9/26〜10/2のSANFRECCE Diary


<04.10.2> 今日から明日にかけて行われる2nd stageの第8節、サンフレッチェは明日、カシマスタジアムでアントラーズとの対戦です。
 昨年はリーグ戦、カップ戦ともに優勝に届かず、「覇権奪回」を命題に臨んだ今シーズンの鹿島でしたが、1st stageは結局5位。1試合平均1.20点という得点力不足に陥って、タイトルには及ばない結果となりました。しかし5月から中田が復帰したのに続いて2nd stageからは鈴木、バロンが加入。その甲斐もあって1試合平均得点が1.57にアップしています。第4節C大阪戦では一時は1-3とリードを許しながら3点奪って逆転勝ちし、第5節磐田戦では前半に4点取られながら後半30分から10分間で3点取って追いつくと言う派手なゲームを展開。一方前節は前半30分に先制し、その後何度も決定的なシュートを浴びながら無失点に抑えて逃げきる、と言う鹿島らしい?しぶとい戦いも見せています。
1H ○1-0 柏   【鹿】金古
2A ●1-2 G大阪 【鹿】バロン、【G】遠藤、OG
3H ●0-1 市原  【市】マルキーニョス
4H ○4-3 C大阪 【鹿】本山、フェルナンド、野沢、深井、【C】大久保2、古橋
5A △4-4 磐田  【鹿】鈴木3、金古、【磐】福西、藤田、中山、前田
6H △0-0 清水
7A ○1-0 FC東京 【鹿】フェルナンド
 全体的な流れとしては若手に切り替えつつあるものの、やはりチームの中心は経験豊富な選手たち。それが最後まで諦めないしぶとさに繋がっているものと思われます。明日はフェルナンドが出場停止で名良橋、野沢、増田、本田が怪我ですが、中田、小笠原、本山が作る中盤はリーグ屈指の質の高さです。予想メンバーは、GK:曽ヶ端、DF:内田、金古、大岩、新井場、MF:青木、中田、小笠原、本山、FW:鈴木、バロン。中盤からの正確なパスと新井場と本山のドリブル、ツートップの高さと注意すべきポイント満載です。
 対するサンフは体調不良で2試合休んだ森崎浩と駒野が復帰し、練習でも元気に通常メニューをこなしているそうです。広島フットボールによると小野監督はこの2人について「使えると思う」と言う一方で、「90分フルにやるのはきついかも」と語っているとのこと。能力的には間違いのない2人ですが、1週間ほとんど身体を動かしていなかったと言うことで、起用が難しいのは間違いありません。ここはヴェルディ戦の良い流れを生かすためにも、あまり無理をさせず流れを変える存在として使うのが良いような気がします。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       下田

