーム・ネバーチェンジ」の格言に従って準決勝までの布陣を基本的には変えないだろう、と言うことで次のようになると考えます。
         下田
       
    川島 ポポヴィッチ 上村

伊藤    森崎和   桑原    古賀

     藤本      服部

         高橋

SUB:前川、森保、大久保、山口、森山
準決勝で怪我の2選手のうち、沢田は肉離れで4〜6週間の安静加療が必要という事で明日の出場は絶望。またフォックスも可能性は50%なのだそうで、一応メンバーからは外しておきます。その代わりに今週の練習から森保が合流。既にミニゲームにも参加して支障なくプレーしていたそうです。トムソン監督は「いきなりの先発はない」と語っていたそうですが、ベンチにいても精神的な面で支えることはできるでしょう。また、このゲームが広島での最後のものとなる森山が、もう一度古巣相手に奮起してくれることも期待したい。そしてやはりこのゲームが広島での最後となる前川、このところ出場機会に恵まれない山口を含めて、彼らベテランの力が最後の苦しいところで必要になるような気がします。いずれにしろ明日のゲームは今季の最終戦となります。悔いの残らないよう、全力を出し切ってほしいと思います。

<99.12.30> いよいよ後2日後に迫った天皇杯決勝。私のファンとしての願いは、「がっかりさせないでね」と言うものです。その理由の一つは過去の天皇杯決勝。3年前と4年前、2年連続で元旦に国立で対戦した相手はグランパスとヴェルディでした。いずれもヤンセン監督のもとで高木、前川、柳本、路木など日本代表を揃えたメンバーで戦いましたが、いずれも0-3の完敗。不調だったリーグ戦そのままに、パッとしないサッカーであっさりと敗退してしまいました。それ以来広島のサッカー=ロングボール攻撃、と言う見方をされるようになり、いくら良いサッカーをしても「守りは堅いが攻撃が単調で面白くない」と言うイメージが定着してしまいました。94年1st stageの優勝と、その後のヤンセン監督の「ムービングサッカー」の提唱で広島のサッカーに輝かしい未来を描いたものにとって、それは余りにも屈辱的なものでした。二つ目の理由は、今シーズンのサンフの戦い方です。今年のサンフは去年までよりはずいぶん良いサッカーをするようになった、と言う点については異論を挟むものではありませんが、しかし局面、局面を見るとまだまだなところが見られた年でもありました。例えて言えば、1st stageのホームでの神戸戦。3連敗の後の4連勝の後のゲームで「さあ、これから」と言う時の、2-5での敗戦。今年のサンフレッチェはやるじゃないか、と言う気持ちに冷水を浴びせるような惨敗でした。更には2nd stageのセレッソ戦。優勝を争う位置まで上がり、清水との激闘を終わった後のゲームということで緊張感に欠けるゲームをしてしまい、1-4の完敗を喫しました。この他にも2ndの磐田戦のように途中まで良いゲームをしながら中盤以降で逆転されると言う展開も多く、今年のサンフは期待しては裏切られるの繰り返しだった、と言っても過言ではありません。この天皇杯決勝は、代表クラスのタレント揃いの名古屋に若いパワーの広島が挑戦する、と言う図式になります。たった1試合ですから勝てるかどうかは時の運もあるでしょう。だから「ぜひ優勝を」とは言いません。でも、サンフレッチェのサッカーの内容には、大きな期待をしています。この試合に注目する全国のサッカーファンに、パスを繋いで攻めを構築する広島のサッカーを見せてほしい。特に、まるでイタリア代表のような堅い守備と切れ味鋭いカウンターの凄さ、を見せてほしい。そして、せっかく良いサッカーをする力があるのに、精神的な面の弱さで崩れてしまう、と言う所だけは見せないで欲しい、と思っています。

