8/30〜9/4のSANFRECCE Diary


<04.9.4> 広島フットボールによると、手術を終えて退院した駒野は元気に吉田に戻って来ているとのことで、まだ別メニューながらボールも蹴っているそうです。鎖骨はなかなか直りにくい部位だそうですが、骨が繋がりさえすれば案外早めの復帰があるかもしれません。またU-19代表合宿に参加の高柳ですが、アジアユースのメンバー入りすれば10月半ば頃までは戻って来ない可能性もあります。更に佐藤一は怪我で離脱中。と言うことで昨日の練習ではまず4バックで西河が試された後、3バックに変更して森崎浩や大久保が右WBに入ったようです。小野監督は「駒野の穴をすっきりと埋めるのは難しい」としながら、「マイナス面を考えるよりもプラス部分を評価したい。マイナス面はチーム全体でカバーする」と言う考えで、来週にかけての練習で詰めて行くことになりそうです。
<04.9.4> プレスリリースによると、ファミリーマートで10月開催分のホームゲーム入場券の先行販売を行います。期間は今日の10時から9/10(金)の23時半まで。対象は10/17(日)のG大阪戦と10/31(日)のFC東京戦となっています。一般販売は9/11からだとのことなので、一番良い席を取りたい方はファミリーマートでどうぞ。
<04.9.3> 広島県サッカー協会は昨日、国体に出場する広島選抜(少年男子)のメンバーを発表し、サンフレッチェユースからは9人が選ばれました。監督は大竹高校の沖本周洋氏で、選ばれたメンバーは次の通り。
【GK】佐藤昭(広島ユース)、相原(観音)
【DF】大屋、槇野、藤井、森脇(広島ユース)、朽木(皆実)
【MF】柏木、桑田(広島ユース)、松水、長谷川(観音)、森重(皆実)
【FW】冨成、木原(広島ユース)、岸本(観音)、藤本(皆実)
 朽木、森重、長谷川、松水はいずれもサンフレッチェのジュニアユース、藤本はみろくの里の出身で、相原と岸本以外は全てサンフレッチェに関わっていたことになります。
 初戦の相手は福井県で、埼玉スタジアム第2グラウンドで9/10(金)10時キックオフ。(因みに2回戦〜準決勝も同じ場所と時間。)これに勝つと埼玉県と福岡県の勝者との対戦で、ここが最初のヤマになりそうです。U-19代表合宿に参加している前田、高柳が不在ですが、是非昨年の初戦敗退の悔しさを晴らして欲しいと思います。
 なおこの国体選抜トップチームとの練習試合が、5日12時から吉田サッカー公園で行われます。今週はJリーグはお休みなので、お近くの方は見に行ってみてはいかがでしょうか?
<04.9.2> 昨日、高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権の組み合わせが発表され、サンフレッチェユースは愛媛FCユース(四国代表)、東海大五(九州第4代表)、G大阪ユース(関西代表)と同じB組となりました。試合日程と会場は次の通り。
9/25(土)11:00 対G大阪ユース (高知県春野総合運動公園陸上競技場)
9/26(日)13:15 対愛媛FCユース(高知県春野総合運動公園陸上競技場)
10/2(土)11:00 対東海大五   (埼玉スタジアム2002第2グラウンド)
 決勝ラウンド進出の条件はグループリーグ1位か2位の上位2チームに入ることですので、2勝1分けの勝ち点7が目安になりそうです。B組1位で突破した場合は準々決勝は10/4(月)の19:00から埼玉スタジアム2002第2グラウンドでC組1位(国見かヴェルディユース?)と対戦し、2位抜けの場合は埼玉で16:30よりA組1位(桐蔭学園か清水ユース?)と対戦するか、あるいは鳥取バードスタジアムで19:00からF組1位(磐田ユースが有力)との対戦となります。この期間はちょうどアジアユース選手権と重なるため、誰がU-19代表入りするかもポイントになりそうです。
 一方、中国地域第2代表の広島観音はE組で鹿児島実(九州1)、名古屋ユース(東海4)、市船橋(関東2)と、第3代表の広島皆実はD組で大津(九州5)、FCみやぎバルセロナユース(東北2)、流通経大付柏(関東3)、第4代表の多々良学園はF組で磐田ユース(東海1)、鵬翔(九州3)、札幌ユース(北海道)と対戦します。
