4/21〜4/27のSANFRECCE Diary


<02.4.27> 広島フットボールによると、ガジエフ監督が体調を案じて大木は昨日は別メニュー。また梅田が左足首を故障し、沢田と共に欠場の見込みだそうです。昨日の練習ではトゥーリオ、ビロング、川島による3バック+茂木のワントップと言う布陣も練習していたそうですが、おそらくそれは試合終盤のオプションでしょう。ガジエフ監督は「メンバーはまだ決めていません。茂木ですか?私も見たい(笑)...藤本をFWに使って2トップにするかも知れません。また、守りも3バックにするのか4バックにするのか、決めていません」と語っていたそうですが、大木と藤本のツートップ+4バックと言う布陣で行く可能性が高そうです。
 今日は鹿島のホームゲームですが、カシマスタジアムはW杯の準備のため使えず?ひたちなか市総合運動公園陸上競技場での開催となります。最寄りの駅(JR勝田駅)からはバスが出ていますが、本数があまり多くないのでご注意ください。またテレビ中継はありませんので、見に行けない方は両チームのオフィシャルサイトの速報ページ("LIVE ANTLERS"は映像と音声付きらしい)でご覧ください。
<02.4.26> 今年のナビスコカップは、J1の16チームで明日開幕します。サンフレッチェが属するのは鹿島、名古屋、浦和と同じD組。昨年以降、この3チームと公式戦を10回戦いましたが、勝ったのはわずかに一度だけという相性最悪の組に入ってしまいました。「最終兵器」久保が不在で後半には森崎和、駒野がいなくなる(もしかすると茂木も?)中で、これらを相手にどれだけ戦うことができるのか。チーム全体の底上げが課題となる大会になるでしょう。
 明日の初戦の相手は鹿島。曽ケ端、中田浩、小笠原、柳沢、鈴木と5人を代表に抜かれて戦力ダウンは必至ですが、しかしそれをカバーする人材は豊富です。実績のある長谷川、平瀬、本田。若く能力の高い野沢や青木。これらの選手が久々にチャンスを得て、代表組以上の高いモティベーションで来るものと思われます。
 これに対して広島は久保が不在。また清水戦で怪我をした(捻挫だったらしい)沢田の出場も微妙です。
       下田

