1/19〜1/25のSANFRECCE Diary


<03.1.25> サンフレッチェは昨日、今季の体制を発表しました。監督はもちろん小野剛氏。望月コーチ、影山コーチ、加藤GKコーチに加えてアビスパでコーチを務めていた牧内氏とU-21代表に帯同していた横内氏を新たにスタッフに加えて、今季のトップを指揮します。また96年シーズン以来不在だったフィジカルコーチに、磐田でフィジカルコーチを担当していた生駒武志氏を採用。昨年まで見られた「アウェイでの弱さ」を解消するためのコンディショニングの改善が期待できます。ユースダイレクターには、G大阪監督としてJユース杯を制した高橋真一郎氏が復帰。森山監督と協力して、ユースのレベルアップを図ることになります。更に昨年後半に監督を務めた木村孝洋氏は、育成・普及チーフコーチとして若いカテゴリーの指導をすることになりました。
 逆に、長年サンフレッチェの「顔」としてチーム作りに貢献してきた今西和男氏が総監督を辞任し、今後は強化部を離れ、地域社会や企業、団体との折衝、交渉などのクラブ業務を担当する事になりました。今西氏は1941年1月12日生まれの62歳。現役時代はディフェンダーで、東洋工業の黄金期を支え日本代表にも選ばれました。若くして膝を痛め引退してしばらくは普通のサラリーマンをしていたそうですが、82年にマツダサッカー部の副部長に就任。その後監督を経て日本では珍しかったGMの立場に立って、オフト、バクスターら外国人指導者を招いてチーム作りを進めました。そしてJリーグ開幕に向けてブンデスリーガでプレーしていた風間を呼び寄せ、高木、森保、前川ら無名だった選手達を代表選手にまで育てて、94年のステージ優勝につなげました。また、ヤンセン時代の失敗や主力の大量放出、トムソン時代の苦しみを経ましたが、2001年にはヴァレリーの元久々にステージ3位の好成績を挙げました。その後更なる飛躍が期待された昨年は監督人事の失敗を繰り返してJ2降格という結果を招いてしまいましたが、それでこれまでの今西氏の功績が無くなるわけではありません。むしろ森崎兄弟を初めとする若い力が伸びてきて、将来への明るい光が見えている事もまた、今西氏が総監督として采配を振るってきたおかげだと言って良いはずです。この時期に退任すると言うことは「J2降格の責任を取った」と見られかねないのですが、62歳は世間的に見れば定年退職しても不思議ではない年齢です。その上チームでは、織田氏が強化部長に就任した数年前から、既に「世代交代」の流れができています。従ってこれはチーム方針の転換でも何でもなく、「今西路線」の更なる発展を狙ってのもの、と言っても良いと思われます。今西氏には「お疲れさま。これまでどうもありがとう」との言葉をかけたいと思いますし、また後を引き継いだスタッフには今西氏を心配させないよう、しっかりとチーム作りを進めて欲しいと思います。
<03.1.25> 今朝の中国新聞によると、トゥーリオの水戸への期限付き移籍が決まりました。ブラジル出身で渋谷幕張高からサンフレッチェ入りしたトゥーリオは、デビュー戦でいきなりゴールを決めるなど貴重な戦力として2年間を広島で過ごしました。が、昨年後期は精神的な不安定さが災いして出場機会が激減。シーズン終了後には移籍志望とも思える言葉を口にしていました。
<03.1.25> サガン鳥栖は昨日、井手口の完全移籍での加入を発表しました。鳥栖には中村も移籍を決めていますので、昨年一緒に戦った2人は今年は対戦相手として対することになりました。鳥栖には元広島のGK山口がいます(クビになっていなければ...)し、福岡には川島が、更に新潟には上野に続いて栗原も加入しています。彼らのほとんどはサンフレッチェでは戦力外と判断されてチームを移ったと言う経緯があるだけに、広島相手の時はいつも以上に闘志を燃やして向かってくるはず。サポーターとしては懐かしさもありますが、警戒も必要かもしれません。
