10/24〜10/28のサンフレッチェ日記



<00.10.28> 日刊スポーツの地域面によると、今日の神戸とのチャレンジャーズリーグにトップ選手で臨むサンフレッチェは下田、久保、森崎兄弟、駒野の代表組を欠き、またポポヴィッチとコリカが怪我をしているとのことで若手中心の起用となる、とのことです。先日の広島フットボールの情報によると、ポポヴィッチの代役として石川がリベロに入って得点の起点となるパスを出したりとなかなかの動きを見せていたらしいので、このへんの今までゲームに出てなかった選手が見れるかも知れません。
<00.10.28> アジアカップ準決勝の日本×中国は、一度は逆転されたものの再びひっくり返し、3-2で勝って2度目の決勝進出を果たしました。
日本代表のメンバーは、GK:川口、DF:森岡、松田、服部、MF:明神、稲本、名波、中村、森島、FW:高原、西澤。立ち上がりは日本が積極的に前に出ますが、しかし中国は堅い守りで対抗。逆に準々決勝から中一日で疲れが取れない日本を押し返します。それでも日本は21分、名波のクロスから高原の折り返しを中央で待ちかまえていた森島がシュート!と言うところで前に入り込んだDFが蹴り込んでオウンゴールでの先制となりました。最終的に蹴り込んだのは相手の范志毅ではありましたが、しかし展開、流れともにほぼ森島のゴールと言って良いものだった、と思います。
これで日本が流れをつかむかに見えましたが、しかし中国も前からどんどんチェックに来るようになって中盤は互角の戦いとなります。同点になったのは前半30分。右サイドからのクロスを逆サイドで折り返され、中央に入り込んだ祁宏に決められました。この場面、DFの人数が揃っていたのに決められたのは、もちろん中国の高さを生かした攻撃だったというのもあるでしょうが、しかし疲れ、1点リードと言う場面でやや集中を欠いていたのかも知れません。
後半、中国は立ち上がりから積極的に前に出てきます。これに対してパスミスが目立つ日本は、3分に明神の中盤でのパスを拾われて楊晨に独走を許し、勝ち越し点を奪われてしまいました。
しかし、リードされてもすぐに取り返すのが今大会の日本代表の良いところ。失点からわずか5分後、ゴール前中央からの直接FKを中村が蹴ります。鋭いボールはバーを直撃し、跳ね返ってきたところに詰めていた西澤が頭で押し込み、すぐに同点に追いつきました。こうなると日本のペース。ひたひたと迫る日本の圧力に気圧されたか中国は足が止まってしまいます。そんな中、後半16分には明神がペナルティエリアに飛び込んで鋭いシュートを決めて勝ち越したのは自然な流れ、と言って良いと思います。その後も日本が完全にボールを支配し、点差は1点ながら危なげなく逃げ切って勝利を収めました。
日本が1点差、それも一度リードを許してからの逆転勝利だったということで、これまでの試合に比べて苦戦だった、と言う見方があるようです。確かに中国はもともと高い身体的能力を持っている上に、ミルチノビッチ監督の戦術が浸透してなかなか手強い相手でした。おそらく、今大会これまで一番の強敵だった、と言えるでしょう。しかし、今の日本代表の強さは、選手達自身が「必ず勝てる」「いつでも逆転できる」と確信している(ように見える)ところではないでしょうか?トルシエ監督はベンチでどきどきしながら見ていたらしいのですが(本当かどうかは分かりませんが)、選手は全くそのような気配を感じさせない落ち着きぶり。ここまで積み重ねた経験、監督の心理的マネージメント、そして選手の大きな成長が、この結果となって結実しているように思います。数日前の報道によるとトルシエ監督は「アジアカップに優勝したら退任も考える」と語ったそうで、これを聞いたアジア各国の協会は「その節はぜひわが国の監督に」とラブコールを送ったそうですが、おそらくそこには打算や計算はなく、緊張で精神的に不安定になっていたトルシエが心の一部を吐露しただけ、に過ぎないように思います。(岡野会長は「トルシエは気が小さい」と喝破したそうですが。)協会のサポートやコミュニケーションの問題も多少はあるかも知れませんが、しかしトルシエ監督がここまで作って来て今花開こうとしているチームを簡単に手放すはずがない、とも思います。ここでアジアのタイトルを獲得したとしても、この後には世界と対等に戦うというステップが待っています。日本代表がここまで成長してきているとは言え、レギュラー組以外の選手のレベルを上げること、そして日本の選手全体のレベルを上げることなど今後2年、更にその後に向けて歩むべき道は遥かに続いています。そのための一里塚として、サウジアラビアを再び破ってまずはアジアのタイトルを獲得してほしい、と思います。