  リカルド 小村  吉田

茂木   李  森崎和   服部

       ベット

    盛田    大木

SUB:林、駒野、木村、森崎浩、田中
 1st stageは鹿島相手ということでやや気後れしたような感じでしたが、自分たちのサッカーが出来れば決して怖れることはないはず。自信を持って、集中を切らせず戦い抜いて欲しいと思います。
<04.10.2> 10/10に東京五輪40周年を記念して行われるハンガリー選抜との親善試合に出場する日本選抜のメンバーが発表され、サンフレッチェからは林が選ばれました。今回選ばれたのは次の18人。
【GK】曽ヶ端(鹿島)、林(広島)
【DF】鈴木(磐田)、那須(横浜FM)、山口(G大阪)、北本(神戸)
【MF】服部、菊地(磐田)、伊東、戸田(清水)、二川(G大阪)、
    村井、阿部(市原)、田中隼(横浜FM)
【FW】高松(大分)、播戸(神戸)、大久保(C大阪)、大黒(G大阪)
 フル代表に選ばれていなくて10/9のナビスコ杯準決勝に出場しない選手から選ぶ、と言う制限があるわりには、Jリーグで活躍している選手もだいたい選ばれていてバランスはそう悪くなさそう。10/12でサッカー協会との契約が切れる(らしい)山本氏にとっては最後の一仕事になりますが、それがどんな結果になるのか、あまり期待しないで?見守りたいと思います。
<04.10.1> 福島県が出している広報誌「グラフうつくしま」の最新号(10月号)に、茂木選手のインタビューが掲載されています。「次々と...風景が変わっていく」広島と違って、いつ戻っても同じ風景の残る福島。そこに戻るたびに、自分のサッカー選手としての原点を思い出す、と言う内容で故郷について語っています。茂木以前には年代別代表に選ばれる選手が出なかった福島県からは、このところ高萩や萬代(仙台)など続く選手が出て来ています。その中で茂木の存在感はやや薄くなっていましたが、しかしそのまま終わる選手ではないはず。今の調子のままレギュラーを取って、サンフレッチェのファンだけでなく福島県民の期待にも応えて欲しいものです。(私自身も福島の出身なので ^_^;)なお、この広報誌はpdfファイルでgetできますので、見たい方はこちらをどうぞ。
<04.9.30> 広島フットボールによると、体調不良のためお休みしていた森崎浩と駒野が昨日の練習から復帰したそうです。駒野については最悪の場合失明の危険もあるとのことで、激しい運動を禁止されていたそうですが、精密検査の結果特に異常は見られなかったとのこと。視力もかなりのところまで戻って来ているそうで、駒野自身は次の鹿島戦からでも出場する、と言う意欲を見せていたそうです。一方の森崎浩ですが、アテネから戻ってから原因不明の不眠症に悩まされていたそうで、「練習がきつい。しんどい」とこぼすほどだったそうです。これはどうやらオーバートレーニング症候群の初期症状だったようで、早めに休んでリフレッシュしたのが良かったとのこと。不眠症からも身体を包んでいた疲労感からも開放されたようで、「鹿島戦に出ることを目指して頑張ります」と笑顔を見せていたそうです。幸い、東京V戦の快勝でチームの状況も良くなって、2人が復帰を焦る必要もないはず。ここはじっくりとトレーニングして、試合に戻ったときにはまたチームを引っ張るような活躍を見せて欲しいと思います。
<04.9.30> 昨日行われたアジアユースグループリーグの第3戦は、ベトナムに1-0で勝ち1位通過を決めました。
 既にグループリーグ突破が決まっていたためこの日はメンバーを大きく入れ替えて、GK:西川(→松井)、DF:吉弘、増嶋、柳楽、MF:中村、高柳、渡辺圭(→カレン)、寺田、船谷、FW:森本(→高萩)、渡邊千。平山という明確なターゲットがいないからか、あるいはこの組み合わせでやるのが初めてだったからか分かりませんが、戦術的な意図が不明確な戦いに終始します。サイドからのクロスや森本らの個人の力で突破を図るもののシュートまで行かずに潰され、ミスからボールを失ってカウンターから何度も攻め込まれます。特にベトナムの長身FWには手を焼いていた感じで、前半には吉弘が倒してイエローカードをもらってしまいます。日本がフィジカルの強さで勝ち、またベトナムのシュートが正確性を欠いていたためそれほど危ないシーンは無かったのですが、それにしてもあまり見せ場のないままのゲームでした。
 この大会初先発だった吉弘は、初めは左のストッパーで、途中から右のストッパーに回ってフル出場。最初は守備面でやや危ういシーンもありましたが、その後は無難にこなしていたと思います。後半には何度もオーバーラップしてチャンスにも絡み、まずまずの出来だったのではないでしょうか。一方ネパール戦に続いて2度目の先発となった高柳は、中盤のダイナモとして走り回りました。しかしこれまでの2試合とは比べものにならないほどミスが多かった感じで、チーム全体が乗って行けない原因になってしまったと思います。また高萩は後半途中からの出場で、ややルーズになっていた中盤を走り回ってゲームを作れ、と言う指示だったものと思われます。しかしこちらもチーム全体の出来の悪さに埋没して流れを変えるには至らず。最後は中盤の底でパスをさばくだけで、ゲームを無難に終わらせることに貢献した、と言う感じでした。
