5/19〜5/25のSANFRECCE Diary


<02.5.25> 今日のアイルランド戦の会場は、島根県の出雲市と大社町の境目にある浜山運動公園競技場となっています。開場は10時、キックオフは15時で、12時半から小学生によるエキシビジョンマッチが行われます。会場周辺は通行規制が行われ一般の車両は乗り入れできないそうで、観戦に行く人はシャトルバスか公共の交通機関を利用するしかありません。シャトルバス乗り場はJR出雲市駅北口の他、出雲市役所、西出雲駅など6ヶ所が用意されています。公共交通は路線バスと一畑電車があり、一畑の「浜山公園北口駅」なら試合会場まで歩いて1kmですので便利かも。ただ電車は1時間に1本程度しか出ていませんので、利用される方はご注意ください。今日の天気予報は終日晴れとなっていますので、雨具の用意は必要無さそうです。また現地に行けない方は、スカパー140chで午後2時50分から生放送があります。ロイ・キーンの離脱でがっかりした人も多いかと思いますが、その他の選手もほとんどがイングランド・プレミアリーグに所属する一流選手。彼らがどんなプレーを見せるのか、これにサンフレッチェの選手がどのように対抗するのかに注目したいと思います。
<02.5.24> 明日は島根県大社町の浜山公園陸上競技場で、アイルランド代表との親善試合が行われます。これまでW杯のアイルランドは、90年のイタリア大会ではベスト8,94年のアメリカ大会ではベスト16まで進出しています。今大会の予選ではオランダ、ポルトガルと一緒と言う非常に厳しい組に入りましたが、粘り強い戦いを見せてこの両チームに1勝3分け。結果的にオランダを蹴落としてグループリーグを2位で通過し、アジア3位のイランとのプレーオフも余裕でクリアして3回目の本大会進出を決めました。キャプテンのロイ・キーン(マンチェスター・ユナイテッド)やFWロビー・キーン(リーズ)、GKシェイ・ギブン(ニューカッスル)、DFイアン・ハート(リーズ)などメンバーはイングランド・プレミアリーグの選手ばかり。グループリーグはドイツ、カメルーン、サウジアラビアと同組でこれもなかなか厳しい組み合わせとなりましたが、決して諦めることの無いスピリットできっと本大会でも旋風を巻き起こすに違いありません。ただ、アイルランドのキャンプ地出雲市への到着は今日。ロイ・キーンがコーチ陣と衝突して事前キャンプ地のサイパンから帰国してしまった、と言う話もあり、明日の試合でトップフォームのアイルランド代表を見るのは難しいかも知れません。
 これに対するサンフレッチェですが、代表でチームを離れていた久保、森崎和、駒野、茂木がチームに合流済みで、オランダのトライアルを受けていた藤本も戻っています。怪我の下田、上村、服部、桑原、森崎浩、ミロ、梅田は無理でしょうが、それ以外の選手は出場できるものと思われます。練習試合と言うことで多数の交代ができるものと思われますので、1人でも多くの選手が出場して、そして世界のトップのプレーを肌で感じて欲しいものです。一応先発を予想すると、次のような感じになるものと思われます。
       尾崎

