2/6〜2/12のサンフレッチェ日記



<00.2.12> 県高校サッカー新人大会の2回戦が昨日行われ、高校選手権県代表の山陽が敗れる波乱がありました。
【2回戦】
皆実   2-0 祇園北
安芸府中 1-0 井口
高陽   0-0 山陽(PK5-4)
松永   3-0 安芸南
三原東  3-2 如水館
沼田   5-0 戸手
工大高  1-1 美鈴が丘(PK4-3)
広島工  3-1 観音

<00.2.12> 大分にレンタル移籍中の選手達の情報ですが、先日発表された背番号は前川が1、山根が8(昨年と同じ)、大木が11とそれぞれレギュラークラスの番号をもらったとのことです。また金本も昨年と同じ16、元広島で柏から移籍した片野坂(キャプテンを務めるらしい)は18となるようです。大量14選手を補強して今季のJ1昇格に賭ける大分は1/31から延岡で初の県外キャンプを行っており、禁酒・禁煙でやっているとのこと。3/12の開幕(対山形)に向けて激しいポジション争いが繰り広げられるのではないでしょうか?
<00.2.11> 「紫熊倶楽部」の創刊第2号が昨日届いていましたので早速紹介します。巻頭のインタビューは森保選手。京都への移籍をきっかけとして自分自身が成長したこと、そして今年ボランチのポジションに新人選手が加入したことに関して「自分が生き残るために彼らの道をふさぐことで、彼らに勉強してもらいたい」と語っています。前川選手が移籍したことにより、今年は紛れも無く森保選手がチームの精神的な柱です。彼の存在がチームにとって、他の選手達にとっていかに貴重なものかが良く分かるインタビューだと思いますが、またそれは我々ファン・サポーターにとっても同じ事。記事の最後で「森保のこの言葉を...新人、そして伸び悩んでいると自覚しているはずの若手に。さらに、今人生について考えざるを得ない状況の読者に。」と結んであるとおり、色々な人に読んでほしい内容だと思います。
今号のもう一つのインタビューは、今西総監督。今年の目標を「トップ3」「外国人次第では優勝もありえます」と高らかに宣言しています。その要因は既にここでも何度か書いているように色々とポジティブな点があるからなのですが、特に総監督が強調しているのは、クラブに対する「ロイヤリティ」が高まっている、と言う事。これは、たぶん「チームに対する誇り」と言い換えても良いと思いますが、要するに選手、スタッフ全員が心を一つにできる環境になっている、と言う事でしょう。個々の力の足し算でチーム力がある程度決まる野球などとは違って、サッカーは「チーム」としてどれだけまとまっているかがカギです。例えばヤンセン時代のサンフのように、各ポジションに代表クラスを揃え質の高い外国人を保有していても、監督への、クラブへの不信が増大し、選手同士がバラバラになってしまっては力を発揮することはできません。それが今年のサンフは契約交渉で揉めた選手が全くいなかった。実際選手達からは「このチームでやりたい」と言う言葉が何度も聞こえてきたそうです。お金を出して良い選手を集める、と言うどこかのクラブとは正反対のアプローチで、選手をプレーヤーとしてだけではなく社会人としても育てる「育成システム」を確立し、チーム作りを進める今西総監督。この人の元でなら、今年の有望な新人達もきっと大きく育つでしょうし、またクラブが方向性を失うことも無いでしょう。やはりサンフレッチェはこの人のチームなのだ、と言う感をますます強くするインタビューでした。
その他「広島史上最高の補強」として今年のルーキーを、編集長コラムでは宮澤選手を、巻末のコラムでは川島選手を取り上げ、「元日の国立が教えてくれた、大切なこと」としてスポニチのサンフ担当だった和田記者のメッセージを掲載しています。「紫熊倶楽部」は280円。V-POINTの他広島県内の有名書店で手に入ります。また東京では「ゆめてらす」(って言うんでしょうか?広島県の東京出張所みたいなところ?)にも置くそうです。詳しくは広島フットボールホームページをご覧下さい。
