8/5〜8/11のSANFRECCE Diary


<01.8.11> 昨日配信の広島フットボールによると、今日のセレッソ戦で上村が先発から行く模様です。またスカチェンコも遠征に参加するそうで、トゥーリオが外れることになります。上村にしてもスカチェンコにしても、まだ100%とはとても言えない状態ですが、しかし逆にヴァレリー監督はそれだけこのゲームを重視しているということ。選手達も昨日の練習後に自主的にミーティングを開いたそうで、絶対に勝つ、と気合いを入れているとのことです。5連敗中の平均失点は3.0と守備が崩壊した状態ですが、それらの多くはつまらないミスからのもの。それを無くしてなんとか1点に抑えるゲームをして欲しいものです。
今日のゲームは長居スタジアムで午後7時のキックオフ。「セレッソ大阪 Jカードの日」と言うイベントが行われるようです。テレビ放送は10:30からJスカイスポーツ1で録画放送の予定です。
<01.8.10> Jリーグ2nd stageは明日開幕。ほぼ毎週開催で11月24日まで戦いが続きます。1st stageは思うように行くことも行かないこともあって迷走状態だったサンフとしては、なんとかして自分たちの戦いを確立して波に乗っていきたいところです。
明日の対戦相手のセレッソは、優勝を争った1年前とは大きく変わってなかなか勝てず、1st stageは勝ち点11の14位と苦しんでいます。
C大阪 ●1-2○ 札幌  【C】尹、【札】ウィル、播戸
C大阪 △2-2△ 浦和  【C】大柴2、【浦】アドリアーノ
C大阪 △0-0△ 鹿島
C大阪 ●1-2○ G大阪 【C】藏田、【G】吉原、小島
C大阪 ●2-3○ 磐田  【C】大久保、西谷、【磐】名波、中山、高原
C大阪 ○2-1● 清水  【C】岡山一2、【清】澤登
C大阪 ●1-3○ 名古屋 【C】大久保、【名】ウェズレイ、岡山哲、平岡
C大阪 ○3-0● 福岡  【C】岡山一、森島、盧
C大阪 ■2-3□ 広島  【C】森島、斎藤、【広】久保、コリカ、上村
C大阪 ●0-2○ 横浜FM 【横】城、數馬
C大阪 ●1-2○ 東京V 【C】西谷、【V】小倉
C大阪 ■1-2□ FC東京 【C】西谷、【F】アマラオ2
C大阪 ●1-3○ 神戸  【C】西谷、【神】ダニエル、三浦、松尾
C大阪 ○3-2● 柏   【C】真中3、【柏】黄、北嶋
C大阪 ●2-4○ 市原  【C】尹、杉本、【市】大柴、崔2、武藤
目立つのはここ、と言うところで失点する勝負弱さ。札幌、G大阪、磐田、東京V、市原の5試合で後半ロスタイムに失点して敗戦し、延長でも2試合でVゴール負けを喫していて、競り合ったゲームはほとんど落としている印象です。しかし、これを逆に言えばどのゲームも接戦になっているということ。もともと力のある選手が揃っているわけですから、戦術面、精神面のちょっとしたスイッチの切り替えで勝ち目に転ずる可能性もあります。盧廷潤、金都根を切ってクラウジオ、室井を獲得するというバクチがどう作用するか。どのような戦い方で来るのか。ステージ開幕戦の相手としては非常にやりにくい相手だ、と言えるでしょう。
サンフのメンバーですが、名古屋戦で途中退場をした久保は大事を取ってのもので、セレッソ戦の出場には問題ない模様。心配されたオレグも大丈夫そうで、後は上村が先発できれば久々にベストメンバーを組むことが出来ます。
       下田