 ともあれ、このベトナム戦はテレ朝のアナウンサー氏が叫び続けたような「絶対に負けられない戦い」でも何でもなく、主力を休ませチームの底上げをして次のカタール戦に備えるためのゲームです。高柳と高萩に疲れが溜まっている様子だったのが不安材料ですが、吉弘を含め控え選手の「虫干し」ができたのは良かったのでは無いでしょうか。次のカタール戦こそ、ワールドユース出場のためには絶対に負けられない試合。もう一度チームを引き締めて、次に備えて欲しいと思います。
<04.9.29> 目の異状で練習を休んでいた駒野選手ですが、プレスリリースによると回復は順調で今日の練習からチームに合流するとのことです。ひょっとして非常に重い病気なのではないかと(個人的に)心配していたので、少し安心しました。
<04.9.29> 日曜日に行われた天皇杯の2回戦で、富山県代表のアローズ北陸と対戦した広島経済大は、前半16分と36分にゴールを許し、その後もペースをつかめないまま0-2で敗れました。なお他の中国勢ですが、JFLのSC鳥取(鳥取)は栃木SCに0-1で、中国リーグ首位の三菱自動車水島(岡山)は佐川印刷SCに0-2で敗れましたが、FCセントラル中国(島根)は1-1からのPK戦で静岡FCを下して、唯一3回戦(Honda FCとの対戦)に進出しました。
<04.9.28> 昨日行われたアジアユースの第2戦は、U-19日本代表が3-0で勝ってグループリーグ突破を決めました。この日のメンバーは、GK:西川、DF:柳楽、増嶋、水本、MF:中村、小林祐(→高柳75分)、高萩、苔口、兵藤(→中山46分)、FW:カレン(→森本58分)、平山。日本は前半2分にいきなり苔口のシュートで先制しましたが、その後地元マレーシアの激しいプレーになかなか得点が奪えず膠着します。しかし前半43分、右サイドからのクロスを平山が流して中央へ。そしてここに走り込んだ高萩が蹴り込みます。更に23分には森本がゴールを決めてリードを広げ、そのまま逃げきりました。この試合は完全なアウェイ状態ということでネパール戦とは比べ物にならないほどの大歓声(大熊監督の声がほとんど聞こえないほど!)で、少々やりにくかったかもしれません。実際、試合を通して結構ミスがあったのですが、しかしチーム全体の攻守の切り替えが早くお互いにミスをカバーしあって、相手にはほとんど決定的なチャンスを与えずに内容的には「完勝」と言っても良いものでした。ただ、問題はワールドユース出場権をかけたトーナメントの初戦なので、ここで油断しないことが一番大事だと思います。
 なお、ネパール戦でドイスボランチとして揃って先発した高萩、高柳のコンビですが、この日は高萩が先発フル出場して高柳は途中出場でした。ネパール戦の出来を考えれば逆なんじゃないかと思いましたが、しかしそれは杞憂に終わりました。高萩は立ち上がりこそミスが出たものの途中からは非常に良い出来で、DFラインの前からゴールエリアまで幅広く動いて守備から攻撃まで活躍。特に何度も繰り出した決定的なスルーパスは、彼の素晴らしいセンスを感じさせるものでした。またゴールシーンに見られるように、何度も前の選手を追い越してゴールエリアまで入り込んでいました。試合後には森本の後にインタビューを受けていましたが、まさにこのゲームのMVP級の活躍だった、と言って良いでしょう。一方の高柳は15分あまりの出場に終わりましたが、こちらも豊富な運動量であちこちでボールに絡んで持ち味は出していたと思います。将来的にはこの2人に森崎兄弟を合わせて「広島版・黄金のカルテット」が見れるのではないか、と夢を見させてくれるようなゲームでした。
<04.9.28> 報知新聞の情報によると、目の異状を訴えて欠場中の駒野選手は「ぶどう膜炎」の疑いがあるとのことです。この病気は眼球を構成する虹彩(瞳孔を作る)、毛様体(水晶体を調節しピント合わせをする)、脈絡膜(栄養を運ぶ)とその周辺に起こる炎症の総称で、外因性のもの(病原菌による感染)や内因性のもの(免疫異常など)、原因不明のものがあるようです。従って治療としては、考えられる原因を一つ一つ探っていくことが第一歩になるそうです。万一原因不明の病気(ベーチェット病など)だったり合併症を起こしたりすると失明の危険もあるため、時間をかけた治療が必要だとのこと。特に駒野の場合、鎖骨骨折の治療のために埋め込んだプレートがアレルギー反応を起こしている可能性があるため、その治癒の状態を見つつ経過を観察するなどかなりの時間がかかることが予想されます。従ってこうなったら早期の復帰を目指して焦らないで、じっくりと直してもらうしかないのではないでしょうか。
<04.9.27> 昨日、雨のビッグアーチで行われた2nd stage第7節東京V戦は、大木、李、田中のゴールで3-0で快勝し、暫定順位ながら8位に浮上しました。
 U-19代表の高萩、高柳、吉弘、体調不良の森崎浩、駒野、出場停止の西河、更には高円宮杯のためユースに戻った前田が出場できないサンフでしたが、新潟戦で怪我をしたベットは「ケガは1日休んで、回復した」と鉄人ぶりを発揮し、次のような布陣で戦いました。
       下田

