12/22〜12/31のSANFRECCE Diary


<02.12.31> 広島フットボールと中国新聞によると、昨日下田、沢田、桑原の契約更改交渉が行われ、全員が契約を完了しました。
 下田は「J2で戦う覚悟ができたからサインした」また天皇杯については「あの場所に自分がいない事が歯がゆく思えた。1試合ごとにチームが良くなっている様子が本当に分かった」と語っています。骨折した目は順調に回復してきているそうで、年明けから筋トレを行いながら身体を動かし、合同自主トレからボールを蹴りたいとの事。天皇杯では「代役」として出た林が活躍した姿を目にして、プレーに対する意欲がかなり高まっているのではないでしょうか。下田もチームではベテランと呼ばれる歳になりましたが、GKとしてはまだまだこれから。もっともっと上手くなって林や河原の前に立ちはだかるとともに、再び日本代表にも選ばれるよう頑張って欲しいものです。
 また100万円ダウンで契約を更改した沢田も「今までと同じやり方では、限界を感じているんでね。筋トレをやらないとケガをするし、身体の使い方とかトレーニングのやり方とか、やり直したい」と語り、来季に向けての意欲に満ちている様子を示しています。更に終盤に存在感を示した桑原は、加入が決定したサンパイオについて「ポジショニングがいいですね。ただ、前と比べて運動量も切れも落ちていたし、勝てないとは思えない。技術的にも、まだまだうまくなると思いますしね。来季も、ボランチとリベロで使われると思いますが、どちらでもいつでもやれるよう、頑張りたい」と語っています。若手中心のチームへ、と言う流れは来季もますます加速するでしょうが、しかし若い選手が思い切ってプレーできるのは彼らベテランがきっちりとサポートしてこそ、だと思います。沢田は駒野と、桑原はサンパイオとのポジション争いが待っていますが、仮にそのポジション争いに負けたとしてもきっと彼らの力が必要な時が来るはずです。桑原が言うように、年を取って体力が落ちてもサッカーはまだまだ上手になれるはず。来季の彼らの活躍に期待したいと思います。
 なお、まだ決まっていない選手のうち藤本については、オファーのあった名古屋への移籍の可能性が高くなっている模様。またトゥーリオは契約更改が済んでいますが、外国人枠の関係で弾き出されるためレンタル移籍(たぶん国外のクラブ)が濃厚となっているそうです。
<02.12.30> サンフレッチェは昨日、柏を退団したセザール・サンパイオを獲得した事を発表しました。サンパイオは34歳で、フランスワールドカップにはブラジル代表でドゥンガとともにドイスボランチを組み、2得点を挙げるなど活躍して準優勝に貢献しています。また95年から98年までは横浜フリューゲルスでプレーし、山口素弘とのドイスボランチで天皇杯優勝などに導いています。年齢とともにスピードは衰えたとは言え、それを補う読みの鋭さと技術の高さは健在。ボランチだけでなくセンターバックもこなせ、リーダーシップを取れる選手です。またヘディングの強さ、上手さを備えていて、Jリーグでは142試合で16得点、代表でも49試合で6得点と、10試合に1点以上のペースで得点しています。サンフとしては弱点を補うと言うばかりでなく、チームと選手が更にステップアップするためにはこれ以上ない補強が出来た、と言って良いでしょう。広島フットボールによると柏退団が決まったサンパイオには複数のクラブからオファーがあり、中でも京都は熱心で条件は広島よりも上だったそうです。サンフはもちろん来季はJ2であると言う点で不利であり、また提示した年俸も柏時代よりは下だったそうですが、織田強化部長は「来季は絶対にJ1に上がりたい。それだけではなく、J1で優勝できるチームをつくりたい。それを可能とする優秀な若い選手たちが、広島にはたくさんいる。その広島の夢のために、力を貸してほしい」と訴えたとの事。そしてサンパイオもそれに答えて「J2で安住するつもりはないし、その先に夢を見る事のできるクラブに貢献したい」として、年俸が下がる事も厭わず広島入りを決意したそうです。サンパイオはその実績の面では間違いなくワールドクラスで、ここ数年のサンフレッチェの外国人選手とは比べるまでも無く最高の選手です。歴代の外国人と比較しても、チェコ代表のキャプテンとしてワールドカップに出場したハシェックに匹敵する選手だと言えます。その上日本での経験が長く日本語も解する事ができ、性格も温厚で若い選手のお手本となれる選手です。サンフの若手選手たち、特にポジションの近い森崎兄弟や松下、李あたりにとっては、格好の「先生」であると同時に、最も手強いライバルとなる事でしょう。これによって五輪予選に何人かが招集されても心配なくなっただけでなく、コンディションによっては森崎和がポジションを失う、と言う事だってあるかも知れません。
 また今朝の中国新聞によると、元仙台のブラジル人DFリカルドの獲得も内定しているとのこと。リカルドはジーコがブラジルで運営するCFZの出身で、1999年に鹿島入り。翌年仙台に移籍して、ボランチ、センターバックとしてJ2の2年間に69試合に出場し、仙台のJ1昇格に貢献しました。今年もDFのレギュラーとして活躍しましたが、11月に無免許運転で交通事故を起こすと言う不祥事を起こし、解雇されていました。しかし本来性格に問題の有る選手だと言う訳ではなく、J1残留が決まって浮かれていたための出来心でのトラブルだったとの事。まだ25歳と若い上にDFとしての技術も高く、J2での経験もあってサンフレッチェにもたらすものは非常に大きいものと思われます。リーグ戦はJ2降格と言う失意の結果に終り、天皇杯も決勝目前で敗退してしまったサンフレッチェ。ここ数年は外国人に「外れ」が多くそれが低迷の原因となってきましたが、それを一掃するようなこの情報はサンフレッチェのファンにとってはひと足早いお年玉だ、と言えるかも知れません。
 なお、この発表に伴って昨日ビロングの今季限りでの退団も発表されました。更にエルツェグの契約が6月まで残っていて残留がほぼ確定している事から、トゥーリオの進退も微妙。オファーがあれば移籍させるかも知れませんが、とりあえず6月までのレンタルか、あるいは海外留学と言う可能性もありそうです。
<02.12.30> 移籍か残留かで揺れている久保選手の去就について、昨日大きな動きがありました。まずサンフレッチェは、あくまで完全移籍のみでレンタルには応じない、との方向性を確認してオファーを出してきたクラブに通達。これでレンタルを希望していたFC東京、東京V、大分などが獲得を断念しました。残るクラブは横浜FMと磐田ですが、横浜は昨日坂木強化部長が交渉を行いクラブについての説明と条件の提示を行ったとの事で、移籍金も満額支払う用意がある模様です。また、久保の中では「本命」と思われる磐田はまだ態度を明らかにしておらず、今日予定されている編成会議で方針を決めて連絡してくるとの事です。今年完全優勝を果たした磐田ですが、チャンピオンシップが無くなった影響もあって台所事情は苦しいようで、選手の給料は上がらず放出する選手も何人かいる様子。高原の移籍金が入るものの、3億円とも言われる久保の移籍金を支払うほど余裕があるわけではない、と言うのは確かでしょう。とりわけ磐田には将来を嘱望される前田遼一がいて出場機会をうかがっているわけで、ここで合うかどうかも分からない久保を取ると言うリスクを冒すかどうかは難しい判断なのだろうと思われます。(どうせ取るなら外国人、と思う可能性も高い。)一方の久保ですが、HFの情報によると一時はかなり移籍に気持ちが傾いていたそうで、今西総監督や織田強化部長は半分諦めていたそうです。ところが久保社長の説得や小野監督のサッカーが見えてきた事で、本人の気持ちの中にもかなり変化が出てきた模様です。年を越すのは確実か、と思われていた久保の移籍問題ですが、案外今日の磐田の結果次第では早期決着もありそうです。
<02.12.29> 3年ぶりにベスト4に進んだ天皇杯。その準決勝京都戦でサンフレッチェは全力を尽くして最後まで戦いましたが及ばず、今季の全日程を終了しました。
 監督となって4試合目の小野監督は、前の2試合と同じ次の布陣で臨みました。
       林