駒野 ビロング トゥーリオ 川島

     森崎和 桑原
 梅田          ミロ
       藤本

       大木

SUB:尾崎、八田、中村、森崎浩、茂木
 清水戦では120分間無失点に抑えて守備面での成長を見せましたが、逆に攻撃面は絶不調。浦和戦の久保のゴール以来、295分間も得点できていません。名良橋、秋田、ファビアーノ、アウグスト、熊谷らが構成する強力な守備ブロックを、久保抜きの攻撃陣がどうやって切り崩すのか。そこにゲームのポイントがあると言って間違いありません。久々出場のミロ、途中からの投入が予想される森崎浩と茂木の働きに、期待したいと思います。
<02.4.25> 先日の清水戦の評価を各サイトで見ていると、ポジティブなものとネガティブなものが相半ばしている、と言う印象を受けます。サッカーの見方、評価の仕方は人それぞれなのは当然なのですが、それにしてもこれだけ分かれるのはなぜか。清水戦の無失点と無得点のどちらをより重視するかという点とともに、後半の半ばまでの内容とそれ以降の内容のどちらに重きを置くかという視点の違いが大きいのではないか、と思います。
 両者ともそれぞれの特徴を出してイーブンだった前半はさておき、後半の途中まではほぼ清水のペースだったのは間違いないでしょう。広島は久保を一人前線に残して後ろに固まり、ロングボールを蹴ってカウンターと言うトムソン時代のような形しか作れなかったのは事実でした。昨年のようなワンタッチ、ツータッチの流れるようなパス交換は影を潜め、見られるのは個人の能力に頼った力任せの攻撃のみ。そして頼りの久保も3人がかりのDFに潰され、ファールをアピールするのが精一杯。そこには「理想」とはかけ離れた、現実的なサッカーしかありませんでした。いくら守備を重視してきた監督だとは言え、これはサッカーとしては後退ではないか、と言う思いを強く持ったのは、私も同じでした。
 しかし後半終了間際から延長にかけて、突然サンフレッチェのサッカーが変わりました。清水のパスを高い位置でカットし、素早いパス交換から最短距離で相手ゴールに迫る。見ようによっては「同じカウンター攻撃じゃないか」と言う感想もあり得ますが、しかしスタジアムで見ていた印象は全く違うものでした。それまでは久保がボールを持っても大木以下はゆっくりと歩いて前線に上がることが多かったのに対し、終盤は複数の選手、それもビロングや川島などDFの選手も含めて一気に攻め上がるシーンが多く見られました。そこには安全重視の前半とは違う、チーム全体のリスクチャレンジの姿勢がありました。もちろんその前提として清水の足が止まっていたのに対し、広島の選手のフィジカルが強かった、と言うことはあるでしょう。しかし実際には広島も多くの選手が足を攣ったり攣りかけたりしていたわけで、そこにはもっと違うもの、単にフィジカルの問題以上の「意識の差」があったように思えました。
 バランスを重視するガジエフ監督は、昨年までの弱点を修正するためにキャンプからずっと守備練習中心に行ってきているそうです。それが成功している、とはまだ言えませんが、しかしそれによって選手達の守備意識が相当高くなっているのは間違いない、と思います。清水戦でも途中までは大木や藤本がDFラインの近くまで下がって守るシーンが多く見られたのは、そのためだと思います。しかし、そればかりではやはり「バランス」が悪いのは当然で、攻めに入っても前線に飛び出して行くシーンがほとんどなくなってしまい、それによって久保一人が奮闘するような状況になったのだ、と思います。昨年の今ごろは、3トップが前に張り付いたままで中盤が空いてしまう事が多かったのに対し、今年は久保以外の攻撃陣が下がって守備に参加して、なかなか上がって来ない、と言うように、現象自体は昨年とは逆です。しかしこれは、選手が指示された通りに動いているだけでなかなかその枠を破れない、と言う意味では同じなのかも知れません。
 「引き分けよりも勝ちが欲しい」と言う強い気持ち。それも一人二人のものではなく、チーム全体がそう言う意識を保って連動してリスクチャレンジすること。相手よりも一瞬でも速く攻守を切り替えて、全力で攻撃に入り、また全力で守備に戻ること。延長に入ってようやくそれが見えたことが観客の感動を呼び、無得点だったにも関わらず良い余韻を残してゲームを終えることが出来たのだと思います。昨年不調に喘いだ横浜FMやJ2から上がったばかりの仙台が勝ち続けているように、今のJリーグに戦力の大きな差はありません。違うのはチームを貫くコンセプトと、そしてそれをやり遂げようとする選手の戦術理解の高さ、そして意識の持ちようだと思います。今の広島は若い選手が多いため経験が少なく、自信を失ってしまうと取り戻すのに時間がかかります。また昨年と同じロシアの監督だとは言え、チーム作りのコンセプトが違うためまた一からの作り直しになっています。従ってこれまであまり結果が出ていないのは当然で、ここまでどれだけ伸びたか、今後どう改善されて行くかが重要です。昨年の今ごろは4バックにしたり3バックにしたり迷走を繰り返し、最下位にも転落していましたが、今年はそこまでひどくはないわけで、これから徐々に良くなって行く可能性は十分にあります。少なくとも我々ファン、サポーターは、昨年同様に「ベンゲルでさえ半年かかった」と唱えながら?もう少し我慢して見守る必要がありそうです。
<02.4.24> サンフレッチェは昨日広島市内のホテルで株主総会を開き、久保社長は2期連続で黒字計上を報告。「『皆様のご支援により、前年度に続いて2期連続の黒字を計上することができました』と、株主・支援企業・支援団体、ならびにサポーターに対し、感謝の意を表明した」(広島フットボールによる)とのことです。これまでの4月決算から1月決算となったため売り上げは減ったものの、観客増やステージ3位入賞により利益は前年度の1200万円から3200万円に伸長。まだ大きな累損はあるものの、かつての赤字体質は確実に改善された、と言ってよさそうです。今後は着実に観客数を伸ばすこと、少々の事があってもJ2落ちしないような戦力基盤を確立すること、そして「常に優勝戦線に絡めるチーム作り」(久保社長・広島フットボールによる)を進める事が課題となりそうです。
<02.4.24> 昨日日本サッカー協会はトゥーロン国際大会に出場するU-21代表を発表し、広島からは森崎和、駒野の二人が選ばれました。今回選ばれたメンバーは、
【GK】藤ヶ谷(札幌)、黒河(清水)
【DF】三田(新潟)、茂庭(FC東京)、富沢(東京V)、井川(G大阪)
【MF】森崎和、駒野(広島)、石川(FC東京)、杉本(C大阪)、鈴木(浦和)
    阿部(市原)、山瀬(札幌)、茂原(川崎)、中里(湘南)
【FW】松井(京都)、前田(磐田)、飯尾(川崎)、田原(横浜FM)、田中(浦和)

