4/29〜5/5のSANFRECCE Diary



<01.5.5> 久々に4バックを採用して連敗を脱出したサンフレッチェの、次の相手は市原。オフに大量に主力選手を放出してチームを改造し、新しい戦術の採用で序盤は苦しみましたが、第4節から4連勝。順位を5位まで上げてきています。
市原 ●1-4○ 磐田  【市】佐藤寿、【磐】奥2、田中、西
市原 ■1-2□ 名古屋 【市】管野、【名】ウリダ、森山
市原 ■2-3□ 柏   【市】佐藤寿、崔、【柏】大野、黄、酒井
市原 □3-2■ 福岡  【市】武藤、ミリノビッチ、茶野、【福】ビスコンティ2
市原 ○2-0● 横浜  【市】阿部、吉田
市原 ○3-0● F東京 【市】大柴2、長谷部
市原 ○2-0● 鹿島  【市】中西2
第1節、第2節の連敗は、いずれも退場者が出て数的不利になってのもの。第3節も一度は2点差を追いつき、第4節は2度リードされながら追いつき逆転するなど、昨年までのような淡泊さが無くなり粘り強さが目立つようになっています。市原との対戦は昨年は2引き分けと我慢比べになっています。いかに集中を切らさず戦い抜くか、がポイントとなりそうです。
サンフレッチェのメンバーですが、FC東京戦と同様に4-3-3の布陣を取るものと思われます。
       下田

   上村   ポポヴィッチ
駒野            服部

    森保    桑原

       森崎和

 藤本          高橋
       久保

SUB:加藤、川島、トゥーリオ、森崎浩、梅田
「ウィニングチーム・ネバーチェンジ」の法則に従えば、勝ったチームのメンバーはいじらないのが自然でしょう。上村の怪我や森保の疲れなど心配な要素はありますが、コンディションさえ良ければ東京戦と同じメンバーを考えるのが妥当です。サブですが、コリカを入れるのが普通だとは思います。しかし過去2試合、コリカに交代してかえってバランスを崩しているので、そのへんは考えどころ。個人的にはそろそろ森崎浩のプレーを見たいところです。市原は2試合続けてホームなのに対してこちらは移動が入ってたいへんですが、そこは強い気持ちを保ってその不利を覆して欲しい、と思います。
<01.5.4> サンフレッチェとしては96年9月21日(市原戦で高木琢也)以来となる高橋泰のハットトリック。リーグでは札幌戦以来の零封。そして今季初の大量得点差での勝利。「曇り後晴れ」の今日の広島地方の天気と同じように、最下位の屈辱の向こうには明るい光が待っていました。
サンフの布陣は、久々に4バックとなってこんな感じでした。
       下田

   上村   ポポヴィッチ
駒野            服部

    森保    桑原
    (→トゥーリオ74分)
       森崎和(→コリカ79分)

