1/25〜1/31のSANFRECCE Diary


<04.1.31> 昨日Jリーグは今季の日程を発表し、サンフレッチェの開幕戦はホームで清水エスパルスとなりました。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
3/13(土)
16:00
清水エスパルス
広島ビッグアーチ
NHK広島/BS-i
2
3/20(土)
15:30
ガンバ大阪
万博記念陸上競技場
NHK-BS
3
4/3(土)
15:00
ジェフユナイテッド市原
広島ビッグアーチ
広島ホームテレビ
4
4/10(土)
16:00
大分トリニータ
大分スタジアム
NHK大分/J SPORTS
5
4/14(日)
19:00
名古屋グランパスエイト
広島ビッグアーチ
6
4/17(土)
16:00
東京ヴェルディ1969
味の素スタジアム
J SPORTS/日本テレビ(録)
7
5/2(日)
19:00
浦和レッズ
広島ビッグアーチ
NHK-BS
8
5/5(水・祝)
15:30
セレッソ大阪
長居スタジアム
NHK大阪/NHK広島
9
5/9(日)
14:00
ヴィッセル神戸
広島ビッグアーチ
10
5/16(日)
15:00
FC東京
味の素スタジアム
NHK-BS/MXテレビ(録)
11
5/22(土)
18:30
柏レイソル
広島ビッグアーチ
J SPORTS
12
6/13(日)
15:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ
13
6/16(水)
19:00
横浜Fマリノス
横浜国際競技場

14
6/19(土)
15:30
アルビレックス新潟
広島ビッグアーチ
テレビ新広島
15
6/26(土)
15:00
ジュビロ磐田
ヤマハスタジアム
静岡放送(録)

 序盤は比較的相性の良い清水、G大阪、市原、そして残留争いが予想される大分が相手となるため、ここで勝ち点6以上、できれば9ぐらいは稼いでおきたいところ。6月に入ると強敵が多く、また日程も厳しくなるためスタートダッシュが大事になりそうです。
 続いて2nd stageの日程は次の通り。キックオフ時間と開催スタジアム、テレビ放送の予定は未定です。

開催日
対戦相手
1
8/14(土)
ジェフユナイテッド市原
2
8/21(土)
セレッソ大阪
3
8/29(日)
柏レイソル
4
9/11(土)
清水エスパルス
5
9/18(土)
横浜Fマリノス
6
9/23(木・祝)
アルビレックス新潟
7
9/26(日)
東京ヴェルディ1969
8
10/2(土)
鹿島アントラーズ
9
10/17(日)
ガンバ大阪
10
10/23(土)
ヴィッセル神戸
11
10/30(土)
FC東京
12
11/6(土)
名古屋グランパスエイト
13
11/20(土)
ジュビロ磐田
14
11/23(火・祝)
大分トリニータ
15
11/28(日)
浦和レッズ

