2/27〜3/4のサンフレッチェ日記



<00.3.4> 明日、広島市内中心部でサンフレッチェ開幕パレードが行われます。時間は13時半から15時半で、場所は中区の本通、及びアリスガーデン。13時20分に選手、スタッフが原爆慰霊碑に参拝した後、元安橋から本通を経てアリスガーデンまでパレードを行います。その後のイベントには今年から提携することが決まった広島銀行バスケットボール部(ブルールレイムズ)とイズミハンドボール部の選手も参加。久保社長あいさつ、トムソン監督インタビュー、サンフレッチェの選手によるトークショー、新人選手紹介の他、クイズコーナー、ゲームコーナー、サイン会(上村、藤本)などが行われます。
<00.3.3> 明日、昨年同様に吉田サッカー公園でアビスパ福岡とのトレーニングマッチが行われます。キックオフは14時。入場は無料ですが、全体が見渡せる観戦ポイントがそう多くないらしいので場所の確保のためには早めに行った方がよいかも。またこれに先だって10時半より町内の清神社での必勝祈願、13時からの餅つき大会、吉田町長のあいさつ、花束贈呈などが予定されています。更に試合後にサイン会や抽選会があるそうです。餅つき大会はサテライトの選手の参加が、またサイン会には主力選手の参加が予定されているそうですが、いずれもゲームに出ない選手が出るとのこと。となると山形や松下が餅をつく姿が見られる、とか久保のサインがもらえる、とかのチャンスがあるかも知れません。
#記憶が定かでないのですが、高校選抜の合宿とは重なってませんよね?
<00.3.3> 実は自分自身で忘れてたんですが、昨日がこの「Diary」の3歳の誕生日でした。今後ともよろしくお願いします。
<00.3.2> 昨日、アジア・カップ・ウィナーズ・カップ(ACWC)の準々決勝が行われ、清水エスパルスが韓国の安養LGをやぶって準決勝進出を決めました。この日程の関係で、Jリーグ節の広島とのゲームが5/24に変更となりました。日程をまとめると次のようになります。
開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
3/11(土)
15:00
ヴィッセル神戸
神戸ユニバ記念競技場
サンテレビ(録)・J-SPORTS
2
3/18(土)
16:00
ジェフユナイテッド市原
広島ビッグアーチ
テレビ新広島
3
3/25(土)
14:00
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場
ディレクTV(録)
4
4/1(土)
14:00
京都パープルサンガ
広島ビッグアーチ
広島ホームテレビ・BS1(録)・SKYPerfecTV!(録)
5
4/5(水)
19:00
柏レイソル
広島スタジアム
J-SPORTS
6
4/8(土)
15:00
ガンバ大阪
万博記念競技場
SKYPerfecTV!
8
4/22(土)
16:00
FC東京
広島ビッグアーチ
BS1
9
4/29(土)
15:00
アビスパ福岡
博多の森球技場
SKYPerfecTV!(録)
10
5/3(水)
16:00
横浜Fマリノス
広島ビッグアーチ
BS1
11
5/6(土)
15:00
セレッソ大阪
長居スタジアム
J-SPORTS
12
5/13(土)
15:00
ヴェルディ川崎
広島ビッグアーチ
中国放送
13
5/17(水)
19:00
ジュビロ磐田
磐田スタジアム

14
5/20(土)
14:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ
広島テレビ
7
5/24(水)
未定
清水エスパルス
未定

