10/5〜10/11のSANFRECCE Diary


<03.10.11> 広島フットボールによると、今日の先発は前節と同様となる可能性が高いもののツートップがどうなるか流動的だとのこと。大木、眞中は途中出場で結果を出している上に練習でも素晴らしいプレーを連発しているそうで、ひょっとすると先発から起用する、と言う可能性もありそうです。甲府のストッパー・仲田と池端は高さはあるものの、トニーニョ(大宮)やパラシオス(湘南)のような強烈な「強さ」は感じないだけにつけ入る隙はあるはず。早い時間に先制点を奪って、ゲームを有利に展開したいものです。
 今日の試合会場は小瀬スポーツ公園で、午後6時半キックオフ。12時からは国立競技場で高円宮杯の準決勝(サンフレッチェユース対静岡学園)が行われますが、千駄ヶ谷から甲府まで電車で2時間程度で行けますので、「ハシゴ」は十分に可能です。今日の関東地方は午後から雨の予報となっていて、特に盆地の甲府は夜になって急激に冷える可能性がありますので、雨具の用意だけでなく防寒の用意もお忘れなく。テレビ中継は、Jスカイスポーツ1(スカパーch306)で生放送です。
<03.10.11> 水戸に期限付き移籍中のトゥーリオは4/24に日本への帰化の申請をしていましたが、昨日法務局から承認されて日本国籍を取得しました。日本名は「マルクス闘莉王ユウジ・ムルザニ田中」 で、トゥーリオ→闘莉王、タナカ→田中と漢字にした以外はブラジルでの名前を生かした形となっています。過去にブラジルから帰化した選手は「吉村大志郎」のように完全に日本人らしい名前にしたり、あるいは「ラモス瑠偉」や「呂比須ワグナー」のようにブラジルでの名前の一部を使って日本名を作っていましたが、トゥーリオが長い日本名にしたところに母国であるブラジルへの、名前をつけてくれた両親への思いを感じます。これで「外国人枠」から逃れることができただけでなく日本代表に選ばれる可能性も出てきたわけですが、逆に言えばサッカー選手としての本当の勝負はこれから。日本人・闘莉王の今後に期待したいと思います。
<03.10.10> 明日の第38節は小瀬で甲府との対戦です。
 「3強」以外で唯一昇格の可能性を残している甲府は、ここまで17勝9分け11敗。後半戦は9勝3分け3敗と好調を持続しています。前回のサンフとの対戦以降の成績は次の通り。
32A ●0-2広島  【広】井川、森崎浩
33H ○2-0湘南  【甲】小倉2
34A ○2-0札幌  【甲】池端、外池
35H ○3-0横浜FC 【甲】山崎、アライール、小倉
36A ●0-3福岡  【福】ベンチーニョ、宮崎、林
37H ○3-0大宮  【甲】外池、小倉2
 32節の対戦はアウェイの札幌戦で勝った直後のホームゲームで、疲れとデコボコのピッチと言う厳しい条件ながら集中力高く戦って、井川のプロ入り初ゴールと森崎浩のゴール(兄が弟にアシストしたのは初めてだったらしい)で久々の連勝となった試合でした。また、前々回の対戦は第2クール最後の第22節。初めて小瀬に乗り込んだサンフは立ち上がりの15分こそゲームを支配したものの、その後運動量が落ちて相手にペースを握られました。前半41分にパスミスをカットされ、森崎和が芝で滑って藤田に先制点を決められると、後半も流れを掴めないままにタイムアップ。チーム全体から倦怠感と余裕の無さが漂ってくるような内容で、不調だった第2、第3クールを象徴するようなゲームでした。前回の小瀬は「1万人動員大作戦」で真っ青に染まって甲府の選手を後押ししましたが、今回も動員にかなり力を入れているとのこと。予想メンバーは、GK:鶴田、DF:アライール、池端、仲田、奈須、MF:倉貫、外池、水越、石原、FW:藤田、小倉。正GKの阿部が大怪我を負ったため不安はあるようですが、昇格の可能性がある限り全力で立ち向かってくるに違いありません。
 対するサンフは、今週も良い雰囲気で練習が出来ているようです。疲れが溜まっている中山、松下、筋肉に張りがあるという森崎浩は昨日の紅白戦ではいずれも1本しか出場しなかったそうですが、3人とも出場への意欲は高くコンディションも悪くなさそう。従ってメンバーはこれまで通りとなるのではないでしょうか。
       下田

