12/14〜12/20のSANFRECCE Diary


<03.12.20> 広島フットボールなどの情報によると、森崎和と大木はやはり出場できない模様で久々に高橋が先発になりそうです。また「久保対策」として八田の先発出場も決定的。練習では新人の時から久保を抑えていた、と言うその能力を存分に見せて欲しいと思います。今日の会場は長崎県総合運動公園陸上競技場で、午後1時キックオフ。昨夜は全国的に雪が降りましたが九州も例外では無かったようで、長崎も今日は曇り時々雪の予報となっています。現地で観戦される方は、防寒の用意をお忘れなく。テレビ放送はスカパー183chで生放送、ch181で午後10時から録画放送が予定されています。
<03.12.19> 明日は天皇杯の4回戦を横浜Fマリノスと対戦します。
 今年のJ1を「完全制覇」で終えた横浜は、1st stageは10勝2分け3敗だったものの2nd stageは7勝5分け3敗。決して圧倒的に勝ち抜いた、と言う感じではなく、特に2nd stageは不調だった大分、神戸、京都に引き分けるなど結構勝ち点を落としていて、混戦になったおかげで優勝できた、と言う感じ。ただ、それでも優勝できたのはここぞと言うところで負けていないからで、第14節には怪我や出場停止で主力の多くを欠きながら4-0で仙台を破り、最終節ではGKが退場になりながら磐田に逆転で勝っています。久保、佐藤由、柳などの移籍組の活躍でチーム力がアップした印象がありますが、それ以上にチーム全体のメンタル面での成長がこの結果に繋がっているような気がします。天皇杯の3回戦は市立船橋高相手に苦戦しましたが、これは相当な「クスリ」になっているはず。4回戦は代表組も戻って、気合いを入れ直して来るに違いありません。
 対するサンフですが、こちらも3回戦ではJ1年間最下位の京都相手に苦戦して「J1の厳しさ」を体験する事ができました。15日配信の広島フットボールによると「J2慣れ」の影響は選手も感じていたようで、京都のプレッシャーの速さ、厳しさは予想以上のものだったようです。ただ、それは服部によると「この感覚は、思い出せるものだ」とのこと。「そのためにも、この天皇杯でもっとJ1と試合がしたい」と語っていて、天皇杯に対するチーム全体の意欲は高まっている様子です。予想メンバーですが、おそらく京都戦の布陣がベースになるものと思われます。
       下田

   井川 リカルド 上村

松下  李  サンパイオ  服部

   森崎浩     茂木
      マルセロ

SUB:林、八田、高橋、中山、眞中
 森崎和に加えて大木も肉離れで出場は微妙ですが、代わりにワールドユースで活躍した茂木が戻ってきています。Jリーグチャンピオン相手に胸を借りるつもりで、全力で行って欲しいと思います。
<03.12.18> サンフレッチェは来季の年間パスの販売を開始しています。これまでは法人向けの指定席と一般向けの自由席と言う色分けがされていましたが、来季はリーズナブルな価格で指定席のパスが購入できるのが特徴。前売り価格と会員価格を安くして、購入しやすい設定となっています。その一方で据え置かれていた自由席の年間パスが値上げされています。

一般
ファンクラブ会員
SS指定席
81,000(60,000)
45,000
SA指定席
63,000(50,000)
35,000
SBゾーン指定
54,000(30,000)
20,000
自由席(大人)
36,000(18,000)
13,000
自由席(小・中・高)
9,000(4,500)
3,000
SB4席パック
216,000(55,000)

