9/12〜9/18のSANFRECCE Diary


<04.9.18> 今日の横浜FM戦ですが、広島フットボールなどによると盛田の下に森崎兄弟を並べる「1トップ2シャドウ」で行くことになりそう。大木が臀部を痛めていることもあってベンチ入りメンバーが大きく入れ替わり、外池、中山の他にU-19代表合宿から戻ったばかりの前田が入るようです。小野監督も語っているように「押し込まれる時間が出てくる」のは間違いないので、そこをどう我慢して自分たちの流れになるのを待つのか、チーム全体の精神力が問われるゲームとなりそうです。
 今日の会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。通常より30分早い12時半に開場の予定となっています。先着25,000名様に「サンフレッチェオリジナルナップサック」をプレゼント。試合前イベントとして9時半から「マツダサンフレッチェカップ」、12時から「フェイスペイント」、1時から「バルーンアート」と「キックターゲット&キックスピード」、1時10分から「フォリアチャレンジ」、11時からと1時から「マツダニューサウンズ生演奏会」が行われます。また選手サイン会はリカルド、上野両選手。ビッグアーチ正面で12時半より先着100名様に整理券を配布します。また「選手とハイタッチ」も1時から整理券配布となっています。更にビッグアーチ正面広場のグッズ売り場では、11時から2003年〜2004年モデルのTシャツの大処分セール(全商品3割引)が行われます。こちらは商品が無くなり次第終了しますので、欲しい方はお早めにお越しください。
 今日の天気ですが、何とかもちそうですが雨が振る可能性があるので、雨具のご用意を忘れずに。また久々にNHKーBSで生放送の予定となっています。(スカパーは月曜日深夜1時からの録画放送。)現地に行けない方は、テレビの前で応援を!
<04.9.18> 昨日サテライトが広島経大と練習試合を行ない、田中の2ゴールで2-1で勝ちました。メンバーは、GK:上野(→河原60分)、DF:(練習生)、リカルド、大久保、MF:西村、高木、松浦、田村、FW:木村、田中、茂木。詳しいことはsomewhereさんのブログに書いてありますのでそちらをどうぞ。
<04.9.18> 14日の練習中に怪我をしてU-18代表を辞退した青山は、右腓骨骨折と診断され昨日広島県内の病院で手術しました。全治2ヶ月。広島フットボールによるとここ最近成長を感じさせていたそうで、これからというときに残念な負傷となりました。
<04.9.17> 明日はホームで2nd stage第5節の横浜Fマリノス戦が行われます。
 1st stageを逆転で制して初の「3ステージ連続優勝」を果たした横浜は、すっかり横綱の風格が出て来ています。柳想鐵、那須、中澤、久保らを怪我や代表招集で欠いても他の選手がしっかりと穴を埋めて、2nd stageも着々と勝ち点を積み重ねて4位まで上がって来ています。
1A ○2-1 清水  【横】安貞桓2、【清】鶴見
2H ○2-1 大分  【横】上野、松田、【分】マグノ・アウベス
3A ●1-2 名古屋 【横】久保、【名】マルケス、クライトン
4H ○3-0 磐田  【横】奥、坂田、安貞桓
 特に圧巻だったのは、前節の磐田戦。1st stageに優勝を争ったライバルに対して、組織力でも個の力でも圧倒して完勝し、桑原監督を解任に追い込みました。次節はドゥトラ、中西が怪我のため出場できないようですが、その代わり中澤が戻ってきます。予想メンバーは、GK:榎本達、DF:栗原、松田、中澤、MF:田中隼、上野、遠藤、那須、奥、FW:安貞桓、坂田。ドゥトラの穴をどのように埋めてくるかがポイントでしょう。
 対するサンフは前節、前半途中から数的優位になりながらも攻め込まれ、リカルドを退場で失ったあげくに0-3で敗れました。そのリカルドは次節出場停止で、6/19の新潟戦以来久々にリカルド抜きのDFラインを組まなければなりません。ディフェンスリーダーになることが予想される小村の意地と経験に期待したい、と思います。一方昨日も書いたように、駒野が怪我から復帰する可能性が高そうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       下田