   井川 リカルド 上村

松下            服部
    森崎和 サンパイオ

       森崎浩

    マルセロ 中山

SUB:林、八田、高木、眞中、大木
 広島フットボールによると、先発が予想される11人、ベンチ入りを含めた16人だけでなく、チームの35人全員で勝ち抜いていこうと言う雰囲気ができつつあるようです。沢田は「自分がどんな状況になっても、チームがJ1に上がることだけを考えたい。個人のことは、その次だよ」と語っていたそうですが、彼だけでなく桑原や高橋等も腐らず意欲を持って練習に取り組んでいるとのこと。特に高橋は昨日の紅白戦でもゴールを決めるなど調子を上げて来ているそうなので、少なくともベンチ入りメンバーの入れ替えはあるかもしれません。小瀬はサポーターにとっては印象の悪いスタジアムですが、選手は「僕にとっては、甲府戦っていい感触しかないんですよ」(森崎浩・広島フットボールによる)と特に苦手意識は無い模様です。明日も勝ち点3を取って、昇格に向けて更に一歩前進して欲しいものです。
<03.10.10> アメリカ遠征中のU-20代表は昨日アメリカU-20代表と対戦し、2-1で逆転勝ちしました。大久保はベンチからの観戦だったものの茂木は先発して83分までプレー。坂田の同点弾を導くアシストもあったそうで、ようやく復調の気配が見えてきたかもしれません。
<03.10.9> 関東のサポーターの企画による水戸戦の応援ツアーの募集が行われています。10/25の朝9時15分に東京駅前JTB新丸ビル支店前に集合し、笠松運動公園で行われる水戸戦を観戦して午後5時45分頃に戻ってくる、と言うスケジュールで、料金は大人、子供同額の4,400円となっています。また大人1,200円、子供500円を追加すれば、観戦チケット付きプランにすることもできます。募集人数は45名ですが、今のところまだ最小催行人数30名に達していないとのことですので、水戸戦の観戦を予定している方は是非お申し込みください。〆切は10/16(木)。お申し込み、お問い合わせはJTB高崎支店(027-322-5799, 月〜金9:30〜17:30, 担当:佐久間、中谷)までどうぞ。
<03.10.8> 日本サッカー協会は昨日、13日〜15日に行われるトレーニングキャンプに参加するU-22代表候補を発表し、広島からは森崎兄弟と林が選ばれました。今回選ばれたのは、次の25人。
【GK】黒河(清水)、岩丸(神戸)、林(広島)、多田(C大阪)
【DF】池田(清水)、三田(新潟)、北本(神戸)、那須(横浜FM)、富澤(東京V)、青木(鹿島)
【MF】森崎和、森崎浩(広島)、松井(京都)、石川(FC東京)、鈴木、山瀬(浦和)、根本(仙台)
    阿部(市原)、田中隼(東京V)、浜田(C大阪)
【FW】原(名古屋)、高松(大分)、田中達(浦和)、平本(東京V)、西野(磐田)
 韓国戦のメンバーからA代表に選ばれている大久保、茂庭、U-20代表の徳永、更に菊地と前田(磐田)が外れ、岩丸、北本、富澤、田中隼、浜田、平本、西野が新たに選ばれています。U-22代表は10/27から中東に遠征してカタールA代表等と2試合を行う予定だそうですが、仮にそのメンバーに選ばれるとJ2の第41節(広島は湘南戦)には出場できないことになってしまいます。J1はお休みの週だということでこの日程を選んだのだと思われますが、A代表でもナビスコ杯を控えているクラブからは欧州遠征メンバーを選んでいない事を考えれば、J2のクラブに属する選手には配慮して当然なのではないか、と思うのですが。
