8/19〜8/25のSANFRECCE Diary


<01.8.25> 昨日配信の広島フットボールによると、名古屋戦で出場した選手のうち森崎浩、山形、宮崎、高橋は広島に帰され、代わって大木、藤本、コリカ、沢田、そして八田がチームに合流したそうです。昨日清水のナショナルトレセンで行われた練習では、捻挫の森崎和が別メニュー。他の選手は7対7のミニゲームを行ったとのこと。その中でも藤本のキレのある動きが目立っていたそうです。浦和のスピードのある攻撃は脅威ですが、しかし攻撃のアイディアの豊富さ、質的な高さではこちらが勝っているはず。もしリードされるような事があっても、下を向かずに最後まで勝ちを目指して頑張って欲しいと思います。なお、今日の全国向けのテレビ中継はBS−iだけ。解説は元浦和の水内猛氏なので、また横浜戦のような「偏向放送」になるかも。サッカーの内容で圧倒して、水内氏がぐうの音も出ないようにして欲しいものです。(なお、スカパーは27日(月)の深夜0時半からch121が初回の放送です。)
<01.8.24> 明日は浦和で、2nd stage第3節を戦います。浦和、と言うと思い出されるのは1st stageの最終節。小野伸二のJリーグ最終戦と言うことで浦和からのサポーターが大挙来広し、その勢いに押されるように敗戦を喫してしまいました。ただ、内容的には広島が優勢。少々運に恵まれなかったための敗戦という感じもあっただけに、今度は運をこちらに付けて勝ちたいところです。浦和のこれまでの成績は、
浦和 ●0-2○ 名古屋 【名】ウェズレイ、平岡
浦和 △2-2△ C大阪 【浦】アドリアーノ2、【C】大柴2
浦和 ○2-0● 福岡  【浦】トゥット、福田
浦和 ○1-0● 横浜FM 【浦】トゥット
浦和 ●1-3○ FC東京 【浦】アドリアーノ、【F】呂比須、ケリー、戸田
浦和 ●1-2○ 鹿島  【浦】阿部、【鹿】柳沢2
浦和 ●0-2○ 磐田  【磐】奥、中山
浦和 ○4-2● 東京V 【浦】永井雄、トゥット2、田中、【V】永井秀、三浦淳
浦和 □2-1■ 神戸  【浦】トゥット、小野、【神】三浦知
浦和 ●1-2○ G大阪 【浦】井原、【G】ニーノ・ブーレ2
浦和 ■0-1□ 清水  【清】横山
浦和 ○2-0● 札幌  【浦】永井雄2
浦和 ●2-3○ 柏   【浦】トゥット、アドリアーノ、【柏】渡辺、平山、加藤
浦和 ○3-1● 市原  【浦】アドリアーノ、小野、トゥット、【市】大柴
浦和 ○3-1● 広島  【浦】永井雄、田中2、【広】コリカ
浦和 ●1-3○ 神戸  【浦】永井雄、【神】ダニエル2、三浦
浦和 ●1-2○ 東京V 【浦】阿部、【V】桜井、林
2nd stageからエメルソンを獲得した浦和ですが、それが果たして正解だったかどうか。トゥット、永井、岡野、田中とスピード系の選手が多かった所に似たようなタイプの選手が入ったわけで、今のところまだ戦力的な上積みがあったようには見えません。逆に井原を中心とするDF陣のスピードの無さとパスの出し手の少なさが、このチームのバランスを崩しているような気がします。こちらとしては相手FWのスピードを警戒するのはもちろんですが、むしろ前線の選手が良く動いて相手の守備陣を押し込んで、後ろから良いパスを供給させないように戦うことが必要でしょう。
サンフの方ですが、基本的には市原戦と同じメンバーで臨むものと思われます。
       下田