     上村  オレグ
駒野            服部
        沢田
     森崎和
   
   藤本     コリカ

     久保  大木

SUB:加藤、奥野、トゥーリオ、桑原、高橋
1st stageはチーム状況や相手によってころころとメンバーとシステムを変えましたが、それがチーム作りに悪影響を及ぼしたのは明らか。相変わらず失点を繰り返す4バック、ついつい3トップになってしまう?(らしい)2トップなどいささか不安はあるものの、今は布陣を変えずにコンビネーションの熟成を計るべきでしょう。攻撃陣は久保、大木、コリカが好調で点はそこそこ取れる訳ですから、守備の集中を切らさずつまらないミスをしないことが肝要です。相手も「絶対負けたくない」と思って来るでしょうが、そこで気持ちで負けないこと。チーム一丸となって勝つためにすべきことは全てする、と言うのが大事です。内容は悪くない。点も取れる。だが勝てない、と言うゲームをずっと見せられてきただけに、何とかここで流れを変えて欲しいものです。
<01.8.9> 昨日のナビスコ杯準々決勝名古屋戦は、大木の活躍で二度リードを奪いながらも逆転を許し敗れました。
サンフレッチェの先発メンバーは、怪我が心配されたオレグも出て次のような感じだったと思われます。
       下田

   トゥーリオ オレグ
駒野 (→上村67分)    服部
        沢田
     森崎和(→桑原58分)
   
   藤本     コリカ

     久保  大木
     (→高橋58分)

SUB:加藤、奥野
立ち上がりこそ名古屋に攻め込まれたものの下田の好セーブで凌ぐと、前半は広島が主導権を握ったそうです。特に大木が素晴らしいキレを見せ、久保とのコンビで何度も決定的なシュートを放ちました。先制点はその大木。21分、駒野の突破から得た服部のCKを頭で合わせました。しかしその5分後、大木が2点目のチャンスを逃した直後にオレグのミスパスから名古屋のルーキー・中村に決められ追いつかれます。更に38分には久保の突破からのクロスを大木が決めましたが、その直後に再び中村にロングシュートを叩き込まれます。そして後半4分には中盤でのミスパスをつながれて岡山に押し込まれ、その後久保が右足首痛で大事を取ったこともあってそのまま逃げきられました。
1st stage同様に繰り返された3失点。それもまたまた目を覆うようなミスからと言うことで観戦した人にとっては苛々が募る敗戦だったようですが、広島フットボールによると内容はそう悪くなかった、とのこと。オレグにとってはこれがJリーグデビュー戦で、ミスはあったもののその他のシーンではまずまず安定した守備を構築できたようです。また攻撃面では大木が絶好調。藤本、コリカとのコンビネーションが悪く、また久保も途中で下がったため1点を追いつくことが出来なかったのは残念ですが、後のことを考えて無理をしなかった、と考えれば納得もできるのではないでしょうか。大事なのはリーグ戦。そしてそこで「勝利」と言う結果を残すことです。この日の結果をしっかりと反省して、次のセレッソ戦に生かして欲しいものです。
<01.8.8> 広島フットボールによると、既に守備の要となった感のあったオレグが練習中に右足内転筋と首筋の痛みを訴え昨日は別メニューだった、とのこと。今日の出場が可能かどうかは不明ですが、リーグ戦の事を考えると無理はさせられないところ。逆に上村は今週から練習に復帰していますが、状態はまだ60%程度と言うことでこちらもフル出場は無理。と言うことで、連敗中の守備陣のままで戦わざるを得ない事になりそうです。
今日のゲームは「サンフレッチェむらさき夏祭り2001」として、様々なイベントが企画されています。まず「広島スタジアムを紫色に染めよう!」と言うことで、紫色のシャツ、ビブスを着用した来場者先着300名に高橋選手のサイン入り似顔絵タオルをプレゼント。また「7人の侍弁当」と言う名前で、上村、下田、久保、藤本、森崎和、森崎浩、駒野の日本代表、U-20日本代表7選手の好物をふんだんに盛り込んだ豪華特製弁当が200食限定で用意されます。チケット、弁当、飲み物券のセットでSA指定4,500円、SB指定4,000円、自由一般2,800円、自由小中学生1,400円、ゴール裏一般1,700円、自由席小中学生900円(弁当のみ800円)です。更にRCCラジオ「サッカー向上委員会」の石橋キャスターによるスタジアム内ミニFM放送も行われます。試合開始1時間前から試合終了までの予定となっていますので、聞きたい方はポータブルラジオをご持参ください。

