1/27〜2/2のSANFRECCE Diary


<02.2.2> 昨日配信の広島フットボールによると、練習から明確に分けられているトップとサテライトのグループですが、昨日早速数名の入れ替えがあったそうです。昨日、「トップ昇格」したのは服部、中山、河野、須田。逆に「サテライト落ち」を喫したのは森崎浩、高橋、梅田、八田。この中で特に練習開始以来ずっとトップで練習してきた森崎浩の衝撃はかなりのものだったようで、中野編集長の問いに笑顔で答えていたものの「どうして、と言う思いを必死にこらえている感じがした」のだそうです。ただ、この入れ替えによって選手達のモティベーションは間違い無く上がっている様子。上がった4人、落ちた4人を含め練習は一段と激しさを増しているとのことです。
 なお、一昨日の練習中に右足のアキレス腱を痛めた沢田は昨日からしばらくは別メニュー。更に新しい外国人候補が今日合流の予定だとのこと。今度はアフリカ系のDFなのだそうです。
<02.2.1> 昨日の広島フットボールによると、いよいよ宮崎での練習を開始したガジエフ体制下のサンフレッチェはトップ、サテライトを明確に分けて練習しているそうです。これは監督によれば「競争意識を与えたかったことと、練習の効率をあげたかったから」だとのことですが、実際選手達の意識の変化は相当のもので非常に緊張感のある練習になっている、と言う事です。今後「状況に応じて入れ替えていく」と言っているそうですが、と言う事は今トップにいる選手にとっても手を抜けばすぐに落とされる可能性がある、と言う事。宮崎では激しいポジション争いが勃発しそうです。なお、昨日の練習では次のような組み分けだったそうです。
【トップ】
下田、尾崎、川島、八田、沢田、駒野、桑原、森崎和、森崎浩、藤本、高橋、梅田、久保、大木、上村
【サテライト】
加藤、トゥーリオ、河野、山形、西嶋、松下、李、服部、中村、須田、木村、中山、佐田
この中で、昨年両足甲の骨折の手術をした服部が初めて戦術練習に参加したのがトピックスだ、と言えるでしょう。まだ「骨が付いていない」とのことでまだリハビリが続いている状態だとのことですが、サンフにとってはキープレーヤーの一人なので嬉しい情報だ、と言えるでしょう。あまり無理をせずに頑張って欲しいものです。
<02.2.1> 昨日ようやく(と言っても予定通り)、今季のJリーグの日程が発表されました。サンフレッチェ関係の日程をまとめると次のようになっています。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
3/3(日)
15:00
コンサドーレ札幌
広島ビッグアーチ
JSkySports/NHK広島
2
3/9(土)
19:00
柏レイソル
柏スタジアム
BS-i
3
3/16(土)
16:00
京都パープルサンガ
広島ビッグアーチ
SKYPerfecTV!
4
3/31(日)
15:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ
BS-i/中国放送
5
4/7(日)
15:00
浦和レッズ
駒場スタジアム
BS-i/テレビ埼玉
6
4/13(土)
14:00
横浜Fマリノス
広島ビッグアーチ
JSkySports(録)
7
4/21(日)
15:30
清水エスパルス
広島ビッグアーチ
NHK-BS
8
7/14(日)
19:00
FC東京
東京スタジアム
BS-i
9
7/20(土)
18:30
ジェフユナイテッド市原
市原臨海陸上競技場
CS(録)
10
7/24(土)
19:00
ガンバ大阪
広島スタジアム
NHK-BS(録)
11
7/27(土)
19:00
名古屋グランパスエイト
広島ビッグアーチ

12
8/3(土)
19:00
ベガルタ仙台
仙台スタジアム
NHK仙台(録)
13
8/7(水)
19:00
ジュビロ磐田
広島ビッグアーチ

14
8/10(土)
19:00
東京ヴェルディ1969
東京スタジアム
日本テレビ(録)
15
8/17(土)
19:00
ヴィッセル神戸
神戸ユニバ記念競技場

