9/5〜9/11のサンフレッチェ日記



<99.9.11> 今朝の中国新聞によると、今日から柏、横浜、清水と上位との対戦に向けてのトムソン監督のノルマは「3戦で2勝」。勝ち続ければ優勝争いに絡むことができますが、負けが込むと「優勝はムリ、でも2部落ちも無い」と言うモティベーションが無い状態に陥る可能性もあるので、ここはぜひ結果が欲しいところ。先発の予想は久保、高橋のツートップの後に藤本、吉田康だそうですが、サブには森山、山口が控えることになるので後を心配せずに(?)走り回って、前半からペースをつかんでほしいところです。

<99.9.11> これも今朝の中国新聞から。2002年のW杯のキャンプ地への申請が今月末に締め切られますが、中国地方では阿知須町(山口)、鳥取市(鳥取)が既に申請済み。その他広島市(広島)、福山市(広島)、下関市(山口)、美作町(岡山)、出雲市(島根)の5市町が申請の予定です。この中で、サンフレッチェのファンに関係があるものと言えばやはり広島市の動き。既にビッグアーチの他第一球技場、補助競技場があって施設面で充実する広島広域公園を持つ上、サンフが練習相手になれる利点も売り込むそうです。私自身は、せっかく開催地になる大きなチャンスがあったのに自分から手放してしまって今さら何を言っているんだろう、と思うのですが、しかしこれを機会に広島の「サッカー環境」が充実できる、と言うのならそれはそれで良いチャンス。特にキャンプ地に選ばれるためには施設とアクセスの充実が必須なだけに、第一球技場のスタジアム改修計画やアストラムラインの市内中心部への延伸、己斐へのアクセス道路の整備など、サンフレッチェのためにもなるような事業をぜひ進めて欲しいところ。本当はイベントに合わせて施設を充実させる、と言う考え方は好きではないのですが、サンフレッチェにとっては「悲願」の専用スタジアムの建設のためにはどんな機会でも利用して欲しいところ。「W杯の経済波及効果」等とあてにならないことに期待するのではなく、この際サッカーを中心としたスポーツ文化の充実、と言う観点で、広島市には前向きに取り組んでほしいと思います。

<99.9.10> 明日は現在5位とサンフにとって「頭上の敵」柏レイソルとのアウェイゲーム。昨年柏を解雇された沢田にとっては、久々の「里帰り」になります。先発の予想ですが、ポイントは森山の先発があるかどうか。「広島フットボール」の監督インタビューによると「可能性は半々」だそうですが、高橋の調子が落ちているため「ピッチサイドからゲームを見るのも良い勉強になる」と言っていることや、前回の対戦で高橋に散々やられた柏の守備陣はかなり警戒して来るだろう事を考えると、私は森山先発の方が可能性が高いように思います。
        下田

   伊藤 ポポヴィッチ 上村

沢田      森保      服部
    
    山口      藤本
        
      久保  森山

 SUB:前川、川島、吉田康、桑原、高橋
また、中盤には前節同様山口、藤本を並べましたが、トムソン監督はアウェイゲームではやや守備的に行く傾向があること、この二人が疲れてしまうと途中から守備的にせざるを得なくなること、等を考えると、いずれかをサブスタートにして吉田康を先発させるかも知れません。その他、豪州五輪代表の遠征に参加したフォックスも戻ってくるはずなので、サブぐらいには入るかも。でも、先週書いたように最近のフォックスはもう一つ信用できないので、ここは無理をせず川島を入れてほしいと思います。
柏とは順位的には1つの違いとは言え勝ち点で3、得失点差で4の差がありますので、順位で上回るためには2点差以上の差を付けて勝つ必要があります。柏は手強い相手ではありますが、1st stageではこちらが完ぺきなサッカーをして完勝しています。臆せず、焦らず、自分達のサッカーを貫けば必ず勝てるはず。平塚戦、京都戦と上向きになってきた流れを、確実につかんでほしいと思います。