<04.9.2> @niftyの都合で昨日からメンバーズホームページが廃止され、これまでのアドレス(http://member.nifty.ne.jp/sanfreccediary/)が使えなくなりました。それに伴い、これまで「ブログ版」として公開してきたアドレス(http://homepage3.nifty.com/sanfreccediary/)をメインサイトといたします。旧アドレスにリンクやブックマークをしていた方は、お手数ですがアドレスの変更をお願いします。なお、"http://www.sanfreccediary.net"を指定すればメインサイトのアドレスに飛ぶようになっています。今後の事も考えて、リンクを張る場合にはぜひこちらのアドレスをご利用ください。
<04.9.1> 日本サッカー協会は昨日、アジアユースに向けての強化合宿に参加するU-19日本代表候補を発表し、広島からは高萩、吉弘とユースの高柳、前田が選ばれました。今回選出されたのは、次の29人。
【GK】山本(清水)、松井(磐田)、西川(大分U-18)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘(広島)、河本(神戸)、水本(市原)、
    柳楽(福岡)、小林(柏)、森下(磐田ユース)
【MF】原(駒澤大)、渡邊圭(名古屋)、寺田(G大阪)、増田(鹿島)、
    中村(福岡)、苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、梶山(FC東京)、
    中山(京都)、高萩(広島)、渡邊千(国見高)、高柳(広島ユース)
【FW】豊田(名古屋)、平山(筑波大)、カレン・ロバート(磐田)、
    田中(福岡)、萬代(仙台)、前田(広島ユース)、森本(東京V)
 SBSカップのメンバーから酒井(新潟S)、中町(湘南)、本田(星陵高)が外れ、山本、渡邊圭、高萩、高柳、平山が復帰しています。合宿は9/6〜13で、その後アジアユースの登録メンバー20名が発表されるとのこと。従って彼らは2nd stage第4節には出場できないことになります。高萩、高柳だけでなくこの年代は多くの選手がJリーグのトップのゲームに出ているので、Jリーグ各チームにとっては痛いところが多いのではないでしょうか。大熊監督にはワールドユースへの出場権を獲得するのはもちろん、選手を成長させると言う点でも頑張って欲しいと思います。
<04.9.1> 日本サッカー協会はAFC U-17サッカー選手権大会に臨むU-16代表を発表し、サンフレッチェユースからはFWの平繁が選ばれました。大会は9/4から静岡県を中心に行われますが、日本関係の試合日程は次の通り。
9/4(土) グループリーグ・対北朝鮮(藤枝総合運動公園)
9/6(月) グループリーグ・対タイ (草薙運動公園陸上競技場)
9/8(水) グループリーグ・対中国 (藤枝総合運動公園)
9/12(日) 準々決勝(藤枝総合運動公園)
9/15(水) 準決勝(草薙運動公園陸上競技場)
9/18(土) 3位決定戦・決勝(藤枝総合運動公園)

<04.8.31> 日曜日に天皇杯広島県予選を兼ねた全広島サッカー選手権大会の決勝が行われ、サンフレッチェ広島ユースはPK戦の末敗れ2年連続の本戦出場を逃しました。高柳をトップに、平繁と野田をU-16代表に取られ、更に主力が中国に遠征してしまったため、ユースのメンバーはGK佐久間以外は全員が1年生と中学生と言う布陣。怪我のためU-15代表のブラジル遠征を辞退した横竹は手に包帯を巻いたままプレーすると言う厳しい条件での試合となりました。しかし、先制したのはユース。開始早々に藤澤が直接FKを決めると、CKから田中尚がヘディングシュートを決めて2点リードして圧倒的にゲームを支配したまま前半を折り返しました。後半は広島経大のFW小迫にゴールを許したものの直後に横竹が角度のないところからゴールを決めて突き放します。しかしさすがに「大人」と「子供」の違いは大きく時間が進むにつれ体力的なハンディが出てきたようで、その後小迫に2ゴールを許して追いつかれると我慢の時間帯が続いたそうです。そして延長戦も含めて120分間戦った末のPK戦。両チームとも5人ずつ決めた後の6人目、経大はこの日ハットトリックの小迫が決めたもののユースは植野が止められて、残念ながら優勝を逃しました。
