2/4〜2/10のサンフレッチェ日記



<01.2.10> 昨日配信の広島フットボール、及び今朝の中国新聞によると、キャンプ中の練習試合は全部で7試合組まれていて、広島大学戦、神戸戦を含めて実戦は9試合となるそうです。昨年までは4試合程度だったのに比べると倍以上。ヴァレリー監督の「実戦の中から修正点を見つけたい」と言う意向から、宮崎キャンプの時期に周辺でキャンプを張るプロ、大学チームに声をかけたようです。まとめると次のようになります。
2/10(土)   広島大学
2/17(土)14:30 ヴィッセル神戸
2/18(日)宮崎着、歓迎セレモニー
2/20(火)11:00 阪南大
          15:00 大分トリニータ
2/24(土)14:30 蔚山現代
2/26(月)12:00 ベガルタ仙台
          14:30 ベガルタ仙台
2/28(水)14:00 アビスパ福岡
3/1 (木)15:00 桃山学院大
3/3 (土)帰広
因みにキャンプ中は2/18以外は全てトレーニングが組まれており、それもほとんどが午前、午後の2部練習。選手にとっては非常にハードな日程となりますが、しかし昨年まではキャンプからレギュラーが固定されていた事を考えると実績の無い選手には大きなチャンス、と言えるかも。ここでしっかり鍛えて、ヴァレリーサッカーを浸透させてほしいと思います。
<01.2.9> 今週のサッカーマガジンによると、2/26(月)14:30より宮崎で仙台との練習試合が予定されているそうです。広島フットボールによるとシーズン前の実戦は6試合予定されているそうですが、ここまで判明したのは次の4試合。
2/10(土)広島大学(吉田サッカー公園)
2/17(土)ヴィッセル神戸(高知・春野陸上競技場)
2/20(火)大分トリニータ(宮崎)
2/26(月)ベガルタ仙台(宮崎)
先日の吉備国際大とのゲームが「6試合」の中に入っているのかどうかは不明ですが、吉備国際大とのゲームは「急遽組まれた」と書いてあったような記憶があるので違うような気がします。となると、3/11(日)の開幕に向けて1週間前ぐらいに1、2試合予定されているような気がします。
<01.2.8> 広島フットボールによると、昨日ヴァレリー監督となって初めての対外試合となる吉備国際大との練習試合を行い9-0で勝ちました。メンバーは、
      【前半】                  【後半】

       下田                    加藤

駒野  上村  ポポヴィッチ 服部    駒野   川島    八田   宮崎

   森保      奥野            松下      奥野

       森崎和                   森崎和

  藤本   久保   高橋          山形   中山   高橋

#桑原は足のけがで欠場。「後半」は加藤を除き15分からのメンバー。
得点は、前半は高橋、藤本、森崎和で、後半は藤本、藤本、山形、奥野、駒野、宮崎。スコア的には圧勝でしたが、力の差を考えれば当然の結果。むしろこう言う時にこそ問われる内容の点では決して褒められたものではなかったようです。特にヴァレリー監督のサッカーではキーワードとなる「サイドチェンジ」があまり有効にできていなかったとのこと。今後の戦術練習や実戦練習を繰り返して、判断のスピードとパスの精度を上げていく必要がありそうです。
しかしその一方、もう一つのキーワード「スリートップ」はまずは順調な出来で、藤本の「下がりすぎ」の悪癖も出ずに良い3人のハーモニーができていたそうです。更にトップ下に固定された森崎和が重要な役割を果たし、成長の跡を見せていたようです。広島フットボールは「(鹿島の)小笠原のようになれる」かもしれない、と示唆していましたが、ヴァレリー監督はむしろ「中田英寿」として育てようとしているのかも?
<01.2.7> サンフレッチェは今週土曜日(2/10)からホームゲームの前売券を発売します。地元開幕戦となる3/17の磐田戦と3/31の札幌戦で、会場はいずれも広島ビッグアーチ。SS指定席が4,500円、SA指定席が3,500円、SB指定席が3,000円、SC指定席が2,500円、そして自由席が大人2,000円、小中学生700円となっていて、指定席は当日券よりも500円割引きとなっています。昨年まではSS、SA席はいずれも前売り割引きが無かったそうで、クラブ側は「SSとSA席は入場者の8割が前売りで購入されている現状もあり、一層のサービス向上を図った。大人のサポーターならビール一本分」とPRしているそうです。 また、以前は自由席には「ゴール裏」とそれ以外と2種類が設定されていましたが、会場では境界も曖昧で簡単に相互の行き来ができたため、その実態に合うよう区別を無くしたようです。
発売はV-POINTや各プレイガイドで。ネットワークからはデオデオインターネットショッピングや、中国新聞タウンネット経由で購入可能(のはず)です。
<01.2.6> 先週発売の「紫熊倶楽部」Vol.26のトップ記事は「さあ、新しいサッカーが始まる。」と言うタイトルでヴァレリー体制で行われるであろう新しいシステムを予想しています。それに続くのは今季から強化部長の任に就いた織田氏の話。ここまでめぼしい補強がなかったのは「やっぱり監督の見極めが終わってからでないと難しい」として、今後新外国人の補強の可能性を語っています。コラムは、昨年半ばから広島担当となった、日刊スポーツの中上記者。広島に来るまではサッカーをほとんど知らなかった同氏が、だんだんサンフレッチェに引かれていった?様子を書いています。後ろのカラーページは「《連載》21世紀のルーキーたち」と言うことで、李選手と梅田選手を取り上げています。
2週間前にも書きましたが、昨年の創刊と同時に紫熊倶楽部を年間購読を申し込んだ方は前号(Vol.25)で契約が切れています。継続の方は、お金よりも先に電話(082-890-1081)かメールでまずはご連絡下さい。
<01.2.5> 先日の広島フットボールによると、土曜日に今季2度目の紅白戦が行われ主力組(赤組)が3-0で勝ちました。メンバーは、
      【赤組】                  【黄組】

