12/12〜12/18のSANFRECCE Diary


<04.12.18> 中国新聞によると昨日下田、森崎和、李、駒野、林が契約更改交渉を行ない、下田、森崎和、李の3人がサインしました。下田は300万円増の3,600万円で合意。また森崎和は500万円増の2,300万円とそれぞれ前回提示より上積みされての金額だったそうです。2人とも「優勝争いに絡みたい」(下田)「来季は...勝負の年。チームを引っ張る存在になりたい」と明るい顔だった模様。チームがよい成績を収める事ができるかどうかは彼ら2人のリーダーシップにかかっているだけに、活躍に期待したいと思います。また李も300万円増の900万円で合意しましたが、駒野と林はそれぞれ1,800万円、900万円の提示を保留しました。
<04.12.17> 昨日、第一回のJリーグ合同トライアウトが行われ、83名がアピールしました。サンフレッチェの選手で参加したのは松浦、佐藤一、西村の3人で、甲府への復帰が噂される外池は参加していません。報道によると松浦には仙台の都並新監督が興味を示していたとのことです。またC大阪にレンタル中で広島とは契約しないことになった上村もトライアウトに参加しましたが、桑原、高橋、眞中、河野、松下は参加せず。現所属チームとの契約を基本に話が進んでいるものと思われます。
 なお、サガン鳥栖のホームページによるとGK河原が「練習生」としてトレーニングマッチに出場しています。これはレンタル移籍を前提としたテストなのかも知れません。
<04.12.15> 先週末発売の「紫熊倶楽部」1月号(Vol. 83)の表紙とトップ記事は森崎浩司選手。アテネ五輪最終予選から五輪本大会に出場し、チームトップの7ゴールを挙げ、そして燃え尽き症候群に苦しんだ激動の1年を振り返りながら、笑顔の裏側に潜む心の軌跡を追った、中野和也にしか書けない渾身のインタビュー記事です。(ただ、文章が2か所ほど飛んでいるのが残念!)これに続くのは、ユースからプロに昇格する佐藤昭、森脇、高柳、前田、桑田、藤井の6人を一人一人紹介する記事。更に今年1年を振り返って来年に向けての課題を語った小野監督の記事が続きます。
 マッチレポートは、天皇杯の横浜FC戦と2nd stage終盤の磐田戦、大分戦、浦和戦。「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、今季限りでチームを離れるリカルド、外池、佐藤一、中山、松浦、西村への惜別のページ。そして後ろのカラーページは12/5に行われたファン感謝デーのフォトレポートです。
 トップページのいまおかゆうこさんによる「サンフレッチェを支える人々」は、ユースの三矢寮寮長の稲田さんの後編。ラストページの石井百恵さんの「大好き!サンフレッチェ」は、石井さんが愛用する「3年当用日記」を題材にサンフレッチェの3年間を振り返っています。なお、今回は全体的な記事のボリュームが多かったためか外部ライターによるコラムはこの2本だけとなっています。(私もコラムを書いたのですが、「アシスト」に回るそうです。)
 「紫熊倶楽部」は定価350円。広島県内の主要書店とV-POINT、新宿のひろしまゆめてらすでのご購入が可能です。通信販売と定期購読のお問い合わせは紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。
<04.12.14> 昨日横浜アリーナで行われたJリーグアウォーズで、下田崇選手が高木義成選手[東京V]とともに「フェアプレイ個人賞」を受賞しました。この賞は「J1リーグ戦において警告・退場処分を受けていない選手の中から、マッチコミッショナー報告書の評価を参考にし、選考委員会にて決定する」と言うもの。96年から表彰が始まり、昨年は根本[仙台]、曽ヶ端[鹿島]、石川[FC東京]、池田[清水]が、一昨年は坪井[浦和]が受賞しています。また広島の選手が表彰されたのは、94年の高木琢也選手(ベストイレブン)と2000年の森崎和幸選手(新人王)に次いで3人目となります。下田は「今まで10年間、ずっとこの表彰式を見てきてずっとうらやましいと思って来ていました。ついにやっと11年目にしてこのような素晴らしい賞をいただいてすごく良かったなと思っています。これからも個人としてはもちろん、チームとしてもフェアプレー賞をもらえるようにしっかりがんばっていきたいと思います。本当にありがとうございました」と喜びの声を語っています。