※サンフレッチェの横内コーチも帯同します。
 広島フットボールによると森崎和は「選ばれて本当に嬉しいです。ヨーロッパの強豪と戦うことになるのでその中で自分の持ち味を出し,自分をアピールしたいです。どのチームに入っても自分のレベルでプレーすることが一番大事なことだと考えています」と、また駒野は「選出されて嬉しいです。大会では,自分に足りないものは何かを探して来たいです。どんどん前に出て行くプレーを出したいです」とコメントしています。
 なお、ワールドユースのメンバーからは佐藤寿(C大阪)、青木、羽田(鹿島)、永井(柏)、池田(清水)、森崎浩(広島)らが「落選」。今季Jリーグに出場していない選手はともかく、レギュラー格の池田、森崎浩が選ばれていないのは少々不思議です。(噂によると各クラブ2名まで、主力の招集は拒否できるというルールだったとか?)しかしこれは、サンフレッチェにとっては非常にありがたいことと言えるかも。トゥーロン国際は5/7開幕ですが、U-21代表メンバーは5/3からトレーニングのため拘束されます。従ってナビスコ杯で出場できるのは第1節、第2節の2試合のみで、後の4試合は彼ら抜きで戦わなければなりません。サンフレッチェにとってはチーム戦術を固めるための大事な試合ですから、一人でも欠けて欲しくはない、と言うのが本音でしょう。また森崎浩にとっても同じことで、監督が決まっていないU-21代表に招集されて試合に出れるかどうかも分からない状態でいるよりも、兄のいないチームでどれだけのことがやれるのかを試す事が出来るわけで、これはめったに無い良いチャンスではないでしょうか。久保、森崎和、駒野が(たぶん茂木も)いないチームがどれだけのことができるのか、誰が代わりに出てくるのか、ナビスコ杯後半戦が楽しみです。
<02.4.23> 昨日キリンカップに向けての日本代表メンバーが発表され、サンフレッチェからは久保選手が選ばれました。今回選ばれたのは、次の25人。
【GK】川口(ポーツマス)、楢崎(名古屋)、曽ケ端(鹿島)
【DF】宮本(G大阪)、中田浩(鹿島)、田中、服部(磐田)、波戸、松田、中澤(横浜FM)
【MF】稲本(アーセナル)、戸田、三都主、市川(清水)、福西(磐田)、中村、奥(横浜FM)、小笠原(鹿島)、森島(C大阪)、明神(柏)
【FW】柳沢、鈴木(鹿島)、西澤(C大阪)、久保(広島)、山下(仙台)
 コスタリカ戦の代表メンバーは全員選出され、これに川口、稲本、奥が加わりましたが、一方で名波、中山などは入りませんでした。トルシエ監督は会見で、W杯メンバーの80%はこのメンバーから選び、その他の20%は中田英、小野と故障中の森岡、高原らの中から選ぶ意向を示したとのこと。高原の病気(ポーランド遠征のビジネスクラスのシート上で爆睡したのが原因で、「エコノミーシート症候群」になったとか)からの回復次第ではありますが、久保がW杯メンバーに入る可能性はかなり高くなった、と言って良いのではないでしょうか。久保は「左足の状態もかなり良くなってきています。試合に出場するチャンスがあればゴールを狙っていきたいと思います。ゴールに向かっていくプレーが自分の特長だと思うので,アピールできるよう頑張ります」とコメントしていますが、トルシエ監督は既に久保の実力は分かった上で選んでいるはず。どんな場面で出場しても最大限に力を発揮できるよう、他の選手とコミュニケーションを取ってコンビネーションを合わせて欲しいと思います。
<02.4.22> 前節まで5位の清水をビッグアーチに迎えた3連敗中のサンフレッチェは、両チーム合わせて37本のシュートを放つ乱戦の結果0-0で引き分け、久々に勝ち点1を取りました。
 ミロが出場停止のサンフは、桑原が今季初めて先発して次のような布陣でした。
       下田