<00.2.10> 注目の新外国人ですが、2/8付けの広島フットボールによると「どうやら獲得に本腰が入ってきた」とのこと。「スコットランド・プレミアリーグで活躍してきた」ポルトガル人で、「最近は構想から外れ、移籍を希望している」のだそうです。「スコットランドのポルトガル人」と言われてもすぐには思いつかないので色々調べてみた結果、私の予想はずばり、St. JohnstonのMiguel Simao(ポルトガル語の読み方は良く知らないのですが、「ミゲル・シモン」と言う感じ?)選手。セント・ジョンストンのホームページによると25歳の左利きの選手で、ポジションはセンターと左サイドのFW/MF。ボアビスタでデビューし、スポルティング・リスボンなどを経てセント・ジョンストン入りしています。今季はリーグ戦の前半はずっと先発で使われていてこれまで5ゴール。UEFA Cupのモナコ戦でもゴールを決め2回戦進出に貢献していましたが、11月ぐらいから先発を外れることが多くスーパーサブ的な扱われ方をしています。そして2/5のアバディーン戦では久々に先発しているのですが、これはもしかするとサンフレッチェのスカウトに見せるためだったのかも?いずれにしろ欧州のウインターブレイクに伴う移籍市場もそろそろ終息の時期ですし、「早ければ今週後半にも、採用決定のニュースをお届けできるかも」(広島フットボールによる)知れません。
<00.2.10> 今朝の中国新聞のスポーツ面の記事は雪の中で合同練習が始まった、と言うものですが、その他7面のコラム「この人」にトムソン監督が取り上げられています。「沢山の具を積み上げて作る過程は、全員で後ろから前線へ組み立てて攻めるサッカーに通じる。私もいよいよ総仕上げの年だ」とサンフレッチェのサッカーを広島名物のお好み焼きに例えて表現。今季を「優勝を目指す」年として位置づけています。スコットランド生まれの彼は「休暇で訪ねたとき、夏の太陽と大地が気に入った」と31歳のときにオーストラリアへ移住し、国籍も取得しました。現地ではアメリカW杯の最終予選を戦った監督として人気者だそうですが、アルゼンチンとのプレーオフの初戦を戦った後主力が練習試合で故障し、チーム力が落ちて結果的に出場権を得られなかったことを今でも悔いているそうで、「あの時(練習試合に)出るなと言っておけば...監督としての決断と行動の大切さを学んだ」のだそうです。「わがまま、頑固」と言う周囲の評価の通り「負け試合でも自分の采配の正しさだけは信じて疑わない」トムソン監督は、選手起用でも「ミスよりも闘争心のない姿や慢心が見えた選手は、例え主力であっても先発から外す」と言う方針で一貫しており、そのへんが「トムソン再生工場」(他クラブで伸び悩んでいた移籍選手を一人前にする)のキーになっていると言えるでしょう。サポーターには「もう少し辛抱してほしい」と言いながらも「優勝すれば本通りを(スコットランドの民族衣装の)キルトで歩く」と宣言。ファン、サポーターとしても是非一度、トムソン監督のいるうちに優勝の歓びを分かち合いたいと思います。
<00.2.9> 昨日のカールスバーグ杯の3位決定戦、香港選抜との試合は0-0からのPK戦の末勝利しました。トルシエ監督率いるA代表としては一昨年のエジプト戦以来の勝利、と言う事になりますが、90分での勝敗ということになると引き分け。久々のすっきりした勝利、と言う訳には行きませんでした。このゲームがA代表相手ではなく「国際Cマッチ」扱いであること、チャンスが有りながら1点も取れなかったことなどからまたまた代表批判、トルシエ批判が沸き起こるのではないかと予想されますが、しかし先日紹介したエメ・ジャッケ氏の言葉を借りて「辛抱強く見守っていこう」と改めて言いたいと思います。
