8/8〜8/14のSANFRECCE Diary


<04.8.14> 今日の市原戦ですが、広島フットボールなどによると高柳が遠征メンバー入りしているそうで、右SBでの先発の可能性が高そうです。また木村もメンバー入り。今週の練習ではずっとBチームだったそうで「今週はダメかな」と思っていたとの事ですが、「でも、まだ次もあるし、ここで腐ったりしたら、ここまで続けてきたことが全て無駄になる」と考えて頑張っていたそうです。ようやくつかんだリーグ戦での出場のチャンスを、ぜひ生かしてほしいと思います。
 今日のゲームは市原臨海競技場で、午後6時半キックオフ。今日の関東地方は好天の予報で、雨の心配は無さそうです。テレビ放送は生放送、同日録画ともに予定はなく、明日の夜10時からJ SPORTS 1(スカパーch306)の録画放送が初回となります。スタジアムに行けない人は、ネットやtssの速報で経過をチェックするしかなさそうです。
<04.8.13> アジアカップに続いてアテネ五輪と「サッカー漬け」の日々が続いていますが、明日からはJリーグ。いよいよ2nd stageが開幕です。サンフレッチェの初戦は、アウェイの市原戦です。
 昨年は惜しいところで優勝を逃した市原は、オシム監督の「走るサッカー」を更にレベルアップして今シーズンに臨んでいます。
1A ●1-2 神戸  【市】斎藤、【神】北本、和多田
2H ○3-0 横浜FM 【市】佐藤、マルキーニョス、サンドロ
3A ○3-1 広島  【市】巻、阿部、山岸、【広】森崎浩
4H ○2-1 鹿島  【市】サンドロ2、【鹿】小笠原
5A △2-2 G大阪 【市】山岸、林、【G】マグロン2
6H ○2-1 新潟  【市】茶野、巻、【新】森田
7H △1-1 柏   【市】佐藤、【柏】明神
8A ●1-2 東京V 【市】サンドロ、【V】三浦、森本
9H △1-1 名古屋 【市】佐藤、【名】ウェズレイ
10A △3-3 浦和  【市】マルキーニョス、サンドロ、阿部、【浦】永井、闘莉王、岡野
11H △1-1 C大阪 【市】山岸、【C】森島
12A ●2-3 磐田  【市】マルキーニョス、工藤、【磐】前田、名波、西
13H △2-2 FC東京 【市】マルキーニョス2、【F】鈴木2
14A ○3-2 大分  【市】マルキーニョス、巻、山岸、【分】松橋、原田
15H △1-1 清水  【市】巻、【清】斉藤
 初戦で敗れた後すぐに盛り返し、第4節までに3連勝して2位に浮上しました。しかし第8節の東京V戦で敗れると、そのまま5月は1勝もできずにズルズルと滑り落ちます。1点を奪う事ができず、また1点を守り切れずに積み重ねたドローの数は7。順位も最終的には7位に沈み、とうとう「中位のメンタリティ」を克服できずに終わっています。ただこれまで無縁だった代表に茶野が呼ばれ、羽生も代表候補入りするなど個人の力のレベルアップも着々と進んでいるので、2nd stageは今度こそ優勝を、と十分な準備を行って来ているのではないでしょうか。
 対するサンフは1st stage終了後にサンパイオが退団し、新たにベットを補強。日本人も眞中、井川が去って盛田と上野が入って、新しい顔ぶれで戦います。またシステムもG大阪戦の2本目から採用した中盤をフラットにした4-4-2を2nd stageの基本戦術にする模様です。1st stageはJ1の壁にぶつかってはね返されてしまった、と言う感じでしたが、2nd stageはチームのマイナーチェンジを施して、それを乗り越える戦いとなります。明日のメンバーですが、いろいろな情報を総合すると次のような感じになりそうです。
      下田

