7/27〜8/2のSANFRECCE Diary


<03.8.2> 広島フットボールや中国新聞によると、今日は高橋の久しぶりの先発が確定的だそうです。第一クールに8得点の活躍でチームの躍進に貢献した高橋でしたが、調子を崩し怪我をして第15節から先発を外れていました。そしてその時期と呼応するようにチームも勝ちに見放されるようになり、その後の11試合は3勝6分け2敗。高橋不在の影響が大きかったことが分かります。また、怪我でリタイアしていた森崎浩も、今日は先発出場が濃厚だとのこと。10連勝の立て役者たちの復帰で、チームの再加速が期待できそうです。
 今日の試合は午後7時キックオフで、平塚競技場が会場です。湘南戦と言えば雨に祟られる事が多いのですが、今日は雨具の用意は要らないものと思われます。またテレビ中継は、スカパーch184で生中継。Jスカイスポーツ1では午後11時から録画放送があります。真夏の夜の厳しいゲームとなりそうですが、その暑さに負けないような「熱い」ゲームを見せてほしいと思います。
<03.8.2> サンフレッチェはU-18代表MFの青山敏弘選手(作陽高)を特別強化選手として申請し、昨日承認されました。青山はボランチやトップ下など中盤の真ん中でプレーする選手で、サンフレッチェの美作キャンプなどに練習生として参加していました。その中で紅白戦やG大阪との練習試合などで光る活躍を見せていたそうで、G大阪も興味を示していたとのこと。特別強化選手にしたことが獲得につながるとは限らないのですが、彼とチームとの関係が一歩前進したことは間違いない、と言えるでしょう。当面は練習に参加しながらサテライトのゲームに出場することになると思われますが、若手選手達や高萩らのユース組と切磋琢磨して、プロで通用する力を付けてほしいと思います。
<03.8.1> 明日の第26節の相手は、現在5勝6分け14敗の湘南ベルマーレです。湘南との最初の対戦は第4節。土砂降りの雨と横殴りの風の平塚競技場で安全第一のサッカーを選択し、大木と茂木のコンビで奪った1点をしぶとく守り切って勝ったゲームでした。内容的には湘南のものとも言って良い試合でしたが勝ち点3をもぎ取ったところは、第1クールを象徴するような戦い方だった、と言えます。第15節の2回目の対戦も、季節外れの台風の影響の中で行われました。山田監督が初采配で前節とシステムもメンバーも大きく変えて臨んだ湘南に対して、サンフが圧倒的にボールを支配して押し込みましたが、ボールを回すだけでシュートに至らないことが多く、また決定的なシュートも枠を外れて2試合連続のスコアレスドローに終わりました。守りを固められて攻めあぐむ、と言う第2クールを象徴するようなゲームで、マルセロの「運の無さ」も含めてその後の苦戦を暗示していたように思います。つまり、湘南戦はその時のチームの状態がストレートに出ると言って良さそう。ここ4試合で2分け2敗と「どん底」のサンフではありますが、逆にここで勝つならチーム状態は上向きだ、と言えるかもしれません。湘南の予想メンバーは、GK:小林、DF:池田、パラシオス、白井、MF:梅山、中里、熊林、坂本、高田、FW:柿本、金。パラシオスを中心とするDFラインは人に強いディフェンスをしてくるので、これをスピードとコンビネーションを生かして崩せるか、が問題でしょう。
 サンフレッチェのメンバーですが、サンパイオとマルセロが累積警告のため出場停止です。マルセロはともかくサンパイオの欠場は痛いのですが、もともと週2試合の時には1試合は休ませることが多かったので予定通り、と言っても良いと思われます。むしろ気になるのは、川崎戦で足を痛めていた駒野。沢田が怪我、高萩がクラブユースに出場中で代役がいないだけに、もし出れないとなると非常に苦しくなってしまいます。
       下田