   川島 ビロング トゥーリオ
駒野            中村
    沢田   森崎和

       藤本

   大木      久保
 注目の久保ですが、「日本代表ニュース」によると「アイルランド戦の出場が微妙となっている」とのこと。精神的、肉体的にコンディションが悪いのかも知れませんが、出来れば短時間でも出場して、そしてその能力が世界に通用するところを見せて欲しいものです。
<02.5.23> 欧州遠征から帰国後休みを取っていた久保選手が、昨日からチームに合流しました。広島フットボールによると練習に来てすぐ森崎浩に声をかけ「どうしたん。また怪我したんか。何しとんやあ」と笑うなどいつもの「機嫌のいいときの久保そのまま」だったそうで、周囲は余計な気を使う必要もなかったとのことです。昨日の久保は軽いジョギングに終始しましたが、アイルランド戦にも問題なく出場できるかも知れません。
<02.5.22> 昨日広島スタジアムでサテライトと大分との練習試合が行われ、1-1の引き分けに終わりました。サンフレッチェのメンバーは、GK:林、DF:西嶋、河野、八田(→沖本24分)、佐田、MF:山形、李、西村、高橋(→木村45分)、FW:茂木(→須田45分)、中山。広島の得点は前半15分で、得点者は高橋でした。
<02.5.22> 昨日サンフレッチェは、GK加藤竜二選手の退団を発表しました。加藤選手は2000年に札幌からブラジルに渡り、その後サンフレッチェに移籍。以後サブの選手として、あるいは若手選手の相談役として貴重な役割を果たしてきました。特に久保選手とは良き「飲み友達」だったそうで、彼の話し相手として様々な悩みや苦しみを受け止めていたそうです。昨年のセカンドステージでは、J2落ちが間近に感じられた東京V戦に途中出場。また神戸戦では出場停止の下田に代わって先発出場し、勝利に貢献しました。広島フットボールによると加藤選手は「去年の神戸戦は、本当に印象に残っています。ああいう苦しい状況チームが一つになれたこと。そこに、僕が貢献できたこと。それが、嬉しかったですね」と語っています。今後については「これから先のサッカー人生は、決して長くない。今はサブにも入っていない状況だし、試合にかかわっていける状況に身を置きたかった。広島は、尾崎さんがいればシモに何かがあっても大丈夫だし、林も伸びてきた。僕の役割は終わりました」として、今後JFLのチームに移籍してプレーするとともに指導者としての道も模索するとのことです。その明るいキャラクターで選手にもサポーターにも愛された彼なら、新天地でもきっと成功できるはず。彼の行く手に幸あれ、と願わずにはいられません。
<02.5.22> 広島フットボールによると、最近海外に行っていた森崎和、駒野、藤本の3人が相次いで帰国し、チームに合流しているとのことです。この中でU-21代表のキャプテンとして全試合に出場した森崎和はかなり自信を深めて来た様子。「トップ下でやりました。いい感じで回すことができましたよ。特に、ダイレクトパスで回すと、相手がついていけなくなる...ウチのチームでもこれから挑戦したいと思います」と、語っています。またNACブレダの練習に参加してきた藤本は、疲れも見せずに昨日の練習に参加していたそうで「DFはみんなデカイし、足元でボールをもらっても全部長い足で掻き出されてしまう。だから、ボールは足元でもらったらあかん、と実感しましたね。こういうのって、行かないととわからんことですから」と貴重な経験になった、と語っています。NACの監督は獲得の意志を明らかにしたそうで、「移籍することが濃厚とになったと報じられている」(日本代表ニュース)とのことですが、藤本本人は「今は当然、僕もサンフレッチェの人間ですし、チームをどうやってよくするか、ということしか考えていません」として、アイルランド戦への意欲を見せているとのこと。オランダで何を学んできたかを、土曜日のゲームでぜひ見せて欲しいものです。
<02.5.21> W杯期間中のサンフレッチェの予定ですが、5/25のアイルランド戦の後は2週間のお休みに入ります。その後、キャンプ(噂によると別府になるらしい)を行い、リーグ再開に向けて戦術の熟成を図ることになります。またそのキャンプ期間中から再開までの間に3,4試合の練習試合を予定しているとのことです。
<02.5.19> 昨日サンフレッチェは愛媛FCと練習試合を行い、茂木のゴールで1-0で勝ちました。
 広島フットボールによると、サンフレッチェのメンバーは次の通り。
       【前半】                 【後半】

        尾崎                    林

    川島 ビロング トゥーリオ     西嶋   河野  八田   佐田
西嶋              中村
      沢田  松下              李   トゥーリオ

        山形             須田          西村

     高橋    大木             中山    茂木
 モティベーションやコンディションの面で問題があったのか、ゲーム内容はぱっとしないものだった模様。特に山形のところでボールを失うことが多く前半は中盤がほとんど機能していなかったそうです。そんな中で光っていたのは茂木。得点は須田の右からのクロスを頭で合わせたもので、全体的に動き出しの早さ、タイミング、身体の強さなどで素晴らしい動きを見せていたとのことです。
 また愛媛FCには昨年まで在籍していた吉田幸生選手が登場し、生き生きとしたプレーを見せていたそうです。愛媛FCは5節を終わって2勝1分2敗で8位に付けていますが、吉田はツートップの一角としてレギュラーを取っています。松山市で水泳のインストラクターなどのアルバイトをしながらのプレーで「寝る暇もないっす。明日も仕事です」と言っていたそうですが、それでも試合に出る嬉しさに満ちている様子だったそうです。
<02.5.19> トゥーロン国際トーナメントで3位決定戦に進出したU-21日本代表はイングランド代表と対戦し、0-0の後のPK戦を制して過去最高の3位になりました。森崎和と駒野はこの試合にも出場し、駒野は右足での強烈なミドルシュートを放つなど活躍した模様。また森崎和はPK戦で外してしまってひやりとさせたそうですが、最後にはキャプテンとして3位のトロフィーを受け取り満面の笑みを浮かべていた(スーパーサッカーの映像より)のが印象的でした。アテネ五輪を目指すU-21代表はまだ監督が決まっておらず、またナビスコ杯を優先した選手も多かったためベストとは言えないメンバーでした。昨年もほぼ同じチーム(U-20代表)で参加して一つも勝てずに終わってしまったので、今年参加する意義があるのかどうか疑わしいと思っていましたが、このような結果を残してかなり自信をつけることが出来たのではないでしょうか。とりわけ森崎和がキャプテンとしてチームを引っ張り良い結果を残した事は収穫です。アテネ五輪に向けて、そして4年後のドイツW杯に向けてますますのレベルアップを果たして欲しいものです。
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