ここで紫色はホームゲームで、15試合中8試合あります。特にW杯期間中の中断前は7試合中5試合がホームと言うスケジュール。新監督の元で戦術の固まらない時期にホームで落ち着いて調整できる、と言うのは大きなメリットとなるかも知れません。
 またテレビ中継の予定ですが、やはり土日分散開催としたのとTBSが新たに契約した関係で放映予定が増えたような感じはあります。が、増えたのは主にBSデジタルのBS-i。その余波なのかどうかは知りませんが、例年地元地上波各局が一度は中継する、と言う慣例が破られ、1st stageは中国放送(とNHK広島)のみとなってしまいました。お金が沢山あってCS、BSの機材が揃っている人はいいのですが、それ以外の「普通の人」がテレビで見るのはますます難しくなった、と言えるかもしれません。
 また、昨日はナビスコ杯のグループリーグの予定も発表されました。それによると広島が属するのはD組で、日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
1
4/27(土 )
15:00
鹿島アントラーズ
ひたちなか陸上競技場
2
4/30(火)
19:00
名古屋グランパスエイト
広島スタジアム
3
5/3(金)
15:00
浦和レッズ
広島ビッグアーチ
4
5/6(月)
15:00
浦和レッズ
駒場スタジアム
5
5/9(木)
19:00
名古屋グランパスエイト
瑞穂陸上競技場
6
5/12(日)
14:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ

