3/9〜3/15のSANFRECCE Diary


<03.3.15> 広島フットボールと中国新聞の情報によると、今日の先発は昨日の予想通り。ただサブのメンバーが違っていて、新人の中でただひとり松浦がベンチ入りするほか、林、八田、桑原、エルツェグが控えに入る模様です。高橋選手は「明日は、試合に出られないメンバー...の代表として、彼らの代わりに試合に出る。サポーターに対しても、彼らに対しても、僕は責任を感じながら、試合に出たい」と語っていますが、その気持ちこそが最も大事だと思います。チーム内の激しい競争は、全て今日のゲーム、そしてそれに続く43試合のためのもの。選手達には今日のピッチに立てることを誇りに思って、最後まで戦い抜いて欲しいと思います。
 今日のキックオフは午後2時ですが、その前に様々なイベントが予定されています。まずは10時半から補助競技場でサテライトがSC鳥取と練習試合を行います。また11時半からはビッグアーチ正面広場でキックターゲット、キックスピードのイベント。ふれあいサッカー教室やデオデオ軽音楽部の演奏、選手サイン会(12時から先着100名に整理券配布)、選手とハイタッチ(12時から先着の小学生100名に整理券配布)、12時5分から小学生による前座試合(サンフレッチェ広島ジュニア×浜田南、長浜×安東)、12時半から紫熊倶楽部の中野編集長による見どころ解説(ファンクラブサロン)が予定されています。更に先着プレゼントとして15,000人の方にJリーグノートを、ファンクラブ・後援会員には1,500名にサンフレッチェオリジナルキャップがプレゼントされます。今日の広島地方は雨ですが、午後から夜に向けて天気が回復してくる模様です。熱い応援で、雨雲も吹き飛ばすと行きたいところです。
 なおテレビ中継ですが、地上波はNHK広島放送局が生放送します。またスカパーは140chで生中継。どうしてもビッグアーチに行けない方は、テレビの前で応援をお願いします。
<03.3.14> いよいよ明日から、J1復帰を目指した8ヶ月、44試合に渡る長い戦いが始まります。昨年11月30日の屈辱から104日間、この日を目指してチーム作りをしてきた小野サンフレッチェの真価が問われる日々が始まります。
 その最初の相手は、川崎フロンターレ。2000年にJ1で戦いながら16位に終わってJ2落ち。翌年は中位に沈みましたが、2001年7月にJ2を良く知る名将・石崎信弘監督を招聘し、昨年は昇格までもう一歩の4位という成績を残しています。また昨年の天皇杯の戦いぶりは鮮烈なもの。J1のクラブを次々と倒し、天皇杯を制した鹿島とも対等に戦っています。今季の目標は、もちろんJ1復帰。外国人を総入れ換えしてバルデス、アウグストと言う実績のある選手を補強し、着々とチーム作りを進めてきました。ただ、情報によるとそのバルデスが怪我でしばらくは出られない様子。レギュラークラスの寺田、鬼木も怪我をしていて、その上石塚は監督と大喧嘩した、と言う情報もあります。従ってメンバーは非常に予想しづらいのですが、たぶん、GK:浦上、DF:箕輪、伊藤宏、渡辺、MF:茂原、今野、山根、アウグスト、長橋、FW:我那覇、ジュニーニョ、と言う感じになるのではないでしょうか。(根拠無し。)
 対するサンフレッチェですが、ここまでの調整はきわめて順調です。新たに就任した生駒フィジカルコーチのおかげで怪我人も無く、また主にJ1クラブを相手に戦った練習試合も負け無しで来ています。更に素晴らしいのはその内容。ワンタッチ、ツータッチのパスと素早いサポートで非常に質の高いサッカーを展開しているそうで、先日の監督会議でも話題になるほどだったとのことです。今週はフィジカルを追い込みつつセットプレーの練習を繰り返し行うなど準備は万全。またチーム内のポジション争いも激化していて昨日のミニゲームではBチームが勝ったそうで、小野監督は「チームがいい状態にある時は、Bチームが強いものなんです」と目を細めていた(広島フットボール)とのことです。
 メンバーですが、ここまで数試合でほぼ固まったと見ていいでしょう。ただ、問題はFW。名古屋戦ではエルツェグの仕上がりの良さが目に付いたそうですが、それ以上に森崎浩の調子が良いとのこと。また代表合宿などで調整が遅れていた茂木も徐々にフィットして来ている模様で、松浦もベンチ入りを虎視眈々と狙っています。今のところの先発予想は、次の通り。
      下田