15
5/27(土)
15:00
名古屋グランパスエイト
瑞穂陸上競技場


この他、4/12と4/19にナビスコ杯1回戦、モンテディオ山形戦が組まれています。当初の日程では清水戦に至るまでのアウェイ3連戦(含山形)が一つの山場かと思っていましたが、それが楽になった代わりに終盤のヴェルディ戦以降が大変な事になりそう。ただ、これだとリーグ戦終盤は嫌でも緊張感を保って戦わなければならないわけで、そう言う意味では良い日程と言えるかも知れません。
<00.3.2> 3/8〜12にかけて行われるU-16日本代表のトレーニングキャンプに、広島ジュニアユースからDFの川本隼也選手が選ばれました。
<00.3.1> 柏レイソルのサポーター、青田切腹堂さんのサイトに「蹴鞠辞典」と言うページがあります。サッカーに関係する色々なキーワード(1500を越えるらしい)について読者がその印象を語り合うというお遊び企画で、書き込み、アクセス殺到でコントロールがきかなくなり、やむなく今日いっぱいで閉鎖されるそうです。この企画でサンフレッチェがどのように語られているか。このまま消えていくのは惜しいので、いくつかピックアップしてみます。
「地味なんだけども、じつは柏の次に好きなチームだったりします」
「Jリーグ界の『無印良品』的存在」
「安定感は最も印象を受ける。たまに連敗もするが。でも優勝となると・・・難しい話だ」
「文句より称賛の方が多いフロントのいる、希なチーム」
「渋くて上手い補強をやることではJの中でも出色」
「監督のほとんど人選を間違えない数少ないチーム」
「伏兵軍団」
また「嫌いなチーム」の欄では
「広島。堅実にサッカーしてくるし、一歩一歩着実に強化しているし。勝てる気はしない、
将来どんなチームになっているやら心配。まったく嫌らしいチームです」
などなど。大雑把に言って「サンフレッチェは地味であまり目立たないが、フロントの努力で堅実なクラブを作っている」と言うところでしょうか。一昨年の開幕前、主力選手の相次ぐ放出で「J2降格候補」「面白みのないサッカー」「こう言うクラブに未来はない」等と評論家や他チームのファンから悪罵を投げつけられていた事と比べると、ずいぶん様相が変わってきたものです。これは、久保社長と今西総監督を中心にクラブの営業面と強化面を長期的な展望の元に組織し、トムソン監督と選手達が着々と結果を出しているからこそ、サンフレッチェというクラブが認められてきている、と言う事だと言えるでしょう。「地味」と言う有り難くない評価も、単に中央のマスコミに取り上げられる機会が少ないと言う事が主な原因で、例えば天皇杯の決勝進出で普段の数倍の取材陣が殺到したように、今後更に強くなって常に優勝争いに顔を出すようになれば自ずとイメージが変わるのでは無いでしょうか。最近では他の企業スポーツとの提携など、ある意味「Jリーグの最先端」を歩んでいるところもありますし、あとは優勝、と言う目に見える形が必要なだけかも知れません。

因みにこの「蹴鞠辞典」には「月刊アスリート」(アスリート・マガジンのこと)と言う欄もあるのですが、そこで「広島フットボール」と「紫熊倶楽部」についても書き込みがあります。曰く
「ここのサンフレッチェ担当の人が『広島フットボール』というメールマガジンを作った。『サンフレッチェ情報には全く不自由しなくなった』という関東在住の友人の声に、思わず納得する出来映え。」
「追加。このスタッフで『紫熊倶楽部』という雑誌を創刊したらしい。今一番読みたい雑誌の1つ。」
他のクラブの事情は知らないのですが、「広島フットボール」のようなメールマガジンや「紫熊倶楽部」のようなサポート誌は珍しいのでしょうか?どちらも始まったばかりで一般的な認知度はそれほどでもないかも知れませんが、ひょっとするとすでにサンフレッチェの財産の一つ、になりつつあるのかも知れません。
<00.2.29> 昨日アデレードで行われた南オーストラリア州選抜とのトレーニングマッチは、2-2で引き分けでした。中国新聞、及びオフィシャルホームページによると、サンフレッチェの布陣は次のようだったと思われます。
        下田