<03.1.25> 昨日サンフレッチェは、今季の背番号を発表しました。それによると、注目の10番はエルツェグ。昨年技術の高さを見せながらもコンビネーションが合わずに1ゴールに終わった元クロアチア代表に、今年は中心選手としての働きを期待している、と言うことだと思われます。また11は将来のエースとしての期待が高まる茂木。U-20代表としてワールドユースで活躍して、チームでもレギュラーを取る年になる、と期待できます。更にリカルド、サンパイオの両外国人はそれぞれ2と6。彼らにもまた、チームの主軸としての働きが期待されます。その他を含めた今季の背番号は次の通り。
1 下田  崇
2○リカルド (仙台)
3 沢田謙太郎
4 桑原 裕義
5 駒野 友一
6○サンパイオ(柏)
7 森崎 浩司
8 森崎 和幸
9 高橋  泰
10*エルツェグ
11*茂木 弘人
12 【サポーター】
13◎松浦 宏治(阪南大)
14 山形 恭平
15 松下 裕樹
16 梅田 直哉
17 服部 公太
18 八田 康介
19 上村 健一
20 大木  勉
21 林  卓人
22 河野 淳吾
23 李  漢宰
24 西嶋 弘之
25 須田 剛史
26◎高木 和正(香川西高)
27 中山 元気
28 佐田聡太郎
29 西村 英樹
30◎大久保裕樹(市立船橋高)
31◎河原 正治(奈良育英高)
32◎田中 俊也(星稜高)
33 尾崎 勇史
34◎木村 龍朗(広島ユース)

(◎は新加入。○は移籍加入。*は背番号が変わった選手。)

<03.1.25> 今季新しくなるレプリカユニフォームの販売要項が、昨日サンフレッチェから発表されました。販売開始は3/15のホーム開幕戦の試合会場から。V-POINTでの販売はその翌日からとなります。価格は9,800円ですが、ファンクラブ会員は7,840円で購入できます。先行予約は今日の14:30から2/20までで、V-POINT(tel:082-248-3317)で先着200着に限り行われます。こちらは3/12(水)に商品をお渡しできるとのことです。
<03.1.24> このところJ1、J2各クラブによる新戦力補強の発表が続いています。そんな中、サンフレッチェはリカルドの正式発表があった以外は音沙汰無し。織田強化部長の言う「隠しダマ」も隠れたままに終わりそう?な気配で、ファン・サポーターとしては少々不安を感じます。とりわけ今年に入ってから久保、藤本の移籍が確定して昨年比での戦力ダウンも予想されるだけに、これで本当にJ1昇格を勝ち取れるのか、と心配な向きも多いのではないでしょうか。
 ライバルとなるであろう各クラブを見ると、まず派手な動きが目立つのは新潟。ボランチとして山口素弘を補強したのを手始めに、上野、杉山らベテランを補強。昨年鳥栖で大活躍した森田も獲得した上に、昨日元サンフレッチェの栗原の移籍を発表しました。天皇杯では反町監督の元で組織力の高さを見せた新潟でしたが、ことゴール前になると「マルクスにお任せ」のチームだったように思います。しかし天皇杯ではそのマルクスが封じられたときに攻め手がなくなることを露呈したわけで、そこでFWの駒を増やそうとしている事は理解できます。しかし、新潟はFWよりもむしろサイド方が問題なのではないでしょうか。天皇杯でも活躍した寺川が大分に移籍してしまい、京都にレンタルした鈴木慎も少なくとも今年は戻ってきません。いくらFWに人を揃えても、クロスを上げる人材がいるのかいないのか。どうも補強がイマイチちぐはぐな印象を拭えません。
 ちぐはぐ、と言えば札幌も同じ。ウィルを復帰させただけでなく、ボランチのベットと攻撃的MFのロベルチを補強して前線の層を厚くしました。これで山瀬の穴も埋めることができる、と言うことなのでしょうが、しかしここの問題はむしろDFでしょう。そこに効果的な補強が為されていないようには見えないだけに、サンフの攻撃力をもってすれば恐れることは無い、と言う気がします。