    リカルド 上村
駒野            服部
       桑原
   李      森崎和
       森崎浩

     茂木  大木

SUB:林、八田、高木、梅田、高橋
 川崎戦ではショックの残る引き分けでしたが、一番怖いのはそのショックを引きずることです。結果を欲しがって慎重になりすぎたり、自分たちがやっていることに確信を持たずにやるのが一番危ないと思います。どうしても勝ちが欲しいこのゲームではありますが、いろいろな雑念は頭から追い出して信念を持って戦って欲しいと思います。
<03.8.1> クラブユース選手権の準々決勝でG大阪と対戦したサンフレッチェ広島ユースは3-0で快勝し、ベスト4に進出しました。ユースのメンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、中野、藤井、高柳、MF:前田和、高萩、西山(→田村)、FW:桑田(→吉村)、田坂(→槙野)、馬屋原(→佐藤将)。立ち上がりは前日のリベンジに燃えるG大阪に圧倒され前半21分まではシュートすら打てなかったそうですが、30分に田坂がPKを決めて先制。後半にも田坂と田村が決めて突き放し、余裕で4強入りを決めました。準決勝の相手はヴェルディを逆転で下した横浜Fマリノスとなります。
<03.7.31> 昨日の川崎フロンターレ戦は前半35分に先制し、相手に退場者が出て数的優位になったものの終了間際に同点ゴールを許し、悔しい引き分けとなりました。サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:駒野、上村、リカルド、服部、MF:森崎和、李(→森崎浩77分)、サンパイオ、FW:大木(→八田62分)、茂木(→梅田71分)、マルセロ。対する川崎は、GK:吉原、DF:箕輪、渡辺(→伊藤優80分)、岡山(→退場51分)、MF:アウグスト、山根、茂原、伊藤宏、今野(→小林45分)、FW:ジュニーニョ、我那覇(→中村71分)。広島の得点は左サイドを突破した服部の強烈なシュートがポストに当たり、ここに飛び込んだマルセロが押し込んだもの。川崎の得点は八田のパスを山根にカットされ、ジュニーニョから繋がれて小林に決められました。全体的にサンフレッチェのサッカーができていたもののポストやバーに嫌われ追加点が奪えず、川崎にワンチャンスを決められてしまったとのことです。私は映像を見ていないので内容については何とも言えないのですが、別にこれで昇格のチャンスを失ったわけではありません。3位に勝ち点差4を付けて2位にいるのは確かなのですから、強い気持ちで戦うことを忘れないで欲しい(選手もサポーターも)と思います。
<03.7.31> クラブユース選手権の第3日。サンフレッチェ広島ユースはG大阪に7-1で圧勝し、1位でグループリーグを突破しました。ユースのメンバーは、GK:佐藤昭、DF:高柳、中野、藤井、森脇、MF:前田和、高萩、桑田(→吉村60分)、FW:田坂(→大屋67分)、西山(→田中55分)。得点は前半20分と28分に馬屋原、29分に西山。後半4分に馬屋原がこの日3つめのゴールを決め、更に20分からの4分間に田坂、田中、吉村が立て続けに決めて突き放しました。トーナメント1回戦は今日行われる予定で、相手は再びG大阪(2位チームの中の1位の成績でグループリーグ突破)となります。