     上村  オレグ
駒野            服部
        沢田
     森崎和
   
   藤本     コリカ

     久保  大木

SUB:加藤、奥野、桑原、高橋、スカチェンコ
ここで気になるのは、名古屋戦で捻挫した森崎和の状態と、疲労からの回復が思わしくないと言うコリカ。今のサンフの好調を支えるこれらの選手が出れないとなると、苦戦を強いられるのは間違いないでしょう。名古屋戦では高橋の出来が良くなかったらしいので、少なくともサブに森崎浩か山形を入れてくるかも知れません。
連勝の立ち上がりでステージ首位に立ったサンフですが、年間勝ち点はまだ19で、J2降格の「危険水域」は脱していません。対する浦和は通算勝ち点が21ですから、ここで勝って年間順位を一つでも上げることを目標に戦って欲しい、と思います。
<01.8.23> 昨日のナビスコ杯準々決勝2nd legは0-1で敗れ、2試合合計2-4で敗退となりました。ベストメンバーを組んできた名古屋に対し、主力4人を外したサンフのメンバーは、GK:下田、DF:駒野、上村、オレグ、服部、MF:桑原、森崎和、森崎浩(→山形45分)、FW:高橋(→スカチェンコ45分)、梅田(→宮崎66分)、久保。立ち上がりは攻め込むシーンがあったものの徐々に名古屋のペースとなり、次々と攻められて下田のセーブで凌ぐ、と言うパターンが続いたそうです。そしてついに失点したのが後半17分。桑原のミスパスを拾ったウェズレイを上村が倒して18mのFKを与え、これを直接決められてしまいました。その後サンフは3人交代した後に森崎和が右足首を捻挫してピッチアウト。10人になってしまっては反撃もままならず、そのまま敗戦となってしまいました。
この日、期待を込めてゲームに送り出された若手選手達でしたが、やはり経験不足を露呈したとのこと。広島フットボールによると森崎浩はポジショニングに迷いを見せ、山形は頑張りは見せたものの周囲とのコンビネーション不足。宮崎、梅田も光るところは見せられなかったとのことです。またこれまでで最長の45分間プレーしたスカチェンコはさすがに若手選手達とのものの違いは見せつけたものの、こちらもコンビネーションと体力がまだまだだったようです。
2nd stageに入って連勝できたのはコリカ、藤本、沢田が中盤で頑張っていたことと、大木が前線で良い仕事をしていたからこそ。これら4人を欠いてしまっては、ベストメンバーの名古屋と対等に戦うのは難しかった、ということでしょう。ここでもし若手が活躍して勝つようなことになれば、チームにとっては大きなご褒美となるところでしたが、現実はそこまで甘くはなかったわけです。タイトルの可能性を自ら手放した形になってしまったのは残念ですが、しかし大事なのはリーグ戦。それも、まだまだ危険水域に居るJ2降格争いから脱出することが一番大切なことです。ナビスコ杯で勝ち抜けば10月半ばの日程が更に苦しくなる事でもありますから、ここで敢えてこの名古屋戦を捨て、浦和戦やその後のリーグ戦に備えたと言う意味で「確信犯」(中国新聞による)的な敗戦だったし、それが悪いことだとは思いません。が、この敗戦を価値があるものにするには、浦和戦で勝つ事が絶対に必要です。昨日のゲームが中止になって休養十分の浦和に対して、主力メンバーがどんなゲームを見せるのか。少なくとも休んだ4人の選手には、若手選手との「格の違い」を見せて欲しいものです。
<01.8.22> 昨日配信の広島フットボールによると、ヴァレリー監督は疲れのたまっているコリカ、藤本、沢田、大木を外して森崎浩、梅田、山形、宮崎を名古屋遠征に帯同させることにしたとのことです。特に森崎浩と梅田については「先発で使いたい」と明言。森崎和との同時起用でどうなるか「非常に興味深い」と語っています。森崎浩や他の若手選手には、なかなか使われなかった鬱憤をここで晴らして欲しいもの。そしてここで活躍して浦和行きを勝ち取って欲しいものです。逆にスカチェンコについて監督は「彼はまだスタメンでは使わない」と慎重な姿勢を保っていたそうです。上記の4人だけでなく、最近は出場機会の少ない高橋らにとっても今日はまたとない機会です。名古屋がどういうメンバーで来るかは分かりませんが、リーグ戦では守備の組織がはっきりせずにややギクシャクしている、と言うことですから、若い力で勝って次につなげて欲しい、と思います。なお昨日は「トゥーリオを出したい」と書きましたが、残念ながら彼はイエローの累積で出場停止でした。また、テレビ中継ですが残念ながらWOWOWの放送はありません。名古屋に行けない人は、オフィシャルホームページの速報を見ながら勝利を祈るしかなさそうです。なお、台風の影響が残った場合は中止になる可能性もあるそうです。その場合は3時頃に発表されるそうですので、見に行かれる方はご注意ください。
<01.8.21> ナビスコ杯準々決勝の2nd legは、明日名古屋の瑞穂陸上競技場で行われます。初戦を2-3で落としたため勝ち抜きの条件は2点差以上の勝利。アウェイということで厳しい状況ではありますが、しかしこちらは調子が上昇中なのに対して名古屋はやや落ち気味。従って勝つチャンスは十分にある、と考えて良いでしょう。
サンフレッチェのメンバーですが、名古屋に遠征した後広島には帰らず、金曜日に清水のナショナルトレセンで練習して浦和入りします。従ってベストメンバーで遠征することは間違いないと思いますが、しかし気になるのは疲れと怪我の状態。少なくとも11日間で4試合をこなしたコリカ、右膝の故障を抱えている久保はここで休養させたいところです。また上村も先日のゲームで見た限りではまだ100%とは言えなさそうですし、守備の要として相当動いているベテラン沢田も消耗していると思われます。従って、おそらくサブの選手を多く起用した先発メンバーで行くのではないでしょうか。
       下田