 なお中国に遠征したユースは中国代表?に敗れた後、長春選抜と引き分けた模様ですが、詳細は不明です。
<04.8.31> 週末にサテライトがC大阪と練習試合を行い、0-2で敗れたそうです。メンバーは、GK:上野、DF:佐藤一、八田、大久保、高木(→吉弘)、MF:西村(→松浦)、李、外池、青山、FW:茂木(→田村)、木村。上野、外池らは頑張っていたそうですが、全体的にコンビネーションが悪くぱっとしないゲームだったようです。
<04.8.30> 昨日の2nd stage第3節柏戦は、先制して逆転されたものの追いつくという展開で2-2で引き分けて、ステージ順位を6位に上げました。
 盛田、森崎浩が復帰したサンフは、前節とメンバーを入れ替え次のような布陣で戦いました。
      下田

高柳 リカルド 小村  服部

   ベット  森崎和
高萩(→吉田68分)  森崎浩

    大木  盛田
    (→田中87分)

SUB:林、西河、中山
 対する柏は怪我で代表に選ばれなかった玉田が先発して、GK:南、DF:波戸、薩川、永田、近藤、MF:明神、小林、茂原、加藤、FW:山下、玉田。立ち上がりは広島ペースで、パスワークが冴えて柏の守備陣を翻弄します。10分にはカウンターから左サイドでボールをつないでベットがドリブルからシュート。GKの位置を良く見た正確なシュートが南を抜き、あっさりと先制点を奪いました。更に15分にはセットプレーから得たチャンスから服部が立て続けに2本、決定的なミドルシュート。更に26分には盛田からのボールを森崎浩がミドルシュートを放ちますが、激しくポストを叩きます。ここまでのサンフは完全に柏を圧倒して、3、4点入っても不思議ではないという展開でした。
 しかしその後、何としても勝ちたい柏がサンフの右サイドを突いて来ます。25分の高柳のパスミスからの攻撃をきっかけに、茂原や加藤、そしてツートップがどんどんサンフの右サイドに流れて攻め込みます。サンフはラインを低くして柏の攻勢を受け止めようとしますが、雨で慎重になった下田がキャッチよりフィスティングを選択したためもあって、柏の波状攻撃を受けます。時折カウンターから攻め返すものの、ワンタッチパスが途中で引っ掛かってなかなかシュートに持ち込めない時間帯が続きます。もう少し落ち着いてボールをキープすればいいのに、と思いながら見ていたのですが、何とか相手のゴールを許すことなく前半を折り返すことが出来ました。
 しかし後半の立ち上がり、流れの変わらないままに柏に攻め込まれ、4分に右サイドで玉田を倒してFKを与えます。そして3枚の壁を巻いてニアサイドを襲ったボールに飛び込んだ近藤に一瞬早く触られて、同点に追いつかれてしまいました。
 その後の展開は一進一退。追いついて安心した?柏はそれまでのように前から来ることがなくなり、サンフはボールを回す事ができるようになります。しかしDFラインの前でパスをつなぐばかりでなかなかシュートまで持ち込むことが出来ません。23分に小野監督は高萩に代えて吉田を投入し、森崎浩を右に回して右サイドの守備の再構築を図ります。しかしその効果が出るか出ないかと言う25分、柏に勝ち越しを許してしまいます。サンフゴール前中央へのロングボールが高くバウンドすると、高柳をかわした玉田が強引にペナルティエリアに向かって突破します。そしてリカルドと小村が身体を寄せて潰そうとするのもものともせずに倒れ込みながらも強烈なシュートを放ち、サンフレッチェサポーターの前のゴールネットを揺らしました。