<99.12.29> 世間では相変わらず広島の評価が低く、「名古屋×柏が事実上の決勝」「長居のゲームはレベルが低かった」などと言う論調も散見されるようですが、見ている人は見ている、と言う記事を「2002 CLUB」で見つけました。と言っても準決勝ではなく清水戦のレポートなのですが、そこでは広島のサッカーを「相手の良さを封じる上手さと、若手の勢いを感じさせた」と評価。さらに「苛酷なディシプリンを選手一人ひとりに徹底させ、できる範囲から一歩ずつ着実にチームの浸透させている広島の姿は、見事と言うほかないだろう。ある意味で、広島はJのあるべき姿を体現している。そういう意味では、清水と似通ったチームなのだ。」と最大限の賛辞を与えてくれています。準々決勝の後清水のペリマン監督も「広島は私が見るごとに成長している」とコメントしたそうですし、サンフレッチェの強さはリーグ戦でのレベルでは推し量れないところにいることは間違いないでしょう。グランパスと最後に対戦したのはほぼ1ヶ月前の11/23。久保のリタイアから3試合目で、チーム状態が底に近いところにあったときのゲームでした。因みにこの時のメンバーはGK:下田、DF:川島、桑原、上村、MF:伊藤、森保、大久保(森崎和)、服部、藤本、FW:高橋(フォックス)、森山で、ポポヴィッチが入っている以外は今とほとんど一緒なのですが、しかしあの時は大久保、川島、森崎和がいずれも経験不足。「チーム」としての熟成もほとんどできていなかった状態でしたが、それでもゲーム中盤以降は互角に戦っていました。対する名古屋は、GK:楢崎、DF:石川、トーレス、大岩、小川、MF:山口、ウリダ、望月(古賀)、平野、FW:ストイコビッチ、呂比須(福田)、と言う布陣で、今も全く変わっていないどころか石川が不調でメンバー落ちしています。「無冠の王者」が今年最後のタイトルに賭ける、と言う意味でモティベーションは高いでしょうが、しかし1ヶ月前も清水を猛追して最高の状態にあったわけですから、そこからの上積みがあるか、と言うとほとんど無いと言って間違いないでしょう。逆に「勝って当然」と言う気持ちがあるはずで、そこがプレッシャーになる可能性もあります。もともと「ミレニアムを国立で」を合い言葉に勝ち上がって来たサンフは既に当初の目標は達成してしまったわけで、決勝戦はある意味ではおまけ。それで緊張感を無くされたのでは困りますが、逆にそのおかげで決勝の雰囲気に飲まれることなく、リラックスして力を最大限に発揮できる可能性もあります。広島は2年前の「主力大量放出」の時代とは違うんだと言うことを、そしてそこからの復活を「手作りサッカー」で果たしてきたんだということを見せてほしい。そして、「2002 CLUB」で言う「Jのあるべき姿を体現している」ことを全国のサッカーファンに見せてほしい、と思います。

<99.12.29> 今朝の中国新聞によると、昨日行われた契約更改交渉で沢田選手は200万円増の3,000万円で合意したそうです。沢田は天皇杯終了後の交渉を望んでいたものの先日の肉離れで出場が絶望となり、昨日交渉となったとのこと。クラブ側は最大限の賛辞を与えたそうで、沢田自身も納得の様子だったようです。また昨日は桑原も交渉し、800万円減の2,600万円でサインしたそうです。

<99.12.29> 元広島でヴェルディから戦力外となっていた高木琢也選手の獲得を、J2の札幌が発表しました。今年は右膝の手術もあって出場機会に恵まれませんでしたが、その膝の状態も良くなっているとのこと。札幌は吉原と播戸をトレードするなど来季のJ1昇格に向けて着々とチームを改造しているところですし、高木としても一花咲かせるつもりで頑張ってほしいものです。

<99.12.28> 天皇杯決勝への進出はサンフレッチェとしては3回目でJリーグ始まって以来最も多いことになりますが、前身の東洋工業・マツダ時代からの通算では12回目となり、これも全体を通して最多の進出回数です。(2位はヤンマーディーゼル→セレッソの9回。)これまでの決勝での対戦成績は次のようになっています。
34回大会 54年 東洋工業     ● 3−5 慶應BRB
37回大会 57年 東洋工業     ● 1−2 中大クラブ
45回大会 65年 東洋工業     ○ 3−2 八幡製鉄
46回大会 66年 東洋工業     ● 2−3 早稲田大学
47回大会 67年 東洋工業     ○ 1−0 三菱重工(レッズの前身)
49回大会 69年 東洋工業     ○ 4−1 立教大学
50回大会 70年 東洋工業     ● 1−2 ヤンマーディーゼル(セレッソの前身)
58回大会 78年 東洋工業     ● 0−1 三菱重工
67回大会 87年 マツダSC    ● 0−2 読売クラブ(ヴェルディの前身)
75回大会 95年 サンフレッチェ広島● 0−3 名古屋グランパス
76回大会 96年 サンフレッチェ広島● 0−3 ヴェルディ川崎
前回優勝したのは30年も前で、今西総監督がまだ現役だったはず(少なくとも47回大会の決勝には出場している)です。また、決勝戦での5連敗というのも記録。(これに次ぐのはやはりセレッソの4連敗。)優勝回数ではマリノス(6回)、ヴェルディ(4回)、レッズ(4回)、ジェフ(4回)の後塵を拝していますが、今回優勝すれば2位に並ぶことになります。相手の名古屋は前身のトヨタ自動車時代から通算しても今回が2回目の決勝進出ですから、広島の「歴史と伝統」で圧倒して欲しいものです。