 小野監督の言葉を信じるならば、2nd stageには「旋風を巻き起こす」チームになっているはずです。最終戦がアウェイの浦和、と言うのは99年のシーズン(浦和がJ2に降格した年)を思い出しますが、ここがその時のような降格を争うようなゲームではなく、優勝争いに絡んで注目されるような、そんな展開になっていて欲しいと思います。
<04.1.30> 広島フットボールによると、昨日は小村、外池、佐藤、下田が合同自主トレに参加し、元気に汗を流していたそうです。木村と李は別メニューの調整。また高萩は体調を崩しているらしく姿を見せなかったそうで、少々心配です。一方、怪我からリハビリ中の駒野はまだジョギングの段階ですが、かなりスピードが上がって来ているようで順調な回復ぶりだ、とのこと。「春には完全復活したい」と前向きに語っていたそうです。
<04.1.29> サンフレッチェは一昨日、今季の指導体制を発表しました。それによると監督、コーチは全員留任で、渡部トレーナーが木本トレーナーに交代しています。また昨年はコーチに肩書きはありませんでしたが、今年は影山氏が「ヘッドコーチ」、牧内氏が「サテライト監督」になって任務分担が明確になりました。
監督       小野 剛(41)
ヘッドコーチ   影山 雅永(36)
GKコーチ    望月 一頼(42)
フィジカルコーチ 生駒 武志(33)
サテライト監督  牧内 辰也(39)
コーチ      横内 昭展(36)
GKコーチ    加藤 寿一(34)
チーフトレーナー 吉崎 健(34)
トレーナー    野村 博幸(40)
         木本 実(36)
通訳       ジョゼ(32)
トップ主務    浅津 伸行(26)
サテライト主務  坂田 康彰(24)
 手元に正確な資料がないのですが、最年長が42歳の望月コーチと言う体制はJリーグ全体でもかなり若い方なのではないでしょうか。(監督は新潟の反町監督の方が若く、柏の池谷監督は同い年。)サンフレッチェは選手、スタッフともに若いチームで2年ぶりのJ1に挑むことになります。
<04.1.28> 今週から行われている合同自主トレですが、昨日の広島フットボールによると怪我からリハビリ中の駒野、西村と大久保、李が別メニュー。U-23代表組とブラジル人3人組、そして下田、小村、外池、佐藤、吉田はそれぞれ独自にトレーニングしているとのことで、眞中、茂木、松浦、高木、服部、八田、井川、大木、吉弘、青山、田中、田村が軽いランニングとボールを使った簡単なトレーニングに汗を流していたそうです。なお木村の名前がなかったのですが、年末から体調を崩していた(軽い肝炎だったとか)らしくトレーニングできない状態なのかもしれません。また高萩も不明で、オフの間を利用して高校生の勉強をしているのでしょうか?
<04.1.28> 昨日神戸は、藤本主税選手のレンタルでの獲得を発表しました。昨年サンフレッチェから名古屋に移籍した藤本は、ベルデニック監督に攻撃の軸と期待されて1st stageは出場停止の1試合を除く全試合に出場し、2得点を挙げていました。しかし2nd stageにネルシーニョ監督に交代すると出場機会が激減し、先発で出たのはわずかに3試合。途中出場を含めても9試合出場で無得点に終わりました。名古屋は今季、岩本と大野とトップ下の選手を獲得しており、昨年以上に出場機会が限られると考えて移籍を選択したのではないかと思われます。2001年にはヴァレリー監督のもとで大活躍し、日本代表にも選ばれた藤本でしたが、翌年にオランダ移籍を果たせなかったあたりから下降線をたどっている感じがします。もうサンフレッチェの選手ではありませんが個人的には好きな選手の一人だったので、何とか神戸で頑張って、かつての輝きを取り戻して欲しいと思います。
<04.1.27> 公式発表によると、今季のサンフレッチェの背番号が次のように決まりました。
1下田崇   2リカルド  3小村徳男  4外池大亮
5駒野友一  6サンパイオ 7森崎浩司  8森崎和幸
9眞中靖夫  10チアゴ   11茂木弘人  12(サポーター)
13松浦宏治  14佐藤一樹  15高木和正  16李漢宰
17服部公太  18八田康介  19井川祐輔  20大木勉
21林卓人   22大久保裕樹 23田中俊也  24木村達朗
25吉弘充志  26高萩洋次郎 27中山元気  28吉田恵
29西村英樹  30青山敏弘  31河原正治  32田村祐基
 14番以下の空き番号は、全て移籍加入の選手が付けることになりました。一方、昨年ルーキーながら11試合に出場した高木は、26番から松下(かつては藤本や森崎浩)が付けていた15番に昇格。22試合に出場した李も23から16になっています。またずっと上村が付けていた19番は井川が受け継ぎました。更に昨年出場が無かった大久保、田中、木村が22〜24の小さめの番号を付けることになり、今年の飛躍が期待されます。
<04.1.27> オフィシャルホームページに来週行われる1次キャンプの予定が出ています。日程は2/3〜10で、前半の6日までは御殿場(裾野市時之栖スポーツセンター)、その後は筑波大学体育センターでのトレーニングの予定となっています。筑波大で行われる後半は「社会性を育成する実際体験・野外活動」の予定となっていて、昨年淡路島キャンプで行った集団活動(グループで課題をクリアしていく、など)や山の中での野宿体験?などを昨年以上に本格的に行うのではないでしょうか。参加メンバーは監督、スタッフ、選手全員ですが、新人の吉弘、青山、田村と昨年入団組の大久保、高木、高萩はJリーグ新人研修に参加するため2/7からの合流予定。またユースの佐藤昭、高柳、森脇、桑田、前田も参加するとのことです。