     奥野  オレグ
駒野            服部
    桑原    森崎和
   
       藤本

 大木  スカチェンコ  高橋

SUB:加藤、上村、沢田、コリカ、久保
一応4-3-3としましたが、桑原はDFラインまで下がることもあり、また大木、高橋は頻繁に下がって中盤のスペースを埋めて3-5-2にも見える布陣になると思われます。市原戦でのキープレーヤーは、沢田の他には藤本とコリカ。この2人の運動量が十分だった時間帯は中盤を圧倒しましたが、藤本が下がりコリカが疲れるとかなり押し込まれていました。従ってこの名古屋戦も、中盤をどう構築するかが鍵となると思われます。もし遠征メンバーを増やすことができるなら、藤本、コリカのバックアップとなりうる選手(森崎浩、山形)を帯同させて経験を積ませたいところです。また外国人枠の関係で出場機会を失ったトゥーリオも、出来ればここで出したいところ。良い成績を収めるためにはある程度メンバーを固定することは必要ですが、怪我などがあった時にすぐに埋めることのできる層の厚さも重要です。ヴァレリー監督がどういう考えでチーム作りを進めようとしているのか、このゲームのメンバーで明らかになるかも知れません。
<01.8.22> 昨日Jリーグは9/2に国立霞ケ丘競技場で行われるJOMOカップの出場選手を発表し、サンフレッチェからは久保が記者投票で、コリカがリーグ推薦で選出されました。選ばれたメンバーは次の通り。
【日本選手選抜】
GK:川口(横浜FM)、楢崎(名古屋)
DF:森岡(清水)、松田、波戸(横浜FM)、秋田(鹿島)、宮本(G大阪)
MF:中村(横浜FM)、中田、小笠原(鹿島)、明神(柏)、服部(磐田)
FW:中山(磐田)、柳沢(鹿島)、久保(広島)、三浦(神戸)