<00.10.27> 昨日の日本×中国はビデオに撮っただけでまだ見ていないので(それに同じような立場で結果を知りたくない方も多いでしょうから)それには触れず、久保について私の考えを書きます。と言うのは、昨日ようやくカタール戦のビデオを見ることができたからです。
思うに、この日の久保は単に「調子が悪かった」のではないでしょうか。オフサイドになったヘッド、それから36分に久保のポストから小野が展開して久保に渡った時のボレー。調子の良いときの久保なら、どちらのシュートも正確にヒットしてゴールを打ち抜いていただろう、と思います。ところが、残念ながらどちらも当たり損ないでした。あれは本来の久保じゃない、と言うのが私の第一印象です。
今季元々調子があまり上がらない上に、レバノン入りしてから足を怪我したと言う久保は、カタール戦の時はチーム練習に戻ってから確か2日か3日しか経っていなかったはず。こう言う時の久保は、サンフでもほとんど活躍していないと思います。カタール戦での久保はおそらく「あんまりやりたくないなー」と言う感じだったけど、でもせっかくの機会だしやれることは頑張ろう、と言うスタンスだったんじゃないか、と想像します。それで、とにかくトルシエに言われるとおりにポストプレーを頑張ってみた。しかし久保自身もともとそう言うプレーが得意じゃない上に、後ろからあまりいいボールは来ないし中盤もスペースに出てこない。それで、結局ああいう出来になったんじゃないか、と思います。私自身も「もう少しいいところを見せてほしかった」とは思うのですが、しかし悪いときの久保(特に今季)は全然特別な選手じゃないと思いますし、ああいう結果も仕方がないのではないでしょうか?
たぶん、代表での久保はいろいろと学ぶところがあったと思うのです。特に色々なタイプのFWとのコンビネーションとか、後から入るクサビに対するプレーとか、普段あまりサンフではやらない動きを学んで来ているのではないでしょうか。で、もともと上手になることに貪欲な久保は、結構一生懸命やってるんだ、と思います。でも、残念ながらまだ消化されるまでには至っていない。特に自分の持ち味とどのように折り合いを付けるか、がまだ分かっていない。確か昨年だったと思いますが、山口に習って?パス出しを学んでいた時期に、ちょっと積極性が欠けるように見える時期がありましたが、代表での久保はまさに今、そう言うところにいるのではないでしょうか?そして、久保をそう言うふうに育てているのは、間違いなくトルシエ監督自身なのではないか、と思います。今後、アジアカップのゲームに久保は出ないかもしれないし、しばらくは代表に呼ばれないかも知れません。しかし、トルシエは一度突き落としても這い上がってくる選手は必ずまた起用します。(稲本も柳沢も、一度不調で落とされている。)久保が今回当たった壁を克服して来れば、その時こそ日本代表のエースとして君臨する日なのではないか、と私は楽観的に考えることにしたいと思います。(^_^;)
<00.10.26> 今回の出張で滞在したのはベルリン郊外のヴァンゼーと言う町でしたので、先週土曜にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンを見に行きました。迎えるチームは、前節首位バイエルンを破って勢いに乗るエネルギー・コットブス。このコットブスとはポーランド国境に近い小さな町で、ブンデスリーガでは数少ない東独にルーツを持つクラブです。ドイツ統一後はずっと下部リーグでプレーしてきたのですが、昨年度の2部リーグ最終戦で昇格圏内(3位)を確保し、初のブンデスリーガ入りを果たしました。今季はこれまで2勝1分5敗と上位の壁に苦しんでいますが、前節ホームゲームでバイエルンを破り、選手もサポーターも乗りに乗っている、と言うところかも。実際、メインスタンドから見て右奥のコーナーフラッグ付近のアウェイ側サポーター席は真っ赤っかで、おそらく数千人は集まったのではないか、と見ました。まあ、ベルリンは距離的に近いので来やすかった、と言うことはあるかも知れませんが。