駒野 リカルド 上村  服部

  サンパイオ 森崎和

       李
 高橋       森崎浩
      大木

SUB:林、桑原、沢田、茂木、エルツェグ
 MFから後ろはこれで間違いないと思いますが、問題はサブのメンバー。この他に八田、大久保、高木、松浦と言うあたりにも可能性があり、小野監督の考え方次第、と言うところでしょう。仮にこのゲームで先発、あるいはベンチ入りできなかったとしても、長いシーズン中には必ずチャンスが巡ってくるはず。明日のメンバー入りできかなった選手には、気持ちを切らせずに次を狙って欲しい。そして出ることになる選手には、その期待に全力で応えて欲しいと思います。
<03.3.13> 今朝配信の広島フットボールによると、U-17日本代表に選ばれていた高萩が招集を辞退していたことが明らかになったそうです。これは怪我などによるものではなく、チームがリーグ戦を戦う上での戦力と考えているため。織田強化部長は「辞退させたからといって、彼のためにトップチームの席が空けてあるわけではない。あくまで可能性を考えた上でのこと。ゲームに出られるかどうかは、本人の頑張りと監督の判断」と語っていますが、このところの実戦練習での使われ方を見る限りでは、開幕スタメンは無理だとしてもベンチ入りの可能性は十分にありそうです。U-17代表はアジアユースに向けてこれからチームを立ち上げる時期。そこで高校生相手にプレーするよりもJリーグでやった方が成長するのは間違いないところで、この判断はチームのためにも本人のためにも良い選択だと言えるでしょう。
 また、4/1のコスタリカ戦に向けての合宿が予定されているU-22代表についても、3/29の第3節への出場を優先させるため合流を遅らせるなどの配慮を求める方針だそうです。特にこちらは森崎兄弟、駒野、林の4人が招集される可能性がある(一部には大久保、高木らの噂もある)だけに、協会には何としても認めてもらわないと困ります。
<03.3.13> 広島駅からビッグアーチに行くためには可部線とアストラムラインの乗り継ぎをする必要が有りますが、「不便だ」と言うサポーターの声に応えるため、広島県サッカー協会が「サンフレ応援バス FROM JR広島駅」を出すことになりました。まずは明後日の川崎フロンターレとの開幕戦で運行し、好評ならば今後のゲームでも行う予定だとのことです。12時30分に広島駅新幹線口を出発し、試合終了後30分に帰途について午後5時頃に新幹線口に戻ると言うスケジュールで、料金は自由席入場券付きが大人2,800円、中高生1,500円、小学生以下1,000円。チケットを持っていればバス代だけで、中学生以上が1,000円、小学生以下が500円です。定員は55人(座席指定)で、事前の予約が必要です。お申し込み、お問い合わせは広島県サッカー協会事務局へお電話(tel.082-212-3851/fax.082-212-3852)するか、広島県サッカー協会ホームページの申し込みフォームからどうぞ。
<03.3.12> 昨日、3/23(日)の第2節鳥栖戦のアウェイ応援ツアーの開催が発表されました。今回は日帰りバスツアーで、朝7時に広島駅新幹線口を出発し、夜8時に戻ってくるスケジュール。料金は大人9,000円、小中高生8,300円で、ファンクラブ・後援会員は2,000円ずつ割引されます。またこの料金には貸し切りバス代、サポーターズシートチケット代、及び旅行保険代金が含まれますが、食事は別となっています。受付は今日から16日(日)までの5日間で、定員は120名。申込者多数の場合は、バスの増便も予定されています。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 アウェイ応援ツアー」係(082-240-3447 受付時間は10:00〜19:00)までどうぞ。
 なお、今年はアウェイ応援ツアーが積極的に行われる模様で、鳥栖戦のあとも週末のすべてのアウェイゲーム(今のところ7/5の甲府戦まで)への遠征が計画されています。初めてのJ2は相手クラブのホームスタジアムも言わば「未知の世界」。観戦を予定するサポーターにとっては有り難い企画だ、と言えそうです。
<03.3.11> サンフレッチェは昨日、4/1付けで新設されるゼネラルマネージャーにJヴィレッジ副社長の高田豊治氏が就任すると発表しました。高田氏は広島市出身の55歳で、1971年に東京教育大を卒業後サンフレッチェの前身である東洋工業でプレー。82年に引退してマツダSCのコーチに就任し、その後マツダの社員として札幌マツダの監督やサンフレッチェの育成部長を経験してきました。そして96年に日本サッカー協会に移ってJヴィレッジの副社長に就任。協会理事やJリーグマッチコミッショナー委員会委員長等を務めてきました。
 これまでサンフレッチェのGM的役割は、今西和男氏が強化部長として、あるいは総監督として果たしてきました。マツダ時代からチーム作りの中心にいた今西氏は、監督の決定や選手の採用、そして経営面まで幅広く担当して今のサンフレッチェの基礎を作って来ました。昨年は監督選びや選手獲得の失敗もあってJ2降格という結果となり、今西氏が責任を取る形で第一線を退いていました。その後のチーム作りは織田強化部長を中心に滞り無く行われ来ました(たぶん^_^;)が、やはり経営面も含めた広い視点からチームを見れる人物が必要である、とのトップの判断があったものと思われます。
 中国新聞によると高田氏は「経験豊富で広島の事情にも精通している」とのこと。確かに経歴を見ると選手として、指導者として、経営者としての経験を積んで来ており、協会とのパイプも持っています。従って「強化、経営の両面でクラブ運営を担う」人物としてはなかなか得難い人材を獲得できた、と言えそうです。今西氏と比較すると選手を見る目と言う点でややどうかとも思われますが、このところ有望な若手選手を次々と獲得してきた織田氏を中心とする強化部は健在であり、ここがしっかりしている限りあまり心配する必要は無さそう。また、現在売り出し中の高萩洋次郎選手はJヴィレッジがある福島県広野町の出身で、彼の獲得に高田氏が関わっていた、と言う可能性も高そう。J2降格を機に着々とチーム改革を進めるサンフレッチェの「切り札」としての活躍を期待したいと思います。
<03.3.11> 日本サッカー協会は昨日U-17日本代表22人を発表し、サンフレッチェユースからは先日トップ登録されたGK佐藤、DF高柳、MF高萩、FW前田俊の4人が選ばれました。またGKコーチにはサンフレッチェの加藤寿一コーチが選ばれました。今回の代表は3/28から始まるU-17国際ユースサッカー大会・サニックス杯(3/28ACミラン、3/29前橋商高、滝川二高、3/31,4/1順位決定戦)に参加します。
<03.3.10> 3月15日の開幕戦は14時からビッグアーチで行われますが、その前にサテライトの練習試合が予定されています。同じ日の10時半からで、相手はJFLの鳥取SC。ビッグアーチ横の広域公園補助競技場が会場となります。今年の開幕が待ちきれない、一刻も早くサンフレッチェのユニフォーム姿を見たい方は、是非早めに行って若い選手達を応援しましょう。
 なお、このところトップとサテライトを明確に分けて練習しているサンフは、今週もそれを踏襲して開幕に備える模様。特に金曜日はトップがビッグアーチで、サテライトが吉田で同じ時刻(10:15)から練習を開始する予定になっています。開幕ベンチ入りを目指す選手たちは、まずはこの金曜日を目標に頑張らなければなりません。
<03.3.9>  昨日行われた名古屋との練習試合は2-2の引き分け。しかしながら内容的には名古屋を圧倒し、仕上がりが順調であることを示しました。サンフレッチェのメンバーは、多分こんな感じ。
     【前半】             【後半】