<03.10.8> 日本サッカー協会は昨日、アジアユース一次予選に向けてのU-18日本代表候補を発表し、サンフレッチェユースからはMFの高萩、高柳が選ばれました。また強化指定選手のDF吉弘[皆実高]も選ばれましたが、青山[作陽高]は選外となりました。このメンバーは10/13〜17にトレーニングを行い、17日に代表メンバー20名を発表。19日にチャイニーズタイペイと、23日にマカオといずれも仙台スタジアムで戦います。
<03.10.7> 10/25(土)に行われる第40節水戸戦の応援バスツアーの参加者を募集しています。スケジュールは、10/24の午後9時30分に広島西飛行場を、午後10時に広島駅を出発し、翌日の11時に会場の笠松運動公園に到着。試合終了後に現地を出発して、日曜日の朝広島に戻ってくると言う「0泊3日弾丸ツアー」です。料金は貸切バス代、A席チケット代と旅行保険料金を含んで大人・高校生が17,000円、小中学生が16,000円。ファンクラブ・後援会の会員はそれぞれ2,000円の割引となります。募集人数は先着40名で、〆切は10/19となっています。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社『サンフレッチェ広島 アウエイ応援ツアー』係(082-240-3447、受付は10時〜19時)までどうぞ。
<03.10.6> 高円宮杯の決勝トーナメント初戦を国見高と戦ったユースは、田坂のゴールで1-0で勝ち準決勝に駒を進めました。ユースのメンバーは、GK:佐藤昭、DF:高柳、中野、藤井、森脇、MF:前田和、高萩、桑田(→吉村89分)、FW:田坂、田村、西山(→田中89分)。このゲーム、観戦した人によるとテクニックでもフィジカルでもユースが国見を圧倒。そのファンタスティックなサッカーはほとんどの観客を魅了するものだったそうです。特に田坂、西山、高柳らのドリブル突破と中盤のワンタッチ、ツータッチのパスまわし、そして鋭いサイドチェンジは高校サッカーのレベルを越えるものだったそうです。対する国見は前日の清水ユースとの激闘の疲れと平山、兵頭と言う大駒2枚を欠く(平山は後半途中から登場)布陣のためか全く迫力がなかったそうで、守備の集中は高かったもののほとんど攻撃の形を作れなかったそうです。後半の途中には平山がフリーで抜け出す危うい場面もありましたが、それ以外は一貫してサンフのペース。そんな中後半24分、田坂が中盤から長駆ドリブルで突破すると右サイドのライン際から強烈なシュート。これがニアサイドを破って待望の先制点を奪いました。ユースはその後の国見の放り込みにも冷静に対処して、「事実上の決勝戦」を制して準決勝進出を決めました。10/11に国立競技場で行われる準決勝の相手は、個々の選手の技術の高さで知られる静岡学園。正午キックオフの予定ですので、甲府戦の前に是非応援に行ってみてください。
<03.10.6> 昨日いぶきの森で行われたサテライトの神戸戦は、1-2で敗れました。サンフレッチェのメンバーは、GK:林、DF:須田、西嶋、佐田、MF:沢田(→青山65分)、李、西村、桑原、山形、FW:高橋、松浦(→梅田45分)、SUB:栗崎、木村、田中。得点は8分に菅原に先制されたものの15分に高橋が同点ゴール。しかし後半33分に再び菅原に決められてそのまま敗れました。これまでサテライトは今年の基本の4-3-3で戦うことが多かったのですが、この日はトップに合わせて3-5-2でやっていた模様。DFラインがほとんど「本職」以外の選手だったため結果はあまり参考にならず、むしろ本来のポジションでやっていた選手がトップで使えるかどうか、が注目点だったのではないかと思われます。
<03.10.5> 昨日広島ビッグアーチで行われた第37節札幌戦は、開始1分に挙げた1点を守り切り連勝を7に伸ばしました。
 出場停止だったマルセロが戻ってきたサンフは、現状のベストメンバーを組んで次のような布陣でした。
       下田