※カッコ内は前売り価格

 年間パスには全て革製の「特製カードケース」が付くほか、年間指定席の「エクセレントパス」には友だち券(指定席引換券2枚)や記念グッズの進呈があります。お申し込みは郵便局からできますので、用紙はサンフレッチェ広島事務局(082-233-3233)までお申し込みください。
<03.12.18> 新潟日報の記事によると、サンフでコーチ就任のオファーを受けている沢田が新潟の練習に参加しているそうです。これは新潟側の要請を受けてのもので、沢田は「怪我はもう問題ない。まだまだやれる」とアピールしていたとのこと。反町監督も獲得に前向きだとのことです。
<03.12.17> 今朝配信された広島フットボールによると、サンフレッチェが京都サンガの松井にオファーを出したことが明らかになったそうです。昨年ブレイクし、今年はU-22代表の他にフル代表にも選ばれるなど活躍が期待された松井でしたが、リーグ戦では27試合に出場して2ゴールに終わりJ2降格の「戦犯」とも言われていました。シーズン終了後には「J2ではプレーしたくない」と発言するなど契約交渉が進んでおらず、神戸など2チームが獲得のオファーを出した、との噂が流れていました。
<03.12.17> 先週発売の紫熊倶楽部一月号(Vol. 71)は、J1復帰を祝って整列する選手たちが表紙です。トップ記事は、そのJ1復帰を決めた11月15日の鳥栖戦のドキュメント。突然訪れた歓喜の一瞬、そしてその後の選手、スタッフの表情を綴っています。これに続くのは小野剛監督のインタビューで、苦しんだ第3クール以降のチームの流れ、監督の思い等を聞いています。
 選手を取り上げるコラムに登場しているのは、尾崎、山形、サンパイオ、松浦の各選手。このうち「本物のプロ」として、出場機会に恵まれないながらも常に全力を尽くして来た尾崎は「まだ、やれる自信はあります。どこかで、サッカーをやりますよ」と笑っていたそうです。それに対して山形は、ザスパ草津からのオファーがあったもののJリーグでのプレーができなければサッカーを辞めると決断しているとのこと。広島で得たものはかけがえのない仲間だったそうで、「いつか成功して、たくさん稼げるようになって、またこいつらに会いたいですよ。まだサッカーしてるの?みたいなことを、言いたいですね」と語っています。
 マッチレポートは、鳥栖戦、川崎戦、そして天皇杯の関西学院大戦と金沢SC戦。コラムは日刊スポーツ記者の中上博氏の「愛すべき紫熊野郎たち」、早川文司氏の「広島サッカー史を歩こう」、そして謎のサンフレウォッチャーH氏による「サンフレッチェ地獄耳」はいずれも最終回となっています。また、新潟を長年追っているジャーナリストの斎藤慎一郎氏による「新潟のサンフレッチェ戦略」では、ライバルとして戦った新潟がサンフをどう見ていたか、が分かります。
 後半のカラーページは、今年の「紫熊倶楽部MVP」に選ばれた服部公太選手のインタビュー。「24時間プロとしての自分をデザイン」して全試合フルタイム出場し続けた男の本音に迫っています。そして最終ページはいつものようにtssアナウンサー石井百恵さんによる「大好き!サンフレッチェ」。前号で予告?したように、昇格のエピソードを紹介しています。
 紫熊倶楽部は定価350円で、ファンクラブ・後援会会員はV-POINTで280円で購入できます。通信販売、定期購読のお申し込みは、紫熊倶楽部・広島フットボールホームページからどうぞ。
<03.12.17> 昨日、韓国遠征を行うU-18日本代表が発表され、サンフレッチェからは高萩が選ばれました。なお、これまで常連だった高柳、吉弘等は選ばれていませんが、これはおそらくチームがJユースカップと高校選手権に選ばれているためだと思われます。
<03.12.16> 広島フットボールと中国新聞によると、外国人3人のうちサンパイオとリカルドが来季もチームに残ることで合意し、来週にも正式に契約を結ぶことになったそうです。リカルドについてはフロントは「今季のMVP級の活躍」と高く評価。「J1でも十分に通用すると判断」(中国新聞による。でも、仙台在籍時にJ1で通用していたのですが... ^_^;)して来季も契約を結ぶことにしました。またサンパイオについては年齢から来るスピードの衰えが懸念されたようですが、高い技術と精神的な支柱としての働きを評価されたとのこと。広島フットボールによると森崎兄弟も「来季もサンパイオと一緒にやりたい。もっといろんなことを吸収したい」と語っていたそうで、今後の成長のためにも彼が必要だと判断された模様です。サンパイオについては半年契約をオファーしているのではないか、との噂も耳にしていましたが、中国新聞によると「80%くらい話は終わった。もう1年広島でプレーできることをうれしく思う」と語っていたそうですので、1年契約の方向で進みつつあるのかもしれません。
 一方、もう一人の外国人のマルセロについては残留は微妙な情勢。広島フットボールによると「技術的な評価は高いものの、J1ではもっと違う個性を求めるべき、という声も強く、現在新外国人FW獲得のためにチームは動いている」そうで、その結果次第で契約を延長するかどうかが決まるようです。噂によるとリカルドに獲得の打診をしているほかにボタフォゴのFWレアンドロにオファーを出しているそうですが、今のところ詳細は不明です。
<03.12.16> Jユースカップのトーナメント1回戦を鹿島アントラーズユースと対戦したサンフレッチェ広島ユースは、先制したものの後半立ち上がりに追いつかれるなど苦戦しましたが終了間際に突き放して勝ち、2回戦に進出しました。サンフのメンバーは、GK:佐藤昭、DF:高柳、中野、藤井、吉村、MF:前田和、田坂、桑田、FW:前田俊(→柏木89分)、馬屋原(→田村59分)、西山(→田中80分)。先制点は前半1分に前田俊で、あっさり先制したためかその後鹿島の反撃を許したそうです。しかし同点に追いつかれた後はサンフのペースとなり、ファウルでしか止められなくなった鹿島のDFがついにイエロー2枚で退場。そして終了間際に田坂のCKが直接ゴールに飛び込んで勝ちました。2回戦は12/21の11時から平塚競技場で、ヴェルディユースとの対戦となります。
<03.12.16> 一昨日サテライトが皆実高校と練習試合を行い、0-0で引き分けました。メンバーは、GK:河原、DF:須田(→梅田68分)、西嶋、大久保、MF:沢田、桑原(→練習生68分)、山形(→高萩45分)、高木、佐田、FW:梅田(→田中45分)、松浦(→木村52分)で、練習生は16歳?のアルゼンチン人だったとのこと。サンフは攻めるシーンが多かったもののシュートミスやGKの好セーブが多く得点できないゲームだったようです。
<03.12.15> 昨日行われた天皇杯の3回戦は、マルセロ、森崎浩のゴールで2-0で京都サンガを下し4回戦に進出しました。
 森崎和が肉離れのため欠場したサンフは、「今週は一度しか練習できなかった」(サンパイオ、広島フットボールによる)布陣で戦いました。
       下田