<99.9.9> 昨日の日本代表とイラン代表との親善試合ですが、テレビ中継でも言っていたように「これが最終予選でなくて良かった」と言うゲームでしたね。中田だけでなく名波もいない、ゲームメーカー不在の中盤はムダなパス回しが多く前線までほとんどボールが繋がらず、FWはいるのかいないのか分からない状態。守備は守備で、スリーバックだけでは支えきれずに両WBが下がってしまい、終盤にはボランチまで最終ラインに吸収されたのかセカンドボールを拾われまくって波状攻撃を受けました。GKのミスも目立ち、あれでよく1失点で済んだとしか言いようのないひどい状態でした。昨日書いたように、U-22代表も中田がいたからこそああいうサッカーができたわけですし、またワールドユースでU-20が良いサッカーができたのも小野がいたからこそ。中心選手がいるかいないかでチーム力が変わってしまうのはある程度はしょうがないことかも知れませんが、しかしここまで「司令塔」たる攻撃的MFに依存度が高い(そう言えば、サンフも山口がいないと前線でボールが落ち着かないサッカーになってしまいます)というのは、結局のところ日本のサッカーがまだそこまで(世界の一流国のように、最終ラインやサイドからでもゲームメークできるサッカー)のレベルには達していない、と言う事なのかも知れません。
そんな中で、昨日の唯一の収穫、と言っていいのが久保だったのではないでしょうか?チームの状態が状態だっただけに前線にボールが繋がること自体が少なく、また相手のセットプレーの時にはゴール前まで戻っていたのでボールタッチが少なかったのは残念でしたが、しかしその少ない機会でもDFに取り囲まれながらも突破してチャンスを作り、そして右サイドの突破からポスト直撃の目の覚めるようなシュートを放ったりと見せ場を作り、少なくとも昨日出場した4人のFWの中では一番輝いていました。トルシエ監督は城や柳沢のような「巧い」FWがお好みのようですが、それでは厳しい国際試合では全く通用しない。(もちろん、ロナウドぐらい巧ければ別ですが。)昨日出場した4人のFWのうち、じりじりした状況で相手をぶちやぶることのできる選手は、アリ・ダエイに迫ることのできる唯一の日本人は久保しかいない、と言うことが、トルシエ監督も今度こそ分かったのでは無いでしょうか。今朝の中国新聞によると、この合宿で久保は磐田の福西と友達になれた(^^;)そうで、いろいろな面でようやく代表に馴染んできた様子でもありますし、次の代表のゲームではぜひとも先発で行ってほしい。今度は久保が馴染むだけでなく、他の代表選手が久保がいることに慣れてくれば、久保は必ず期待に応えてくれる、と確信します。