   井川 リカルド 上村

松下(→八田76分)      服部
    森崎和 サンパイオ

       森崎浩(→大木69分)

    マルセロ 中山(→眞中78分)

SUB:林、高木
 対する札幌は、GK:藤ヶ谷、DF:吉川、川口(→ビタウ80分)、佐藤尽、MF:森下、今野、西田、ウリダ、三原(→新居57分)、FW:アンドラジーニャ、砂川。立ち上がりの最初のチャンスを生かしたのはサンフ。松下の右サイド深い位置からのクロスを落としたマルセロがヒールで中山へ。中山はDFと競り合いながら冷静にキープして後ろに戻すと、走り込んだ森崎浩が思いきって左足を振り抜き森下の股を抜いてゴールを決めました。
 この調子なら何点入るか分からないな、と思えた早い時間帯の先制点でしたが、しかしピッチ上はそうでもなかったようです。「そこから少し、全体にゆるみが出た」(小野監督・広島フットボールによる)ようで、前からのプレッシャーが減って、相手にボールを持たせてカウンターを狙う、と言う戦い方になります。それでも決定的チャンスは圧倒的にサンフ。14分には森崎浩のFKがポストに当たり、この跳ね返りにサンパイオが頭で合わせますがDFに当たります。また19分には左サイド深く侵入した服部がニアを狙って強烈なシュート。33分にはリズミカルなパス回しから相手を振り回して森崎浩のクロスにマルセロが合わせますが、これはGK正面となります。39分にはマルセロが単独でドリブル突破してシュートを放ちましたがDFに当たります。札幌はアンドラジーニャのポストプレーとDFの裏を狙ったロングボールで打開を図りますが、下田を中心とした守備陣に揺るぎはなく、危ういシーンはほとんどありません。前半は札幌のキープ率が高かった感じがありましたがペースは広島で、まずは無難な45分間でした。
 しかし小野監督はやや弛緩した雰囲気を敏感に感じていたようで、ハーフタイムには「前半は攻守にわたって、動きが遅い。前半の戦いには、満足していない。もっと厳しくハードワークしよう」と、「珍しく檄を飛ばし」た(広島フットボール)そうです。開始早々のアンドラジーニャのFKを下田がスーパーセーブ(壁に当たって逆コースに飛んだにもかかわらず反応してしっかりとキャッチした)すると、その直後に森崎和、森崎浩、マルセロが浮き球のパスをつないで森崎浩が抜け出します。GKを良く見てタイミングをずらせてコースを狙ってシュートを打ちましたが、GKの指にわずかに触ってポストに当たってしまいました。この時間帯、前線の動きが活性化してラインを高く上げれるようになったサンフは、こぼれ球を次々と拾って攻撃を展開。後半4分には森崎浩がシュート。9分にはリカルドがドリブルで前線にまで上がって森崎浩へ、そして左から鋭く低いクロスを入れましたが中山もマルセロも届きません。14分にはペナルティエリアのすぐ外でもらったFKを松下が蹴りましたが、GKの正面を突いてしまいます。更に後半20分には森崎和がドリブルで突破して決定的なシュートを放ちましたが、ジャストミートせずにGKのキャッチされます。札幌はロングボールとアンドラジーニャのポストプレーから何度かサンフ側に攻め込みますが、DFラインは集中を切らさず守ります。後半26分には太腿の裏に張りを訴えて下がった森崎浩に代わって入った大木のスルーパスを受けたマルセロがシュートを放ちますが、ゴールの右上隅を狙ったボールは大きく外れていきます。広島のクリエイティブな攻撃にさらされ続けた札幌守備陣は崩壊寸前で、32分にはバックパスをミスして大木にプレゼントしますがこのクロスはマルセロには合いません。33分には大木がドリブルで相手を引きつけるとグラウンダーのクロスに中山が飛び込みますが、これもまたシュートミス。決定機を何度も作るものの最後の詰めが甘く、どうしても追加点を奪う事ができません。逆に札幌はこれで元気を取り戻して、新居、ビタウを入れて前線を厚くして総攻撃をかけてきます。終盤はサンフの守備陣が相手ボールをクリアするのが精一杯。マイボールをキープできず、またDFラインの押し上げが遅くルーズボールを全て拾われ、札幌の波状攻撃を受けます。しかしここまで5試合を無失点で切り抜けてきた守備の集中は高く、札幌のシュートを弾き返します。そしてその集中は最後まで切れず、何とか逃げきって連勝を7に伸ばしました。