       下田                    加藤

沢田  上村  ポポヴィッチ 服部    八田   川島  トゥーリオ   駒野

   森保      桑原            松下      奥野
                         (→西嶋)
       森崎和                    山形
       (→山形)                 (→森崎和)
  藤本   久保   梅田          大木   中山   宮崎
            (→宮崎)       (→李) (→梅田)(→寺内)

#高橋は風邪、吉田は足のけがで欠場。
1点目は前半38分。右サイドでパスミスを奪った沢田が森崎和へパス。これを森崎和がワンタッチでスルーパスを送って、沢田がゲット。2点目は後半5分で、右サイドからの藤本のパスを受けた久保がドリブルシュート。そして3点目は後半35分。藤本のFKに上村が合わせてゴールを決めました。結果こそ主力組の圧勝ですが、出来としては余り良くなくヴァレリーの推進するサッカーがほとんどできていなかったとのこと。3トップのうち1人が下がりすぎてしまって両SBと重なり、ゾーンが下がってしまってプレスがかからず。また大きなサイドチェンジもあまり成功しないなど昨年とあまり変わらないサッカーをしてしまったようです。ただその中で森崎和の存在感が際だち、また初めてFWとして起用された宮崎が良い動きを見せていたそうです。2月中には6試合の実戦が予定されているそうで、その最初のものは2/10の10時から吉田サッカー公園で行われる広島大学戦になるとのことです。
<01.2.4> 昨夜のテレビ新広島「JリーグOle!」も広島ホームテレビ「サンフレッチェBOX」も、2/1に行われた新入団選手の記者会見の模様のレポートでした。各選手のインタビュー内容はオフィシャルホームページにも中国新聞ホームページにも載っていますのでそちらを見ていただくことにして、ここではテレビの画面から見た印象を書きます。まず全体的に思ったことは、今年の7人は皆良い面構えをしているな、と言うこと。一昨年の高橋、昨年の山形などのように全国的に顔と名前が売れている選手、スター性を感じさせる選手はいないのですが、その分「自分の実力でプロになった」と言う自信に溢れた顔が並んでいました。その中で特に落ち着きを感じさせたのは河野。タレント揃いの清水商でキャプテンを務めただけのことはある、と思いました。西嶋は「ニックネームの『ニシ』に合わせて24番をもらいました」と笑いを取るなど、さすが関西出身?寺内は記者会見でも身長が小さいことを言っていましたが、確かに他の選手と比べると一段と背が低いな、と言う感じ。しかし本人が目標とする森島は「公称168cm」ですし、また藤本も同じぐらい。特にFWはゴール前のここ、と言うポイントに飛び込んで行くセンスと勇気があれば身長がなくても十分に戦えるはずです。トゥーリオは「まだ来日して3年だから」と言いながらも日本語で受け答え。一見芒洋とした感じの選手ですが、逆に新人離れした雰囲気を持っていました。李は想像したとおり「自分は朝鮮人である」と言うプライドを全身から発散して、気持ちの強さを感じさせました。林は「下田の足元にも及ばない」と謙遜?しながらも「五輪を目指す」と内に秘めた自信を披露。そして梅田は、「即戦力」としての自覚と地元に戻ってきたという喜びを感じさせました。
今西総監督によると、今年は素材重視の「新人獲得3年計画」の最終年だったそうです。プロ入り後3年以内の選手が半数以上を占めるチームになって、すべての選手に平等にチャンスが転がっているはず。今季の新人選手にも、早いうちにそのチャンスをつかみ取ってほしい、と思います。
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