<99.9.8> 昨日の韓国U-22代表との対戦は4-1で日本U-22の圧勝に終わりました。
前半開始早々はボールの支配率は日本が高いものの決定的チャンスはむしろ韓国。日本の「フラットスリー」が韓国のスリートップに対応できず、幾度か裏を取られてピンチを招きます。前半5分のファーストシュートが韓国のエース李東国だったのに続き、前半15分ごろには李東国がロングボールを受けて放ったシュートがポストを叩き、更にその数分後にも金南一がゴールライン際からの折り返しをシュート!など韓国に決定的な場面が続きました。日本のDFリーダー宮本はこのシーンを振り返って「あれが入っていれば違ったかもしれない」と言っていたそうですが、ここで少しの運に恵まれたことが日本の組織に立て直しの機会を与えます。右サイドの酒井が下がり気味のポジションで対応して守備を安定させると、中田英と周囲とのコンビネーションが徐々に合ってきてペースをつかみます。先制点は22分。FKのこぼれだまを酒井が中央に持ち込んで空いた右のスペースにパス。これに反応した福田が逆サイドのネットに突き刺しました。更に28分には韓国GKのクリアボールが中田英に当たり平瀬への絶妙なパスになってしまいました。平瀬はGKとの1対1を落ち着いて決め、早い段階で2-0とリードを広げることができました。
この後はロングボール&力攻めの荒っぽい戦術しか無くなった韓国に対し、中盤を支配する日本のペース。特に中田英がレベルの違うプレーをたびたび披露します。韓国の選手に身体を寄せられても動じないキープ力、そして広い視野から繰り出されるスルーパス。特に中盤でボールを持つとテレビ画面の外に向かってパス、画面が移るとそこに走っている日本の選手、と言うパターンが続出。韓国はラインを下げざるを得なくなり、中盤が空いてロングボールの放り込みしか無くなってしまいます。韓国は前半終了までに5人の選手を入れ替えるという荒療治を施すなど混乱し、一方的な日本のゲームとなって行きました。
後半になると韓国は更にアグレッシブにスピードに乗った攻めを意図してきましたが、しかし日本のDFは落ち着いて対処します。何度かあったピンチもシュートミスにも助けられて事なきを得ます。中盤は中田英だけでなく中村の技術、稲本の身体能力の高さが光ります。3点目は中村のロングパスから抜け出した平瀬が決め、4点目は中田英が流したボールを遠藤がフリーでミドルシュートを叩き込むと言う、いずれも日本の攻めの組み立てのうまさが結実した得点でした。結局、後半ロスタイムにCKから韓国に得点を許したものの内容的にはほぼ文句の付けようのない圧勝でした。
全体的に見て、このゲームのポイントはやはり中田英だったと思います。トルシエ監督も「中田英はチームに新しい次元を与え」る「すごい才能」と評していたそうですが、まさにその通り。中田英が一人レベルの違うプレーを見せるのに全体が従ってこれをサポートする動きに撤したことで、チーム全体が良く機能していたように思います。そして中田英を二人がかり、三人がかりで潰そうとすると、中村、稲本、酒井ら他の中盤の選手がより自由に動いて攻撃を組み立てる。韓国にとって、試合途中はどうして良いか分からない混乱状態に陥ってしまったのではないか、と思います。ここまで中田英が機能したのは収穫ですが、しかし逆に言うと中田英が居ないときにどうなるか、が残った課題といえそう。26日には今度は韓国でリターンマッチがありますが、ここにはおそらく中田英は召集されないでしょう。そう言う状態でどこまでゲームを組み立てられるか。同様に今日のフル代表がゲームメーカー不在(沢登が先発で使われないとして、ですが)の中でどれだけの事ができるか。注目してみたいと思います。

