7/30〜8/5のサンフレッチェ日記



<00.8.5> 今朝の中国新聞によると、今日の先発はやはり前節と同じになる模様。広島フットボールによると、練習では久保の調子が上がっており、また森崎和が良いプレーを連発していたとのこと。更に藤本が坊主頭になって心機一転を図っている?ようです。1st stageの京都戦は、勝ったものの今一つ気合いの乗らないゲームだっただけに、今日は「上位を狙うチーム」と「下に落ちたくないチーム」同士の激しいゲームを期待したい、と思います。今日のテレビ中継は京都ローカルのKBS京都のみ。スカパーは8/7(月)の夜11時から、ch121パーフェクトチョイスでの放送となります。
<00.8.4> 明日は西京極で京都との対戦します。ここまでの京都の戦績は
京都 ○3-2● 市原  【京】三浦知、熱田2、【市】バロン、林
京都 ●0-2○ C大阪 【C】西澤、森島
京都 ●1-3○ 横浜  【京】三浦知、【横】外池2、三浦淳
京都 □3-2■ 福岡  【京】熱田、遠藤、三浦知、【福】中払、野田
京都 ●0-3○ 東京  【東】ツゥット2、アマラオ
京都 △1-1△ 清水  【清】安永、【京】三浦知
京都 ○3-1● 川崎F 【京】ヘジス2、OG、【F】向島
2節から6節までは90分での勝利が無く「J2降格圏内」の15位にどっぷりと浸かっていた京都でしたが、望月と平野が加入して雰囲気が一変。前節の逆転勝利を演出しました。良い選手が入ったからと言ってすぐにチーム力が上がるわけではないのがサッカーではありますが、京都の場合はこれがうまく填まった、と言う感じ。一人奮闘していた三浦知だけでなくヘジスも生き生きと動き出した感じで、決して侮れない相手となったように思います。
対するサンフですが、内容的にはともかく東京、清水と厳しい相手に2連勝してきたので、そのメンバーはいじってこないだろう、と思います。
       下田

  伊藤 ポポヴィッチ 上村

沢田     桑原      古賀

    森崎和   服部

     久保  藤本

SUB:佐藤、川島、森保、コリカ、高橋
変えてくる可能性があるとすれば、服部をサイドに下げてコリカを入れるぐらいか。京都の中盤がレベルアップしていることを考えると、ここでいかに相手に良い形でボールを持たせないか、逆にこちらがどのようにボールを奪い、久保、藤本に繋げていくかがポイントとなりそうです。
<00.8.4> 昨日、広島で8/16に開催されるUAE戦に向けての日本代表が発表され、広島からは久保選手が選出されました。メンバーは、
GK:楢崎(名古屋)、曽ヶ端(鹿島)
DF:服部(磐田)、森岡(清水)、宮本(G大阪)、中沢(V川崎)、中田浩(鹿島)
MF:森島(C大阪)、望月(京都)、三浦淳、中村(横浜)、奥(磐田)、明神(柏)、本山(鹿島)、稲本(G大阪)、小野(浦和)
FW:西澤(C大阪)、久保(広島)、平瀬、柳沢(鹿島)、小島(G大阪)、高原(磐田)
となっていて、22人中13人がU-23の選手。このゲームは「アジア杯壮行試合」と言う名目ではありますが、むしろシドニー五輪を見越してのメンバーのように思います。そう考えると久保が先発で使われるかどうか、は微妙ではないかと思いますが、地元の選手ということも考慮して(?)トルシエ監督には是非起用してほしい、と思います。ところでチケットですが、SS席(7,000円)はほぼ売り切れたもののS席(6,000円)、SA席(4,500円)、自由席(大人3,000円、小人1,000円)はまだ余裕があるとのこと。お盆の最中の平日の夜、相手はUAEで中田英らは出場しない、と条件は悪いのですが、せっかくの広島での代表戦ですので沢山の観客に見てほしい、と思います。お問い合わせは、広島県サッカー協会(082-212-3851)までどうぞ。
<00.8.4> 昨日行われた高校総体の2回戦で、広島県代表の沼田は長崎県代表の国見に0-2で敗れました。
<00.8.4> クラブユース選手権の決勝トーナメント1回戦で、サンフレッチェユースは横浜Fマリノスに0-3で敗れました。この結果、明日行われる高円宮杯出場権決定戦をG大阪ユースと争うことになりました。
<00.8.3> 一日の休養日を挟んで迎えたクラブユース選手権の第3日目、予選リーグの第3戦でサンフレッチェユースは接戦の末2-1で磐田を下し、グループ1位で決勝トーナメント進出を決めました。広島フットボールによるとこのゲーム、前半35分の川端のゴールで広島が先制したものの後半追いつかれ、その後完全にペースを握られました。しかしそこを凌ぐと後半26分に寺内の今大会6つめのゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切りました。
各組の最終結果は次の通り。ただし、得点、失点については3位までの対戦成績で決めている模様です。
【A組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 柏レイソル     3   0   0     9     6     0    +6
2 鹿島アントラーズ  2   0   1     6     8     2    +6
3 愛媛FC      1   0   2     3     0    12   -12
4 モンテディオ山形  0   0   3     0