<99.12.28> 昨日お伝えしたように「天皇杯観戦ツアー」が募集されましたが、今朝の中国新聞によると昨日のうちに定員160名のところに200名が申し込み、初日で締め切られたとのことです。またV-POINT等で売り出されたチケットも1,000枚のうち既に600枚が売れたとのこと。販売は30日までですが、応援を考えている人は早めに入手した方が良さそうです。更に元日の朝の新幹線の便も予約が埋まりつつあるそうで、「2000年問題」で旅行を控える人が多い中、サンフレッチェのファンのパワーがJRや飛行機会社を潤わせそうです。

<99.12.27> 昨日の天皇杯準決勝、ヴェルディ川崎との対戦は、序盤に先制されて苦しんだものの藤本のスーパーゴールから流れをつかみ、最後はヴェルディを圧倒して7-2で勝ちました。サンフのメンバーは次のような感じ。
         下田
       
 フォックス ポポヴィッチ 上村
 (→川島43分)
沢田    森崎和   桑原    古賀
(→伊藤32分)
     藤本      服部
     (→大久保81分)
         高橋

SUB:前川、山口
対するヴェルディは結局北澤、中沢は出場できず、GK:本並、DF:林、米山、杉山、戸倉、MF:小林、牧野、山田卓、遠藤、FW:瀬沼、石塚、と言う布陣でした。序盤はサンフのペース。速いプレッシャーからボールを奪うとサイドの突破からチャンスを作り、クロスに高橋がゴール前に飛び込む、と言うシーンが2度ほど続きます。しかしその後、ヴェルディがプレッシャーをきつくしてくるとペースを奪われます。高い個人技からぽんぽんと速いテンポでパスを繋がれ、サンフの選手が翻弄されるシーンが増えていきます。攻撃面でも手数の少ない速い攻撃が見られなくなり、パスを繋いでいるうちにカットされるというシーンが増えていきます。そんな中の22分。ヴェルディは左サイドを杉山が突破してクロスを上げます。そのボールはゴール前を横切り上村の頭の上を越え、ファーサイドへ。飛び込んだ牧野が折り返すと、中央の石塚が冷静に蹴り込んで先制点を許してしまいました。その後、かさにかかって攻めるヴェルディ。精神的に追い詰められるサンフ。ヴェルディのFKに誰も触れずに流してしまったり、あるいはフリーで抜け出されかけたりと危うい場面が続出し、このままでは追加点も時間の問題、と思われましたが、しかしそんな雰囲気を一発で変えたのが藤本でした。30分、右サイドの深い位置で沢田がボールをヒールで流すと、これを受けた藤本が中央に流れるようにドリブルで進みます。詰め寄るDF二人を軽いタッチでかわすと、思い切り振り抜いた左足から放たれたシュートは飛びつく本並の手の先をかすめるようにしてファーサイドに飛び込みました。この「ワールドクラスのシュート」(トムソン監督)、そして天皇杯では2度目の阿波踊りで完全に目覚めたのがサンフレッチェの選手達。ゴールの直後に沢田が痛んで退場してしまったので「まさか2nd stageの清水戦の再現?」と心配しましたが、その穴は伊藤が完全に埋めて攻勢をかけます。追加点はその5分後。今度は左サイドをライン際まで攻め上がった藤本が鋭いクロスを上げます。ファーサイドに上がったボールを伊藤がヘッドで折り返すと、そこに飛び込んだのはこのところ「ストライカー」としての嗅覚の鋭さを増してきている高橋。伊藤のボールは触らなくてもそのままゴールに入りそうな軌道でしたが、これに駄目を押すように左足で押し込みました。この後、フォックスが足を痛めて川島に交代するアクシデントは合ったものの、概ね優勢を保ったままで前半を終了しました。
後半になるとFWを代えるなど打開策を打ってきたヴェルディですが、しかし相変わらずパスを回すのみでゴール前に入り込めず、となると当然シュートも打てず。逆にハーフタイムの充電でエンジン全開のサンフが速いプレッシャーでチャンスを作ります。そんな中の追加点は後半10分。セットプレーからこぼれたボールを藤本が中央に折り返すと、受けた上村がノールックで右サイドに残っていた川島にボールを送ります。川島は元FWらしい鋭い反転で相手DFを抜き去ると、思い切りボールを蹴り込みました。更にその数分後には今度は上村のロングスローから追加点を奪います。ポポヴィッチが後に逸らせたところに飛び込んだのが高橋。上手いトラップでボールを落としたと同時に右足を振り切り、ゴールを決めました。更に後半20分には藤本。森崎和の絶妙のふわっとしたパスでDFラインの裏側に抜け出すとGKの前まで入り込み、そして見事なループシュート。今度は天皇杯では初の「三本の矢」のパフォーマンスを見せてくれました。この頃から点を取りに行くしかないヴェルディは前かがりとなり、何度かチャンスを作りますが、しかしそこは川島のディフェンスや下田のスーパーセーブで凌ぎます。逆に集中が切れかけていたヴェルディのラインの裏を突いたのは後半28分。オフサイド崩れからヴェルディの選手は誰もボールを追わず、伊藤、藤本、高橋の3人でゴール前に攻め込みます。伊藤が冷静にGKを引きつけると中央の藤本にパス。藤本はこれをゴールに流し込むだけで良く、これであっさりとハットトリックを達成しました。(因みにパフォーマンスが「ネタ切れ」になった藤本は、この時は万歳のポーズだけでした。)後半30分には石塚に個人技で1点を取られてしまいましたが、しかしその分は交代で入った大久保が取り返し(これはヴェルディの選手の不用意なクリアを拾ってGKもかわして決めたもの)ました。序盤、特に1点を先制される前後は精神的にも押され気味で「これは負けるんじゃないか」と思って見ていたものですが、終わってみれば結局7-2と言う結果。これまでの最多得点記録(1993年11月13日のガンバ戦:6-3)を更新する、記録的な大勝となりました。この勝利の一番のきっかけは藤本の「スーパー」と言う形容詞を付けて良いような同点弾でしたが、それ以上に選手全員が途中から自分達の役割を思い出して全員でカバーしあったこと、がこの結果を生んだと言って良いように思います。とりわけアクシデントによりアップもそこそこに途中から出場した伊藤、川島が、先発選手以上の活躍をしたことが非常に大きいと思います。そもそも久保、森保、吉田康と中心選手を3人も欠いての(その上最初はポポヴィッチもいなかった)苦しい状況で臨んだ天皇杯でしたが、開いた穴はすかさず他の選手が埋めてそれ以上の力を発揮する、と言う具合に完全に流れをつかんだ格好となりました。上村選手は「厳しい環境に巡り会って100%の力を出すことが、成長の過程」だからこそ、元旦の国立を目標にやってきたと語ったそうですが、その言葉の通りに一戦一戦成長し、結果を出してきました。決勝の相手のグランパスは、元々選手の能力が高い上にリーグ戦から14連勝と勢いもあるチームですが、サンフにとって勝つチャンスは十分にあるし、またここまで来たら勝たなければならない、と言うつもりで頑張ってほしいものです。
ところで天皇杯のチケットですが、昨日からクラブ事務所とV-POINTで発売開始されています。券種はSS指定席(6,000円)、S指定席(5,000円)、一般自由席(3,000円)の3種類。期間は30日(木)までとなっています。またローソンチケットでも昨日の段階でSS席は売りきれていたものの、S席以下は残っていました。更にマツダトラベルが広島から飛行機での応援ツアーを出します。日程は広島空港を7:50に発って羽田空港から国立競技場へ行き、広島には20:05か21:00に帰ってくるパターン。往復の航空券、自由席入場券、バス代が付いて29,000円と格安の料金となっています。(因みに広島・羽田間を飛行機で往復すると、スーパーリピートでも32,000円かかります。)定員は先着160名、お申し込みはマツダトラベル(082-286-2019)まで。お申し込みの〆切は明日の正午までとなっていますのでお早めに。