<99.9.7> 今日のU-22代表の韓国との対戦ですが、後藤健生さんが「2002CLUB」で「フラットスリーが機能するかどうかを確かめる良い機会」と書いていたのを見て「なるほど」と思いました。トルシエ監督の戦術が加茂、岡田の両監督の頃の戦術と一番違うところは、いわゆる「フラットスリー」と言うDFの守り方。3人のDFが綺麗にラインを作り、これを上げ下げすることで相手FWに自由にプレーさせない戦術です。同じスリーバックでも、岡田元監督がW杯で採用した、ストッパー二人が相手FWに付いて一人が余るマン・オリエンテッドな守り方とは根本的に違うやり方です。そして、岡田代表では両サイドに張ったWBにどちらかと言うと守備的な選手を配して時には5バックになって守っていたのに対し、トルシエ代表はたいてい一人は攻撃的な選手を入れ、時には両サイドともに攻め上がる事もあると言う、岡田代表に対してより攻撃的なシステムであると言えるでしょう。(と言っても、私自身トルシエ代表を生で見たのは一度だけなので、想像が入っています。念のため。)サンフレッチェもトムソン監督のもとでは一貫してゾーン・オリエンテッドなスリーバックを採用しており、「マン・オリエンテッド・スリーバック」ではない、と言う点では同じですが、しかしトムソン戦術の場合はオフサイドはあくまで「結果」であって狙って行くわけではないのに対し、トルシエ戦術では積極的なラインの上げ下げを武器として、時には相手や審判をだましてまでオフサイドを取りに行こう、としています。またサンフの場合は相手の出方によって、こちらの攻撃の形によって中盤まで含めたポジションチェンジを頻繁に行い、しばしばDFの選手の攻撃参加が見られるのに対して、代表の場合は攻め上がるのはボランチやWBまでで、DFは最終ラインをきっちりとキープして常にロングボール攻撃に備える事を義務づけられているように見えます。どちらが良い、悪いとは一概には言えないと思いますが、全ての選手が一本の糸で繋がれているように動く必要のあるトムソン戦術が同じ選手の組み合わせで練習を重ねるクラブチームに適した戦術であるのに対し、DFと中盤より前を切り離してそれぞれに約束事を守らせるトルシエ戦術は、個々の選手の能力は高いが常にメンバーが入れ替わる代表に適した戦術、と言えるかも知れません。では、トルシエ監督のチームがこれまでこのフラットスリーを機能させることができているのかどうか。うまく行った例は、昨年のアルゼンチンU-21代表戦とワールドユースの準決勝まで。うまく行かなかったのは、ワールドユースの決勝とペルーA代表との練習試合。(日本A代表のゲームについては、チーム作りが十分でなかったこととマン・オリエンテッドなスリーバックを併用しているように思える―特に井原がDFを統率する場合―ので、ちょっと判断が難しいところです。)後藤さんも書いているように、ある程度力が落ちる相手なら通用しても強豪相手だと簡単に破られてしまう戦術なのか、あるいはコンビネーションを確立しさえすればどんな相手とでも戦える戦術なのか。この韓国戦、そして明日のA代表のイラン戦は、そのへんを見極めるための良い機会であると言えるでしょう。そしてその結果によっては、今後もフラットスリーを採用し続けるのか、あるいは他の戦術にすべきなのか(つまり、トルシエ監督を解任する、と言う事になる)を考えるべきなのかも知れません。上村選手もどこかのインタビューで「同じスリーバックでも、トムソン監督の戦術の方が高度である」と語っていましたが、私も個人的にはトムソン流のスリーバックを代表でも採用してほしいと思います。なんせ現代のサッカーでは、オフサイドを積極的に取りに行くのは非常に危険な賭けであることが多いわけですから。

<99.9.6> 8日のイランとの親善試合に向けての日本代表に、下田選手が選出されました。土曜日のゲームで名古屋の楢崎選手が下顎を骨折したため代表を外れたことに伴うもの。下田選手は「チャンスなので、試合に出られるように練習時にアピールしていく。出場できたら、前回の反省点を生かして無失点に抑えたい」と語っています。トルシエ監督のコパ・アメリカでの選手起用やコメントなどを見ていると代表のGKは楢崎、川口、下田の順と考えているようですが、しかし公的には「3人は同等と考えている」と発言しているように思います。普通に考えれば第一GKが怪我をすれば第二GKの出番ですが、川口は既に豊富な代表経験を持っていること等を考えると、コンディション次第ではイラン戦は下田が先発、となる可能性は結構あるのではないでしょうか。3月のブラジル戦ではアモローゾの巧さにやられ、次いでミスで1点を失いましたが、もし出れれば(別にスーパーセーブを連発しなくても良いので)安定したセービングを見せてほしいものです。

<99.9.5> 昨日の京都サンガとのホームゲームは、前節、前々節同様2-0から点を奪われ不穏な展開となりましたがなんとか逃げ切り、順位を6位まで上げました。
サンフのメンバーはこんな感じでした。
        下田