 藤本          高橋(→梅田74分)
       久保

SUB:加藤、川島
開始早々に上村がボールを奪われてシュートを打たれましたが、その後はサンフのペース。中盤の3人が素早いチェックでボールを奪い、絶好調の3トップが交互に中盤に下がって守備と攻撃の組み立てに参加して付け入る隙を与えません。どの選手からも「今日は絶対に勝つ」と言う気合いがほとばしり、相手を凌駕します。最初に歓喜の場面となったのは前半11分。久保と藤本のチェイシングでボールを奪うと、藤本は一気にゴール前に上がってDFの裏にボールを出します。ここに左から斜めに走り込んだ高橋のシュートはGKに当たりましたが、しかしその高橋の執念が乗り移ったようにころころとゴールまで転がり込みました。
この後、目を覚ました東京に攻め込まれる場面もありましたが下田の集中力を高めた守備で凌ぎます。22分には森崎和のサイドチェンジでボールを持った久保が、ロングレンジの強烈なシュート。その後も上村、久保が積極的にゴールを狙います。そしてその攻撃的な姿勢が実ったのが前半ロスタイムでした。左サイドからのスローインのボールを藤本がキープ。相手二人に詰められた藤本はループ状の柔らかいパスを出します。ここに走り込んだのが服部。そして一直線にゴールに向かって鋭いクロスを入れます。ここに一瞬のスピードで高橋が一歩サンドロの前に出てヘディング。しっかりと頭を振ってゴール左隅にボールを送り込みました。
その後のロスタイム、そして後半にかけて攻勢を続けるサンフレッチェ。後半8分には藤本がFKをポストに当てるなど3点目を奪いに行きます。そして後半15分。ペナルティエリアでボールをキープした久保が、粘ってCKを取ります。右サイドから蹴るのは服部。「ちょっと戦術と違うことをしちゃったんですよね(笑)。本当は、ニアに走り込まなきゃいけないんだけど、そこにはDFがいたんで。わざとスタートを切らずに、ゴール前で待っていました」(広島フットボール)と言う頭脳的な動きは東京のDFの混乱を生み、ゴール正面でフリーでヘディングしてハットトリックの達成となり、13,987人の観衆の祝福を受けました。(東京サポは除く ^_^;)
3点のリードとなってサンフはややペースを落とし、引き気味となって相手に攻められるシーンも出てきます。しかしサイドのスペースは駒野、服部が下がってしっかりとカバー。呂比須には全く仕事をさせずアマラオも抑え込み、シュートを打たれてもコースをきっちりと消してボールはほとんどが下田の正面。逆に交代で入ったトゥーリオのオーバーラップや久保のスルーパスから梅田がゴール前でフリーになるなどで何度も決定機をつかみます。そしてゲームはそのまま余裕で逃げ切って、今季2勝目を上げて最下位を脱出しました。
この試合、全体的にはミスも目立ったし相手の不出来に助けられたような面も合ったとは思います。でも、選手全員の「勝ちたい」と言う気持ちは伝わってきました。ボールの奪い合いでの執念、相手ボールに対する寄せの速さ、マイボールになったときの動き出しの鋭さなどいずれも相手に勝ったことがこの勝利につながった、と言えるでしょう。4/30に最下位に転落してからの4日間の苦しさ、悔しさは選手達自身がいちばん感じていたはず。そこから脱出したい、這い上がりたいと言う強い意欲が見えたゲームでした。この気持ち、この執念を今後のゲームでも忘れないようにして欲しいものです。
<01.5.3> 昨日配信の広島フットボールによると、ヴァレリー監督は完全に4バックで行くことを決めたわけではなく3バックを継続する可能性も示唆しているようです。特に相手のアマラオ、呂比須のツートップが強力なだけに、マンマーキングで抑え込みたい気持ちは分かります。しかしスピードがあるタイプではないのでポポヴィッチ、上村ら経験豊富なDFなら十分に抑えることが出来るのではないかと思いますし、ぜひ攻撃的に行って欲しい、と思います。なお、柏戦で太ももを痛めたのをずっと我慢しながらプレーしてきた沢田ですが、良くならないため1st stageは断念して治療に専念するとのこと。逆に上村はずいぶん良くなってきたようで、更に梅田も練習に復帰しているとのことです。