 そういう意味では,他クラブもおそらく同様です。それぞれ着々と戦力の整備を進めていますが、しかしあてにしていた選手にオファーを出してもJ1と競合すれば逃げられる(その上主力にもJ1に逃げられる)と言う図式が成り立っているような気がしてなりません。資金的な余裕があまり無いことや「J2」と言うステータスの低さが災いして、思うように補強が進まないチームの方が多いのではないでしょうか。
 逆にサンフは、昨年J2降格が決まった時点から今季に向けて動いています。久保、藤本の引き留めには失敗したものの、その他の選手は全て今年の契約を結んでいます。その上、中盤のサンパイオ、DFのリカルドと日本で実績のある選手を補強。つまり昨年のメンバーをベースに弱点を効果的に埋めるというチーム作りは既に大方終わっていて、今から焦る必要は全くない、と言う事なのだろうと思います。
 そして、サンフには出番を待っている若手選手が沢山います。U-22世代の森崎兄弟や駒野は既にチームの主力となっていますが、その他にもこの年代から下にはキラ星の如きメンバーが揃っています。昨年は中山、林、李が思っても見なかった見事なデビューを飾ってそのポテンシャルと成長度合いを見せてくれましたが、今年はもっと多くの「驚き」があるはずです。今までゲームで見たことも無かったような選手が、来年の今頃はバリバリのレギュラーとして活躍している可能性もあるでしょう。そう考えるとここで下手な補強をするよりも、若手の台頭を待つ方が期待できるし、また可能性も高いのではないかと思います。(少なくとも昨年の移籍選手よりはよほどあてになるはず。)
 「J2はJ1とは違う」とは各方面で聞く言葉ですが、私が一番気になって、なおかつ気に入っているのは「シーズン当初は下手だった選手が見違えるように上手くなる」と言うフレーズです。J2が厳しいリーグである事は間違いないのですが、しかしそうは言っても2部リーグです。選手のレベルも低ければ審判のレベルもスタジアムのレベルも低い。それは動かしがたい事実でしょう。最初から引き分け狙いに来るチームもあるだろうし、「昇格候補相手」ということでモティベーションの高い状態で向かってくるチームもあるでしょう。これらを考えると今年のシーズンは、J2初経験のサンフには戸惑うことばかりだと思います。でも、そう言う状況だからこそできることはあるわけで、その一番大きいのは「冒険が許される」と言うことだと思います。例えば山形は外国人なしでやってたし、横浜FCの信藤監督は2-4-4と言う超攻撃的(かつ信じられない)布陣で戦ってたそうです。そんなことがサンフにできるとは思えないし、「奇策」を取る必要もないとは思いますが、でも、それを逆手に取ってもいいと思います。例えば土曜にホームが連続して水曜にアウェイが入っているゲームは、メンバーをそっくりサブに入れ替えて戦うとか。あるいはサンパイオ等のベテランを週1試合に限定して起用するとか。敢えて「捨てゲーム」を作るとか。なんせリーグ戦44試合と言うのはリバプール並?(プレミアリーグのクラブがチャンピオンズリーグの1次リーグで敗退する程度)の試合数ですから、選手を育成しつつやりくりしなければやってられない、と思います。
 今年のサンフに対する期待はいろいろある(J1昇格とか、J2優勝とか)のですが、私の一番求めているのは選手の成長です。昨年までサテライトで燻っていた選手や今年プロ入りした選手の多くが大きく成長してレギュラーを脅かすことができれば、J1昇格なんて自動的にできるだろうし、また来年以降本当に強いチームとして、J1ですら優勝争いができるようになるのではないでしょうか。
<03.1.23> 1/26に広島パルコで行われるイベントに、森崎和と茂木の2人が参加することになりました。これはサッカーショップKAMOとアディダスジャパンが行うもので、午後5時からサイン会とプレゼント大会(サイン入りスパイク・日本代表ユニフォームなどをプレゼント)が予定されています。サインが欲しい方は1/26(日)の10時から広島パルコ9FのサッカーショップKAMOで配付される参加券を受け取ってください。先着60名限定です。お問い合わせはサッカーショップKAMO(082-546-2603)までどうぞ。