ヘルタのホームスタジアムは、ヒトラーが国威発揚のために行ったベルリンオリンピックの主会場だったもの。相当古いスタジアムのはずなのですが、しかしそれなりに手を加えて使っているのかそんなに悪い感じはありません。(実際、バックスタンド1階席は改修工事中だった。)特にスタンドが2階建てで、陸上のトラック付きでもそれほど見にくくはありません。当日は非常に好天だったので雨の心配は要らなかったのですが、メインスタンドの大部分とバックスタンドの一部が大きな屋根に覆われているので、雨が降ってもそれほど心配ではないな、と思いました。また、アクセスもUバーン(地下鉄)とSバーン(近郊電車)の駅がすぐそば、それもスタジアムの両サイドに別々にあり、ベルリン中心部から20分ぐらいで着いてしまいます。ですから、この日はほぼ満員の5万人近くが入ってなかなかの大騒ぎ(文字どおり飲めや歌えやの大騒ぎ、と言う感じ)だったのですが、少なくとも入退場で渋滞・混乱は無かったようです。
さて、ゲームですが一貫して攻めるヘルタ、守るコットブス、と言う流れ。コットブスは力の差を意識しての事なのかも知れませんし、またアウェイの戦い方なのかも知れませんが、それにしても前半から5バックの前に3人のボランチを並べ、攻めはと言えばFWを前線に一人だけ残して、ポーンと蹴り出して頑張れよー、言う感じ。(まるでかつてのサンフレッチェ?)これに対してヘルタは、3バックが高く上がって両サイドから何度も切り崩しを図ります。序盤から何度かコットブスのペナルティエリアに侵入してゴールを脅かしますが、しかしコットブスは厳しいマンマークと身体を張ったディフェンスで凌ぎます。一度はプレーツがゴールを割ったかに見えましたが、しかしこれは直前にハンドリングの反則があったとのことでノーゴール。逆にコットブスは前半20分、相手のパスミスに乗じて得たカウンターのチャンスから虎の子の一点を奪います。こうなると完全にコットブスのペース。最前線のFWを含め11人全員が自陣に戻ってディフェンスするという「穴熊戦術」を徹底します。ヘルタも攻め疲れからか徐々に攻撃が単調になり、そのまま前半が終わるか、に見えました。しかし、その状況を打ち破ったのがヘルタの10番・ウォズ。前半終了間際の42分、ゴール前でのコットブスのクリアミスからの折り返しのボールを、ゴール前でダイレクトボレー。このボールはゴールポストを激しく叩いて跳ね返りますが、しかしこれが再びウォズの前へ。今度は身体全体を叩きつけるようにしてヘディングでボールををネットに突き刺しました。
このウォズですが、身長169cmの31歳のプレーヤー。大男揃いのブンデスリーガの中では、一際その小ささが目立ちます。しかし、そのプレーぶりはピッチ上で一番光っていて、私はいっぺんに好きになってしまいました。本来のポジションはトップ下なのですが、これがとにかく良く動くのです。ボールをもらいにDFラインの前へ、サイドへと神出鬼没なだけでなく、味方がボールを持つと常に鋭いダッシュで忠実なパスコース作りをします。また自分が起点になるときは、パスを出すとゴールに向かって素早くダッシュ。要するに基本に忠実なパス&ゴーなのですが、これを31歳で続けられるというのは並大抵の事ではありません。(もっとも、終盤は足を痛めてだいぶペースが落ちていましたけど。)その上、足元の技術、戦術眼ともに優れていて、イメージ的にはややポジションを下げた森島、と言う感じでしょうか?藤本選手にはぜひ、こう言うプレーを見習ってほしいものです。
さて、後半になるとペースが変わるかというとさにあらず。コットブスは引き分けでOKということなのか、特に前に出てくることも無く守りを固めます。ヘルタは本来ボランチのトレチョクをリベロの位置に入れ、時にはツーバックともなるような布陣で攻めます。そしてそれがようやく実ったのが後半21分でした。バインリッヒのふわりとしたパスがペナルティエリアへ。これを誰かがポストプレーで落としたところに飛び込んだロイが強引にゴール前に持ち込んで豪快に蹴り込みました。こうなると攻めなければならないコットブスですが、ヘルタはそれを余裕で跳ね返します。時計が着々と時を刻んで終了が近くなるとさすがのコットブスも集中が切れてきて、3点目は後半40分、何でもない攻撃をクリアしきれずに押し込まれてジ・エンド。さすがに2週続けてのジャイアント・キリングはなりませんでした。