   駒野 桑原 上村

森崎浩  李 森崎和  服部
     (→八田27分)
  エルツェグ   大木
  (→高橋68分)
      久保

SUB:尾崎、八田、沢田、高橋、茂木
 立ち上がりは圧倒的な広島ペース。開始早々に右サイドを久保が突破して惜しいクロスを入れたのを手始めに、素早いパス交換から右から、左から何度も相手陣内に攻め入ります。3トップが右に、左に自由にポジションを変え、これに森崎兄弟や服部が絡んで何度もチャンスを作ります。その中で前半8分のCKが最も決定的なシーンで、後ろから走り込んできた森崎和が頭で合わせますが惜しくもバーの上に外れます。京都は守りを固めて耐え凌ぎますが、点を取るのは時間の問題だろうと思っていた前半12分、試合が動きます。右サイドで駒野が朴智星を倒してFKを与えると、ボールを蹴るのは冨田。鋭いボールに松井がニアで合わせ、ファーサイドに流し込まれてしまいました。
 これで緊張が取れたのかどんどん前から攻めに入る京都。その後もサンフのDFラインの裏を突いて林が必死でセーブするシーンが続きます。そして前半20分、DFからのロングボールで抜け出した朴が折り返し、これを黒部が倒れ込みながらキープすると、走り込んできた松井が中央から2点目を叩き込みました。サンフは中盤でこぼれ球が取れなくなり、DFのマーキングが混乱してチーム全体が落ち着きを失います。25分にはミスから黒部にフリーでシュートを許し、そのこぼれ球も松井にシュートされると言う決定的なピンチを招きます。小野監督はここで守備に早急なテコ入れを決断して、李に代えて八田を投入。黒部の高さを警戒するとともに、右サイドの守備と攻撃を修正しようと試みます。これはある程度は効果を上げましたが流れを取り戻すには至らず。その後も何度も決定的ピンチになるなど京都の圧倒的優勢のままに前半を終了。守備面でも攻撃面でも完成度の違いを見せつけられたゲームになってしまいました。
 後半も立ち上がりはやや京都が優勢でしたが、サンフのDF陣が高い集中力で何とか凌ぐと、ロングボールを入れてチャンスを作ります。後半10分には八田のロングボールから大木のパスに久保が抜け出しGKと1対1になりますが、シュートはGKの正面。その後も何とか点を取ろうと、上村、駒野のポジションを上げ、主に右サイドから攻め込みます。しかし京都の集中力は高くなかなかシュートまでも至りません。後半23分にはエルツェグに代えて高橋を投入。高橋は労を惜しまない動きで前線を活性化させます。そして後半26分、ようやく1点を返します。右サイドで駒野が倒されて得たFKは森崎浩が蹴りますが、これはいったんはDFに当たってクリアされます。しかしそのボールを拾った森崎浩は、ドリブルで進みながら思い切って左足を振り抜くと、強烈な弾道のボールは飛びつくGKの手を弾いてファーサイドに飛び込みました。
 その後も必死で攻めるサンフ。30分には森崎和のロングボールで抜け出した大木がペナルティエリアに入り込んでシュートしますが、京都のDFがクリア。更に高橋のクロスに久保が抜け出そうとしますが京都のDFは集中を切らさず対応します。その後もサンフは一方的な攻勢で、久保が、駒野が、高橋が抜け出そうとしますが、シュートを打つ寸前に止められます。そして結局は京都のDFを崩せないままにタイムアップ。1点を奪えないままに敗れました。
 試合前に小野監督は京都のサッカーを評して「ある意味、我々の目指すサッカーと似ている」と言っていたそうですが、実際に対してみるとJ2の1年、J1の1年を経た京都の組織サッカーの完成度は本物でした。マイボールになった時、相手ボールになった時、それぞれのタイミングでの動き出しの早さはサンフレッチェよりも1歩も2歩も先でした。特に守備のコンビネーションの良さは秀逸で、角田、手島、鈴木和に加えて石丸も参加した守備ブロックの堅さは本物でした。今年一年混迷を繰り返し、天皇杯から始めたサンフの3バックとは大きな差があったのは仕方がない事だ、と言えるでしょう。しかし、この京都が2年前は全く別のチームだった、と言う事は確かです。三浦知や望月等が中心選手として君臨しながらあっさりとJ2に降格し、そこから若手を育ててここまで完成させてきた、と言う事は、サンフにとって大きな勇気づけとなるものです。サンフレッチェにとってこの天皇杯は、今年一年のおしまいではなく来年に向けてのスタートです。ここで3連勝と言う結果を残した事は、小野監督とそのサッカーに対する信頼と言う点で大きな価値があったと思います。特に4試合とも苦しい時間帯を乗り越えて自分たちのサッカーを取り戻した事で、大きな自信になった事は間違いないでしょう。そしてここで京都に敗れた事で、課題もまた明確になったはずです。選手たちはこれからオフに入りますが、ここで得た事を忘れないで欲しい。この天皇杯で明確になった自信と課題をどのように解決すべきか、良く考えるオフにして欲しい。そして年明けのチーム始動からまずはチーム内の争いに勝って、真に強いサンフレッチェを作って欲しいと思います。
<02.12.29> 昨日長居スタジアムで行われたJユースカップ決勝戦で、サンフレッチェユースは0-5で敗れました。メンバーは、GK:松岡、DF:大野(→前田俊)、寄井、中野、高柳(→三浦)、MF:前田和(→高萩)、沖本、田坂、西山(→吉村)、FW:馬屋原(→田村)、木村。実力に勝るG大阪に正面からぶつかったものの、前半から度々DFラインを崩されて9分、14分、30分に次々と失点。後半も相手の勢いを止められずに失点を重ね、敗れてしまいました。
<02.12.28> 広島フットボール等の情報によると、今日の京都戦のメンバーは少々入れ替えがある可能性があるとの事です。その一つは大木の状態で、怪我上がりで無理させられない上に試合中に削られてコンディションを落としている可能性があるらしい。それに関係してか、昨日さいたま市で行われた練習には鳴尾が呼ばれて参加していたそうです。これに勝つとまた中2日で決勝を戦わなければならない事も考えれば、ここで大木を「温存」する可能性はあるかも知れません。また「1トップ2シャドウ」の京都のシステムを考えて4バックにシフトする、と言う布陣変更もありそう。小野監督は「ベストの11人を送り出す、ということだけ、にしておきます」と明言を避けましたが、おそらく京都の戦い方をきっちりと分析して、最適な手を打ってくるに違いありません。
 今日の会場は埼玉スタジアム2002で、午後1時キックオフ。テレビはNHK総合で生中継、またNHK-BSでは午後5時から録画放送があります。現地に行けない方は、テレビの前で応援を。
<02.12.28> サンフレッチェ広島と後援会は、天皇杯の決勝に進出した場合の応援ツアーを企画しています。ルートは2つで、1つは飛行機利用の「必勝応援ツアー」で、もう一つは「必勝応援弾丸バスツアー」です。それぞれのツアーの詳細は次の通り。
【天皇杯決勝必勝応援ツアー】

