8/3〜8/9のSANFRECCE Diary


<03.8.9> 2連敗、2引き分け、そして敗戦と5試合で2分け3敗。出口の見えないトンネルに入ってしまったサンフの明日の相手はアビスパ福岡です。
 福岡との今年最初の対戦は第10節。森崎和が五輪予選から戻って来ていたものの、駒野が怪我のために欠場し、初めて桑原をリベロに入れた3バックで臨みました。試合は序盤からサンフのペースで、ボールを支配して何度も相手ゴールに迫りましたが、決定的チャンスを決めきれる事ができずに終盤までもつれます。しかし高木の投入でリズムを変えて後半34分に服部が、更にロスタイムに森崎浩が決めて連勝を9に伸ばしたゲームでした。
 2回目の対戦は第16節でした。第2クールに入って点が取れなくなったサンフは、直前の2試合がスコアレスドロー。前途にやや陰りが見えてきて試合前はやや不安感がありました。が、試合は序盤からサンフのペースで、前半7分にサンパイオのゴールで無得点を197分で止めると、その10分後にはマルセロがPKを決めて追加点。その後ベンチーニョにFKを直接決められ、更に福岡にPKを与えるピンチもありましたが下田がスーパーセーブを見せて流れを取り戻し、最後はマルセロがゴールを決めて突き放しました。これまでの2試合を見ると福岡は決して引いて守ることなく、前から積極的にプレッシャーをかけてきています。これがこれまではサンフの戦術との噛み合わせがよく、ピンチはあるもののそれ以上にチャンスを作り、力で上回って勝って来ました。前節のサンフの戦いを見ると選手が自信を失っているのが明らかですが、福岡に勝つために一番大切なのはその「自信」でしょう。最近5試合を3勝1分け1敗と好調の福岡ですが、本来の力を発揮すれば必ず勝てるはず。気持ちで負けないかどうか、が最も大切なのではないでしょうか。
 サンフレッチェのメンバーですが、森崎和がエジプトに行っていて出場できない穴をどう埋めるか、が一番のポイントでしょう。前節出場停止だったサンパイオが出れますが、李の調子が悪いのが不安材料。広島フットボールによると昨日の練習では高木がボランチで良い動きをしていたそうですので、彼の久々の先発がありそうです。
       下田

    リカルド 上村
駒野            服部
   高木   サンパイオ

       森崎浩

  マルセロ     茂木
       高橋

SUB:林、八田、桑原、大木、中山
 対する福岡の予想メンバーは、GK:塚本、DF:川島、セルジオ、藏田、アレックス、MF:米田、篠田、大塚、宮崎、FW:福嶋、ベンチーニョ。怖れることなく侮ることなく、悔いを残さないよう思いきったプレーを見せて欲しいものです。
<03.8.8> 広島フットボールによると、昨日吉田サッカー公園で行われた紅白戦ではレギュラー組のAチーム(GK:下田、MF:駒野、上村、リカルド、服部、MF:李、サンパイオ、森崎浩、FW:茂木、マルセロ、大木)の状態は相変わらず悪く、むしろBチームのアグレッシブさが目立っていたそうです。特にBチームは運動量と気迫でAチームを圧倒。田中のスルーパスで抜け出した梅田がゴールを決めたほか、何度も決定的シーンを作っていたそうです。逆にAチームは周りを励ます声を出せていたのは森崎浩だけで、ミスを怖れるような縮こまったプレーが多かったとのこと。台風が接近する今日はAチーム、Bチームを分けずに練習するそうですが、その中でのレギュラー陣の反発に期待するしかありません。でなければ、思いきって大きくメンバーを入れ替えるべきかもしれません。
<03.8.8> エジプト遠征中のU-22代表は初戦をヨルダン代表(A代表)と対戦し、石川、高松がゴールしたものの2-2で引き分けました。森崎和が出場したかどうかは不明。また当初の予定ではU-22ナイジェリア代表との対戦のはずでしたが、相手がキャンセルしたため対戦相手が変更になったとのこと。元々意味不明だった今回の遠征が、ますます無意味なものになりつつあるように思えてなりません。
