2/1〜2/7のSANFRECCE Diary


<04.2.7> 昨日サンフレッチェは御殿場キャンプの最終日にあたって紅白戦を行いました。広島フットボールによると、昨年同様に2チームのバランスが取れるように「牧内チーム」と「横内チーム」に分けて、20分ハーフで行ったそうです。メンバーは次の通り。
     【牧内組】             【横内組】

      河原(→佐藤昭)          下田

(練習生) リカルド 吉田      森脇  井川  小村  服部

佐藤一  李 外池    高柳       桑田 サンパイオ(→木村)
                   松浦        前田
  田中(→西村)大木
      中山               眞中 茂木
 牧内チームは移籍組が多く、横内チームはユースの選手が多いと言う中で、前半はお互いの特長が掴めず慎重な立ち上がりだったとのことですが、後半からアグレッシブなプレーが増えたそうです。その中で特に目立っていたのが外池と佐藤一。外池は前に行く姿勢とボールを持ったときに逆サイドを見るスタイルが良かったとのこと。また佐藤一は相手とのコンビネーションから相手の裏を取る、と言う感じで活躍していたようです。更に吉田や小村の移籍組や高柳らのユース組も持ち味を出していたそうで、オフの間に芽生えた「不安感」が「手応え」に変わりつつあるようです。
<04.2.7> 日本サッカー協会は昨日、中国遠征を行うU-19日本代表を発表し、サンフレッチェから吉弘、サンフレッチェユースから高柳と前田俊が選ばれました。今回のメンバーは、次の通り。
【GK】山本(清水)、西川(大分U-18)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘(広島)、水本(市原)、柳楽(福岡)、小林(柏)
【MF】原(駒澤大)、渡辺(名古屋)、寺田(G大阪)、中村(C大阪)、苔口(C大阪)
    兵藤(国見高)、梶山(FC東京)船谷(磐田)、家長(G大阪Y)、高柳(G大阪Y)
【FW】阿部(清水Y)、豊田(名古屋)、三木(G大阪)、平山(名古屋)、前田(広島Y)
 なお、これまでU-18代表の常連だった高萩はおたふく風邪のためずっと練習を休んでいたため今回は選ばれていません。また国見高の平山も選ばれていませんが、これは明らかにU-23代表を優先してのことでしょう。このメンバーは2/17からトレーニングを行い、中国で行われる"2008 Stars International Youth Tournament"(2008年の北京五輪のスターの大会、と言う意味らしい)に参加して、23日までにU-19中国代表、韓国代表、湖北選抜と対戦します。
<04.2.6> 今朝の中国新聞によると、チアゴが昨日の午前中に成田空港着の便で来日し、午後の練習からピッチに姿を見せたそうです。長旅の疲れや時差ぼけ等もあるためしばらくは別メニューでの調整を予定しているとのことですが、御殿場でのトレーニングは今日までの予定。明日からは筑波大学へ移動しての「社会性を育成する実際体験・野外活動」となっているので、まずはそこでチームメイトと馴染むことから始まることになりそうです。
 なお同じ中国新聞の記事によると、ユースから参加している5人は溌剌とした動きを見せていたそうで、桑田は今日の紅白戦に向けて「もし試合に出られたら、シュートを決めたい」と語っています。昨年のキャンプに参加した高萩は、一次キャンプで行われた紅白戦でアピールしてトップデビューとプロ契約につなげています。それに続くのは誰か、非常に楽しみです。
<04.2.5> 一昨日から御殿場入りしてキャンプに突入したサンフレッチェは、昨日から本格的な練習に入りました。広島フットボールによると昨日は7時過ぎから宿舎のまわりを3kmのジョギング。9時半から1000m×8のインターバル走を行いました。このインターバル走はレベルごとにグループを分け、タイムを設定して走るというもので、第1グループでは李がトップのタイムを出したそうです。また第2グループでは松浦が快速ぶりを披露していたとのことです。そして2時半から始めた午後の練習では、ボールを使いながらフィジカルを高める、と言うトレーニングを行いました。この日は、U-23代表組の森崎兄弟と林、Jリーグの研修に参加している高木、大久保、吉弘、青山、田村、体調不良の高萩、そして昨日来日しているはずのチアゴが不参加となっています。また順調に回復して来ていた駒野ですが、午前中のインターバル走で足に違和感を感じだそうで、大事を取ってリタイアしているそうです。