   川島 ポポヴィッチ 上村
      (→宮澤68分)
沢田   森崎和  森保    服部
     (→大久保55分)
        藤本

    上野     ミゲル
    (→古賀57分)
ゲームは、前半は動きが悪くパスミス、クリアミスが重なり、カウンターから(?)クリアミスから(?)2点を奪われました。しかし前半終了間際の43分、相手GKのパンチングのこぼれだまを森崎和が左足でミドルシュート。プロとしては初の得点で明日の卒業式に花をそえました。後半3分には相手ゴール前での間接FKをポポヴィッチが押し込んで同点。その後動きが良くなって両サイドの攻めから再三チャンスを作りましたがシュートの正確性を欠き、引き分けに終わったと言うことです。トムソン監督は「前半は悪すぎたが,後半になるとミスはあったものの大分フィットしてきた。前の2試合と比べると良くなってきた。まだ無理なプレーもあるが,我慢のプレーも必要だ」とコメントしています。また中国新聞によると、途中出場だった大久保が光るプレーを見せたそうで、前評判通りの動きを見せている(らしい)ミゲル、怪我が直った栗原とともに、久保の出遅れをカバーしてくれることが期待できそうです。
今日はプールを使ったストレッチと夕方のトレーニングでキャンプを打ち上げ、後は日本に帰ってきてからの調整となります。短期間での集中したキャンプで怪我人の続出や若手の精神的な疲労などがあり、森保、上村らは調整遅れを心配しているようですが、あくまで照準は3/11の開幕戦。ここでどれだけ勝ってもあまり意味はないわけで、むしろ問題点を摘出しておいた方が後のためになるという考え方もあります。あと10日余りでどこまで仕上げるか。トムソン監督の手腕に注目したいと思います。
<00.2.28> 2/15の日本サッカー協会の理事会で発表された川淵Jリーグチェアマンの「指針」の中で、「サンフレッチェ広島では、ハンドボール、バレーボール、女子バスケットと手を組み、本格的な地域スポーツの推進活動を始めつつある」と紹介されていますが、この具体的な動きとなる最初の会議が22日、サンフレッチェの事務所で開かれました。参加したのはサンフレッチェの他バレーボールのJT、ハンドボールの湧永製薬とイズミ、バスケットボールの広島銀行。「五つのクラブの活性化」「広島県民のスポーツ振興」を基本理念の2本柱とすることで合意し、三月中旬を目途に規約などをまとめるとのことです。具体的な活動としては、今後試合日程や個別のイベントをすりあわせて決めるそうですが、正式な発足の前に3/5の「必勝祈願パレード」(いつも本通でやっているものでしょう)の後のトークショーに、イズミ、広島銀行の選手が参加することになりました。「多種目の競技が連携してのスポーツ振興は初めての試みで、日本のスポーツ文化の醸成の大きなきっかけになれば」(川淵指針より)と言う今回の試みは、地域のスポーツ文化を作っていこう、と言うJリーグの理念に沿ったもの。ラグビーの日新製鋼など広島でも企業のスポーツからの撤退が相次いでいるだけに、この動きがサンフレッチェだけでなく他のスポーツの振興のきっかけになれば、と思います。
<00.2.27> 「紫熊倶楽部」第3号のトップは、サンフレッチェの「右の翼」沢田謙太郎選手。広島フットボールが選ぶ昨年度のMVP受賞記念インタビューで、移籍して一年目からの大活躍の理由を語っています。この中で特に印象に残ったのは、駒野選手について語っているところ。これは前号の森保選手と同じで、駒野の技術の高さを認めライバル視しながらも、「簡単にポジションをどうぞ、と言うわけにはいかないけど、あいつにはいろいろ僕のいいところを教えてあげて、伸ばしていってやりたいな」と語っています。森保、沢田という2人の元日本代表のベテランが異口同音に同じようなセリフを口にするところが、今のサンフレッチェの雰囲気を物語っているといえるのではないでしょうか。その他に取り上げられているのは、今年ユースのコーチとして戻ってきた森山佳郎氏と期待されながら何も実績を残せず3年目を迎える石川裕司選手。いずれも普段スポットライトを浴びることの少ない人に光を当て、その秘めた思いを披露しています。「頑張ることの天才」と「ただ一人残った3年目のユース出身」のこの2人の記事は、いずれも胸に迫るものがあって必見です。その他、広島FM「ゴ〜ル!」パーソナリティーの今岡祐子さんの記事や関東在住ライターが見た広島の記事など、あいかわらず読みごたえたっぷりで280円。お問い合わせはオフィス・ウェンブリー(082-890-1081)までどうぞ。
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