駒野 ビロング トゥーリオ 沢田(→川島13分)

     森崎和 桑原
梅田(→中村90分)     藤本(→茂木113分)
     大木(→森崎浩59分)
        久保

SUB:尾崎
 開始早々、サンフはビッグチャンスを得ます。左サイドのFKを森崎和がポーンと浮かせてDFラインの裏へ。飛び出した藤本がDFを引きつけてマイナスのパスを出すと、これを大木が倒れ込みながらシュート!DFが弾いた(後でビデオで見たら伸ばした腕に当たっていた)ボールを、今度は桑原がシュート!誰も一歩も動けない強烈なボールでしたが、しかしこれはポストを叩いて桑原のJリーグ初ゴールはまたもお預けとなりました。その後は両チームとも高い位置からのプレッシャーとワンタッチ、ツータッチでの速いパス回しで素晴らしいサッカーを展開します。両チームとも攻撃の起点は主に右サイド。清水は4分、7分に市川のクロスからチャンスを作ったのに対し、広島は7分の梅田のクロスを始めとして駒野、梅田のコンビで三都主の後ろのスペースを何度も脅かします。23分にはロングパスを受けた久保が右サイドからペナルティエリアに進入しましたが、清水のDFが後ろから押して倒します。しかし判定はノーファール。この日の清水はDF3人がかりの「久保シフト」を引いており、久保は何度も(うち3度はペナルティエリア内。それも後ろから!)倒されますが、W杯で主審を務める上川氏の「国際基準」ではセーフだったらしく、一度も取ってもらえませんでした。
 前半13分には沢田が足首を押さえて倒れて川島に交代。清水はここを狙って右からの圧力を強めます。またいつもやられる澤登のテクニックと戦術眼も健在で、平松のドリブルとともに中盤を支配します。逆にサンフは、清水の攻撃力を警戒して全体的に引き気味の布陣。久保をワントップにし、梅田、藤本、大木が2列目から守備にまで参加します。攻めは主にカウンターから。34分には藤本のドリブル突破から久保が抜け出してシュートを放つもGKの正面。その直後の藤本のFKは、ポストとバーが交差する角を激しく叩きます。前半は両チームとも同じくらいのシュート数、同じくらいの決定機で、一進一退のまま終了しました。
 後半立ち上がり、久保を起点に何度か広島が攻撃の形を作りますが、その後は清水のペース。特に元サンフレッチェの吉田康弘の働きは秀逸で、中盤にこぼれたボールをことごとく拾って攻撃に繋げます。サンフの中盤は徐々に下がってDFラインに吸収されてしまい、清水が攻めに攻めます。後半26分には三都主のクロスをバロンに叩き込まれますが、これは幸いにもオフサイド。サンフは最終兵器・久保に全てを託しますが、しかし清水の執拗な守備は突破を許しません。しかしその後、耐えに耐えていたサンフはようやく押し返し、ラインを高く上げて攻勢に出ます。まずは後半39分、藤本のドリブルから得たチャンスに久保と森崎浩が絡んで決定機となったのを手始めに、藤本のCKから川島がヘッド、あるいは駒野のクロスを森崎浩と梅田がスルーして久保が飛び込み、更にロスタイムにはビロングのクロスに梅田、久保のドリブルシュート、川島のヘディングシュートと清水ゴールを何とかこじ開けようとします。しかしこの日大当たりの黒河のセーブと37歳の大ベテラン・大榎の奮闘でゴールを割ることが出来ず、広島にとっては今季初めて、清水にとっては今季5回目の延長突入となりました。