      下田               下田

駒野 リカルド 上村  服部   駒野 リカルド 上村  服部
                    (→大久保74分)
   森崎和 サンパイオ         桑原 サンパイオ(→高萩68分)
       李               森崎和
 森崎浩       高橋     森崎浩       高橋(→松浦61分)
     エルツェグ             エルツェグ

SUB:林、高木、茂木
 対する名古屋は、GK:楢崎、DF:大森、パナディッチ、古賀、MF:吉村、酒井(→山口61分)、中村(→原73分)、滝沢(→岡山69分)、藤本、FW:ウェズレイ、ヴァスティッチ。サンフは大木が発熱のため欠場しましたが、両チームとも開幕を前にしてほぼベストメンバーを組みました。ゲーム展開についてはグランパスのオフィシャルホームページに詳しく書いてありますが、強い風に両チームともかなり苦しんだ模様。その中でサンフがサポートをしっかりと良く動き、良い内容で名古屋を圧倒しました。得点は前半34分と後半12分。1点目は左サイドを突破した服部がロングシュートを放つとこれが風に乗ってゴールに突き刺さったもので、2点目は高橋が倒されて得たPKをエルツェグが決めました。1失点目は前半38分で、藤本の深い位置からのFKのボールをヴァスティッチが個人技でリカルドをかわしてゴール。2点目は後半33分に大久保がヴァスティッチを倒してしまってPKを与え、これをウェズレイに決められました。結局ゲームは引き分けに終わったものの後半に大久保を起用するなどテスト的な布陣を試したためで、名古屋の藤本に「FK以外は何もできなかった」(中国新聞)と言わせるほどのゲームだったとのことです。
<03.3.9>  昨日サテライトがJFLの愛媛FCと練習試合を行い、2-0で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、たぶんこんな感じ。
      尾崎

西嶋  八田  河野  沢田(→佐田57分)

   松下    高柳(→木村55分)
      山形(→前田83分)
 須田(→田中69分) 西村
      梅田

SUB:佐藤
 1点目は後半10分に松下、2点目は後半39分に前田でした。
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