  リカルド 小村 吉田

茂木   李  森崎和  服部
(→木村74分)
       ベット(→八田82分)

    盛田    大木(→田中45分)

SUB:林、中山
 対する東京Vは前節までとは布陣を変えて、GK:高木、DF:柳沢(→三浦45分)、林、米山、相馬、MF:小林大、小林慶、平野(→戸川34分)、山田、FW:桜井、平本(→飯尾70分)。サポーターグループの応援拒否の姿勢に対して「応援したいと思わせるような試合がやりたい」(森崎和)と語っていたサンフは、キックオフから17秒後に結果を出します。いつものようにキックオフ直後の中盤からのロングボールを盛田が競り勝ち、相手ゴール前に運びます。このボールはいったんはDFが弾きますがクリアが小さく、拾った茂木が思いきってシュート。これが相手選手の背中に当たるとこれが絶妙なパスとなり、ゴール前に入り込んだ大木がダイレクトボレーを叩き込みました。
 あまりに早すぎる先制点に、大木は「逆にチームに悪い影響を与えなければいいけど」と思っていたそうですが、それは杞憂に終わったようでその後もサンフがゲームを支配。東京Vの出来も悪かったようですが、それ以上にベットの怪我の影響を感じさせないような運動量や、大木や盛田、李ら選手全員が頑張り、その後も服部や盛田が決定的なシュートを放つなど優勢を保ったままで前半を折り返しました。
 後半の立ち上がりは東京Vにペースを握られ、何度か決定的なピンチを迎えました。しかし小林大のシュートがポストを叩くなど運もあって何とか凌ぐと、その後はまたサンフのペース。そして後半17分、盛田のパスを受けたベットがドリブルでペナルティエリアに入り込んで、倒されながらも粘ってパス。これを盛田が潰れながらワンタッチでスペースに出すと、50mのフリーランニングでここに走り込んでいた李が丁寧なシュートでヴェルディゴールに叩き込みました。更に後半38分には右サイドに入った木村が八田と挟み込むようにしてボールを奪うと、すかさずドリブルで右サイドを攻め上がり、相手DFを切り返してかわすと中央にクロス。これを田中が胸で落とし、冷静にコントロールして嬉しいプロ入り初ゴールを決めました。
 観戦した人の話を総合すると、厳しいチーム状況に対する危機感が良い方向に働いたようで、気持ちも集中力も見えた良い戦いだったとのこと。逆に強豪を連破して安心感が出た?東京Vの出来の悪さも手伝って、今季2度目の3点差の勝利に繋がったようです。
<04.9.27> 高円宮杯のグループリーグの第2戦で愛媛FCユースと対戦したサンフレッチェ広島ユースは、4-0で快勝してグループ首位を守りました。守りを固めてカウンターで対抗しようとする愛媛に対してサンフはかなり苦戦を強いられたそうで、前半は0-0で折り返しました。しかし後半から平繁に代わって投入された遊佐、トップ下に上がった柏木が大活躍し、後半開始早々に木原の折り返しを桑田が合わせて先制点を奪うと、その3分後にスローインを受けた柏木が1人で突破して追加点。79分には中盤からロングドリブルで突き進んだ前田が技術を見せてミドルシュートを叩き込むと、その直後にCKから森脇が流し込んで4-0で勝ちました。なお、このグループのもう一つの試合のG大阪対東海第五は、何と11-1でG大阪ユースが大勝。トーナメント進出に望みを繋ぎました。一方、中国地方から出場した他のチームですが、観音は名古屋ユースに2-2で引き分けたものの皆実はFCみやぎバルセロナに1-3、多々良は鵬翔に1-9で敗れ、いずれもグループリーグ敗退が決まりました。