<03.1.23> サンフレッチェは昨日、リカルド(リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ)選手の獲得を正式に発表しました。リカルドはブラジル生まれの25歳。98年に21歳でCFZdoRIOで初めてプロ契約してその年の8月に来日。鹿島で1年半、仙台で3年プレーしてJ1の44試合で3得点、J2の69試合で3得点の実績を上げています。この中で特に仙台では守備の要として活躍。ストッパーとして、あるいはボランチとしてJ1への昇格と残留に貢献してきました。昨年のシーズン終了間際に無免許運転で逮捕されて仙台を戦力外となりましたが、別に性格に問題があったからと言う訳ではなくJ1残留が決まってハメを外しすぎた、と言うのが真相だとのこと。本人は「二度とやらない」と反省しているそうですし、チームの和を乱すと言うこともなさそう。昨年なかなか安定しなかった守備陣の貴重な駒の1人として、活躍が期待できそうです。
<03.1.22> 週刊のサッカー専門誌2誌のうち私は「マガジン」を買うことが多いのですが、今週は「ダイジェスト」がお勧めです。まずはセンターページを開くと出てくるのが森崎兄弟で、「J談」に2人揃って登場しています。「新時代を担う黄金ツインズ モリサキのすべて教えます」と題した対談風のインタビューで、2人のリラックスした表情を見ることができます。その直後のスペシャルコラムも広島絡み。元中国新聞記者の早川文司さんが、「戦う力は十分にある J1復帰を信じている」と熱い気持ちを寄せています。また、モノクロページのトップのJリーグの移籍状況を書いた記事では、久保の移籍に関して受け入れた横浜の視点からだけでなく、失った広島がどのようにその穴を埋めるのか、が書かれています。更にこれはサンフの記事と言う訳ではありませんが、32ページから始まる「進化するディビジョン2」にも注目。単なる下部リーグとしてだけでない存在感を示すようになってきたJ2の今季の展望をまとめていて、「J2初心者」のサンフレッチェサポーターには必読、と言えるかも知れません。
#因みに今週の「マガジン」は横浜の立場から久保を取り上げている上に、広島出身の評論家である金田善稔さんと木村和司さんが横浜に対する期待を語っていて(まあ、彼らの出身クラブですから仕方ないのですが)少々「居心地の悪さ」を感じてしまいました。
<03.1.21> カタールU-23国際トーナメント(トヨタカップ2003と言うのが正式名称らしい)のグループリーグは昨日までに16試合を消化し、各組2試合ずつを残すだけとなりました。日本が属するA組は、日本は3戦全勝の勝ち点9(得失点差+6)で首位。既に4試合を終えたドイツが3勝1敗の勝ち点9の(得失点差+4)2位で、日本の2位以内が確定しています。(3位のスイスは1勝2敗の勝ち点3(得失点差+1)、4位のカタールは1勝2敗の勝ち点3(得失点差-2)、最下位タイは0勝3敗の勝ち点0(得失点差-8)。)日本は今日カタールとの最終戦を戦いますが、ここで勝つか引き分け、あるいは1点差以内の敗戦ならグループ1位となって決勝に進出します。なお、B組はエジプトが勝ち点7の首位で2位以内を確定し、これをブラジル、中国、チェコが追っています。
 ところでサンフレッチェからUー22代表に選ばれている林ですが、どうやら初戦のタイ戦と3試合目のドイツ戦に起用された模様です。(スイス戦は上野が起用されたらしい。)ドイツ戦では正確なロングフィードを前田に通し、3点目のアシストを記録したとのこと。昨年終盤に下田の怪我でチャンスを得た林ですが、このカタール遠征で更に大きく成長しつつある様子。残りの2試合で起用されるかどうかは分かりませんが、いろいろな経験を積んで、チームに持ち帰って欲しいものです。
<03.1.20> カタールで行われているU-23国際トーナメントに出場しているU-22日本代表は昨日ドイツに4-0で勝ち、A組トップに立ちました。これで日本は3連勝となり、既に4試合を消化しているドイツと勝ち点で並びました。明日のグループリーグの最終戦で勝つか引き分けると、グループ1位が決定して決勝に進出します。