今日はJリーグ全体で「ファミリーJoinデイ」と銘打って様々なイベントが行われますが、ビッグアーチでは小中学生が100円になるほか、補助グラウンドを開放してキックターゲットやキックテニス等が行われます。また、20組の家族が選手とのハイタッチに参加でき、先着1万人に「12番」入りの応援フラッグが配付されます。更に第一球技場では高校生による「もみじカップ」が行われ、今日は10時からU-17日本代表×皆実高校、11時半からサンフレッチェユース×国見高校の対戦となっています。こちらは入場無料。今日の広島地方は午前中は曇り空ですが、徐々に晴れてくると言う予報ですので家族連れで休日の一日を過ごしてはいかがでしょうか。
なお、この「もみじカップ」はこの他G大阪ユース、清水ユースや徳島市立高など16チームの参加で行われる高校フェスティバルで、今日と明日は予選リーグを、そして多分5/5に順位決定のトーナメントを行います。会場は上記2試合の他の予選リーグは東広島運動公園、みよし運動公園、揚倉山運動公園、中電Gラグビー場。トーナメントは広島スタジアム、東広島、みよし、中電Gとなっています。
<01.5.3> 昨日、7日から静岡で行われるキャンプに向けてのU-20代表候補が発表され、サンフレッチェからは森崎兄弟、駒野の常連3人の他、八田が約1年ぶりに選出されました。U-20代表は南米遠征でも攻撃力は十分にあることを示したそうですが、相変わらず不安定なのはディフェンスライン。噂によると「フラットスリー」をやろうとはしているものの、なかなかうまく行かずに簡単にゴール前でフリーにしてしまうのだそうです。八田選手が戦術的にフラットスリーに対応できるのかどうかはやや不安ですが、しかし対人守備の強さはJリーグで証明済み。例えば試合の流れで守備を厚くして守りきる、と言う戦い方をするとき等には十分力を発揮できる選手だと思います。キャンプでは自分の長所をアピールして、ぜひ代表に残って欲しいと思います。
<01.5.2> 8日間で3試合という強行日程の2試合目は、横浜での敗戦から中3日でホームでのFC東京戦。東京はここまで2勝4敗。勝ち点5で14位の成績です。
FC東京 □2-1■ 東京V 【F】呂比須2、【V】三浦淳
FC東京 ●0-2○ 神戸  【神】土屋、三浦知
FC東京 ●0-1○ 磐田  【磐】服部
FC東京 ●0-1○ 名古屋 【名】酒井
FC東京 ○3-1● 浦和  【F】呂比須、ケリー、戸田、【浦】アドリアーノ
FC東京 ●0-3○ 市原  【市】大柴2、長谷部
勝った開幕戦は、調子の出ないヴェルディに助けられたようなもの。また浦和戦の勝利もアドリアーノが得点を取って喜びすぎて退場になって勝利が転がり込んだ形のゲームでした。東京はこれらを除くといずれも無得点に終わっており、かなり深刻な「決定力不足病」に陥っている様子です。しかし前節、怪我のため欠場していた「キング・オブ・トーキョー」アマラオが途中から登場して試運転を済ませており、本格的に復帰できるようであれば決して侮れない相手である、と言えるでしょう。
対するサンフレッチェのメンバーですが、ヴァレリー監督は横浜戦の試合後に「次の試合ではもっと攻撃的に出る。戦術も変えることになる。中盤をもっと強くしないといけない」と語っています。確かにこれまでやっていた3-4-3は、磐田戦でDFラインをズタズタにされたのを見て導入した、いわば窮余の一策。導入してすぐの札幌戦こそ勝ちに結びつきましたが、その後は毎試合2点以上取られるなどとても守備がうまくいっているとは言えない状態です。とりわけ疲れが出てくる後半に中盤を支配されて攻め込まれる、と言うパターンが多いだけに、どうせならキャンプから練習してきた本来のシステムで戦うべきだ、と考えるのは当然だと思われます。と言うことで、次のような布陣でどうでしょう。
        下田