【B組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 京都サンガ     3   0   0     9     9     0    +9
2 ヴィッセル神戸   2   0   1     6     4     1    +3
3 廿日市FC     1   0   2     3     0    12   -12
4 立山ベアーズ    0   0   3     0

【C組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 横浜Fマリノス   2   1   0     7     3     2    +1
2 清水エスパルス   2   0   1     6     5     4    +1
3 アビスパ福岡    0   2   1     2     1     3    -2
4 ベガルタ仙台    0   0   2     0

【D組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 ヴェルディユース  2   1   0     7    11     2    +9
2 コンサドーレ札幌  1   1   1     4     3     5    -2
3 塩釜FC      1   0   2     3     1     8    -7
4 湘南ベルマーレ   0   1   1     1

【E組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 浦和レッズ     3   0   0     9     5     1    +4
2 ガンバ大阪     2   0   1     6    12     3    +9
3 柏レイソル青梅   1   0   2     3     0    13   -13
4 わかばFC     0   0   3     0

【F組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差
1 サンフレッチェ広島 3   0   0     9     6     1    +5
2 ジュビロ磐田    2   0   1     6     6     2    +4
3 アルビレックス新潟 0   1   2     1     1     9    -9
4 ブレイズ熊本    0   1   2     1
この結果、各組1位の順位は京都、柏、広島、浦和、ヴェルディ、横浜の順。2位グループはG大阪、鹿島、磐田、神戸、清水、札幌で、1位の6チームとG大阪、鹿島までが決勝トーナメントに進出します。トーナメントの組み合わせは、
京都 ─┐
    ├─┐
鹿島 ─┘ │
      ├─┐
浦和 ─┐ │ │
    ├─┘ │
V川崎─┘   │
        ├
柏  ─┐   │
    ├─┐ │
G大阪─┘ │ │
      ├─┘
広島 ─┐ │
    ├─┘
横浜 ─┘
となっていて、1回戦の勝者4チームと敗者同士で行われる決定戦の勝者の2チームが高円宮杯への出場権を得ます。サンフレッチェユースとしては、天皇杯への出場権を得ることができる優勝を狙うのはもちろんですが、まずは一つ勝って高円宮杯に出場し、高校のチームとの真剣勝負の場に立ってほしい、と思います。
<00.8.2> 日本サッカー協会は昨日、SBSカップに出場するU-19日本代表を発表し、サンフレッチェからは森崎浩、駒野、松下の3選手が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
GK:黒河(清水)、岩丸(神戸)
DF:池田(清水)、籾谷(C大阪)、根本(鹿島)、茂庭(湘南)、羽田(鹿島)、上本(鹿児島実)
MF:森崎浩(広島)、石川(横浜)、熊林(磐田)、駒野(広島)、野沢(鹿島)、中尾(札幌)、前田(磐田)、松下(広島)、大久保(国見)、青木(前橋育英)
FW:清野(磐田)、中山(G大阪)、西野(富山一)
SBSカップは8/11,13の両日、静岡県で開催される大会で、U-19代表の他、パルメイラス、ユトレヒト、静岡ユースが参加してトーナメントを戦います。日程は
8/11 14:00 静岡ユース×パルメイラス(浜松球技場)
     16:00 U-19日本代表×ユトレヒト(浜松球技場)
8/13 12:45 3位決定戦(草薙球技場)
     15:00 決勝戦(草薙球技場)
となっており、Jリーグ第9節(8/12)と重なっています。これが、森崎和や阿部(市原)、飯尾(V川崎)などのU-19代表の主力クラスが外れた原因だろうと思われます。久々にU-19代表に選出された松下には、ぜひこの機会にメンバー入りを、と言う気持でやってほしいものです。
<00.8.1> ユース選手権の第2日目、予選リーグの第2戦をブレイズ熊本と対戦したサンフレッチェユースは、4-0で勝ちました。これで勝ち点6、得失点差+12で、同じく勝ち点6のジュビロ磐田を得失点差でわずかにリードしてグループ首位に立っています。この結果、最終戦を残して2位以上を確定したわけですが、まだ安心とは言えないのがこの大会の難しいところ。グループリーグは24チームを6つに分けて行っているわけですが、これらのうち各組1位の6チームと、2位のうち成績上位の2チームがトーナメントに進出することになっています。従ってサンフレッチェとしては次のジュビロ戦に勝つか引き分けてグループ1位で突破することが一番良いのですが、もし敗れたとしても他の組の結果次第で次のラウンドに進出の可能性が残ります。となると、気になるのは他の組の動向ですが、今のところ次のようになっています。
【A組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 鹿島アントラーズ  2   0   0     6    20     1   +19 柏
2 柏レイソル     2   0   0     6    10    10   +10 鹿島
3 愛媛FC      0   0   2     0     0    12   -12 山形
4 モンテディオ山形  0   0   2     0     1    18   -17 愛媛