   井川 リカルド 上村
   (→八田45分)
松下  李  サンパイオ  服部

   森崎浩     大木(→眞中49分)
      マルセロ(→中山80分)

SUB:林、高橋
 対する京都は、GK:平井、DF:手島、林(→辻本41分)、鈴木和、MF:安藤(→冨田58分)、ビジュ、斉藤(→大野72分)、鈴木慎、松井、FW:黒部、田原。広島フットボールによると立ち上がりの5分くらいから京都のペースだったそうで、高さのあるツートップに向けてのロングボールによりDFラインを下げさせ、速い攻守の切り替えで何度もサイドを崩して来たそうです。それに対してサンフは守備陣が奮闘。これまでの2試合とは違った気持ちの入ったプレーでしっかりと守ります。そして前半35分、大木のパスを右サイドで受けた李の鋭いパスがファーサイドでフリーになったマルセロに合って、先制点を奪いました。
 後半に入ると、小野監督は高さで負けていた井川に代えて八田を投入しましたがこれが正解。八田は素晴らしいプレーで田原、黒部を抑えます。後半4分には大木が肉離れを起こして眞中と交代してますます苦しくなって京都に押し込まれたそうですが、粘り強い守備を続けてカウンターからチャンスメイク。徐々に押し返してペースを握り返します。そして後半39分にマルセロのパスを松下がダイレクトで入れたボールを李がシュートを放ち、流れたボールを森崎浩が左足でコースを変えてゴールに流し込んで突き放します。そしてその後はサンフが速い攻撃から何度もチャンスを作り、そのまま寄り切りました。
 広島フットボールによると全体的に試合のペースは京都のもので、「J2慣れ」していたチームにとってはなかなか苦しいゲームだったそうです。特に森崎和が居なかったこと、途中で大木が退場したことは大きな影響があったとのことです。しかし選手達が高い集中力で苦しい時間帯を凌ぎ、試合中に自分たちで修正して勝ったことは大きな収穫だった、と言えるのではないでしょうか。次の相手は市立船橋高相手に苦戦した横浜F・マリノス。代表組も戻って、気を引き締めて戦いに臨んで来るはずです。逆にサンフはメンバーが揃わず苦しい戦いが予想されますが、J1覇者に今のサッカーがどれだけ通用するか、思いきってチャレンジして欲しいと思います。
<03.12.14> 木曜日の練習中に右足を痛め、翌日の紅白戦に参加できなかった森崎和は右足のハムストリング筋の肉離れで全治2週間と診断されたそうで、今日の京都戦は欠場するとともに15日からのU-22代表合宿を辞退することが明らかになりました。これにより小野監督は4-3-3を諦め3バックにすることを決断した模様で、李、松下らが先発起用されそうです。シーズン終盤でやっていた「J2の戦い方」が京都に通用するかどうか、注目されます。
 今日の会場は京都市の西京極陸上競技場で、午後1時キックオフ。テレビ放送は(チャンピオンシップがなくなった影響で)ありません。
 なお、今日の12時から吉田サッカー公園でJユースカップの決勝トーナメント1回戦が行われます。相手は鹿島アントラーズ。また午後2時からはサテライトと皆実高校とのトレーニングマッチも予定されています。
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