 ビッチ上に倒れ込んで、攣りそうになる足のマッサージを受ける選手達。その中でどうしても回復しない梅田がピッチを去り、代わって中村が左WBの位置に入ります。中村はこのポジションは初めてだったそうですが、これが結果的には大成功。この時間帯、清水にとっては唯一の攻め手だった右サイドを封じられ、サンフがほぼ一方的に攻めます。その起点は、2列目に上がった森崎兄弟。高いキープ力と視野の広さで清水の中盤を翻弄し、何度も清水のDFラインを切り裂くパスを出します。代表疲れで体調不良だったと言われる戸田は、ファールで止めるのが精いっぱい。吉田のミドルシュートとワンツーから抜け出してのシュートには肝を冷やされたものの、それ以外はサンフが攻めに攻めます。立ち上がりに藤本が抜け出してGKと1対1からシュート。14分に森崎浩の決定的なシュート。更に交代出場の茂木が絡んで27分の川島の決定機。更には久保の突破に茂木が飛び込むシーン。これでもか、これでもかと清水のゴールを脅かしますが、どうしても黒河の牙城を崩すことが出来ません。全員で守り、全員で攻める。その姿に、スタンドも大声援を送ります。しかしその甲斐もなく結局は無得点のまま試合終了。ホームの観客は、またもやゴールシーンを見ることなく終わってしまいました。
 広島フットボールによると、試合後ガジエフ監督は「今日は、今季のベストゲームだった。勝った試合でもチーム全体でやっていなかったが、今日はチームとして戦った」と語っていましたが、まさにそのとおり。両サイドを抑える、バロンをフリーにしない、コミュニケーションを密にとって2列目からの飛び出しをケアするなどなど、守備の約束事はしっかりとこなして120分間無失点で凌ぎました。また特に延長に入ってからのリスクチャレンジの姿勢もまた見事なもので、足が攣るまで(いや、攣っていてさえ)ボールを追い、相手ゴールに向かって走り、守備に戻る姿は感動的でした。後半、引きすぎて相手を自由にさせてしまったところやリズムの良い時間帯に点が取れなかったことなど不満な点はまだまだあるものの、ようやくガジエフ・サッカーが浸透してきた手ごたえを感じるゲームだった、と言えるでしょう。これから2ヶ月半のブレイクとなり、代表組(U-21代表やU-19代表も含めて)抜きでナビスコ杯を戦わなければならない等、チーム作り上の難しさはあるでしょう。しかし、今やっていることを続ければ、良いサッカーを続けて行けば必ず好転するはず。(京都のように!)それを信じて、再開に向けて頑張って欲しいと思います。
<02.4.21> 昨日配信の広島フットボールによると、横浜戦前に捻挫した久保はまだ状態が良くないとのこと。従ってその調子次第では、大木の1トップから茂木の初先発の可能性もありそうです。茂木はコスタリカ戦の前に行われたU-19代表のマレーシア戦でも先発してゴールを決めていますし、また昨日の練習でも素晴らしいゴールを決めているそうです。ガジエフ監督も「非常にいい。経験はないが、長い時間プレイさせてみたい選手だ」と絶賛しているとのことで、先発起用でなかったとしても、展開によっては早い段階で登場するかも知れません。
 今日の会場はビッグアーチで、キックオフは15:30。先着1万名様に「12番」の応援フラッグがプレゼントされます。今日の広島地方は雨ですが、夕方になるに従って回復してくるとのことですので、スタンドを紫の旗で埋め尽くしたいものです。またファンクラブ会員限定の紫熊倶楽部編集長・中野和也氏の「見どころ解説」は14:30からの予定です。テレビ中継は、NHK-BSで生中継がありますので、スタジアムに行けない方はテレビの前で応援を。
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