<01.8.7> 明日はナビスコ杯の準々決勝の1st leg。名古屋とのホームゲームを広島スタジアムで戦います。名古屋とは7/14に対戦したばかりですが、その時はストイコビッチのホーム最終戦の普通でない雰囲気での敗戦でした。しかしサンフは内容的には決して悪くなく、微妙なオフサイドの判定さえなければ勝っていたゲームでした。その後名古屋はストイコビッチが引退しただけでなく監督も交代し、今はチーム改造の真っ最中。逆にサンフは弱点だったDFにオレグが入り、チーム状態はかなり上向きです。2nd stageは最初から勝ちを重ねて「降格圏内」から脱出したいだけに、ここはすっきりと勝って勢いに乗りたいところです。
メンバーですが、システムとして考えられるのは4-4-2か4-3-3。スカチェンコが使えれば3トップの可能性もありますが、登録の関係で明日は無理だということなのでたぶん4-2-2になるでしょう。福岡との練習試合は内容が良かったので、その時のメンバーを起用すると考えるのが自然だと思います。
       下田

   トゥーリオ オレグ
駒野            服部
        沢田
     森崎和
   
   藤本     コリカ

     久保  大木

SUB:加藤、奥野、桑原、森崎浩、高橋
ちょっと読みにくいのがサブのメンバー。ヴァレリー監督が4-4-2を貫くつもりなら攻撃的MFを一人(山形?)入れる可能性がありますが、逆に4-3-3もあるなら梅田を入れておくかもしれません。また上村がプレーできる状態であれば、サブに入れて後半途中ぐらいから試運転してくるでしょう。
ナビスコ杯で勝ち抜いて賞金を手にすることは大事ですが、昨年の川崎Fのように決勝進出してもJ2に降格してしまっては無意味です。そう考えればこの名古屋戦も、勝敗よりも内容を重視したいところかも知れません。しかし連敗が続くチームの雰囲気を変え、自分たちのサッカーに自信を持って2nd stageに臨むためには「勝利」と言う結果が欲しいもの。できれば名古屋を圧倒して勝つような、そう言うゲームを見せて欲しいものです。
<01.8.6> 昨日、8/15のAFC/OFCチャレンジ・カップに向けての日本代表候補が発表され、広島からは久保選手が選ばれました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】川口(横浜FM)、楢崎(名古屋)、都築(G大阪)
【DF】大岩、服部(磐田)、森岡(清水)、波戸、松田(横浜FM)
    宮本(G大阪)、中田浩(鹿島)
【MF】森島(C大阪)、伊東、戸田、平松(清水)、奥(磐田)
    明神(柏)、中村(横浜FM)、本山(鹿島)、遠藤(G大阪)
【FW】中山、高原(磐田)、鈴木、柳沢(鹿島)、久保(広島)
正式な代表メンバーは8/10に発表の予定です。
<01.8.6> 一昨日行われた四国地域リーグ首位の南国高知FCとサテライトとのトレーニングマッチは、前半1-2とリードされたものの後半何とか逆転し、5-3で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:林、DF:宮崎、河野、八田、西嶋(→森崎浩61分)、MF:松下、山形、李、FW:寺内(→梅田61分)、吉田、中山。サンフレッチェの得点者は吉田(17分、75分)、山形(52分)、中山(81分)、河野(87分)。観戦した人によるとあまり出来は良くなく、南国FCのモティベーションの高さに圧倒された模様。得点は相手の足が止まってからのものが多かった、とのことです。このメンバーは「サテライト」とは言え1st stageにトップでの試合出場を経験した選手も多い(宮崎、八田、松下、山形、吉田と先発だけでも5人もいる)わけで、もっと「何とかここで認められてポジションを取るぞ」と言う意欲を見せるべきだと思うのですが。広島大戦、アビスパ戦でも若手の元気の無さが目立ちましたが、こういう時こそもっと「気持ち」を見せて欲しいものです。
<01.8.5> 昨日の日本クラブユース選手権の準決勝でサンフレッチェユースはFC東京と対戦し、1-1のまま延長に入ったもののVゴールで敗れました。この結果、ここ数年では最高の成績である3位となりました。
【準決勝】
FC東京     2-1 サンフレッチェ広島
コンサドーレ札幌 2-1 京都パープルサンガ

【高円宮杯最終代表決定戦1回戦】
ガンバ大阪    4-1 鹿島アントラーズ
清水エスパルス  3-1 名古屋グランパスエイト

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