<04.9.26> 広島フットボールなどによると今日の東京V戦に向けて、昨日は久々の非公開練習を行ったそうです。それもベンチ入りメンバーだけでなくサテライトも含めての練習で、「厳しい局面にあることは間違いないので、こう言う時こそチームを一つにしてやっていきたい」(小野監督)と言う意図だったようです。なお出場が微妙な選手のうち、森崎浩と駒野は今節も欠場が濃厚ですがベットはやってやれないことはない状況です。かつて札幌時代に全治2週間の診断を受けたにも関わらず1試合休んだだけで出てきた選手らしく「まだ痛みはあるが、とにかく試合に出たい」と語っているとのこと。最終的には監督の判断となりますが、少なくともベンチ入りはするのではないでしょうか。
 今日の会場は広島ビッグアーチで午後3時キックオフ。9時からU-10少年サッカー大会が、1時10分から4種(小学生)によるフォリアチャレンジが行われます。また選手サイン会は大久保と西村で、1時から先着100名様に整理券を配布します。また「選手とハイタッチ」の整理券は1時半からの配布です。ファンクラブ、後援会員限定のプレゼントですが、先着2000名様のユニフォーム型携帯アクセサリーは服部公太選手。ファンクラブサロンでは360名様に「お好み焼きこだわりセット4人前」がプレゼントされます。更にビッグアーチ正面広場内グッズ売り場にて、03, 04モデルTシャツ3割引の処分セールが行われます。こちらは11時から商品が無くなるまでですので、欲しい方はお早めにどうぞ。
 テレビ放送ですが、生放送、同日録画ともにありません。(最初の録画放送は、J SPORTS 1で火曜日深夜零時から。)スタジアムに行けない方は、tssの携帯サイトなどで経過を知るしか無さそうです。
<04.9.26> 昨日、高円宮杯全日本ユース選手権のグループリーグ初戦を戦ったサンフレッチェ広島ユースは、1-0でG大阪ユースに勝ちました。この日のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、槇野、藤井、大屋、MF:田中祐、柏木、木原、FW:桑田、平繁、前田。暑かったこともあって両チームとも慎重な戦いで、得点はセットプレーから藤井が押し込んだものだったようです。なお他の中国勢ですが、皆実は大津に1-3、観音は鹿児島実業に0-1、多々良は磐田ユースに1-3でそれぞれ敗れました。
<04.9.26> マレーシアで始まったアジアユース選手権でネパールと対戦したU-19日本代表は、苔口、平山、中山のゴールで3-0で快勝しました。このゲームのメンバーは、GK:西川、DF:水本、増嶋、小林、MF:中村、高柳(→柳楽)、高萩(→中山)、苔口、兵藤、FW:平山、カレン(→森本)。U-19代表は高萩を含む複数の選手が下痢の症状に悩まされていたとのことで立ち上がりは動きが悪く、またネパールの気迫もあってなかなか決定的チャンスを作れませんでした。しかし前半15分、高柳のスルーパスを受けた苔口がゴール右に蹴り込んで先制すると、34分には右サイドから中村が絶妙なクロス。ここに走り込んだ高柳がちょんと出したパスを平山が決めてリードを広げます。そして後半14分には高柳のロビングのパスを平山が胸で落とし、これを中山がダイレクトボレーで叩き込んで勝負を決めました。ネパールとの実力差を考えるとこの結果はやや不満足と言えるかもしれませんが、緊張する初戦だったことやネパールのGKが大当たりだったことを考えるとまずまずの結果だった、と言えるでしょう。
 なお、広島から選ばれた選手のうち高柳と高萩はドイスボランチで先発。高柳は3点に絡んだほか中盤での守備から積極的な攻撃参加など素晴らしいプレーを見せました。逆に高萩は何度か良いロングパスを見せたものの消えている時間が長く、判断のブレも大きく良い出来ではありませんでした。
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