■ 料金
 ◆ 大人(12歳以上) … 38,000円(ファンクラブ・後援会会員 36,000)
 ◆ 子供(3〜11歳) … 29,000円(ファンクラブ・後援会会員 27,000)
   料金には,往復飛行機代,現地貸し切りバス代,自由席チケット代および
  旅行保険代金が含まれます。
   また,食事はご用意しておりません。各自でお願いいたします。

■ 募集人数 先着30名

■ 募集期間 2002年12月28日(土)準決勝試合終了後〜
       ※ 募集人員に達し次第締め切ります。
       ※ 最小催行人数20名に達しない場合,中止とさせていただく
         可能性もあります。
       ※ 当該応援ツアーは,サンフレッチェ広島が決勝に進出した場合
         のみ実施いたします。

■ スケジュール(予定)
   7:40  広島空港 集合(広島空港までは各自でお越しください。)
   8:35  広島空港 発(JAS290便)
   9:45  羽田空港 着
  10:00  羽田空港 発(貸切バス)
  11:00  国立霞ヶ丘競技場 着
  13:30  キックオフ
  16:30頃 国立霞ヶ丘競技場 発(貸切バス)
  17:30  羽田空港 着
  19:10  羽田空港 発(JAS299)
  20:35  広島空港 着(広島空港にて解散とさせていただきます。)



【天皇杯決勝必勝応援弾丸バスツアー】

■ 料金    一人 … 16,000円
        料金には,貸し切りバス代,自由席チケット代および
        旅行保険代金が含まれます。
        また,食事はご用意しておりません。各自でお願いいたします。
■ 募集人数  先着160名
■ 募集期間  2002年12月28日(土)準決勝試合終了後〜
        ※ 募集人員に達し次第締め切ります。
        ※ 最小催行人数30名に達しない場合,中止とさせて
          いただく可能性もあります。
        ※ 当該応援ツアーは,サンフレッチェ広島が決勝に進出
          した場合のみ実施いたします。
■ スケジュール(予定)
 12月31日(火)21:30 広島駅 集合(広島駅までは各自でお越しください。)
          22:00  広島駅 発(貸切バス)
  1月 1日(水)12:00  国立霞ヶ丘競技場 着
          13:30  キックオフ
          16:30頃 国立霞ヶ丘競技場 発(貸切バス)
  1月 2日(木) 6:00  広島駅 着(広島駅にて解散とさせていただきます。)
 お申し込み、お問い合わせはいずれもデオデオ旅行社の「サンフレッチェ広島 天皇杯必勝応援ツアー」係か「サンフレッチェ広島 天皇杯必勝応援弾丸バスツアー」係まで。電話番号は082-240-3447で、受付時間は午前10時から午後7時です。
<02.12.27> 明日行われる天皇杯準決勝の相手は、京都サンガ。一昨年あっさりと降格しながらJ2で戦った1年間でチームを作り直し、今年はその若い力と組織力でシーズン通算5位の好成績を挙げました。この流れは来季J2を戦うサンフレッチェにとっても目標、と言うべきもの。天皇杯も4回戦の福岡とは延長にもつれ込みながら、また準々決勝は名古屋には攻め込まれながらも耐えて勝ち進んできており、この1年間で付けてきた自信は本物、と見て良いでしょう。今季のサンフレッチェとのリーグ戦の対戦成績は、
1st stage第3節(3/16)H サンフレッチェ広島○2-1●京都パープルサンガ 【広】久保、梅田、【京】黒部
2nd stage第6節(9/29)A サンフレッチェ広島●0-2○京都パープルサンガ 【京】黒部2
と1勝1敗。しかしながら試合内容はどちらも京都の方が上で、組織力では全く歯が立たず、個人の能力で何とか対応していた、と言う感じでした。その後サンフは小野監督に交代してチームとしてやる事がはっきりしてサッカーの質が上がってきましたが、2年かけて熟成してきた京都と比較してどうか。それがこのゲームの最大の見どころ、と言って良いのではないでしょうか。
 サンフレッチェのメンバーですが、今のところ特に情報はありません。中2日のゲームが続いて体力的にきつい事を考えてメンバーを微調整してくるかも知れませんが、疲れているのは相手も同じ。むしろ「ウィニングチーム・ネバーチェンジ」の法則に従って、これまで2試合と同じメンバーで戦う可能性が高いと思います。
       林