 その後は引いてカウンター狙いになった柏。それに対してサンフは、パスをつなぐもののなかなか打開できません。3-5-2に変更して服部と高柳を攻撃参加させて横から攻めようとしますが、高さのある柏のDFがことごとくはね返します。そこで34分、中央の森崎浩からのボールを受けたベットが決然とドリブルを開始して左から相手ゴールに侵入します。ベットはDFとGKを引きつけて潰れますが、そのこぼれ球に飛び込んだのが盛田!「ボールが前にこぼれてきた時、相手の足が出てきたので、当たらないように打った」と言うシュートはしっかりとゴールネットに突き刺さりました。浦和、C大阪で果たせなかったJ1リーグ戦での盛田の初ゴールは、チームを敗戦から救う価値の高いものとなりました。その後サンフは勝ち越しを狙って攻め続けます。ロスタイムにはカウンターからベットのスルーパスで抜け出した田中が右からクロスを入れ、ベットの飛び込みから服部がシュートを放ちましたが南がスーパーセーブ。惜しくも追加点を奪う事ができず、そのまま引き分けに終わりました。
 このゲーム、勝てるゲームを引き分けに持ち込まれたとも、負けゲームを引き分けたとも言えると思います。前半の前半は完全にサンフのペースで、ベットのゴールの他にも服部の2本のシュートや森崎浩のシュート、大木のシュートなど何度も柏ゴールを脅かしました。ここでもう1点取る事ができれば、早々に相手の心を折ることができたかもしれません。しかし、それができないのがサッカー。特に柏の勢いに押され、前半の後半から同点に追いつかれるまで守勢を押し返せなかったのが残念でした。特に右サイドを頻繁に狙われていたにも関わらずなかなか修正できなかったのが、逆転までされてしまった原因だったと思います。良い流れの時にポイントを奪い、悪い流れの時に耐えると言うのが勝負事に勝つ鉄則ですが、そのどちらもやり切れなかったことは残念でした。
 その一方でリードを許してから何とか追いつこうとして、そして引き分けに持ち込んだことは評価して良いと思います。特に同点のシーンで思いきって攻めに出たベットの勇気とゴールを決めた盛田の執念。これこそが、今までのサンフに少々物足りなかったものだったように思います。上に書いたようにまだまだ課題もあるサンフですが、しかし課題は修正すれば良いわけです。最下位に引き分けた、と言う結果は決して喜ぶべきものではないのかもしれませんが、しかしサンフの今後に向けての明るさが少しだけ増したゲームだった、と言って良いのではないでしょうか。来週はW杯予選のため1週間空くので、この間にしっかりと修正して欲しいもの。そして次の「鬼門」日本平での清水戦に備えて欲しいと思います。
<04.8.29> 今日の柏戦ですが、広島フットボールなどによると強化指定選手の西河が久々にベンチ入り。小野監督は「西河の抜擢については、まずディフェンス力ですね。高さもあるし、1対1の強さもある。それをうまく発揮してほしいですね。右サイドについても、候補の一人です」と語っています。また注目のFWですが、盛田、大木の他には中山と田中が遠征メンバーに入り。小野監督は「田中については、PA内のシュートの巧さはもちろん、PA内でボールを引き出す動作が出てきていますね。中山の場合は、大きな動きでボールを引き出してくる。一方田中は、PA内での一瞬の動きで、シュートチャンスにしてしまう。そこに期待したい」と語っていますが、盛田は怪我から復帰したばかり、大木も90分フル出場は難しい事を考えると、中山と田中の働きが勝利の鍵になりそうです。
 今日のゲームですが、日立柏サッカー場で午後7時キックオフ。今日の関東地方は台風の影響で一日中雨の予報ですので、応援に行く方は雨と冷え込み対策をお忘れなく。テレビ放送ですが、今日もオリンピックの影響でJリーグ中継自体が少なく、この柏戦は月曜深夜0時からの録画放送(J SPORTS1/スカパーch306)までありません。従って現地に行けない方は、ネットやtssの速報やBSーiのデータ放送でチェックしてください。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る