久々のブンデスリーガ、それも今回はこのゲームしか見れないと言うこともあってとても楽しみにしていたのですが、実を言うと思ったほど「楽しかった」と言うものでも無かったような気がします。やっぱり、両チームの力の差が大きすぎて、そして結果的にはその力通りの結末だったからでしょうか?ヘルタのファンは、いわゆる「サポーター」だけでなく大部分のファンが非常に熱狂的で、何となく付いて行けないような気がしたからでしょうか?そうかもしれないし、そうでないかもしれない。と言うのも、やはり僕にとってベルリンというのは単にお客さんとして行っただけの土地で、別にヘルタを応援しなければならない義理も何も無かったわけです。だから、もう一つのめり込めなかったのかも知れません。これは実は前回ドイツに滞在したときも思ったことなんですが、いくら質の高いサッカーを見れるからと言って全然関係の無いチームに思い入れたっぷりに応援するというわけにはなかなかいかないものです。何と言うか、(質が低かったとしても)サンフレッチェという「我々のクラブ」を応援するときとは最初から心の持ち方が違うわけです。ヨーロッパの人は、わざわざ日本から「我々のクラブ」や「我々の国」のサッカーを見に来る人がいる、と知ると非常に奇異に思うそうですが、そう言う気持ちも分かるような気がします。だって、そこのファンにとってはクラブは自分の町のものだから、ナショナルチームは自分の国だから応援するのであって、それ以上でもそれ以下でも無いわけです。それ以外に見に行く理由なんて、たぶん想像できないのでしょうね。案外このへんも、サッカーがその国の「文化」かそうでないか、の違いなのかも知れません。
<00.10.25> 日本代表が本当に強くなったのか、あるいはサウジアラビアやウズベキスタンが弱かったのか。映像が見れなかった私はそのへんが疑問だったのですが、昨日準々決勝のイラク戦を見て「やはり強くなっている」と言う感を持ちました。
昨日のゲーム、日本代表の先発はGK:川口、DF:中澤、森岡、服部、MF:明神、稲本、名波、中村、森島、FW:西澤、高原。初戦、第2戦のマイナーチェンジ版のメンバーでした。ウズベキスタン戦で休養したことで、身体が休まった一方で試合勘がちょっと鈍ったのか、序盤は押し込まれます。イラクが前から積極的に来たこともあってピンチを招き、前半早々にあっさり先制を許してしまいました。しかしここで下を向いてしまったり、あるいは焦って攻めに出て逆襲を食らうことがないのが、日本代表の強くなったと感じさせるところ。先制されて目を覚ましたようにギアを一段シフトアップすると、FKからの名波の芸術的なボレーシュート、森島の鋭い出足によるパスカットからの高原のゴールなどで前半だけでたちまち3得点。後半にも1点を奪い、終わってみれば4-1の大勝で準決勝進出を決めました。
この日のイラクを見る限り、「中東の強豪」と言うイメージはそのままだった、と思います。個々の選手の技術、速さなど質が高く、日本代表の弱めのパス、不正確なパスはことごとくカットされて逆襲を受けました。「司令塔」を務める10番、Kリーグ所属のアバス・ジャシムはキープ力、戦術的能力ともに高く、この選手に先制点を奪われたことはある意味必然的だったようにも思いました。しかし、この10番のような突き抜けた力を持つ選手が一人しかいないところ、ゲーム中盤から徐々にペースダウンしてしまうところなどはやはりアジア、と言う感じ。まるで、かつて日本が強豪国に対してそうだったように、相手のペースアップに対応できずに失点を重ね、最後は精神的にも切れてしまっての敗退でした。イラクは言うまでもなく「ドーハの悲劇」の時の相手チーム。しかしその後、湾岸戦争に伴って鎖国状態になり、チーム力を落とした時期がありました。しかし、昨日のイラクを見る限りではその落ち込みからはかなり回復している様子で、今後W杯予選にかけてアジアをかき回す存在になって行きそうな気がします。