<99.12.26> だったそうで、実はポポヴィッチがもらっていたのだそうです。と言うことでフォックスの出場は可。その代わり、と言っては何なのですが、ヴェルディはDFの森勇介が出場停止。ヴェルディは、中沢はおそらくムリだが北澤は行けるのではないか、とのことです。しかし、そもそも怪我人が多くて横浜戦も石塚、北澤という本来中盤の選手がツートップでしたし、またクビにする予定の選手も使わなければならない状況。それどころか監督も交代が決まっているなど、とても上位進出できるようなチーム状態では無いはずです。しかし、それでも勝ち残ってきているというところが不気味ではあります。何が起きるか分からないカップ戦、そしてサンフは強敵清水を全力で打ち破っての準決勝、と言うことでなかなか難しいゲームになりそうですが、しかし「ミレニアムを国立で」を合い言葉に高いモティベーションで戦ってきた選手達にとって、ここで負けることは(自分達が)許されないと思います。何としてでも勝って、1999年を締めくくって欲しいものです。

<99.12.26> デオデオでは、今年はサンフレッチェのカレンダーを配布しています。2ヶ月単位の6枚構成で、登場するのは久保、下田、上村、森保、藤本、高橋。それぞれの選手のサイン入りになっています。また表紙は集合写真(たぶんマリノス戦)で、久保社長も一緒に写っています。いくらのものを買ったらもらえるのかは分からないのですが、2,000円程度のものの購入でも配っていたようです。すぐになくなる可能性もあるので、欲しい方はお早めに。

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