   駒野 桑原 上村

森崎浩  李 森崎和  服部

  エルツェグ   大木
      久保

SUB:尾崎、八田、沢田、高橋、茂木
 横浜戦、清水戦はいずれも先制を許す苦しいゲームでしたが、選手全員の力で困難をはね返し、勝利を手にする事が出来ました。次の試合も一方的な展開にはならないと思われますが、苦しい時間帯にどう耐えて、自分たちのペースになった時にきっちり点を取るか、が勝敗の分かれ目になると思われます。会場の埼玉スタジアム2002は、W杯でも準決勝が行われた地です。そこで「小野サンフレッチェ」の強さを見せつけて、今年1年を締めくくって欲しいものです。
<02.12.27> 昨日サンフレッチェユースはJユースカップの準決勝を戦い、浦和レッズユースを1-0で下して5年ぶりに決勝進出を果たしました。メンバーは、GK:松岡、DF:大野、寄井、中野、高柳、MF:田坂、沖本、前田和、西山(→吉村59分)、FW:木村、馬屋原(→前田俊64分)、SUB:栗崎、李原、藤井、高萩、田村。開始早々の2分に木村が個人技で右からシュートを決めて先制し、その後はしっかり守って浦和の猛攻を耐え、勝利を収めたとの事です。明日の11時半より長居スタジアムで行われる決勝の相手は、元サンフレッチェの高橋源一郎監督が率いるG大阪ユース。森山監督によるとこの世代ではワンランク上のチームだそうですが、何とか勝利を収めて天皇杯制覇に突き進むトップチームを勇気づけて欲しいものです。
<02.12.26> 昨日、長崎で行われた天皇杯準々決勝清水戦は、先制されたものの2試合連続の逆転勝ち。準優勝した1999年以来3年ぶりのベスト4進出を果たしました。
 4回戦で引退セレモニーを終えた大榎を外し、戸田、市川を先発させるなど現状のベストメンバーを組んだ清水。それに対するサンフの布陣は、横浜戦と同じで次のような感じでした。
       林