<03.8.7> 今朝の中国新聞によると、サンフレッチェとJT(バレーボール男子)、湧永製薬(ハンドボール男子)、広島メイプルレッズ(ハンドボール女子)、広島ガス(バドミントン女子)で構成するトップス広島がNPO法人化することで合意しました。2000年4月に発足したトップス広島は今年からサッカーなど複数競技の通年教室を主催するなど活動を拡大してきたそうで、今後の維持・発展のためには今の任意団体の形から発展させる必要があると判断したとのこと。totoの収益配分や行政の援助などを受けやすくなると言うメリットもある、とのことで、サンフレッチェの森川専務は「できるだけ早く(県に)申請し、認可を得られるようにしたい」と語っているそうです。
<03.8.6> 第3クールの重要な一戦となる8/23(土)の新潟戦に向けてのバスツアーを、広島県サッカー協会とサンフレッチェ広島後援会が実施します。8/22(金)の夜23時30分に広島駅新幹線口を出発して車中泊。8/23の12時30分に新潟に到着して夕方のゲームを応援し、試合終了後にバスに乗って翌24日の朝10時に広島に戻ってくるという「0泊3日弾丸ツアー」です。料金はバス代、バック・サイドスタンド自由席チケット代、保険代金を含んで大人19,000円、小中高校生17,000円(ファンクラブ・後援会員はそれぞれ2,000円割引)。かなりの強行日程ではありますが、2泊含んでいることを考えなくても激安価格(因みにJR利用だと乗車券だけで片道13,760円。飛行機は片道33,300円)だと言って良いのではないでしょうか。お申し込み期間は一昨日から始まっていて8/16(土)までの先着40名様。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島アウェイ応援ツアー」係(受付10時〜19時、082-240-3447)までどうぞ。
 またこの新潟戦に向けて関東のサポーターグループによる応援ツアーも企画されています。こちらは試合当日の11時に東京駅を出発して翌朝早朝(5時30分)に戻ってくるスケジュールで、料金は大人・子供同額の7,500円(チケット代抜き)となっています。お申し込み、お問い合わせはJTB高崎支店(担当:佐久間、中谷)に月曜から金曜日の9時から17時30分にお願いします。
<03.8.5> 紫熊倶楽部増刊「アシスト」の夏休み特別企画号が発売されています。特集は「サンフレッチェの10年」のpart 2で、1998年から2001年を振り返っています。主力選手の放出等で揺れた97年末の危機の後久保社長が就任したサンフレッチェにとっては、99年が再出発の年でした。藤本、高橋、沢田らを獲得し、森保が京都から復帰してチーム力を整備。シーズン途中で森山も獲得してチーム力が大幅に向上しました。そして彼らの活躍で一時は優勝も狙えるか、と言うところまで行きましたが、結局はここぞと言うところでの勝負弱さを見せ、終盤には久保の骨折もあって失速してしまいました。更にその年は天皇杯で準優勝。トムソン体制の4年目となる2000年は、最初から優勝も視野に入れた勝負の年となりました。しかしこの年は補強に失敗し、久保の出遅れもあって低迷。トムソン監督はシーズン途中で退団を表明するに至り、彼の「破壊と創造」の4年間が終わりました。今思い返せば苦しかったを多く思い出されるトムソン監督の時代ですが、しかしそんな中でチームの「ボス」として君臨し、選手を大きく入れ替え、最大の課題だったJ1残留を果たしたトムソン監督は真に偉大な監督だった、と言って良いように思います。残念ながら今年その人生を閉じてしまいましたが、もし健在で再び指揮を任せる事ができたなら、昨年の降格はなかったのではないか、今のサンフをもっともっと強くしてくれたのではないか、と思えてなりません。