<03.7.30> 広島フットボールによると森崎浩司選手は「この試合に出るために、怪我してからみんなと相談しながら、厳しいリハビリをやってきました」との言葉通り、昨日の練習では怪我上がりとは思えないような動きを見せていたそうです。ただ、だからと言っていきなり先発かというとそうでもなさそう。小野監督は「ベンチには入れる」と明言していますが、試合勘等も考えて途中からの出場になりそうです。また週2回のゲームの時には休ませていたサンパイオですが、さすがに今日のゲームの重要性を考えて先発で使ってくる模様です。鳥栖戦後半の良いサッカーを、ぜひ今日のゲームでも再現して欲しいものです。
 今日の試合会場は広島スタジアムで、午後7時キックオフ。平日開催ですが夏休み中だということで、様々なイベントが予定されています。サンチェ、フレッチェとの記念撮影は、先着50組様に4時半よりメインスタンド総合案内横の受付で整理券を配布。サンフレッチェ得点者予想クイズは、正解者の中から5名様に選手サイン入り1号球をプレゼントします。キックターゲット、キックスピード、フェイスペイントのイベントはいずれもメインスタンド総合案内横にて。更に高橋、河原両選手による選手サイン会が6時より行われます。5時から先着100名様に整理券が配布されますので、ご希望の方はメインスタンド横の総合案内までお越しください。更に選手とハイタッチは5時半より小学生以下の先着100名様に整理券を配布。前座試合はトレセンU-17の三次地区対尾三地区のゲームが行われます。今日の広島地方はの天候は徐々に回復するとのことなので雨具の用意は必要なさそうです。またテレビはスカパーch185で生放送です。
<03.7.29> 明日は広島スタジアムに現在3位の川崎フロンターレを迎えます。
 川崎との過去2回の対戦成績は1分け1敗。J2の11チームと対戦してきて、唯一勝つことができていない相手です。最初の対戦はビッグアーチで行われた開幕戦。川崎の速いプレッシャーに戸惑っているうちに前半11分に失点し、その後もなかなかペースをつかめませんでしたが、前半33分にワンチャンスを生かして同点に追いつき、後半になって川崎のプレスが弱まった時間帯に勝ち越し。しかし試合終了間際にセットプレーから追いつかれ、「J2の厳しさ」を教えられた開幕戦でした。
 2回目の対戦は、第二クールの最初のゲームとなった第12節。何度も攻撃を仕掛けながらゴールを割る事ができず、カウンターから失点して今季初の敗戦を喫しました。どちらのゲームでも高いモティベーションでプレッシャーをかけてきた川崎に対して、サンフレッチェの選手が戸惑っているうちにやられてしまった、と言う感じ。自分たちのサッカーが封じられ、思い通りに進められないうちに時間が過ぎ、勝ちに持って行く事ができなかったと言う展開でした。しかし、逆に言えば自分たちのサッカーさえできれば勝つことが難しい事はない、と思います。実際、2試合とも相手の運動量が落ちる時間帯にはゲームを支配できています。第二クールで6連勝するなど一気に順位を上げてきた川崎ですが、7月以降に限って言えば1勝2分け1敗でややペースも落ちてきています。予想メンバーは、GK:吉原、DF:箕輪、渡辺、伊藤宏、MF:長橋、茂原、山根、アウグスト、今野、FW:ジュニーニョ、我那覇。新外国人ホベルッチが出てくる可能性がありますので警戒が必要ですが、相手の出方をいかに受け止め、慌てないで戦う事ができるか、がポイントとなりそうです。
 対するサンフレッチェですが、第三クールに入ってまだ勝ちがなく低空飛行を続けています。ただ、鳥栖戦の後半に良いサッカーができて同点に持ち込むことができた事は好材料。しっかりとボールをつないで積極的にゴールに向かうと言う本来のサンフレッチェのサッカーができるかどうか。メンバー選考だけでなく、身体と心のコンディショニングが重要なのではないでしょうか。メンバー予想は難しいのですが、私は次のような形を予想します。
       下田