   西河  小村  吉田

駒野  ベット  森崎和  服部

       森崎浩

     盛田  田中

SUB:林、外池、李、木村、大木
 広島フットボールによると、練習では盛田をワントップにして森崎兄弟を「2シャドウ」に置いた1st stageと同様の布陣も試しているようです。また2トップにした場合は盛田のパートナーが問題で、大木、田中の他にも中山、木村、そしてU-19代表から漏れた前田も可能性があります。しかし、誰が出るにしろポイントは精神力。チャンピオンチーム相手に臆することなく戦う事ができるか、あるいはビビってしまうか、が勝敗の分かれ目となりそうです。
<04.9.16> アテネ五輪のガーナ戦で負傷して全治1ヶ月と診断されていた駒野ですが、昨日の広島フットボールによると次節からの復帰が有力になった、とのことです。先週からチーム練習に合流した駒野は最初は接触プレーに対する恐怖感もあったようですが、しかし今週は庇っている様子もなく普通に走り、普通にフィジカルコンタクトをしていたとのこと。常に集中を切らさず質の高いプレーをしていた様子はチームに安心感を与えていたそうで、「駒野自身は100%ではないだろう。しかし、ウチのチームにとっては、彼の存在はとても大きい」と小野監督も目を細めていたそうです。
 一方、出場停止のリカルドの代役ですが、昨日の紅白戦では小村がセンターを務めていたそうです。システムは3バック。吉田、西河らと入念にラインコントロールの練習をしていたそうで、スピードの衰えを組織で埋めようとしていたようです。磐田戦を見ていると、DFラインにギャップができた瞬間にスルーパスが出て坂田が飛び出してゴールを決めています。そのような攻撃を抑えるためには、しっかりと押し上げてバイタルエリアで時間を与えないことが必要。小村の古巣に対する意地に期待したいと思います。
<04.9.15> 日本サッカー協会は昨日AFCユース選手権大会マレーシア2004に参加するU-19日本代表を発表し、広島からは吉弘、高萩、高柳の3人が選出されました。メンバーは次の20人。
【GK】松井(磐田)、西川(大分U-18)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘(広島)、水本(市原)、
    柳楽(福岡)、小林(柏)
【MF】渡辺圭(名古屋)、寺田(G大阪)、中村(福岡)、
    苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、梶山(FC東京)、
    中山(京都)、高萩(広島)、高柳(広島ユース)
【FW】平山(筑波大)、カレン・ロバート(磐田)、
    渡邊千(国見高)、森本(東京V)
 怪我でリタイア中の梶山は、治療が済み次第合流することになります。メンバーをみると、7月上旬のシンガポール遠征に参加したメンバーが18人を占めています。その後SBSカップや代表合宿などで多くのメンバーを試してみたものの、結局は決め手になる選手はいなかった、と言うことなのかも知れません。これを逆に言えば、チームとしての熟成は進んでいるはず。今回のグループリーグの相手はネパール(9/25)、マレーシア(9/27)、ベトナム(9/29)でそれほどきつい相手はいないだけに、できれば2試合でグループリーグ突破を決めてしまって、B組からの勝ち上がり(おそらく中国かイラン)との対戦に備えて欲しいと思います。
 なお、代表候補に入っていた前田は結局外れることになりましたが、ここは気持ちを切り替えてユースの高円宮杯制覇のために、あるいはトップチームのために頑張って欲しいと思います。
<04.9.14> アビスパ福岡のホームページによると、土曜日に福岡とトレーニングマッチを行い2-0で勝ったそうです。メンバーや得点者など詳細は不明。このところサテライトはやや不調で、8/15の神戸戦は1-1、8/22の福岡戦は2-2、8/28のC大阪戦は0-2、そして9/5の神戸戦は0-0。九州共立大や国体選抜などアマチュアとの対戦でも内容は悪く、強いチームには不可欠な「下からの押し上げ」が少ない状況でした。2nd stage開幕前のキャンプはフラットな状態から始めたにも関わらず結局はそれまでのレギュラー選手が起用されている、と言う現状に、若手に「どうせ試合で使ってもらえない」と投げやりな気持ちが生まれているのかも知れません。しかし、レギュラー選手が安泰かと言うとそんなことはないでしょう。今のトップで欠かすことの出来ない戦力は下田、リカルド、服部、森崎兄弟、ベット、そして盛田ぐらい。他のポジションは流動的で、いつでも他の選手が取って代わることが出来ると思われます。特に右SBを含めたDFラインは整備が必要であることは、ここ数試合で徐々に明らかになってきています。特に次はリカルドが出場停止。となると必然的にDFのポジションに空きができるわけで、ここを狙って名乗りを上げなければ男じゃない!と言いたいところです。出場機会が無くても腐らずに100%頑張っているという外池か、このところ伸びて来ているという大久保か、それともそろそろ後がない八田か。U-19代表から戻ってくるはずの吉弘か、あるいは清水戦でまずまずのプレーを見せた西河か。彼らにはこのチャンスを逃せば今季はもうない、と言うつもりで頑張って欲しいものです。
<04.9.12> 昨日行われた清水戦は数的有利になりながらも逆に押し込まれて失点し、終了間際に2点を追加されて惨敗を喫しました。
 サンフレッチェのスタート時の布陣はたぶんこんな感じ。
       下田