 そのトムソン監督に代わって2001年から指揮を執ったのは、かつてカメルーン代表を率いた「名将」ヴァレリー・ニポムニシでした。彼の下で攻撃サッカーにモデルチェンジしたサンフは全く勝てずに苦しんだ時期もありましたが、最後に立て直して2nd stageは久々の3位。新しいサンフレッチェを見せて翌年以降の躍進を予感させた年でした。が、ヴァレリーがシーズン終了直後に突然退任を表明し、その理由が嘘だったことが判明したところから暗転します。彼の紹介で後釜に座ったガジエフがチームを徹底的に破壊し、その後立て直すこともかなわずJ2降格の憂き目にあってしまいました。サンフレッチェを語る上で、ある意味最も重要なトムソン監督の時代とヴァレリー監督の時代。紆余曲折はあったにしろ、チームが最も必要とするのは勝負強さであり、勝者のメンタリティであることを改めて思い知らされる特集記事だと言えると思います。
 この特集記事の前のカラーページは、織田強化部長のインタビュー記事。厳しいJ2を戦いながら未来を見つめている織田氏の思いとクラブの方針を綴っています。そして最後のカラーページは長くJ2を取材してきたライター、江藤高志氏による「J2を戦い抜くために大切なこと」。これまで昇格したチームも昇格できなかったチームも、必ずどこかで苦しい時が来ます。それをどのように乗りきるべきか、長いJ2をどのように勝ち抜いていくべきなのか。現状に対して極端に悲観的になることはないこと、サポーターの力が昇格の絶対的条件である事を説いています。
 「アシスト」は定価480円。紫熊倶楽部や広島フットボールとのセットでの購読もできます。お問い合わせは広島フットボール・紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。
<03.8.4> 昨日別府で行われたサテライトの大分戦は、0-2で敗れました。サンフのメンバーは、GK:林、DF:須田(→西嶋78分)、吉弘、大久保、佐田、MF:松下、西村、青山、FW:木村、梅田(→山形84分)、松浦、SUB:河原、田中。失点は後半30分にDFのミスを松橋にカットされて先制を許し、41分にGKのフィードを内村に持ち込まれて決められた、というもの。観戦者の話によると、松下がなかなか良い動きをしていたものの梅田、松浦ら攻撃陣は今一つだったとのこと。また守備の組織力のなさも相変わらずだった模様です。
<03.8.4> 昨日クラブユース選手権U-18の決勝を戦ったサンフレッチェ広島ユースは、浦和レッズユースを3-0で下し、この大会初の優勝を果たしました。決勝戦のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:高柳、中野、藤井、森脇、MF:前田和、高萩、桑田(→田村45分)、FW:田坂、馬屋原(→吉村73分)、西山(→田中78分)。ゴールは前半30分に高柳、37分に田坂が決め、後半40分に田村が決めて突き放しました。3得点(のはず)の田坂は大会MVPを獲得し、またチームはフェアプレー賞も受賞しています。ユースはこれで全日本ユース高円宮杯の出場権を獲得し、プリンスリーグ2位の観音高校も繰り上げで出場することになります。
 昨年冬のJユース杯の決勝でG大阪に完敗したユースでしたが、今年はシーズン初めから好調。練習試合でG大阪や国見高に圧勝するなど、今年に向けての期待を感じさせる立ち上がりでした。その後高萩、高柳らがトップや代表に呼ばれてメンバーが揃わず苦しい時期もありましたが、プリンスリーグ中国大会を無敗で優勝するなど着々とチーム力を整備。このクラブユースも前田俊が怪我でリタイアしましたが、他の選手の頑張りで力強く勝ち抜きました。「ひしゃく」によるとMVPの田坂や得点を量産した馬屋原、「別次元のプレー」を見せた高萩だけでなく試合ごとにいろいろな選手がまんべんなく活躍したそうで、森山監督のチーム作りが非常にうまくいったと言えるのではないでしょうか。おそらくユースはこの後しばらく夏休みに入るのではないかと思いますが、できればこの「勝ち運」をトップチームにも運んできて欲しいもの。特に高萩にはSBS杯を辞退して、森崎和の穴を埋めて欲しいと思います。