 Jリーグクラブのレギュラークラスと高校選手権組を除いてチームを構成した今回のU-22代表には、広島関係ではGK林と香川西のMF高木が選ばれています。このチームがカタールでどういう戦いをしているのか、メンバーや内容など一切伝わってこない(誰か知っている人がいたら教えてください!)のですが、初戦のタイに苦しみながら勝った後スイスにも勝って波に乗り、ドイツに圧勝するなど試合をこなすごとにチームができ上がってきている、と言う印象です。今回のカタール遠征のテーマは、明らかに「底上げ」。アジア大会のメンバーをベースに、ユース代表とプラスアルファを加えて「50人くらいのチーム」(山本監督)から適宜ピックアップして五輪予選を戦う事を目指しています。サンフレッチェとしてはこのU-22代表にレギュラークラスを多く招集されることが多く、Jリーグを戦う上での不安が大きいのですが、今回この「B代表」がカタールで結果を出しつつあることで、大事なところで主力を取られる「危険性」は少々減った、と言えるのではないかと思います。少なくともミャンマーとバングラディッシュの勝者が相手になる2次予選は今回のメンバーを中心とした選考となって、Jリーグへの影響を少なくするように配慮するのではないでしょうか。U-23代表の次の相手は、アジアのライバル・カタール。まずはこれに勝って、そして優勝して自信を付けて帰ってきて欲しいものです。
<03.1.19> 今週のサッカーマガジンで、大住良之さんが天皇杯の試合会場について「臨機応変に考えるべき」と書いています。これは昨年末に行われた天皇杯準決勝を取り上げたもので、埼玉で「京都対広島」、長居で「市原対鹿島」が組まれたため、ファンが集まりにくかった、と言うものです。「天皇杯の危機」が叫ばれ「宿題」が山積みになっている中、こう言うファンを無視したような会場設定は止めるべきであると言う論旨で、「私は、そろそろカードが決定してから試合会場を決定する方式を考えてはどうかと思う」と主張しています。「Jリーグ時代になってから、サッカー観戦に訪れる人の相は完全に変わった。いまや、観客の主力をなすのは、『一般のサッカーファン』ではなく『特定クラブのファン』である」と言う認識と含めて、私は大住さんの意見に賛同します。
 このような天皇杯に関する問題は昨年初めて起こった訳ではなく、似たような事はこれまで度々起きていました。サンフレッチェ絡みでは99年の天皇杯4回戦。岐阜で広島対福岡のカードが開催されたのですが、この時の観客はわずか511人ととてもプロ同士とは思えないような観客数でした。名古屋の「準ホーム」である岐阜で、それも名古屋が瑞穂で試合を行っている時に広島対福岡のゲームを行う。このようなどう考えてもおかしいことが現実に行われていた訳で、それに対して2000年1月8日のDiaryで私は「少なくとも今後こう言う事のないよう、例えば4回戦の会場をどこにするかだけを決めておいて、どのカードをそこに持って行くかは対戦チームが決まってから決定する、とかの方法を取るべきだ」と書きました。そしてその文章を日本サッカー協会が募集していた「第80回大会に向けてのアイディア」に応募する、と言う形で送りました。これを協会の担当者が見たかどうかは分かりませんが(とは言え、届いていることは間違いない。なぜなら「当選しました」と言う手紙とともに天皇杯グッズが送られてきましたから)、あれから3年経って全く何も変わっていない、と言う事実には少々がっかりしてしまいます。天皇杯はアマチュア時代から続く伝統があってなかなか変えることができない、と言う事情は分からないでもありませんが、私の提案程度のことならすぐにでもできるはず。せっかくの伝統ある天皇杯の価値を自ら下げるようなことは、一刻も早く改革して欲しいものです。
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