    リカルド 上村

駒野            服部
   森崎和  サンパイオ

  森崎浩     マルセロ

     茂木  梅田

SUB:林、八田、李、木村、大木
 骨折で戦列を離れていた森崎浩は着々とリハビリを続けていて、先週は普通に練習していたとのこと。試合をするコンディションが戻っているかどうか微妙なところではありますが、李の疲れが溜まっている事も考えれば先発から使う可能性は十分にありそうです。また前節出場停止だった八田も出場可能です。鳥栖戦ではリカルド、上村の集中が切れるシーンも見られただけに、どちらかに代わって八田が先発する可能性もあると思います。小野監督は昨日の練習を休み、十分にコンディションを整えて川崎戦に臨む様子。鳥栖戦後半の良いイメージを保って、積極的な戦いを見せて欲しいものです。
<03.7.29> クラブユース選手権の2日目。グループリーグの第2戦を三菱養和と対戦したサンフレッチェユースは猛攻も及ばず引き分けました。メンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、中野、藤井、高柳、MF:前田和、高萩、西山(→吉村)、桑田(→田坂)、FW:馬屋原、田村。前半から広島ペースで進んだものの前半36分に一瞬の隙を突かれて先制を許しました。後半は前半以上に攻撃の圧力を強めて20本以上のシュートを打ったそうですが、後半19分に前田和のロングフィードを馬屋原が決めて同点に追いつくのがやっとだったとのことです。これで1勝1分けとなったユースは、明日のG大阪に勝てばトーナメント進出が決定しますが、それ以外のパターンでは勝ち抜きが苦しい状況となりました。
<03.7.28> クラブユース選手権U-18に出場しているサンフレッチェ広島ユースは昨日グループリーグの初戦を戦い、塩釜FCに7-2で快勝しました。メンバーは、GK:松岡、DF:森脇、中野、藤井、吉村(→高柳)、MF:前田和、田坂、桑田(→高萩)、FW:西山(→佐藤将)、馬屋原、田中(→田村)。ただ点差の割には苦戦だったそうで、序盤に2点をリードされる展開だったとのこと。ユースは後半から高萩を投入し、その後怒涛の攻めで逆転勝ちしたそうです。なお、噂によると攻撃の核である前田俊介選手が骨折してしまったとのこと。今日の三菱養和(優勝候補筆頭のG大阪に大健闘したらしい)に勝って、準々決勝進出に望みをつなげて欲しいものです。
<03.7.27> 昨日鳥栖スタジアムで行われた第24節鳥栖戦は、前半に逆転されたものの終了間際に同点に追いつき、2-2で引き分けました。
 連敗脱出を図るサンフレッチェは、システムを4-3-3に戻して次のような布陣でスタートしました。
       下田

    リカルド 上村

駒野            服部
   森崎和  サンパイオ

        李

   茂木     マルセロ
       梅田(→大木70分)