この香港戦は、メキシコ戦でフル出場した小野、中田浩(及び伊東)はサブにも入れず、カズ、中山のツートップにトップ下に沢登、そして名波は慣れたポジションであるボランチという布陣で臨みました。メキシコ戦では各ポジションを昨年のA代表、U-22代表の選手で分け合うような形でしたが、この香港戦は攻撃陣をベテランで固め、守備がU-23年代の選手中心と言う格好となりました。メキシコ戦で攻撃面でのコンビネーションの悪さが目だったため「経験」を重視した、と言う見方もあるかとは思いますが、トルシエの元でこの組み合わせでゲームするのは初めて、と言う事を考えるとこのメンバーもやはりテスト的な色彩が強いもの。そう言う状況にも関わらず、サイドでのコンビネーションによる突破やタイミングを合わせた攻め上がりなど何度か良い形を見せ、メキシコ戦と比較して「攻め」の面での改善が見られたように思います。
そしてその中で特に目だったのは稲本や中村など五輪代表年代の選手達。Jリーグでの経験と豊富な国際経験に裏打ちされているだけあって、この大会が初のA代表とは思わせないような働きぶりで、その技術の確かさと共に精神面でのポテンシャルの高さを見せてくれたように思います。カズ、中山など「旧世代組」もメキシコ戦以上のファイティング・スピリットを見せチームを引っ張りましたが、しかし体力やスピードという面でやや衰えを見せつつあり、更に今後の大きな上積みは望めない以上、トルシエ監督が言うように「若い世代による代表」がすぐそこまで来ている、と言う感を強くしました。加茂監督も就任当初に参加したインターコンチネンタル杯で「ドーハ世代」とそれ以降の選手を併用して切り替えのきっかけにしたように、トルシエ監督も失うもののないこの大会を「年代混成チームのスタート」と位置づけ、いろいろな選手を試し、そして着実にチームの新しい骨格を作りつつあるように思います。増島みどりさんのサイトで見られる監督や選手のコメントに見られるように、監督をはじめとする代表スタッフや選手達は着々と「2002年に戦えるチーム」を作っているわけで、騒いでいるのは「外野」であるマスコミや評論家、ファンだけと言って間違いないと言えそうです。
これが、果たして本当に川淵チェアマンの言うようにベンゲル監督招聘のための布石なのか、あるいはトルシエ自身がやって行くための準備なのかは分かりません。しかし少なくとも「うるさい外野」を黙らせるため、目に見えるような結果を残そうと近視眼的な「強化」に走ったりはしない、と言うことは今後の2年間を考える上で逆に高く評価すべきことだと思います。A代表はこれから1ヶ月でアジアカップ予選と中国と言う「格下」相手に4試合戦います。トルシエ監督は五輪予選同様、メンバーをとっかえひっかえ、ポジションを入れ替えながら様々な可能性を追求するのだろうと思います。そしてその中でいつの間にか動かせない骨格と豊富なバリエーションを持ったチームができていくのではないでしょうか。トルシエ監督は「20試合後には素晴らしいチームになる」と言ったそうですが、そこまで行かずとも夏ぐらいには、ある程度の見通しができてくるのではないか、と言う予感がします。
<00.2.8> 私が出張中の一番大きな話題は、いよいよ「サンフレッチェ・サポート・マガジン 紫熊倶楽部」が1/28に創刊されたことではないでしょうか。私も当然定期購読していますので家に届いていたのですが、期待に違わぬ充実ぶりでした。A4平綴じ24ページ(表紙含む)で見た目は薄いのですが、広告がほとんど無いため全てのページが見どころ、読みどころ。一日では読みきれないほどの(?)内容充実ぶりです。創刊号の表紙は久保選手のガッツポーズで、以下「スペシャルインタビュー 久保竜彦選手 21世紀のHERO」「天皇杯レポート 誇り高きファイナリスト」「もっとも成長した男 藤本主税」「広島スーパー7の魅力、教えます」「Supporter's Area」「FLASH-NEWS」「広島フットボール年間MVP」「久保社長インタビュー 信念はサッカースタジアム」そして「2000年への挑戦者 森崎和幸」と続きます。どの記事もサンフレッチェへの愛情あふれるもので、サンフレッチェのファンなら必読、と言えるのではないかと思います。