しかしこれを打ち破ることができるのが、今の日本の力です。多少押し込まれても精神的に克服できるところに、このチームの成長を見ます。とりわけ名波や森島など五輪世代以外の選手達のリーダーシップが、このチームの力を発揮させる力になっているように思います。とりわけ終盤、森島が下がって奥や小野が入ったときにパフォーマンスが落ちてしまったところに、逆に下がった選手の力の大きさを見ることができるように思います。次は、もともと高い身体能力を持っている上にミルチノビッチ監督の戦術が浸透し始めて力が急速に上がっている中国が相手です。中一日の厳しい日程ではありますが、チーム全員の力で良いゲームをしてほしい、と思います。
<00.10.24> 海外出張中は、お休みして失礼しました。今日からまた再開しますので、よろしくお願いします。
さて、今日はこの10日ほどにあったサンフレッチェ関係のフラッシュニューストップ5(?)。
第一位は、「来季のサンフレッチェ監督にヴァレリー・ニポムニシ氏と契約」。ヴァレリー監督はロシア出身の57歳。現在中国甲級リーグ(1部リーグ)の瀋陽海獅で監督を務めています。この監督の最大の業績は、1988年〜1990年まで「不屈のライオン」ことカメルーン代表を率いてイタリアW杯に出場し、アフリカ勢では初のベスト8進出を果たしたことでしょう。この実績はトルシエ監督よりも上、と言って良いもの。その後、中国やトルコの指導者から韓国Kリーグの冨川SKの監督も務めています。ここで低迷していた冨川を立て直し、更に中国では瀋陽をも立て直してきたそうです。その実績は韓国代表監督のオファーも受けるほどだったそうで、この度の広島入りの決断はその代表監督の座を蹴ってのものだという噂。名監督だからと言って必ずしも結果を出すとは限らないものですが、過去の実績やアジアを良く知ることなどを考えると活躍は十分に期待できそうです。
第二位は、「京都とのプレシーズンマッチ」。このゲームのサンフレッチェのメンバーは、代表組とU-19代表組、及び北九州市長杯に参加のサテライトメンバーを除いて、GK:加藤、DF:伊藤、ポポヴィッチ(→川島70分)、上村、MF:服部、桑原、沢田、コリカ(→大久保70分)、藤本(→山口76分)、FW:高橋(→ミゲル63分)、上野(→栗原63分)。ゲームは前半からサンフレッチェのペースで、13分に伊藤のクロスを上野がヒールパスで落し、これを藤本が蹴り込んで先制しました。しかし後半、京都がメンバーを変えると押し込まれて10分に同点に追いつかれ、そのまま一進一退のまま引き分けに終わりました。
第三位は、「アジアカップの日本代表」。初戦のサウジ戦、2戦目のウズベキスタン戦と完勝してあっさりとグループリーグの突破を決めました。しかし、久保、下田はいずれも体調不良で出場無し。第3戦のカタール戦に久保が先発しましたが、ほとんど仕事らしい仕事ができずに終わりました。
第四位は、北九州市長杯。ユースを含む若手選手が参加し、初戦のニューウェーブ北九州(北九州市選抜)には4-2で勝ちましたが、決勝のアビスパ福岡には0-4で完敗を喫しました。メンバーは、N北九州戦はGK:植田、DF:川端(Y)、石川、八田、MF:駒野、森保、宮崎、森崎和、森崎浩(→清水(Y))、FW:李(練習生)(→三山(Y))、山形で、得点者は山形、李3。福岡戦はGK:植田、DF:川端(Y)(→宮本(Y))、石川、八田、MF:駒野、森崎和、宮崎、李(→呉島(Y))、FW:三山(Y)(→田森(Y))、山形、でした。
第五位は、「U-19代表候補に3人選出」。アジアユースに臨む合宿に参加するU-19日本代表候補が発表され、広島からは森崎兄弟と駒野が選出されました。選ばれたメンバーは、GK:藤ヶ谷(札幌)、黒河(清水)、岩丸(神戸)、DF:池田(清水)、茂庭(湘南)、那須(駒沢大)、羽田(鹿島)、中澤(市船橋)、小原(横浜)、MF:森崎浩、森崎和、駒野(広島)、石川(横浜)、根本、野沢(鹿島)、阿部(市原)、山瀬(札幌)、茂原(神戸)、大久保(国見高)、青木(前橋育英高)、FW:清野、前田(磐田)、飯尾(V川崎)、佐藤寿(市原)。松下は残念ながら選出されませんでした。
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