   駒野 桑原 上村

森崎浩  李 森崎和  服部
     (→沢田83分)
  エルツェグ   大木(→茂木85分)
  (→高橋56分)
      久保

SUB:尾崎、八田
 立ち上がりは広島ペースで、正確なパス交換から中盤を支配します。しかし前線の3人のコンビネーションが今一つ。特に久保がほとんどボールをキープできずに失う事が多く、なかなかシュートに至りません。逆に前半風上を選んだ清水が長いボールを蹴ってくるとDFラインが下がり気味となり、徐々に押し返されてしまいます。先制点を失ったのはそのような時間帯で、前半16分のこと。右サイドの深い位置から市川が安貞桓にクサビのパスを入れると、安はトラップでマーカー(たぶん桑原)をかわして前を向くと思い切ってロングシュートを放ちます。やや前に出かかっていた林が飛びつくものの触る事が出来ずバーを直撃。跳ね返ったボールは詰めていたバロンの前にこぼれ、頭で押し込まれました。
 先制点で安心したのか引き気味になった清水に対して、その後のサンフは守備を修正。ラインを上げて中盤の支配権を奪い返し、両サイドからの攻撃を活性化させます。前半30分の同点弾は主審の微妙な判定(エルツェグの蹴ったボールを清水の選手がハンドで止めたと見てPKが与えられたが、実際にはペナルティエリアの外だった)に助けられたものでしたが、その前にもエリア内で久保が後ろから倒されているので、一応辻褄は合っている、と言えるかも。サンフはこのへんから両サイドが高い位置に上がってクロスが入るようになり、ようやく攻めの形が見えてきます。横浜戦で小野監督が称賛していた「自分たちで修正する事」がこの試合でも出来ていて、苦しい状況を自分たちで打開して、イーブンペースに盛り返したところで前半を終了しました。
 後半に入って風上に立ったサンフは、前半とは逆にロングボールを有効に使って清水の守備陣を押し込みます。前半は動きが悪かった久保もPKをきっかけに自信を取り戻して、相手のDFを恐怖に陥れます。それがようやく結果として出たのは、後半16分の事でした。左サイドの深い位置でボールを持った上村が、すかさずDFラインの裏を狙ってロングパスを出します。これに走り込んだ久保が頭に当ててあっという間にマーカーを置き去りにすると、GKもかわしてゴール前に流れます。ボールがDFに引っ掛かってこぼれたところに走り込んできた大木が右足でシュートを放ちますが、このボールは何と左ポストを叩いてしまいます。一瞬、足が止まる清水の選手たち。しかしその中で久保はただ1人冷静さを保ち、このこぼれ球を拾うと丁寧に足元に置いて強烈なシュートを叩き込みました。今季不調に喘いだエースの初めての1試合2得点に意気上がるサンフは、この後一方的に攻め立てます。前線の選手からボールを追い回して清水の攻撃の形を作らせず、DFは高い集中力を保ってペナルティエリアの外に壁を作って相手選手の侵入を阻止します。劣勢になった清水は怪我で戦列を離れていた森岡を久々に起用して立て直しを図りますが、これで逆に両サイドが空いてサンフの攻撃が活性化します。FWの3人だけでなく服部や森崎浩、森崎和らが次々と攻撃参加し、久保のロングシュートや森崎浩のバー直撃のシュートなどほぼ一方的に攻め立てます。そんな中、決定的な追加点を奪ったのは後半38分の事でした。左サイド深い位置からのスローインを繋いだ大木のパスを受けた森崎和が、ペナルティエリアの外から思い切ってミドルシュート。これがファーサイドに突き刺さり、プロ入り初となる2試合連続ゴールとなりました。その後もサンフは危ないシーンを招く事なく落ち着いてゲームを進め、最後は余裕の表情でタイムアップの笛を聞く事が出来ました。
 このゲームも4回戦同様、先に相手に点を与える苦しいゲームでした。特に主審の笛の基準があいまいで、苛ついた久保がイエローカードを貰うなどそのまま崩れてもおかしくない展開だった、と思います。が、その苦しい流れを変えて勝利を引き寄せたのは、若い選手たちの力でした。「誤審」によるPKで同点に追いつくと言う幸運に助けられたものの、その運を引き寄せたのは落ち着いて修正し、自分たちのサッカーを貫いて戦った選手たち自身の力だったと思います。返す返すも残念なのはこのサッカーがリーグ戦で出来なかった事なのですが、しかしそれはもう過ぎたこと。まずはこの天皇杯に集中して、今年を良い形で締めくくって欲しいと思います。
<02.12.26> 先日募集したカレンダープレゼントですが、沢山の方々からの応募がありました。(どうもありがとうございました。)本当は応募者全員の方に差し上げたかったのですが、数に限りがあるためその中から15名の当選者を選び、先日発送いたしました。残念ながらカレンダーが当たらなかった方には、おわびの気持ちを込めて「SANFRECCE Diary特製年賀状」(と言うほどのものでもありませんが...^_^;)をお送りしたいと思います。今後とも、当ホームページをよろしくお願いします。