この中で私が特に注目したのは久保社長のインタビュー。久保社長が昨年一番印象に残ったのは駒場での最終戦だったそうで、その中で「ウチの選手みんなに拍手を贈りたかった」と感じたのと同時にサッカーにおける1点の重さを感じ、更にクラブ経営に対する新たな思いを持つようになったそうです。それは、「選手に対するサポーターだけでなく、クラブそのものにサポーターが付くような形にしなければ」と言うこと。そのためには、何としても屋根付きのサッカー専用スタジアムを実現する事。その他「将来への投資」として子供たちへのサービスを継続すること、ボランティアが支えるような形を作っていくこと、そしてそれにより、バルセロナのようにサポーターが支えるクラブの形にして本当の意味での「市民球団」にして行くことが久保社長の夢である、と語っています。創設時にはまだまだ「企業クラブ」の面影が抜けなかったJリーグの各クラブは、7年間で様々な試行錯誤をしながらここまで来ました。その間には鳥栖フューチャーズ、福島FC、横浜フリューゲルスの消滅やヴェルディ川崎の移転騒動、そして横浜FCの創設など紆余曲折がありました。そしてその中から、Jリーグの理念に沿った形、市民クラブとしての形がベストの形である、と言う事が明らかになって来たように思います。サンフレッチェ自身も東洋工業、マツダの企業内クラブを前身としていた関係から「マツダの子会社」と言う形の出発でしたが、その後の久保社長の就任を契機として新しい形に脱皮してきています。このインタビューは、改めてサンフレッチェの将来像を提示したという点で、非常に重要なものと言えるのではないでしょうか。サンフレッチェのファン・サポーターには是非読んでいただきたい、と思います。
この「紫熊倶楽部」ですが、V-POINTで販売しているほか広島県内の有名書店で販売されているそうですが、基本は年間購読。年間26冊が7,000円(後援会やファンクラブ会員は5,600円)、増刊号3冊をセットにすると8,300円(同じく6,800円)となっています。お申し込みは広島フットボールのホームページからすることができます。
<00.2.7> 2/9〜15にかけてチリで行われる国際親善試合に参加する豪州代表にポポヴィッチ、フォックスが選ばれている、と言う話の続報ですが、ポポヴィッチは怪我のため代表を辞退した模様です。全くプレーできないのか、あるいはサンフのために無理をしないことにしたのか、については相変わらず不明です。
<00.2.7> 昨日開幕した県高校サッカー新人大会で、皆実など16チームが2回戦に進出しました。1回戦の結果は次の通り。
皆実   7-1 葦陽
美鈴が丘 4-0 福山
沼田   2-0 神辺旭
安芸府中 2-1 尾道
安芸南  2-0 庄原格致
戸手   2-2 宮島工(PK4-1)
山陽   3-0 府中
如水館  1-1 広島朝鮮(PK4-2)
井口   3-1 世羅
松永   2-2 国泰寺(PK7-6)
観音   4-1 三次
工大高  2-0 武田
三原東  3-1 広
広島工  4-0 瀬戸田
高陽   5-0 日彰館
祇園北  5-2 呉港

<00.2.7> 今朝の中国新聞によると、マツダSCの宗政監督が設立したMUNE広島フットボールクラブが新年度のジュニアユース、ユースのメンバーを募集しているそうです。このクラブは宗政氏が「多くの子供たちにサッカーをする環境を与えたい」と設立したもので、この4月から活動開始。府中町、海田町のグラウンドなどで週3、4回の練習を予定しているとのことです。お問い合わせは、事務局の小田さん(082-281-6337)まで。