【B組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 京都サンガ     2   0   0     6    22     0   +22  神戸
2 ヴィッセル神戸   2   0   0     6    10     0   +10 京都
3 廿日市FC     0   0   2     0     0    12   -12 立山
4 立山ベアーズ    0   0   2     0     0    20   -20 廿日市

【C組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 清水エスパルス   2   0   0     6     7     1    +6 横浜
2 横浜Fマリノス   1   1   0     4     3     1    +2 清水
3 アビスパ福岡    0   1   1     1     1     3    -2 仙台
4 ベガルタ仙台    0   0   2     0     1     7    -6 福岡

【D組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 ヴェルディユース  2   0   0     6    11     1   +10 湘南
2 塩釜FC      1   0   1     3     3     7    -4 札幌
3 湘南ベルマーレ   0   1   1     1     1     2    -1 川崎
4 コンサドーレ札幌  0   1   1     1     1     5    -4 塩釜

【E組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 浦和レッズ     2   0   0     6     6     1    +5 わかば
2 ガンバ大阪     1   0   1     3    12     3    +9 青梅
3 柏レイソル青梅   1   0   1     3     2     3    -1 大阪
4 わかばFC     0   0   2     0     1    13   -12 浦和

【F組】       勝 分 負 勝点 得点 失点 点差 次の対戦
1 サンフレッチェ広島 2   0   0     6    12     0   +12 磐田
2 ジュビロ磐田    2   0   0     6    12     1   +11 広島
3 ブレイズ熊本    0   0   2     0     0     9    -9 新潟
4 アルビレックス新潟 0   0   2     0     1    15   -14 熊本
最終戦に敗れてF組2位になったとしても混戦のC組、D組の2位より下になることはまずないと思いますが、「2強の争い」になっているA組、B組だけでなく、浦和とG大阪の勝利が予想されるE組もどう転ぶか分かりません。過去2年間、サンフレッチェユースは決勝トーナメント進出を逃し続けている(それもわずかな差で!)だけに、ここは何としてでも頑張ってほしいものです。
<00.7.31> 昨日高槻市で行われたサテライトのG大阪との対戦は、2-2(前半0-1)の引き分けに終わりました。サンフレッチェのメンバーは、GK:佐藤、DF:川島、宮澤(→石川49分)、八田、MF:駒野、宮崎、松下、大久保(→山形76分)、森崎浩、FW:栗原(→吉田89分)、高橋、SUB:植田。ゴールは高橋が2つ決めています。今季「2年目のジンクス」に悩んでいる高橋ですが、昨日の中国新聞によるとずいぶん調子が上がっているそうです。これまで困難に出会っても、強い気持ちを保って結果を出して来た彼のことです。この間に悩んだことを糧にして、いずれ一段と成長した姿を見せてくれるのでは無いでしょうか。
<00.7.31> Jヴィレッジで行われているユース選手権U-18の予選リーグの初戦でアルビレックス新潟と対戦したサンフレッチェユースは、8-0(前半4-0)で勝ちました。得点者は三山2、清水、沖本、古岡、寺内2、守生。同組のライバル磐田も初戦の熊本戦を5-0で勝っています。なお、同じく中国地域代表の廿日市FCは0-4で敗れました。
<00.7.31> 中国地域リーグ第9節の結果です。
三菱自動車水島 2|0-0|0 SC鳥取
(7勝2敗)    |2-1|  (7勝2敗)