【外国籍選抜】
GK:ヴァンズワム(磐田)、櫛野(市原)
DF:洪(柏)、シジクレイ(神戸)、ファビアーノ、アウグスト(鹿島)、サンドロ(FC東京)
MF:アレックス(清水)、柳(柏)、ビスマルク(鹿島)、サントス(神戸)、コリカ(広島)
FW:ウィル(札幌)、崔(市原)、トゥット(浦和)、ニーノブーレ(G大阪)
先日はファン投票のオールスターを「面白くないメンバー」と書きましたが、このメンバーはかなりまともな感じがします。日本選手選抜に選ばれた選手は日本代表かそれに限りなく近い選手ばかりで、特に練習をしなくてもそのままで戦えそう。監督はトルシエではなく磐田の鈴木監督が務めますが、磐田もフラット3ですからたぶん代表とほぼ同じ3-5-2になるのではないでしょうか。ここで是非とも久保を先発で使って欲しいものです。また外国籍選抜ですが、噂によるとパルマのエムボマに出場の要請をしているそうです。エムボマはコンフェデレーションズ杯ではあまり切れた動きを見せてはいませんでしたし、パルマでもサブに甘んじています。FWには他にも怖い選手は沢山いますから個人的には呼ばなくて良い、と思うのですが。ストイコビッチの引退でワールドクラスの選手がいなくなってしまったJリーグの外国人選手ですが、しかしここに出ているメンバーはそれぞれのチームでは中心となっている選手ばかりです。どうせ呼ぶならこれらの選手を越える「超一流クラス」を呼んで欲しいものです。
<01.8.20> 昨日、福岡の雁の巣レクリエーションセンター球技場で行われたアビスパとのサテライトのゲームは、3-0で勝ちました。得点は中山(22分)、高橋(26分)、寺内(71分)。広島のメンバーは、GK:林、DF:宮崎、トゥーリオ、八田(→河野42分)、李(→西嶋68分)、MF:松下、森崎浩、山形、FW:高橋(→寺内61分)、梅田、中山(→吉田59分)。福岡はGK:小島伸、DF:宮本、河口、三好、藤崎、MF:大塚、米田、篠田、牛鼻、FW:浦本、福嶋。サテライトリーグ優勝のアビスパに対して内容的に圧倒した勝利だった、とのことです。
<01.8.20> オレグの代表招集問題で気になるW杯アジア予選のウズベキスタン代表ですが、17日に初戦をUAEとアウェイで戦い1-4で敗れました。ウズベキスタンはロシアリーグ等でプレーしている選手を集めてチームを組んだそうですが、招集に応じて選手が集まったのが遅くチーム作りの時間が少なかったとのこと。その上UAEの過酷な気候に順応できず、結果的にも内容的にも完敗だったようです。オレグが代表招集に応じるのは重要と考えられる中国戦だけ、と言う事でしたが、このまま推移するとその中国戦の重要度もあまり高くなくなるかも?
<01.8.19> 2nd stage第2節のジェフ市原との対戦は、2-0の完封勝ち。5/5の市原戦から9試合(ナビスコ杯を含めれば12試合)続いていた失点試合をストップして、2nd stageの首位をキープしました。
サンフレッチェのメンバーは、登録上は4-3-3ながら実質的には4-4-2とも3-5-2とも見える次のような布陣でした。
       下田

     上村  オレグ
       沢田(→奥野80分)
駒野            服部
       森崎和
   
   藤本     コリカ
   (→桑原63分)
    久保    大木
    (→スカチェンコ71分)