   トゥーリオ  ポポヴィッチ

駒野              服部
     森保    桑原

        森崎和

  藤本          高橋
        久保

SUB:加藤、上村、沢田、コリカ、森崎浩
上村、沢田の先発も当然ありうるとは思いますが、問題は二人とも足の状態が良くないこと。この東京戦の3日後にはアウェイの市原戦が控えていますし、余り無理はさせれないように思います。ここは前節の致命的なミスの挽回に燃えるトゥーリオ、かなりJリーグに慣れてきた感じの駒野、南米遠征で体調を崩したため横浜に行かずに体力回復に努めた森崎和、そして南米では絶好調だったという森崎浩の19歳カルテット(トゥーリオは先週20歳になっちゃいましたけど)の活躍に期待したい、と思います。
<01.5.1> 横浜とのゲームを昨日テレビで見たのですが、思ったほど悪くないじゃないか、と言うのが私の印象です。少なくともこのゲームは、下位同士の対戦にありがちなミスだらけの締まらないゲーム、と言う感じは全く無く、お互いの持ち味を出した緊迫感のあるものだったと思います。サンフレッチェは新潟戦と同じように、3トップのうちサイドの二人が交互に下がってポイントを作り、ボランチの二人が前線をフォローする形。少なくともコリカが入るまではしっかりと自分たちのサッカーが出来ていたように見えました。また後半に攻め込まれた、と言うのも私の目からは許容範囲で、むしろこの程度のゲーム中の浮き沈みは良くあることだと思います。これだけの内容のゲームをしながら勝てなかった、と言うのは事実としてあるわけですが、しかしそれほど相手は最下位とは言え良い選手のそろう横浜。結果は結果として厳しく受け止めなければならないまでも、希望を失うほどではなかった、と思います。横浜は「ボールを持ちすぎ、決定的なシュートまで至らないしシュートも下手」と言う噂でしたがそれは昨年までも似たようなもの。攻めの遅さを中盤と前線の選手の個人技で補いながら勝っていた訳で、今年は主力数人が移籍したこととFWの不調で点が取れなかっただけのことだったと思います。このゲームでもその雰囲気は見られましたが、やや復調の気配が出てきたこと、そしてこちらが肝心なところでミスをしたところが問題だっただけ、と言う気がします。
昨日も書いたように、今年のこれまでの6試合で1勝という戦績は98年の1st stage以来の悪い成績です。しかし比べてみれば、その時とは状況は全く違うと思います。当時はトムソン体制の2年目。高木、森保、路木と言った主力を放出し、若手中心のチームで何とか勝ちを拾おうとしていた時でした。当然ゲーム内容も全体的にあまり良くなく、例えば6敗目となった磐田戦ではシュートもわずか1本しか打てずに0-5と完敗しています。セットプレーかカウンターで何とか1点取って、あとは必死で守り抜く、と言う戦い方しか出来ず、非常に苦しいゲームばかり見せられた記憶があります。ただ、一つだけ言えることは、3年前は見ているこちらも息苦しくなるような必死のプレーを見せていたことです。どんなに攻められても、どんなにボールを支配されていても食らいついていくような、そんな気力あふれるゲームが多かったように思います。実際、連敗を脱出したヴェルディ戦も1点を先行しながら追いつかれ、延長に入っても攻められっぱなしで正直言って敗戦を覚悟したゲームでした。しかしそこを川島や池端、山根などの若手選手の頑張りでVゴール勝ちに持ち込んだのです。そしてその頑張りを見ようと、観客もほぼ毎試合のように1万人以上入っていたのです。
今は日本代表が3人、豪州代表が2人にU-20代表が3人。選手の質もサッカーの質も、格段に3年前に比べればずっと上だと思います。しかしそれでも成績が上がらず、観客動員が伸びないのはなぜか。これはやはり、「どうしても勝つんだ」と言う強い意志がピッチから伝わってこないところに問題があるのではないでしょうか。せっかく柏戦で敗れながらも感動的な戦いを見せたのに、それが2試合と続かない点に問題があるのではないでしょうか。選手達も「最下位」と言う屈辱的な位置にはずいぶん参っている様子。上村選手も「もう、なあなあじゃなくてね、どうしてこういうことになったのか、ということを、考えないと。シビアに勝ちにこだわっていかないと」と語っていたそうです。ことに対してどこかの掲示板では「それじゃこれまでは、なあなあでやっていたのか!」と怒りの書き込みがありましたが、それはまあここでは言うまい。もし今の状況が、選手同士で「監督が悪い」「戦術が悪い」「××選手が悪い」と責任をなすりつけあうようになったら批判すべきですが、選手たちが自分たちで立ち直ってくれればそれがいちばん良い、と私は思います。とにかく次のFC東京戦です。GWの真っ最中で、多くの観客が訪れる事が予想されますし、そこで勝ち負けはともかく観客を感動させるような戦いを見せること。自分たちはこんな位置にいるべきチームじゃない、と言う所を見せてくれることが、チームの調子を上げる一番の道ではないでしょうか。