<02.12.25> 広島フットボールの記事によると、今日のメンバーは横浜戦と同じとなる模様。アレックスがFWで出るのかあるいは左サイドになるのかは分かりませんが、いずれにしろ彼と安貞桓をどう抑えるか、がポイントとなるでしょう。清水は戸田や市川らが来季の契約で揉めていてプレーに集中できない状況ですが、その一方で今季で引退する大榎のために、と結束していると言う面もあります。小野監督も語っているようにどちらかに一方的な展開ではなくお互いが主導権を奪いあうゲームになると思われますので、横浜戦で見せた修正能力をこの試合でも発揮して、是非とも勝利を収めて欲しいと思います。
 今日の会場は長崎県立総合運動公園陸上競技場で、午後3時キックオフ。NHK-BSで生中継がありますので、仕事のない方はテレビの前で応援を。
<02.12.25> 天皇杯制覇に向けて勝ち進むサンフレッチェの準決勝進出を見越して、12/28に埼玉スタジアムで行われる試合の応援ツアーが企画されています。往復の飛行機代、現地のバス代、自由席のチケット代を合わせて大人38,000円、3〜11歳の子供29,000円(ファンクラブ、後援会員はいずれも2,000円引き)のツアーで、8:35のJAS290便で出発して20:35着のJAS299便で戻ってくる、と言うスケジュールになっています。募集は先着40名で、受付は今日のゲーム終了後(もちろん勝った場合のみ)から明日の2日間限りの受付となっています。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 天皇杯必勝応援ツアー」係(082-240-3447/営業時間は午前10時〜午後7時)までどうぞ。
 ところでこれを聞いて気になったのは、横浜が4回戦に勝つ前に準々決勝ツアーを企画してポシャった事。日程に余裕がないので仕方がない事とは言え、相手チーム、サポーターを刺激してしまう企画には違いない、と思います。別に選手たちにこのために勝て、とは言いませんが、気持ちで負けないように頑張って欲しいと思います。
<02.12.25> サンフレッチェは昨日、福岡にレンタル中だったDF川島眞也選手の正式移籍を発表しました。川島は1997年に清水商から広島入りし、高い身体能力をトムソン監督に評価されて2000年にはリーグ戦23試合に出場しています。しかし、その能力の高さに相反する気持ちの優しさが災いして、ヴァレリー監督の元ではほとんど出場機会を与えられずに昨年後半は浦和にレンタル。そこでも監督交代により全く評価されずに終わり、今年前半は広島でプレーしていました。今年ガジエフ監督は川島をレギュラーとして起用していましたが、またもや監督交代により出場機会を失って今度は福岡にレンタル。そこでポジションを獲得してリーグ戦14試合、天皇杯4試合に出場し、今回の正式移籍に至ったものです。これを見ても分かるように、川島は監督によって極端に好みの分かれる選手です。福岡では中村監督には高く評価されましたが、来季監督になる松田氏がどう考えるかは分かりません。来季はサンフのライバルとなる川島ですが、何とか松田監督にアピールして、せっかく得たポジションを手放さないように頑張って欲しいものです。
<02.12.24> 小野監督の元、優勝を目標に戦いを進めるサンフレッチェの準々決勝の相手は、昨年優勝の清水です。
 今年の清水との対戦は、
1st stage第8節 (4/21) H サンフレッチェ広島△0-0△清水エスパルス
2nd stage第11節(10/26)A サンフレッチェ広島■1-2□清水エスパルス 【広】森崎浩、【横】安貞桓、アレックス
 1st stageは比較的良い内容でスリリングなゲームだったものの、両チームとも決定力に欠けてスコアレスドロー。2nd stageは残留のためには負けたくない、と言う事で必死で戦ったものの、芝がはげ上がったデコボコピッチとそれを倍加させる雨にやられてVゴール負けを喫しました。相性の悪い日本平と言う事はあったにしろ、2nd stageの清水は不調ではっきり言って勝てる相手だったはず。実際、清水は残留争いの渦中にあった柏、神戸に完敗していただけに、そこで負けた事は降格の遠因になった、と言えるゲームでした。清水とは昨年も天皇杯で対戦して敗れていますが、今のチーム状況と勢いを考えればどうしても勝ちたい相手、と言って良いでしょう。
 サンフレッチェのメンバーですが、4回戦から中2日しかない事を考えればほとんど変えずに戦うと考えた方が良さそう。ただ「よく頑張っていた」(小野監督。広島フットボールより)と評価されたエルツェグですが、コンビネーションの悪さからボールを失う事が多かっただけに次の先発は無いかも知れません。また横浜戦ではそれなりに機能していた森崎浩の右WBですが、相手との関係を考えて沢田を入れる、と言う可能性もありそうです。
       林