 中国新聞に「開始1分で先制したのはいいが、残りの89分は、懸命に逃げ切ったという印象だ」と書いてありましたが、確かにこの日ビッグアーチに詰めかけた11,608人の多くが同じような印象を持ったのではないでしょうか。終盤一方的に攻められたのは新潟戦とほぼ同じ。ゴール前の守りは堅かったもののスカスカの中盤を自由に使われて何度もロングボールを放り込まれていて、何か間違いが起きれば同点に追いつかれる危険性は大きかったと思います。DFラインの裏を取られたくない、リスクを冒したくないと言う気持ちは分かりますが、もう少しラインを押し上げる、あるいはもう少しボールをキープして守りを固める方が、もっと楽に逃げきれるのではないかと思えてなりません。「全ての試合が決勝戦」(サンパイオ)と言う負けられない戦いが続く中、勝ち点3を確実に拾っていくためには先に点を取って守りを固めると言うのはある意味定石ではありますが、それにしてももう少しやり方があるのではないかと思います。
 ただ、その一方では必ずしも「残りの89分を懸命に逃げきった」と言うわけでは無いことにも目を向ける必要がある、と思います。この日のシュートは札幌が11本だったのに対して広島は14本。札幌のシュートのほとんどがセットプレー、あるいは遠い位置からのものだったのに対して、広島は相手の守備陣を完璧に崩して放ったシュートが何本もありました。それを決められなかったからこのような苦しい展開になっただけで、全体的な流れとしては負ける要素はなかった、と言って良いのではないかと思います。「こんな展開だと、以前はそろそろやられるという恐怖もあったが、今はない。集中が切れなくなった」(服部・中国新聞による)と言う言葉の通り、今のサンフの安定度とサッカーの質の高さは第一クール以上と言っても間違いないでしょう。このまま自分たちのサッカーを続けていく事ができるなら、残り7試合を勝ち続けることは十分に可能だと思います。
 昨日の川崎と新潟の対戦は川崎が完勝して勝ち点4の中で3チームが競り合う混戦となっています。ただ、よそがどうかということはここに至っては関係ない。試合に出ている選手だけでなく、ベンチもサテライトも一体となって、気を抜かずに戦い抜くことが重要です。次節からは甲府、福岡と好調な相手が続きます。特に甲府戦は前回敗れたアウェイゲームです。ここでもう一度気を引き締めて、次の戦いに備えてほしいと思います。
<03.10.5> 高円宮杯の第3日が昨日関東各地で行われ、サンフレッチェ広島ユースは星稜に3-1で勝ってグループリーグを1位で勝ち抜きました。既に決勝トーナメント進出を決めていたユースは、GK:松岡、DF:中山、中野、槇野、吉村、MF:大屋、田中、佐藤将、木原、FW:馬屋原、富成、とほとんどの選手を控えメンバーで戦いました。しかし、森山監督による戦術の浸透は本物で、ワンタッチ、ツータッチのパス回しと鋭いドリブルで非常にスピーディーな試合を展開したそうです。先制は広島で、佐藤将がロングドリブルからシュートを決めます。セットプレーから同点に追いつかれてハーフタイムを迎えたものの、後半馬屋原が2ゴールを挙げて突き放して勝ちました。今日の準々決勝の相手は、D組を2位で通過した国見高です。エース・平山相太が怪我で出られない、と言う情報もありますが、高校総体を制した力は高校屈指のものがあります。ユースのチャンピオンと高校チャンピオンの対戦は、事実上の決勝戦とも言えるもの。会場は駒場スタジアムで、正午キックオフです。
 なお、A組で戦っていた観音高は青森山田高に0-1で敗れ、決勝トーナメント進出を逃しました。
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