<03.8.3> 昨日の第26節湘南戦は終始攻め続けたものの得点できず、逆に不運な失点から今季4度目の敗戦を喫してしまいました。
 サンパイオ、マルセロが出場停止のサンフは、森崎浩を久々に先発から起用して次のような布陣でスタートしました。
       下田

    リカルド 上村
駒野            服部
       桑原(→高木45分)
   李      森崎和
       森崎浩(→中山75分)

     茂木  大木(→高橋75分)

SUB:林、八田
 対する湘南は、GK:小林、DF:池田、パラシオス、白井、MF:梅山(→時崎68分)、中里、熊林、坂本、金(→吉野70分)、FW:高田、柿本(→石田45分)。序盤からゲームを支配したのはサンフレッチェ。パスを繋いで最終ラインからビルドアップして、右から左から攻め込みます。対する湘南は最初からカウンター狙いで、高田のボールキープと右サイドの梅山の突破からチャンスを作ろうとします。しかし湘南の攻撃は精度が低く全く脅威にはなりません。逆にサンフは、李のクロスに茂木が合わせたシーンなど何度か決定的チャンスを作りますが、パラシオスを中心にした高さと強さのある守備を崩すことができません。じりじりした展開のまま時間が過ぎてそのまま前半を折り返すかと思われた41分、湘南の前半唯一のシュートがゴールネットを揺らしてしまいました。パラシオスが蹴ったボールは中盤で跳ねてちょうど高田の前へ。高田はこれを迷わず頭で中里の前に出します。中里にはリカルドがマークに付いてこのボールをクリアしようとしますが、ボールは妙なバウンドをして中里に味方します。ペナルティエリアに入って無理なプレーができなくなったリカルド。慌てて飛び出す下田。しかし中里は苦しい体勢ながらわずかに早くボールに触って、ゴールに流し込みました。このシーン、DFラインの守備やGKとの連係に問題があったと言えるかも知れません。が、これをミスというのはやや酷な場面で、むしろいくつかの不運が重なってしまったと言って良いでしょう。押しながらもなかなか点が取れないサンフにとっては非常に重い1点を背負って、ハーフタイムを迎えることになりました。
 重苦しい雰囲気を何とか変えたい小野監督は、後半の頭から19歳の高木を投入します。これで前半以上に前懸かりになって攻めるサンフ。逆に湘南はゾーンを低く設定して、人数をかけてゴール前を固めます。サンフは中盤でのこぼれ球をことごとく拾って攻めに攻めますが、パラシオスを中心とした湘南ディフェンスの壁を破ることができません。後半得たCKは実に10本。その他にも右から左からクロスを入れ、また中央突破を図ろうとしますが、シュート一歩手前で潰されてしまいます。小野監督は早めに動いてハイボールに強い高橋と中山を入れますが、その強味もなかなか生かすことができません。終盤になって何度かワンタッチのパス交換からチャンスを作り、高橋の決定的なシュートもありましたが時すでに遅し。ゴールをこじ開けようとする努力はついに実らず、第3クールに入って4試合目で早くも2敗目を喫してしまいました。
 この日のサンフは、マイボールを大事にしてボールを繋いで攻めを構築するという本来やりたかったサッカーはできていたように思います。少なくとも甲府戦や鳥栖戦の前半のように、相手にいいようにやられる事は無くチーム戦術の立て直しはできつつあるように見えました。特に相手に比べて遥かに厳しい日程(こちらは鳥栖〜広島〜湘南と遠征したのに、湘南はほぼホームに居すわり)だったにも関わらず、ゲーム全体を支配できたのはポジティブに捉えるべきだと思います。ただ、だからと言ってチーム状態が良くなったかと言うとそれはまた別の話。選手たちの自信は回復するどころかむしろ更に落ちている感じで、全体的なチャレンジの気持ちに欠けているように見えました。得点できなかったこと、失点したことはほんのちょっとの運、不運の差だと思いますが、その運を自分達の方に引き寄せることができなかったことは、明らかにチーム全体の「自信喪失」が原因なのではないかと思います。