<04.1.26> 昨年「ユースダイレクター」と言う立場でサンフレッチェユースの躍進に貢献した高橋真一郎氏が、今年から横浜Fマリノスのユース監督に就任することが決まったそうです。高橋氏は1957年生まれで、松永高、大阪経大から80年にマツダ入り。87年には日本代表にも選ばれるなど主力選手として活躍し、サンフレッチェでも3試合に出場しています。93年末の引退後は指導者の道を歩み、バクスター監督の元でコーチを務めてステージ優勝や天皇杯準優勝に貢献。97年からは下部組織統括コーチやユースダイレクター、あるいは協会のスタッフとして活躍していました。更に2000年〜2002年にはガンバ大阪のユース監督として強力なチームを作り上げ、一昨年のJユースカップ決勝ではサンフレッチェユースを5-0で粉砕して優勝を果たします。そして昨年は広島に戻り、再びユースダイレクターとして「史上最強のサンフレッチェユース」を作りました。これまでの横浜のユース監督だった安達亮氏は日本サッカー協会のU-16,17代表のコーチに就任したそうで、高橋氏はその後任として広島ユースのライバルを育てることになります。
 また、これまでトップチームのコーチやジュニアユースの監督を務めてきた上野展裕氏は、今年から日本サッカー協会のナショナルトレセンのコーチになることが決まりました。
<04.1.25> 今年のサンフレッチェのメンバーを、ポジション別におさらいしてみます。
【ゴールキーパー】
 元日本代表の下田がレギュラー、U-23日本代表候補の林がサブのこのポジションは、リーグ屈指の質の高さを誇っています。広島に匹敵するのは、楢崎+川島の名古屋ぐらいでしょう。ただ、問題は林が代表に選出されたとき。万一下田が怪我か出場停止で抜けることになると、河原かユースの佐藤昭を起用せざるをえなくなってしまいます。
【センターバック】
 3バックになるか4バックになるかはわかりませんが、どちらにしろリカルドが軸になるのは間違いありません。4バックなら井川、3バックなら小村、井川、八田のうち2人が最終ラインを固めることになるでしょう。井川はJ1での実績がなく、小村はスピードの衰えが不安材料ではありますが、リカルドとのコンビネーションさえきっちりと固めれば何とかなると思います。またベテランの吉田や外池も起用できるので、層の厚さも問題ないでしょう。ただ将来的なことを考えれば、レンタル組やベテランに頼るのは考えもの。八田が今年こそレギュラーを取ること、大久保や吉弘が成長することが重要で、それがなければ上村を放出した意味がない、と言えます。
【サイド】
 左右のレギュラーは服部と駒野、控えは吉田と佐藤。若くて実績のある選手とベテランの組み合わせは理想的です。ただ、この4人に次ぐ選手が不在なのが少々不安なところ。駒野の復帰は夏頃の予定なので、それまでにユースの高柳にチャンスが与えられる可能性も高そうです。
【ボランチ】
 森崎和とサンパイオがチームの中心に座る中盤は、他のJ1チームに比べても遜色ありません。J2の昨年ほどボールを持たせてくれることはないでしょうが、それをかわしてゲームを作るだけのスキルはあります。彼ら2人の他にも外池も李もいますし、高萩も高木もいます。U-23代表で森崎和がいなくなるときが不安ですが、それをカバーするだけの人材は揃っている、と言えます。桑原と松下が抜けましたが、その影響はあまり心配しなくてよいでしょう。ただサンパイオとの契約が6月までなので、その後が少々心配ですが...
【攻撃的MF】
 ここに入る可能性があるのは森崎浩と高木、西村。大木や外池が入る可能性もあります。他のポジションに比べてやや層が薄いのが気がかりですが、システムによっては存在しないポジションなのであまり心配はいらないでしょう。それにユースには前田俊介がいるので、彼の成長次第ではトップ昇格もありえます。
【フォワード】
 大木、眞中、茂木、中山、松浦、外池と数は多いのですが、伸びしろのないベテランと実績の少ない若手ばかりなのが気になります。190cmの長身でスピードもある(らしい)チアゴに期待が集まりますが、使ってみなければ分からない、というのが正直なところでしょう。コンビネーションによってゴールを奪う「形」を作ること、そして茂木や中山、田中、木村、田村ら若手を育てることが重要で、それができなければシーズン途中で(サンパイオとの契約を更新せずに?)外国人FWを補強する、ということになるかもしれません。
 以上をまとめると、「ベストメンバー」は次のようになると思います。
         下田
         (林)
      井川   リカルド
 駒野  (八田)  (小村、吉弘) 服部
(佐藤、大久保)          (吉田、高柳)
      森崎和  サンパイオ
      (李)   (外池、高萩)
         森崎浩
        (高木、西村)
    大木        茂木
   (松浦)  チアゴ  (眞中)
        (中山)
 日本代表クラスこそいませんが、J1での実績から見ても将来性から見てもそう悪くないメンバーだ、と思います。秋田や松井などの「目玉」となる補強が出来なかったことや上村らを放出したことで一部では補強は失敗した、と見られているようですが、チーム全体のバランスや長期戦略を考えれば決してそんなことはないでしょう。昇格組として厳しい戦いになるのは間違いないとは思いますが、自分たちのサッカーが出来れば何とか対等に戦えるはず。来年以降に繋がるような、「飛躍の1年」にして欲しいものです。
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