<01.5.1> 先週発売の「紫熊倶楽部」vol.32の特集は「男と、人生と、サッカーと。」挫折を経験し、苦しい中からはい上がってきた藤本、奥野両選手、そして上村、沢田、森保選手の心の軌跡を追っています。藤本選手は、まずは高校時代にサンフレッチェの練習に参加しながら採用されず、福岡に行くことになってまず挫折を経験します。福岡では1年目は出場を経験したものの2年目には監督の構想から外れ「クビになるかと思った」恐怖を体験。更に翌年は個人的には大きく成長したもののチームが1部残留決定戦に回り、藤本選手自身が「泣きながら戦った」と言う激闘を経験します。そこで活躍しながら、今度はチームから信じられないほど低額の提示を受ける屈辱。そして広島への移籍。その翌年の活躍と、次の年の落ち込み。毎年のように激しくアップダウンを繰り返しながら、しかし常に前向きに気持ちを保ち、挫折から立ち直るたびに大きく成長してきた姿は、サッカー選手としてだけでなくファンやサポーターにも勇気を与えるものなのではないでしょうか。藤本選手のファンばかりでなく、多くのサポーターに読んで欲しい文章です。
<01.4.30> 昨日の第6節、横浜Fマリノスとの対戦は、いったんは同点に追いついたものの結局1-2で敗れて横浜に今季初勝利をプレゼント。ついに入れ替わりで最下位に転落してしました。
サンフのメンバーは、GK:下田、DF:上村、トゥーリオ、ポポヴィッチ、MF:桑原、沢田、服部、森保、FW:久保、高橋、藤本。前半はやや引き気味に守りながらカウンターを狙う戦術で、特に15分前後には何度も決定的チャンスをつかみます。しかし、そういうチャンスを逃し続けると逆の目に出るのはサッカーの常。23分、トゥーリオのとんでもないクリアミスを城に奪われて先制点を許します。しかし前半はそのままの戦いを続け、38分にはついに久保のドリブル突破から藤本が決めて阿波踊りを披露しました。
しかし「後半はよくなかった。交代した選手が悪かったのかもしれない」とヴァレリー監督自身が語ったように、後半7分に森保をコリカに交代して流れが変わります。中盤の守りが薄くなり、セカンドボールを次々と拾われて波状攻撃を受けます。そしてついにその必死の守りが破れたのが後半37分。中村のクロスをいったんはポポヴィッチが頭に当てましたが、このボールが詰めていた田原への絶好のパスになってしまい、頭で決められてしまいました。ミスといえばミス、不運といえば不運なこの失点でしたが、流れとしては当然のものだった、と言えるでしょう。その後サンフはふっ切れたように攻勢に転じ、高橋のダイビングヘッドや久保のスーパーボレーシュート、そして終了間際の久保の突破を川口が体当たりで防ぐシーンなどもありましたが、残念ながらそれまで。結局そのまま逃げ切られ、今季4度目の1点差の敗戦となりました。
試合後のヴァレリー監督は「次の試合ではもっと攻撃的に出る。戦術も変えることになる。中盤をもっと強くしないといけない」と宣言。また森保選手も「雰囲気は悪くない。ここまでいい準備もできている。練習も100%やってきた。ムードは悪くない」と語っています。最下位という位置は屈辱的ですし、そしてJ2陥落という道もちらついてきます。しかし、戦力的に他のチームよりも劣ることは決してないはずだし、またやっているサッカーも決して悪くない。後は「勝ち」と言う結果さえ出せれば良い、と言うところだと思います。この6試合を終えて1勝5敗と言う成績は、98年の1st stageに1勝の後6連敗して以来のこと。しかしその時に比べれば状況はまだそんなに悪くはないと思います。次のゲームまで2日間でとにかく精神的に引きずらないよう、気持ちの切り替えが必要なのではないでしょうか。
<01.4.29> 今日の横浜戦ですが、相手は中盤にタレントをそろえている事を考えてボランチ2枚の中盤を厚くした布陣となりそうです。またスペイン戦で活躍した波戸は左サイドに回るという情報もあり、右サイドの石川と合わせて両サイドの攻防がポイントとなりそう。今日のキックオフは15時で、テレビ中継はBS-iで深夜0時からとなっています。またJスカイスポーツ2が明日11:30から録画放送の予定です。
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