 広島フットボールによると、実際に選手たちの多くは「失敗をおそれてプレーしていた」と言っていたそうです。久々に先発した森崎浩はまわりの選手の動きに大胆さが消えていることに驚き、「もっと思い切った動きがないと、点はとれない」と語っていたそうです。どうしても勝ちがほしい。その余裕のない気持ちが安全策を選択させ、思い切りを失う。それが原因でまた結果が出なくなる。そう言う「心理的な悪魔のサイクル」に明らかに入り込んでいるのだと思います。思えばサンフは、昨年もそうでした。やればできるという思いを持ちながら、結果が悪く転ぶのをおそれるあまり気持ちが縮こまり、最も大切なものを失いました。目の前の大きな壁を打ち破ることができずに、その前に頭を垂れてしまいました。今はそれと全く同じ状況にあるのだ、と私は思います。これを乗り越えることで成長するか、それともその前に再び敗れてしまうのか。敵は新潟でも川崎でもなく、ましてや湘南でもない。サンフレッチェが乗り越えなければならないのは、自分自身であることがこのゲームではっきりと分かった、と言えるのではないでしょうか。
 小野監督はこの状況を抜け出すために何をしなければならないか、と言う問いに次のように答えたそうです。
  「勝つこと」。
  「そのために練習すること」。
  「自分たちのサッカーを取り戻すこと」。
どれも当たり前の事ですが、しかし逆に言えばこの困難に対する特効薬はない、と言うことでしょう。負けている気持ちを克服するには、自分達が奮い立つしかないのです。監督がどうとか、戦術がどうとか、選手起用がどうとか、そう言う問題ではないのです。選手自身が自分とチームメイトを信じて、結果をおそれずにチャレンジするしかないのです。そしてそのためにはまず我々自身が彼らを信じてあげること。その気持ちをスタジアムで見せること。大きな声援で彼らを奮い立たせることが、何よりも大切なのではないでしょうか。
<03.8.3> 昨日Jヴィレッジで行われたクラブユース選手権の準決勝で、サンフレッチェ広島ユースは横浜FマリノスにVゴール勝ちし、決勝に進出しました。メンバーは、GK:佐藤昭、DF:高柳、中野、藤井、森脇、MF:前田和、高萩、桑田(→田村55分)、FW:田坂、馬屋原、西山。得点者は西山と高萩でした。決勝戦は今日の14時から浦和レッズユースが相手で、この大会初の優勝を狙います。
<03.8.3> 先週末にエジプト遠征に参加するU-22日本代表が発表され、広島からは森崎和が選ばれました。今回選ばれたのは次の22人。
【GK】黒河(清水)、岩丸(神戸)
【DF】池田(清水)、三田(新潟)、北本(神戸)、那須(横浜FM)、青木(鹿島)、徳永(早稲田大)
【MF】森崎和(広島)、石川(FC東京)、鈴木啓(浦和)、野沢(鹿島)、茂原(川崎F)、
    前田(磐田)、佐藤勇(市原)、児玉(G大阪)、鈴木規(FC東京)
【FW】原(名古屋)、高松(大分)、中山(G大阪)、佐藤寿(仙台)、矢野貴(柏)
 オールスター優先、と言う訳のわからない基準により、松井、大久保、阿部らが外れています。またJ2は一応リーグ戦を考慮したのか、上位3チームから公平に?一人ずつの選出となりました。この遠征メンバーは昨日の試合後にすぐに合流し、8/6にU-22ナイジェリア代表と、8/8にヨルダン代表(A代表)と、そして8/10にU-22エジプト代表と対戦します。
 また日本サッカー協会はU-18代表とU-15代表も合わせて発表しました。そのうちSBS杯に出場するU-18代表にはサンフレッチェユースからDF高柳とMF高萩が、また強化指定選手で皆実高校のDF吉弘も選出されています。高萩にとってはU-18代表のレギュラー獲得に向けての重要なゲームかも知れませんが、しかしちょうどトップチームは福岡戦を控えていて、しかも森崎和がいないという状況です。SBS杯は所詮親善試合ですから、ここは敢えて辞退してリーグ戦を優先しても良いのではないか、と私は思います。
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