マツダSC   3|0-0|0 山口教員
(5勝4敗)    |3-0|  (5勝4敗)

広島教員    5|2-1|2 日新製鋼呉
(3勝6敗)    |3-1|  (2勝7敗)

日石三菱    3|1-2|3 広島フジタSC
(2勝7敗)    |2-1|  (5勝4敗)
        PK|5-4|


【順位表】
順位 チーム      勝点 勝 PK勝 PK負 負 得点 失点 得失点差
-----+-----------------+----+--+----+----+--+----+----+--------
1→ SC鳥取      21   7   0    0   2   17    8      +9
2→ 三菱自動車水島   19   5  2    0   2   33   15     +18
3↑ 広島フジタSC   15   4  1    1   3  22   22    0
4↓ 山口教員      15   5   0    0   4   12   14      -2
5→ マツダSC     14   4   1    0   4  17   22      -5
6→ 広島教員      11   3   0    2   3   21   17      +4
7→ 日新製鋼呉      7   2  0    1   6   20   29      -9
8→ 日石三菱       6   1  1    1   6   13   25     -12
-----+-----------------+----+--+----+----+--+----+----+--------

<00.7.30> 昨日の第7節清水エスパルスとの対戦は、後半35分の上村の豪快なロングシュートで奪った1点を守り切り、1-0で勝ちました。メンバーはこんな感じだったものと思われます。
       下田

  伊藤 ポポヴィッチ 上村

沢田     桑原      古賀

    森崎和   服部
    (→コリカ66分)
     久保  藤本(→高橋73分→川島87分)

SUB:佐藤、森保
新聞報道などによると、前半はお互い運動量が少なく膠着状態だったようです。観戦に来たトルシエ監督もハーフタイムのインタビューで「両チームとも首位争いから離れているせいか、元気がないね」と語っていたそうです。私は観戦できてないので想像なのですが、サンフのゲームで良く見られるように守備重視の潰し合いか潰れ合いか、と言う感じの展開だったのではないでしょうか。
後半になると、トムソン監督が攻撃重視の布陣に切り替えます。特に後半20分以降は、コリカ、高橋を投入して前線を活性化して、かなり攻撃のペースを上げたらしい。これが結実したのが、後半35分でした。左サイドからのボールを中央で受けた上村が、一瞬の判断で右足を振り抜いて放ったボールは、ドライブが掛かって曲がり落ちるようにゴール右隅に突き刺さりました。先日の福岡戦の森崎和のロングシュートも凄かったのですが、それよりも遠い距離からのスーパーなシュートは上村自身今シーズン6得点目。これまで上村の得点というとセットプレーからのヘディングが一番多く、その他に相手GKの隙を突いて奪ったゴールや「股間シュート」、「髪の毛シュート」など幸運に恵まれた?ものが多かったのですが、このゴールはそれらを補って余りあるほどの美しいものでした。中国新聞にも「プロの気概示したリーダー」と見出しが付いていましたが、どうしても欲しい時間帯、点が必要な時間帯に飛び出したスーパーゴールは、チームを勝利に導く貴重なものだった、と言えるのではないでしょうか?
その後は同点を狙って前懸かりになって攻めてくる清水に対して、がっちりと守りを固める広島、と言う展開。危うい場面も何度かあったようですが、守りの人数を増やし、更に下田の好セーブなどもあって無得点に抑え、逃げきることができました。
これで勝ち点13となって、順位も5位に上げました。上位の鹿島、東京が敗れ、2nd stageも混戦となりそうな気配が漂ってきています。2nd stageの開始前に私は「(序盤の)7チームに対する1st stageの成績は1勝1分5敗。この対戦成績を逆にできれば、十分優勝争いにも絡むことができる」と書いたのですが、福岡戦以外はその予定通りに来ている、と言えるように思います。今後の対戦相手は、いずれも1st stageに勝った京都、川崎F、G大阪。ここに対して「1st stageと逆の対戦成績」となって優勝争いから脱落するか、あるいは順当に勝って踏みとどまるか。相手との戦いというよりも、自分との戦いに勝つことができるかどうかが、カギとなるような気がします。
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