   駒野 桑原 上村

森崎浩  李 森崎和  服部

  高橋      大木
      久保

SUB:尾崎、八田、沢田、茂木、エルツェグ
 このところの選手のコメントを見ると、「小野監督からは、誰かが前に出たら誰かが引く、というコンビをつくるように言われていたが、それはできたと思う」(李)「途中から中に入ってもいい、という指示が出たし、...そこからはうまく機能できたと思う」(森崎浩)と監督の指示に対する信頼があふれているのが見て取れます。どんなチームでも監督交代と言う刺激で活性化する事が多いのですが、今のサンフは勝つ事によってより監督へのいっそうの信頼感が出てきている、と言う感じがします。J2落ちの屈辱を味わった2002年のシーズンでしたが、その分を最後は歓喜をもって締めくくって欲しいところ。明日は「こんなところで負けるわけには行かない」と言う強い気持ちで、戦って欲しいものです。
<02.12.24> 昨日長居第2陸上競技場で行われたJユースカップ京都戦は2-0で勝ち、準決勝に進出しました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:松岡、DF:大野、寄井、中野、高柳、MF:田坂(→高萩85分)、沖本、西山(→吉村45分)、前田和、FW:木村、馬屋原(→前田俊68分)、SUB:佐藤、三浦、藤井、牛見。ゲームは序盤は完全な京都ペースで、相手の堅い守備をなかなか崩せなかったそうです。しかし前半27分、田坂のクロスを落とした馬屋原のボールを木村が拾い、すかさず右足を振り抜いてゴールを決め先制。その後はサンフユースもペースをつかみ、後半30分に途中出場の前田俊が追加点を挙げて勝ちました。準決勝は26日に同じく長居第2陸上競技場で。相手は浦和レッズユースです。
<02.12.23> 昨日愛媛で天皇杯4回戦を戦ったサンフレッチェは、森崎和、大木のゴールで逆転勝ち。3年ぶりに準々決勝に駒を進めました。
 3回戦を2-0で勝ったサンフでしたが、その試合で動きの悪かった八田、茂木を先発から外し、またゴールを決めた山形をベンチからも外して次の布陣で臨みました。
       林