   伊藤 ポポヴィッチ 上村

沢田      森保      服部
    
     山口    藤本(→吉田康70分)
     (→桑原70分) 
      久保  高橋(→森山46分)
ゲーム序盤は暑さのせいか両チームとも動きが重く一進一退。サンフの攻めはサイドからの攻撃は何度か見られるものの、山口、藤本があまり目立たずどうしてもロングボールが多くなりがち。久保、高橋のキレも今一つで、シュートまでは持ち込むものの京都の肝を冷やすまでは行きません。逆に守備はほぼ完璧。ロングボールに対する競り合いはほとんど負けず、ラインを崩さずがっちりと守ります。注目のカズは伊藤、ポポヴィッチの厳しいマークでほとんどボールに触らせず、途中からはボールに触りに中盤にまで下がってくる、と言う悪癖も出ます。怖いのは個人技の高いシーラスだけだな、と思って見ていたら、なんと37分、そのシーラスが2枚目のイエローをもらって退場してしまいました。1枚目は危険なタックル、2枚目は判定に対する異議だったと思うのですが、京都にしてみれば痛恨の退場だったと思います。これで流れは一気にサンフ寄りとなりましたが、しかし蒸し暑い気候そのままにどうもすっきりしない展開で前半を終えました。
この展開に先に動いてきたのはトムソン監督でした。ボールをもらってもなかなか前を向けない高橋に代わって、後半の頭から森山を投入してきました。相手が一人少ないこともあってかこの日は守備の組織も崩れず、後半も優勢を保って押しに押します。森山も惜しいシュートを放つなど京都のDFラインを混乱させます。この流れを確実につかんだのが後半16分。左サイドのCK、藤本が蹴ったボールはGK松永の頭を越えてDFへ。このクリアミスを詰めていたポポヴィッチが逃さず、後ろ向きの体勢でボールを浮かし、まるでリフティングの練習をするようにそのまま反転して柔らかいボールをファーサイドのネットに運びました。京都の選手はGKもDFも唖然、呆然。ただ立ちつくして見送るしかありませんでした。更にその6分後、右サイドでカットしたボールを受けた山口は、素晴らしいサイドチェンジのパスを逆サイドの藤本に送ります。前にDFが二人だけ、と見た藤本は果敢に勝負に挑み、中央に切れ込むようにして放ったシュートは松永の脇をすり抜けるようにゴールに飛び込みました。歓びに沸くゴール裏に向かっての「新パフォーマンス」は、「三本の矢」を次々と射るポーズ。毛利元就に因んだものの、矢を折るのは縁起が悪いので射ることにしたのだそうです。これで山口、藤本はお役御免となり、間延びしていた中盤を桑原、吉田康で支え逃げ切りにかかりました。
しかし、さすがに暑さに耐えかねた他の選手の運動量が落ちて、後半の後半は両者ともに「どつき合い」の様相。京都は途中投入の藤吉がチャンスを作り、またサンフも沢田の「一人スルーパス」からの右サイドの突破から久保、森山が同時にゴール前に殺到するなど見せ場を作ります。後半30分過ぎにはオフサイドぎりぎりから抜け出したカズが下田と1対1となりましたが、これは下田が反応良く弾いてピンチを逃れます。このまま久々の完封か、と思われましたが、しかしそうは問屋が卸してくれませんでした。後半36分、ゴール前のFKを蹴るのはカズ。鋭く曲がり落ちるように壁を越えたボールは遠藤が飛びつくように頭で逸らせ、とうとう失点してしまいました。その後も何度か危うい場面はあったのですが、しかしこの日はポポヴィッチ、上村、伊藤が集中を切らさず守り切り、ようやく勝ち点3をゲットできました。
と言うことで、展開的には前節、前々節と同様前半は素晴らしく後半息切れ、でしたが、相手が一人少なかったのが幸いして何とか逃げきることができました。まあそれでも、全体としてDFラインの集中力は高く、攻撃陣がもう1点取って楽にしてやれば良かったのに、とも思いました。久保はどうもプレーがちぐはぐで、思い切って打って良いところでパスを出したり、強引にドリブルで突破しようとして潰されたり。4本放ったシュートもいずれもゴールを脅かすようなものでは無かったように思います。次節もここまで好調の柏。上向きになってきた流れを確実にものにするには、久保の大爆発が必要かも知れません。

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