<04.2.4> ファンクラブからのメールによりますと、中国新聞ちゅーピーくらぶは「宮崎キャンプ激励応援バスツアー」を行います。2/20(金)の夜に福山駅(21:15)、新尾道駅(22:00)、広島駅(23:00)、新岩国駅(23:45)を出て翌朝宮崎シーガイヤに到着し、21日はキャンプの見学や交流会、22日には12時から行われる予定の京都パープルサンガとのトレーニングマッチを見学して、その日の夜に戻ってくると言うスケジュール。交流会では選手と一緒に食事をするほか、サイン色紙プレゼントやサンフレッチェグッズ抽選会なども予定されています。料金は、発着地や部屋のタイプによって次のようになっています。
 部屋タイプ   4,5名一室利用   3名一室利用  2名一室利用
広島・岩国発着   22,800円    23,800円   24,800円
福山・尾道発着   23,800円    24,800円   25,800円
 6〜11歳の小人は2,000円、3〜5歳の幼児は10,000円、ちゅーピーくらぶ会員、サンフレッチェファンクラブ・後援会会員は1,000円の割引となります。募集人数は45名(最小催行人数は30名)で、募集期間は昨日から2/16(月)までとなっています。お申し込み、お問い合わせは「ひろでん中国新聞旅行『サンフレッチェ広島宮崎キャンプ激励応援バスツアー』」(tel.082-512-1000, fax.082-512-1001, 受付は平日9:30〜18:00, 土曜日10:00〜17:00)までどうぞ。
<04.2.3> 昨日日本サッカー協会は昨日、8日のU-23イラン代表戦、11日のロシア代表戦に向けてのU-23代表を発表し、サンフレッチェの3人は全員選出されました。今回選ばれたのは次の24人。
【GK】黒河(清水)、林(広島)、川島(名古屋)
【DF】闘莉王(浦和)、那須(横浜FM)、青木(鹿島)、近藤(柏)、菊地(磐田)
【MF】森崎和、森崎浩(広島)、松井(京都)、鈴木啓、山瀬(浦和)、根本(大分)
    前田、成岡(磐田)、田中隼(横浜FM)、今野(FC東京)、徳永(早稲田大)
【FW】高松(大分)、田中達(浦和)、坂田(横浜FM)、矢野(柏)、平山(国見高)
 合宿のメンバーから外れたのは、藤ヶ谷(札幌)、多田、濱田(C大阪)、池田(清水)、三田(新潟)、角田(名古屋)、鈴木規(FC東京)、阿部(市原)、平本(東京V)、西野(磐田)の10人。予選のメンバーは20人なので、今回の24人にA代表の茂庭、石川、大久保を加えた27人から7人が外れることになると思われます。噂によると森崎和はボランチのバックアップ、森崎浩は左サイドとトップ下のバックアップと言う扱いらしいので、アジア最終予選に選ばれるかどうかは微妙なところだと言えそうです。
 なお今朝の情報によると、菊地、前田、成岡の3人は磐田がアジアチャンピオンズリーグに出場するためロシア代表戦を欠場するとのこと。マスコミ情報によるとこの3人もレギュラー組ではない?と言われているようなので、イラン戦はレギュラー組、ロシア戦は控え組、と言う感じのメンバー構成になるかもしれません。
<04.2.2> リーグ戦の日程と同時にナビスコ杯の日程も出ています。
開催日
kick off
対戦相手
競技場
テレビ放映
1
3/27(土)
14:00
横浜Fマリノス
広島スタジアム
テレビ新広島/フジテレビ739(録)
2
4/29(木・祝)
14:00
横浜Fマリノス
横浜国際競技場
フジテレビ739
3
5/29(土)
15:00
東京ヴェルディ1969
国立競技場
4
6/5(土)
15:00
セレッソ大阪
広島スタジアム
5
7/17(土)
19:00
セレッソ大阪
長居スタジアム
6
7/24(土)
18:00
東京ヴェルディ1969
広島スタジアム
準々決勝
9/4(土)
準決勝
10/9(土)
決勝
11/3(日)