高柳 リカルド 小村  吉田

   ベット  森崎和
李           服部

    中山  盛田

SUB:上野、吉弘、外池、茂木、大木
 対する市原の予想メンバーは、GK:櫛野、DF:茶野、ミリノビッチ、斎藤、MF:佐藤、中島、坂本、村井、羽生、FW:マルキーニョス、サンドロ。市原のコレクティブで速いサッカーに「ニュー・サンフレッチェ」が通用するかどうか、重要な試金石となりそうです。
<04.8.12> 昨日配信の広島フットボールによると、市原戦では4-4-2で戦うことになりそうです。紅白戦ではボールを奪われるとあっさり裏を突かれて失点していた一方で、服部が2ゴールを決めるなどワイドな展開からの見事なゴールもあったとのこと。強さと脆さを兼ね備えた両刃の剣のようなシステムは、果たして市原に通用するでしょうか?また昨日の練習にはクラブユース選手権から帰って来た高柳が参加していたそうで、小野監督も「市原のサッカーにも対応できると思います」と語っています。従ってやはりJリーグを優先するためU-19代表を辞退した模様です。厳しい試合を勝ち抜いて2年連続優勝を飾ったユースの勢いを、トップチームにも分けてほしいものです。
<04.8.11> 日本サッカー協会はSBSカップに参加するU-19代表を発表し、広島からは吉弘とユースの前田が選ばれました。今回選出されたのは次の28人。
【GK】松井(磐田)、西川(大分U-18)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘(広島)、酒井(A Niigata S)、河本(神戸)、水本(市原)、柳楽(福岡)、森下(磐田Y)
【MF】原(駒澤大)、寺田(G大阪)、増田(鹿島)、中村(福岡)、苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、中町(湘南)、
    梶山(FC東京)、小林(柏)、中山(京都)、前田(広島Y)、本田(星陵高)、渡邊千(国見高)
【FW】豊田(名古屋)、カレン・ロバート(磐田)、田中(福岡)、萬代(仙台)、森本(東京V)
 7月上旬のシンガポール遠征に選ばれたメンバーから渡邊圭(名古屋)、三木(G大阪)、平山(筑波大)、高萩、高柳(広島)が外れていますが、平山はもちろん五輪代表に選ばれているための辞退で、渡邊圭もJリーグを優先したとのこと。おそらく高柳も同じ事情なのではないでしょうか。(高萩は骨折したらしい。)一方、森下と前田はU-18代表からの昇格で、新潟国際ユースでの活躍が評価されたものと思われます。SBSカップは8/19開幕でU-19代表はトルコ、静岡ユース、ブラジルと対戦します。この大会は静岡県内ではSBSで生中継されるほか、スカパーでも放送予定となっています。アジアユースに向けての最後の強化試合に注目したい、と思います。
<04.8.10> 先日行われたキリンチャレンジカップのオーストラリア戦に行った時にいろいろと来場者プレゼントがあったのですが、その中に「U-23日本代表候補選手名鑑DVD」と言うのが入っていました。U-23代表の五輪予選のダイジェストや五輪代表候補選手の紹介だけでなく、女子の五輪予選のダイジェストも入った結構充実したDVDです。これがうちに2枚余っているので、ここを見ておられる方にプレゼントします。欲しい方はお名前とご住所を書いて、メールでご応募ください。締切は8/15です。
<04.8.9> 昨日尾道で行われたプレシーズンマッチの大分戦は、中山のゴールで先制したものの終了間際に追いつかれ、1-1の引き分けに終わりました。
 広島フットボールによると、サンフの先発メンバーはこんな感じ。
      下田(→上野83分)

八田 リカルド 小村  服部
(→吉弘59分)
   ベット  森崎和(→吉田83分)
李(→木村69分)    茂木(→外池59分)