SUB:加藤、高橋
先制点は開始早々の1分。パス交換から藤本が左サイドを突破して戻したボールを、服部がファーサイドに大きくクロスを入れます。これに飛び込んだコリカが身体をねじるようにしてヘディングシュート。このボールがGKの逆を突いてあっさりと先制点を奪いました。そしてその後もペースは広島。藤本、コリカ、森崎和、沢田らが激しくポジションを入れ替えながら中盤を支配し、また駒野、服部の両サイドも積極的な上がりでチャンスメークします。久保、大木のプレーがやや不安定で前線でのキープが今一つでしたが、それでもショートパスを何本もつないでの攻撃は圧巻でした。守備面でも中盤のプレスで市原に自由にさせず、シュートレンジに入ると怖い崔にボールを渡させません。また1st stageではいいようにやられたサイド攻撃も駒野、服部が速いアプローチで抑え込みます。とりわけ素晴らしかったのはオレグ。裏に抜けようとする選手や決定的なクロスに何度もカバーに入り、ピンチの芽を摘みます。他の選手とのコンビネーションもほぼ完璧でこの久々の完封劇の立役者となった上に、前半にはボールを持ってするすると攻め上がると強烈なシュートも放ちます。前半は途中から市原が押し返してきたこともあって1点リードのままハーフタイムを迎えるか、に見えましたが、しかし服部と藤本のコンビネーションから追加点を奪ったのは41分のことでした。左サイドで服部が相手ボールを奪うと、そのまま直線的なドリブルで斜めにゴールに向かおうとします。これに引きつけられる市原のDF。服部は十分に引きつけると、フリーになっていた藤本に決定的なパスを出します。藤本は飛びだすGKをあしらうように、鼻先でボールを浮かせてループシュート。GKに倒されて痛みに顔をしかめた藤本でしたが、しかしシュートがゴールネットを揺らしていることを確認すると飛び上がって喜んで歓喜の阿波踊りを披露しました。この日の藤本は2点に絡んだ以外にも中盤で大健闘。いつものように持ちすぎて潰れることもなく、サイドの選手を生かすことを良く考えたプレーで勝利に大きく貢献しました。
前半2点をリードしたサンフでしたが、後半もまた立ち上がりから積極的に攻めます。コリカのFKをGKが弾いたボールに大木が詰めたのを手始めに、大木が、久保が抜け出してシュートを放ちます。しかしこの日は久保も大木もシュートの精度が悪く、市原の必死の守りもあってなかなか追加点を奪えません。そしてそのうちに前半から走り回っていた中盤の選手が疲れたか、徐々にスペースが出来て市原に攻め込まれます。前半は沈黙していた崔も何度かシュートレンジに入り込むようになり、危険なシーンが増えます。しかしこの日はDFラインの集中力が切れることはなく、ミスを犯さずしっかりと守ります。唯一下田の後ろのゴールネットを揺らした崔のヘディングシュートも、全員の意識が一致したオフサイドトラップで事無きを得ます。そしてそのままタイムアップ。1st stageで旋風を巻き起こした市原にほとんど良いところを出させない素晴らしいゲームで、広島スタジアムに歓喜が鳴り響きました。
このゲームの勝因は、何と言っても守備の安定でしょう。ヒーローインタビューを受けたオレグは崔にほとんど仕事をさせなかっただけでなく、最終ラインの砦として大活躍。下田、上村や沢田とのコンビネーションもほぼ完璧で、1st stage最多得点の市原にチャンスらしいチャンスを与えませんでした。更に最終ラインだけでなく中盤の守備もまた見事なもの。いつも運動量が問題とされる森崎和もこの日は良く動き回ってカバーリングに、また攻めの起点として機能。コリカはまるでボランチとも言えるようなポジションから最前線まで飛びだして行き、水曜日の代表戦の疲れを感じさせない動きでした。(もっとも後半はかなり疲れていたようですが。)セレッソ戦は4点差をつけたのに対してこの日は2点差と、若干の物足りなさもあったかも知れません。しかし、サッカーは相手のあるゲーム。チーム状態が最悪のセレッソと、1st stageで自信をつけたジェフとでは結果が違っても当然です。むしろ絶不調のセレッソ相手でも出来なかった完封を成し遂げたということは、選手達にとっても大きな自信となったのではないでしょうか。
ただ、やはり取れるときに点を取れなかった、と言うのが今後の課題として残ったのも確かです。後半何度もあった決定機に1点でも取っていれば、もう少し楽にゲームを運べたのは間違いないでしょう。また途中出場のスカチェンコは動きが悪く、コンビネーションもまだまだでほとんど見せ場は作れませんでした。今後この「首位」を守って優勝争いに絡んでいくためには、このようないくつかの課題を解決していくことが重要だ、と言えるのではないでしょうか。またこのようなゲームを1試合で終わらせず、続けることが何よりも重要です。昨日は「降格争い」のライバルチームもほとんどが勝っていることでもありますし、まだまだ安心は禁物。選手達にはこの勝利に浮かれることなく、更に上を目指して頑張って欲しいと思います。
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