   駒野 桑原 上村

森崎浩  李 森崎和  服部

  エルツェグ   大木(→茂木63分)
  (→高橋82分)
      久保

SUB:尾崎、八田、沢田
 現状でのベストメンバーが揃い、また前半は風上を選択した横浜。これまでのイメージに反してロングボール中心に攻めてくる相手に対して、序盤は押し込まれる時間帯が続きます。横浜は持ち前の足元へのパスの繋ぎでゴール前に持ち込み、また遠い距離からでもどんどん打ってきて林が守るゴールを脅かします。逆にサンフはボールを素早く前線に当てて攻撃を構築しようとするものの、エルツェグと他の選手とのコンビネーションが合わず、また久保もボールを失う事が多くシュートも打てない展開が続きます。そんな中、先制したのは横浜。前半19分、左サイドのドゥトラが思い切ったクロスをファーサイドに上げます。ここに走り込んだ平瀬にDFが付ききれないままに折り返され、林も体勢を崩してボールに触る事もできず。ゴール前に詰めた清水はただ身体に当てるだけでゴールに押し込む事ができました。
 実力的に上、と見られる横浜に先に点を取られて苦しくなったサンフでしたが、しかし昨日はそこからが見事でした。小野監督が試合後に「前半の苦しい時間帯を自分たちで修正してくれたのが、本当に嬉しい」と語ったように、守備のバランスの悪さを自分たちで修正して徐々にペースを奪い返します。3トップが前線からボールを追い、森崎和と李が高い位置から激しくプレシャーを掛けます。そして同点に追いついたのは前半28分。中盤やや左寄りでボールを持った森崎和が、下がってボールを受けに来た久保にいったん預けます。久保はこれをワンタッチで戻すと受けた森崎和はドリブルで中央に空いたスペースへ。1人をかわして完全にフリーになると、右足から放たれたシュートはグラウンダーでゴール左隅に飛び込みました。「練習通りのシュート」「あの距離だったら自信はあります」(広島フットボール)と言うこの若き中心選手の一発で、サンフのイレブンはすっかり自信を取り戻す事が出来ました。更に勝ち越しの1点もきっかけは森崎和から。左サイドでボールを持つと、長いサイドチェンジのパスを駒野に出します。駒野はこれを右サイドのスペースに送ると、森崎浩がそのまま突破してゴールライン近くからグラウンダーのクロス。ニアに入り込んだエルツェグが一瞬の判断で出した足を引っ込めてスルーすると、中央には大木が走り込んでいました。愛媛・南宇和高出身の26歳のストライカーは、ここで右足を一閃し、ボールをゴールネットに突き刺しました。
 後半になると何とか早い時間帯に同点にしたい横浜が、どんどんラインを上げて攻勢に出てきます。が、サンフは高い位置でボールをカットしてカウンターで攻める、と言う戦術が良く機能して、李や森崎和のスルーパスから何度も久保が、エルツェグがチャンスを作ります。終盤は前掛かりに来た横浜に押し込まれる時間帯が長かったのですが、これに若い選手たちが落ち着いて対処。不安定なプレーぶりだった林も徐々に落ち着きを見せて好セーブを連発し、横浜の猛攻を凌ぎます。後半ロスタイムの決定的ピンチも、林が難しいバウンドのボールを良く押さえます。そして、その瞬間にタイムアップの笛。新潟戦では危うさを垣間見せていた若いチームが、1試合戦っただけで大きく成長して、勝利を手にする事が出来ました。
 次の準々決勝の相手は、ディフェンディングチャンピオンの清水です。しかし小野監督の元で生まれ変わったサンフレッチェにとっては、怖れる必要はありません。中2日の厳しい日程となりますが、勢いに乗った若いチームにとってはむしろ間隔が空かない方が良いかも知れません。次の試合もその次も勝利を収めて、2003年に向けて勢いを付けて欲しいものです。
<02.12.22> 広島フットボールなどの情報によると、今日のゲームは久保、大木、エルツェグの3トップと上村、桑原、駒野の3バックが先発になりそうです。新潟戦からメンバーが変わり「ウィニングチーム」を崩すことになりますが、ここは小野監督の選手を見る力、相手を分析する能力の高さを信じたいと思います。横浜は年間順位2位のチーム。逆に広島は年間通算で15位でしたが、本来の力の差はそんなに大きくは無いはず。正面から堂々とぶつかって、そして勝利して欲しいと思います。
 今日の会場は松山市の愛媛県総合運動公園陸上競技場で、午後1時キックオフ。テレビ中継はNHK-BSが深夜1時から録画放送で、スカパーも明日以降の録画放送となっています。現地に応援に行けない人は、途中経過かネットの速報を見ながら気を揉むしかなさそうです。
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