<00.2.6> 2000年の日本代表のスタートが、昨日のカールスバーグカップのメキシコ戦で切られました。日本代表はボールの支配率やシュート数などでは決して劣っていませんでしたが、決定機の数ではむしろメキシコ。特に後半早々に相手選手の退場で人数的に有利になったにも関わらず先制を許し、その後も攻めきれずに内容的には完敗、と言って良いものでした。特に感じたのは攻め、守りの両面でのコンビネーションとタイミングの悪さ。例えばメキシコが攻めに入ったときには必ず2人、3人とフォローに入り、片方のサイドで詰まっても必ず逆サイドにはフリーな選手がいて日本ゴールに迫っていましたし、守りの面ではここぞ、と言う場所に日本の選手よりも一瞬早く入り込み、シュートを打てるタイミングよりも前の段階で危険を摘み取っていました。逆に言えば日本代表の一番の問題点はこのへんのレベルの低さで、評論家の湯浅さん流に言えば「イメージ・シンクロ」ができていない、と言う点に尽きるのでは無いでしょうか?テレビの画面ではボールのないところの動きが良く分からないので想像でしか言えないのですが、例えば攻めの場面で小野のスルーパスなどで前線にボールが入っても、一瞬できているはずの決定的なスペースへの走り込みが無い(あるいは遅い)ためかフリーの選手にボールが渡りません。これは組み立ての段階でも同じで、中盤の選手がパスの出しどころを見つけられずバックパスをせざるを得なくなる場面が目立ちました。そもそもメキシコは日本より格上で、なおかつ日本には個人の力でゴールをこじ開ける力を持つ選手がいない以上、そう言う選手全員の共通理解により「ここぞ」と言う場面で一斉に攻め上がる、と言う形がなければゴールにまで結びつけられるわけがありません。トルシエ監督や選手達は「このチームになってから日が浅い」ことが、そう言う攻めのイメージ・シンクロができていない理由と考えてたようですが、本当にそれだけなのでしょうか?
日本のサッカーの良さは中盤。ショートパスをテンポ良く繋ぎ、相手を翻弄して隙をうかがう。調子の良いときの磐田や清水、鹿島が良く見せるサッカーです。しかしこれは得てしてパスを繋ぐことばかりが自己目的化し、なかなかゴールに迫らない、なかなかシュートを打たない、と言うことにもなりかねません。そしてこれに対する「アンチテーゼ」として、ボールを奪ったら少ない人数、少ない手数でゴールに迫る攻撃の形を完成しつつあったのが、昨年の、特に天皇杯でのサンフレッチェでした。昨日の日本代表×メキシコ代表は、言わば天皇杯の清水×広島か名古屋×広島(ただし前半だけ)。中盤での形作りに腐心してゴール前に飛び込んで行かない日本代表が、早い段階での危険察知による粘り強い守備と、攻めに入ったときの速さ、正確さで勝るメキシコ代表に歯が立たなかったのは、Jリーグの多くのクラブ(特に「強い」と言われるクラブ)が普段やっているサッカーからすれば当然、と言えば当然のように思います。
この敗戦で、おそらくトルシエ監督に対する風当たりはまた一段ときつくなるでしょう。「このメンバーでのチームはできたばかりだから」「あの選手ではああいうサッカーしかできないのでは」と言う考え方にも一理ありますが、しかしこう言うメンバーを選んだのはトルシエの責任ですから言い訳にはならないと思います。とは言え、これがトルシエのサッカーか、と言えばそうではないだろう、とも考えられる。少なくとも五輪予選でのU-22代表は、後方からの正確なフィードとDFラインの素早い突破とフォローによる得点、と言う形を何度か見せてくれていますし、今後トレーニングを重ねることでもっと得点を取れるようになる可能性はあるでしょう。しかしJリーグの現状やトムソン監督が今のサンフを作るのに3年かかったことなどを考えると、なかなか大変な道のり、と言う気もします。昨日のBSの「サッカー21」でインタビューを受けていたエメ・ジャッケ元フランス代表監督は、日本のサッカーファンに「辛抱強くなること」を求めましたが、確かにその通り。誰が監督であったとしても、もう少し様子を見ないといけないのかも知れません。
(ついでですがジャッケ氏は「2-0のスコアが危ない、と言うのは発展途上国の考え。普通は『これで勝った』と思うもの」と言う事を言っていました。そう言う意味では、昨年の広島は発展途上。今年こそ克服しなければならない課題ですね。)
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