ナビスコカップは通常広島スタジアムで開催されるのですが、今回は鹿島戦、浦和戦の動員が見込まれるとあってか2試合がビッグアーチで組まれています。日程的にもちょうどゴールデンウィークの時期ですし、W杯メンバーに入らなかった選手にとってはなかなか良いアピールの場になるかも知れません。
<02.1.31> 今日からのキャンプインに備えてサンフレッチェの選手、スタッフは昨日宮崎入りし、歓迎セレモニーの後シーガイア入りしました。この中で注目は、ユースからただ一人木村龍朗選手が入っていること。ガジエフ監督の「トップの練習を受けさせたい」との判断を受けてのものだそうです。木村は昨年からユースのレギュラーとして活躍してきた選手で、ポジションは左サイドのFWかトップ下。ドリブル突破とシュートの正確性が持ち味で、今年はチームを引っ張るような働きが期待されています。タイプ的には藤本や山形、須田等と重なるところがあるため今年中にJリーグ出場を果たす可能性は少ないとは思いますが、ここで良い経験をして是非来季のトップ昇格を果たして欲しいものです。
<02.1.30> 昨シーズン限りで戦力外となり移籍リストに掲載されていた吉田幸生、寺内良太の両選手は、昨日発表されたリストによるとJFLの愛媛FC入りが決まったとのことです。これで今季JFLでプレーする元サンフレッチェの選手は、行友、石川(大塚)、大西(愛媛)、笛、植田、山下、須股、牧野、松永(宮崎)と合わせて最大11人になります。アマチュア最高峰のリーグであるJFLは、北は仙台から南は宮崎までチームが分布していてある意味Jリーグよりも過酷なリーグです。今季は2チームが昇格して18チームとなるため1回戦総当たりになると言う噂を目にした記憶があるのですが、それにしても他に仕事を持ちながらプレーを続けるのは大変なことだと思います。彼らJFLでプレーする選手達には、体調管理に気をつけ、気持ちを切らさないよう更に上を目指して頑張って欲しいと思います。
<02.1.29> 広島フットボールによると、昨日ガジエフ監督と記者との懇談があり、この1ヶ月を振り返ったそうです。監督は1月を「選手の特徴を見る」期間と設定し、様々な練習プログラムを考えて行うことにより、かなりの程度まで把握できたそうです。選手はほぼ全員が「プロとしての意識を見せて」くれ、またコーチングスタッフも「プロとしての仕事をして」くれたということで手ごたえを感じている様子。「相手チームの事情もあって」練習試合が出来なかったのがやや不満足だったようですが、ここまではほぼ順調に来ている、と言って良さそうです。今週から始まるキャンプではフィジカルの強化、チームプレーの練習にバランスよく取り組むとともに、「精神的な準備」も必要と考えているようです。先日の読売新聞の今西総監督のインタビューによると、「戦術に関心を示さない主力が何人もいる」とのこと。対話を重視したヴァレリー氏同様、ガジエフ監督も「選手のもっている能力とチームの能力について、話をしていかねばならない」と考えているようです。また気になるシステムですが、「相手によって変化することはありうる」と言いながらも「4-4-2が基本」であると宣言。先週末からフラットラインを作っての4バックを練習しているそうで、今後はその組織作りが練習のポイントとなりそうです。オレグ、奥野が退団し、新外国人も決まらないままにどのように守備の組織を構築していくか。ガジエフ監督の手腕が問われます。
<02.1.28> 今朝の中国新聞によると、先日の紅白戦に出場していたユースのFW木村、MF沖本、DF寄井の3人は、22日から5日間、「テスト」としてトップに合流していたそうです。昨年からチームの主力としてプレーしてきたこの3人は「現時点では...来年トップ入りの可能性を持っている」(織田強化部長)とのこと。この5日間の評価次第では宮崎キャンプにユース選手を初めて参加させる、と言うプランもあるそうです。この間の練習では高校生だからという事での特別扱いも無く、ほとんどトップと同じ内容をこなしていたそうで、初めは声も小さく遠慮もあったそうですが徐々に緊張がほぐれ、収穫も多かったとのことです。昨年ただ1人昇格した寺内選手は1年で契約解除となり、今年は1人も昇格のなかったユース。森崎兄弟と駒野に続く選手が育ってきていないだけに、この3人にかける期待は大きいと言えそうです。
<02.1.27> 今年はJ1だけが参加して、グループリーグ+決勝トーナメントと言う形で開かれるナビスコカップですが、この組分け、日程も31日発表だと言われています。しかし先日も書いたようにネット上の噂を総合すると広島と同組になるのは鹿島、名古屋、浦和。その他も含めた組み合わせは次のようになるようです。
【1組】鹿島(1)、名古屋(5)、広島(9)、浦和(10)
【2組】磐田(2)、柏(6)、札幌(11)、仙台(J2-2)
【3組】市原(3)、G大阪(7)、横浜(13)、京都(J2-1)
【4組】清水(4)、FC東京(8)、神戸(12)、東京V(14)
 またサンフ関係の試合日程は次のようになるものと思われます。
【第1節】4/27(土) 鹿島 [away]
【第2節】4/30(火) 名古屋[HOME]
【第3節】5/3 (金) 浦和 [HOME]
【第4節】5/6 (日) 浦和 [away]
【第5節】5/9 (木) 名古屋[away]
【第6節】5/12(日) 鹿島 [HOME]
 これまでナビスコカップは、前年度の上位チームがシードされてきましたが、今回はむしろリーグ戦の年間順位を参考にしたようで、それぞれ1位〜4位が各組に振り分けられています。また5位〜8位も同様に各組に割り振られていますが、良く分からないのが9位以下のチーム。1組には9位、10位が揃って入れられ、他と比べて「死のグループ」と言う感じになっています。特にサンフにとっては厳しい相手ばかりで、年間王者の鹿島だけでなく、名古屋には昨年4連敗、浦和には2連敗と、昨年同様ならば最下位も覚悟しなければならない組み合わせです。ただ、逆に言えば「苦手」相手に試合を積み重ねる事ができると言うのは、リーグ戦を考えれば良いことかも。ここを若い力を育て、苦手を克服してチーム力をアップさせる機会にしてほしい、と思います。
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