SUB:林、桑原、高木、木村
 対する鳥栖は、GK:藤川、DF:古川(→森77分)、宮川、井手口(→三好81分)、中村、MF:ジュニーニョ、鈴木、佐藤陽、小石(→米山77分)、FW:佐藤大、鳴尾。立ち上がりからサンフは前への速い攻撃を意図してロングボールを多用しますが、鳥栖のDFラインにことごとくはね返されます。このところのゲームで見られるように前に急ぎすぎる傾向が強く、組み立てがうまく行きません。それでも前半10分に、右サイドからのスローインのボールを李がクロス。このこぼれをマルセロが戻し、ポジションをゴール前に移していた李がダイレクトでゴール左上隅に叩き込んで先制点を奪いました。
 久々に流れの中から点を取れてこれで乗っていけるかと思えばさにあらず。前線も中盤も動きが悪く、パスがほとんど繋がらずミスばかりでなかなか攻撃の形を作る事ができません。逆に鳥栖は豊富な運動量で中盤を支配し、ボールを良くつないで何度もサンフレッチェサイドに攻め入ります。ペナルティエリア外で倒れた梅田がシミュレーションでイエローカードを受けるなど不可解な判定も続いてペースを失ったサンフは、前半15分頃から一方的にゲームを支配されます。そして前半26分、サイドチェンジでぽっかり空いた左サイドからクロスを放り込まれ、ここに走り込んだ佐藤大に頭で合わせられて同点に追いつかれてしまいました。そしてその後も鳥栖のペース。何度もDFラインの裏を狙われピンチを迎えます。37分にはクリアボールを拾った鳴尾からのパスで抜け出した小石がペナルティエリアに侵入し、DFとGKを十分に引きつけて中央にパス。ここに走り込んだ鳴尾に決められ、ついに逆転を許してしまいました。その後かさにかかって攻める鳥栖。完全に浮き足立ったサンフは、クリアするのが精一杯。鳥栖のミスにも助けられて何とか1点差のままで凌ぎましたが、どちらが首位か、どちらが最下位か分からないような絶望的な展開で前半を折り返しました。
 これはメンバーを入れ替えるなど大胆な修正を行わなければならないのではないだろうか、と思ってみてましたが、小野監督の選択は違いました。サンパイオを中盤の底に、マルセロをトップ下に移すという微妙な修正でしたが、しかしこれが当たります。サンフは前半とは見違えるような動きでピッチ全体を制圧し、立ち上がりから何度も決定機を作ります。1分も経たないうちに駒野のクロスにマルセロが合わせたのを手始めに、3分には森崎和のヘディングシュートがクロスバーを叩き、その1分後には森崎和がCKのこぼれをダイレクトでシュートします。10分、11分にはマルセロが立て続けにシュート。更に15分には右サイドから切れ込んだ駒野が強烈なシュートを放ちます。そして19分には右からのCKに合わせた上村のシュートが枠内に飛びます。しかしここに飛び込んだマルセロは、何とこのボールを「クリア」してしまいます。守りを固める鳥栖のディフェンスを何度も崩しながら、ちょっとした不運とちょっとした食い違いでゴールを奪えず、シュートは放つもののなかなかゴールネットを揺らすことができません。攻撃がやや手詰まりとなったと見るや、小野監督は後半25分に大木を投入します。しかし監督が動いたのはここだけで、後は選手達を信頼してピッチを見守ります。刻々と過ぎる時間。辺見主審の相も変わらぬ不可解なジャッジもあり、焦る気持ちばかりが募ります。後半43分には駒野のクロスにマルセロが頭で強烈なシュートを放ちましたが、この決定的なボールもまたポストを叩きます。しかしその直後のCK。服部が蹴ったボールを茂木がファーに流すとゴール前で張っていた大木へ。大木は一瞬トラップミスしたかに見えましたが、身体を後ろに倒れ込むようにしながら左足に合わせてゴールネットに叩き込みます。ずっと運に見放されていたベテランの執念の一発で、サンフはようやく同点に追いつく事ができました。
 これで前に出てこざるを得なくなった鳥栖。サンフは勝ち越しを狙って茂木が、マルセロがボールに食いついてシュートを放ちます。そして最後は李がミドルシュートを放ちましたがこれもGK正面。結局後半14本のシュートを放ちましたが1点にとどまり、昨日勝った新潟に勝ち点で追いつかれてついに首位陥落となりました。
 苦戦した第二クールを引きずったように、なかなか勝つことが出来ないサンフは、この日も最下位相手に引き分けるのが精一杯、と言う結果に終わりました。アウェイの荒れたピッチとサッカー専用スタジアムの大声援、チーム状態の悪さ、そう言うもろもろの条件が重なったとは言え、前半の戦いぶりはとても上を目指すチームとは思えない最悪の出来だったと思います。しかし、後半のサンフは違いました。良く動いてパスコースに顔を出し、ワンタッチ、ツータッチのパスを多用しながら相手の守備陣を崩していく。そう言う本来目指していたサッカーが、ようやく出来ていたと思います。そして時間が過ぎて焦る気持ちをよくコントロールして、同点に追いつく事ができたと思います。前半の内容の悪さ、結局試合をひっくり返せなかったこと等、非難すべき点は多々あるかもしれません。しかし、それでも私はこの戦いぶりを評価したいと思います。前半の悪さを最小限の手当てで修正したこと。選手一人一人が強い気持ちで戦い抜いたこと。そして何とか同点に追いついて3連敗を回避したこと。選手と監督が自分たちのやっていることに疑心暗鬼になり、チームが崩壊する一歩手前で踏みとどまったことを評価したいと思います。自分たちのサッカーを貫けば、必ず昇格できる。どんな相手にでも、必ず勝つ事ができる。ここに自信と確信を持って、どんな困難があっても我慢すること。その強固な意志が、チームにとっても、そしてファンとサポーターにとっても最も大切なのではないでしょうか。次の大一番である川崎戦まで、あと3日しかありませんが、ここでぜひとも勝って、ここでつかみかけた「流れ」を呼び込んで欲しいと思います。
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