   小村 リカルド 吉田(→李61分)
      (退場70分)
高萩  ベット  森崎和  服部
(→西河42分)
       森崎浩

     盛田  大木(→田中83分)

SUB:林、木村
 対する清水は、GK:西部、DF:森岡、斉藤、鶴見、MF:太田、戸田(退場27分)、杉山(→澤登13分)、高木、伊東、FW:アラウージョ(→平松89分)、チョ(→北嶋86分)。前半の前半は軽快なパス回しからサンフがペースをつかみ、何度かビッグチャンスもつかんだそうです。しかし戸田が森崎浩を後ろから倒して2枚目のイエローで退場となり、数的有利になって逆にペースを失います。勇気を持って攻め込んで来る清水の圧力にずるすると押し込まれ、特に左サイドの高木が何度もこちらの右サイドをアタック。またアラウージョを止める事ができず何度も決定機を与えます。小野監督はまず前半に高萩に代えて西河を投入してリカルドを右SBに入れ、更に李を投入してリカルドをCBに戻す等いろいろと苦心の采配を行いますが好転させることができません。そして後半25分、スローインを受けたリカルドがバックパスをアラウージョにさらわれ、慌てて戻ってペナルティエリア内で倒してレッドカード。このPKをチョに決められてついに先制を許します。そして数的有利を失ったサンフは盛り返すことができず、終了間際にはカウンターからアラウージョと北嶋に決められて万事窮しました。私は出張のためゴールシーンしか見ていないのですが、色々な情報を総合すると数的有利になったことで妙に安心してしまい、相手の圧力をはね返せないままに敗れてしまったと言う感じだったようです。
<04.9.12> 埼玉国体の2回戦で地元埼玉選抜と対戦した広島選抜は、2-3で逆転負けを喫しました。先発メンバーは1回戦と同じで、GK:佐藤昭、DF:大屋、槇野、藤井、森脇、MF:松水[観音]、柏木、桑田、FW:冨成(→森重[皆実]62分)、藤本[皆実](→岸本[観音]55分)、木原。(所属が無いのは全てサンフレッチェユース。)どちらも少ないタッチで相手ゴールを目指すサッカーで互角の展開だったようです。そして後半3分、FKからのボールを冨成が左足で決めて広島が先制しました。しかし後半7分に埼玉の河原[大宮東]にクリアミスを決められて同点に追いつかれると、大山[浦和ユース]を起点に2点を奪われ突き放されます。終了間際に柏木がドリブル突破からゴールを決めて追いすがりますが、そのまま逃げきられて残念な敗戦となってしまいました。
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