 なお、下田が目標にしているというチームとしてのフェアプレー賞ですが、今年も該当チームなしに終わりました。サンフレッチェの今年の反則ポイントは88(警告52、退場2、出場停止10)。リーグ全体の中では少ない方ではありますが、フェアプレイ賞をもらう基準(反則ポイント22以下)には遠く及ばない結果となっています。93年、94年にはフェアプレイ特別賞(フェアプレイ賞の基準には満たないが特に少なかったことによる)をもらっていたサンフレッチェでしたが、その「伝統」を今一度思い出して、「フェアで強いチーム」になって欲しい、と思います。
<04.12.13> 昨日行われたJユースカップの決勝トーナメント1回戦で、サンフレッチェ広島ユースは清水ユースを3-0で下しました。
 広島の先発メンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、槇野、藤井、大屋、MF:柏木、高柳、桑田、FW:木原、平繁、前田。対する清水は、GK:前田、DF:村越、桑原、高野、佐野、MF:池田、谷野、岡村、枝野、FW:鈴木、山本。ベストメンバーを組んだ広島ユースは、1,2年生主体の清水を相手に前半からボールを支配。前田のドリブル突破や森脇のオーバーラップ、大屋のクロスなど色々な形で清水ゴールに迫ったそうです。そして前半19分、桑田が倒されて得たPKでは前田がボールを蹴りましたが、これが何とバーを直撃してゴールならず。低いゾーンを張って3ボランチでバイタルエリアを固める清水のタイトな守備に苦心して、前半は無得点に終わりました。
 広島フットボールによると、ピリッとしない戦いぶりを見て森山監督はハーフタイムに、「今、この時の、一つ一つのプレイが、このチームでの最後だと思ってやれ。負ければ、本当に最後になる。45分間、90分間、その想いでやれ」と檄を飛ばしたそうですが、それが功を奏したか後半は攻守に圧倒。シュートを20本近くも放つ猛攻を見せて攻め続けました。そして後半16分、清水・山本の決定的なシュートを防いだ直後に平繁がゴールを決め、先制点を奪います。その後も木原のドリブル突破から横竹、平繁らが次々とゴール前に飛び込むなどビッグチャンスを作り、36分には高柳の展開から桑田のパスを受けた平繁が見事なゴールを決めて突き放します。そして44分には平繁のシュートのこぼれを木原が叩き込んで、試合を締めくくりました。
 終わってみれば実力差を見せつけた広島ユースでしたが、しかし内容的には褒められたものではなかった、とのこと。チーム全体に漂っていた緩い雰囲気を払拭することなくゲームに入ってしまったことは大きな反省点だったようです。また代表合宿から戻ったばかりの前田、高柳にキレがなかったのもやむを得ないこととは言え苦戦の原因だった模様です。ただ、「前田くんは...僕にとって、一番尊敬しているFWだし、世界中のどんな選手よりも憧れています」と語る平繁がチームを救う2ゴールを決めたこと、柏木が「中盤のダイナモ」(森山監督)として活躍したこと、そして不調だった木原が自分でミスを取り返したことなど、1,2年生が成長を見せたことは収穫なのではないでしょうか。19日に長居第2競技場で行われる2回戦の相手は、Honda FCを7-1で撃破した市原ユース。昨年の決勝戦の「リベンジ」に燃える相手に対して、緩い気持ちで臨むことは許されません。
<04.12.12> あるオフィシャルスポンサー関係の方のご協力により、2年ぶりにサンフレッチェカレンダーのプレゼントを行います。今回は壁掛けタイプと卓上タイプをそれぞれ5部ずつ。希望者多数の場合は、抽選となりますのでご了承ください。ご希望の方は、お名前と郵便番号、住所、電話番号、カレンダーの希望のタイプをご記入の上、webmaster@sanfreccediary.net(@は2byte文字になっていますのでご注意下さい)までメールをお送りください。締切は12/18(土)必着です。
<04.12.12> 今日はJユースカップ決勝トーナメントの初戦、清水エスパルスユースとの対戦が吉田サッカー公園で行われます。D組で戦った清水は初戦から第3戦まで3連勝。特に3試合目は磐田ユースをアウェイで3-2で下しています。その後湘南と磐田に敗れたため2位に終わりましたが、成績を見る限りでは磐田ユースとの力の差はほとんどない、と言って良さそうです。U-19日本代表候補にもなったMF山本真希を中心としたメンバーの個々の技術は高く、油断は禁物です。史上初の三冠に向けて、大きな関門となりそうです。今日の試合は午後1時からで、tssの携帯サイトで実況があるそうです。
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