 これまでサンフレッチェはナビスコではあまり良い成績を収めていませんが、今年はそれほどハードな日程では無い上に代表で選手を抜かれて不利になることも少なそうなので、何とか頑張って欲しいものです。
<04.2.1> 昨日サンフレッチェは、ビザの取得が遅れているチアゴを除く新加入選手7人の入団記者会見を開きました。
 広島フットボールによると、まず森川専務が本年度のスローガンを紹介。小野監督の2年目と言う事で昨年に引き続いて「Creative Football,Burning Spirits」を掲げることになりました。続いて織田強化部長が「今年はJ1で優勝するための基盤作りの年である」と位置づけて選手補強を行ったと語りました。そして「今年J1を戦う上で...手薄なポジションにぴたりとあてはまる選手」であるとして移籍加入の4人を紹介。また新卒の3人については将来のサンフレッチェの核になる選手として、じっくりと育てるつもりであると語りました。
 最初に会見した小村選手は、広島の日本人で唯一W杯を経験した選手として、普段の生活やプレーでプロとしてのあるべき姿を伝えて行きたい、と決意を述べています。また仙台でのチームメイトだった森保氏からは「広島の入団のオファーをいただきました」(実際にはちゃんとチームから出している)と語り、彼との会話が広島入りの決め手になった事を示唆しました。
 続いてインタビューに応じた外池選手は、昨年は「サッカー人生の中で大きな岐路に立たされて」いて、その中でボランチとして新境地を開いてきたそうです。そして「そう言う中でこう言うチャンスをもらえたことは、責任を感じます。甲府でやって来たことへの誇りを持って、これからやっていきたい」と語りました。
 3人目の佐藤選手は、所属するチームは広島が5チーム目。昨年はJ1を完全制覇した横浜FMに所属していましたが、しかし「選手個々の能力はそれほど大きく変わらない」と言います。むしろ大切なのはチームとしての一体感で、ミスをみんなでカバーすることが勝ち負けを左右する、と語っています。そして今まで様々なチームで経験したことをピッチで出すことで、サンフレッチェを活性化したいと決意を述べました。
 移籍組の最後に会見した吉田選手は、最初に「初めてプロになったとき以上に緊張しています」と言っていますが、その割には背番号28について「尊敬している選手が8番、ライバルが2番、衣笠が好きだったので3番が欲しかったが小村に取られたので、鉄人つながりで28で良かった」等と雄弁に語っています。そして自分のセールスポイントとして「頭を使ったサッカー」を挙げて、若い選手をサポートして戦いたい、と言っています。
 新人選手の中で最初にインタビューに応じたのは吉弘選手。若手主体のチームでここなら自分が伸びる事ができると思ったことを、サンフレッチェを選んだ理由に挙げました。また目標とする選手は、との問いに「大久保選手からたくさん学び、一緒にプレーしたい」と語っています。吉弘、大久保がレギュラーを取れば、DFラインは10年は安泰になるはず。サンフレッチェの未来のために、彼らの成長に期待したいと思います。
 続いて会見に臨んだ青山選手も、やはりチーム選択の理由を「このチームなら自分が伸びるから」としています。そしてボランチとして森崎和やサンパイオをお手本として日本代表入り目標に頑張りたい、と語っています。
 最後は、ジュニアユースから初めて昇格した田村選手。久保やシェフチェンコのように1対1を積極的に仕掛け、勝負する選手になりたい、と目標を掲げました。
 なおこの会見では、今年のユニフォームも発表されています。写真で見た限りでは胸のロゴが「Your Voice」から「DeODEO」に変わっただけで、その他は昨年と全く同じデザインだと思われます。
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