    大木  盛田(→中山69分)
 対する大分は、GK:高嵜、DF:吉村、サンドロ、パトリック(→三木84分)、MF:根本、梅田、小森田、吉田(→西野85分)、FW:マグノ・アウベス、西山。試合内容は良く分からないのですが、どうやらサンフがゲームを支配して決定的チャンスも作ったものの、高嵜のスーパーセーブ連発でなかなか点が奪えなかった模様です。先制点は後半36分で、下田のクリアボールを拾った大木がロングドリブルで相手陣内に持ち込んで得たCKをベットが蹴り、鋭く速いボールを中山がニアに飛び込んで押し込んだと言うものだそうです。ベットは身体のキレが良くなりコンビネーションも上がって来ているとのことで、2nd stageに向けて好材料だと言って良いのではないでしょうか。後半途中から激しくメンバーを入れ替えたサンフでしたが、それが悪かったのか後半ロスタイムにロングボールをクリアできずに西野に走り込まれ、同点に追いつかれました。小野監督は「手中にしていた試合を落とすようなことは、これで最後にしたい、と選手には言った」と語っていたそうですが、終了間際の失点よりもやはり2点目を取れなかったのが相変わらずの課題だった、と言えるかも。2nd stage開幕までの1週間で、このへんを更にレベルアップして欲しいと思います。
<04.8.9> クラブユース選手権の最終日、決勝に進出したサンフレッチェユースはジュビロ磐田を4-1で下し、2年連続2回目の優勝を飾りました。
 この日のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、槇野、藤井、大屋、MF:柏木、高柳、桑田(→福本55分)、FW:木原(→佐藤将83分)、平繁(→冨成80分)、前田。前半は両者とも持ち味を出した好ゲームだったようで、35分にFKのこぼれを岡本に押し込まれて先制点を許しました。しかしその3分後に柏木のCKを前田がヘッドで押し込んで前半を折り返しました。そして後半は圧倒的な広島ペースだったそうで、後半3分に前田が左足で決めて勝ち越すと、10分には平繁がシュートしたこぼれを自ら押し込み、35分には前田が芸術的なゴール(だったらしい)を決めて試合を決定づけました。この日ハットトリックを決めた前田は大会通算7ゴールで得点王となり、大会MVPも獲得。昨年この大会の直前に骨折してチームに貢献できなかった借りを返しました。またこの大会でサンフレッチェユースが決勝に進出した時点で高円宮杯の出場権を獲得し、中国プリンスリーグの出場権は4位の多々良高に回ることになりました。高円宮杯と言えば、昨年ベスト4に進みながら静岡学園に敗れて落としたタイトル。今年は天皇杯の1回戦と日程が重なる(その上中間試験とも重なるらしい?)ため厳しい戦いが予想されますが、「高校年代最強」の称号を得るためにも頑張って欲しい、と思います。
<04.8.8> 今日の大分戦ですが、広島フットボールなどによると中盤をフラットにした4-4-2で戦う模様で、八田の右SBでの起用が有力だとのこと。一方チアゴはベンチ入りはするもののプレーは難しいとのことで、来週の2nd stage開幕に向けて目と頭で「参加」することになりそうです。なお、既報のとおりこの試合はFOMAで史上初の携帯電話での生中継が行われますが、そのサイトの注意書きによると「パケホーダイ」の対象にならずに東京への通信料が適用されるそうです。後で膨大な通信料を請求されると言うこともあり得るので、十分ご注意のほどを。(しかし、そんなのでいったい誰が視聴するんでしょう?)
<04.8.8> クラブユース選手権の準決勝で浦和レッズユースと対戦したサンフレッチェユースは、前田のゴールで1-0で勝ち、2年連続で決勝に進出しました。決勝戦の相手はジュビロ磐田ユース。岡本、藤井のU-18代表の2トップを擁し、その他にも中盤、DF、GKに年代別代表クラスを揃えていて今大会の優勝候補の一つと言われていました。そしてグループリーグでは川崎と新潟をそれぞれ順当に3-0で下し、FC東京に攻め込まれながらも引き分けに持ち込んでトーナメントに進出。準々決勝では強豪ヴェルディとの激戦を逆転で制し、準決勝では鹿島を2-1で下して勝ち上がってきました。従って決勝は言わば東西の横綱対決で、おそらくユース年代では最高レベルの戦いが見られるのではないでしょうか。決勝戦の場は、Jヴィレッジのスタンドつきのスタジアム。キックオフは午後2時です。
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