1/23〜1/29のSANFRECCE Diary


<05.1.29> Jリーグは昨日、今季の日程を発表しました。それによると、サンフレッチェの開幕戦の相手は2年連続で清水エスパルス。またホーム開幕戦はFC東京が相手となりました。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
3/5(土)
15:00
清水エスパルス
日本平スタジアム
BS-i/テレビ静岡(録)
2
3/12(土)
16:00
FC東京
広島ビッグアーチ
NHK広島/スカパー/MXテレビ(録)
3
4/2(土)
15:00
名古屋グランパスエイト
豊田スタジアム
4
4/9(土)
15:00
鹿島アントラーズ
広島ビッグアーチ
NHK-BS
5
4/13(水)
19:00
東京ヴェルディ1969
味の素スタジアム
日本テレビ(録)
6
4/16(土)
15:00
ヴィッセル神戸
広島ビッグアーチ
スカパー
7
4/23(土)
15:00
川崎フロンターレ
広島ビッグアーチ
8
4/28(木)
19:00
セレッソ大阪
長居スタジアム
9
5/1(日)
16:00
アルビレックス新潟
広島ビッグアーチ
NHK広島
10
5/4(水・祝)
16:00
ジェフユナイテッド市原・千葉
市原臨海陸上競技場
スカパー
11
5/8(日)
15:00
横浜Fマリノス
広島ビッグアーチ
NHK-BS
12
5/14(土)
15:00
大宮アルディージャ
熊谷陸上競技場

13
7/2(土)
19:00
柏レイソル
柏スタジアム

14
7/6(水)
19:00
ガンバ大阪
広島ビッグアーチ
15
7/10(日)
19:00
大分トリニータ
大分スタジアム
BS-i
16
7/13(水)
19:00
ジュビロ磐田
広島ビッグアーチ
スカパー
17
7/18(月・祝)
19:00
浦和レッズ
埼玉スタジアム2002
NHK-BS
18
7/23(土)
18:00
東京ヴェルディ1969
広島ビッグアーチ
19
8/20(土)
鹿島アントラーズ
20
8/24(水)
大宮アルディージャ
21
8/27(土)
川崎フロンターレ
22
9/3(土)
ジェフユナイテッド市原・千葉
23
9/10(土)
ガンバ大阪
24
9/17(土)
浦和レッズ
25
9/24(土)
アルビレックス新潟
26
10/1or2
名古屋グランパスエイト
27
10/15(土)
FC東京
28
10/23(日)
セレッソ大阪
29
10/29(土)
ジュビロ磐田
30
11/12(土)
大分トリニータ
31
11/20(日)
横浜Fマリノス
32
11/23(水・祝)
柏レイソル
33
11/27(日)
ヴィッセル神戸
34
12/3(土)
清水エスパルス

 昨年(特に1st stage)は上位チームに対してやや気後れするところがありましたが、「優勝争いに加わる」のが目標の今年はどこが相手でも勝ちに行かなければなりません。特に開幕戦は、これまで相性最悪の日本平。まずはここで勝って、今年は違うと言うところを見せて欲しいものです。
<05.1.28> グアムキャンプの4日目。広島フットボールによると、昨日は今季初めてミニゲームを行ったそうです。グループ分けは次の通り。
【緑】ガウボン(対赤)、佐藤寿、青山、森崎和、茂原、入船、池田、西河
【赤】盛田、ジョルジーニョ、木村、田村、服部、小村、高萩、森崎浩(対緑)
【橙】田中、茂木、森崎浩(対赤)、ベット、駒野、吉田、ジニーニョ
 結果は緑が2-0, 1-0で赤、橙に連勝し、赤と橙は0-0で引き分けだったとか。小野監督によればこのゲームは「身体作りの一環」ということなので結果には意味はないと思われますが、それでも注目は緑の2点がガウボンだった、と言うことではないでしょうか。時差ぼけが残っているにも関わらず、またわずか7分間のプレーだったにも関わらずあっと言う間の2得点。ゴールへの感覚とシュートの上手さを見せつけて、チームメイトの信頼を勝ち取った模様です。一方、ガウボンの合流で目の色が変わったのがジョルジーニョで、ベットやジニーニョにも刺激を与えているとのこと。練習態度も真面目なようですし、今のところは「当たり」だと言って良さそうです。
<05.1.28> 一昨日の夜行われたカタール国際の決勝で、日本は韓国に0-3で敗れ準優勝に終わりました。U-20日本代表のメンバーは、GK:西川、DF:水本、小林、柳楽(→家長70分)、中村、MF:吉弘、本田、苔口、水野(→兵藤38分)、FW:豊田(→平山61分)、カレン(→辻尾77分)。前田は卒業試験?のため一足先に帰国していたそうで、サブにも入っていませんでした。先制点は前半42分、2点目は44分で、どちらも日本の左サイドを突破され、クロスを中央で合わせられたものだったとのこと。特に2点目はクリアミス(空振り?)が失点に繋がったようです。また3点目は後半11分で、15分ほどの間に立て続けに3点を奪われ「韓国のスピードと強靭さの前になすすべなく、完敗」(日刊スポーツ)だったようです。
<05.1.27> 広島フットボールによるとグアムキャンプ3日目、前日の茂原に続いてガウボンも合流し、新人を除く全選手が揃いました。ガウボンは23日に来日し、メディカルチェックなどを済ませた後に25日夜に関空からグアムに向かったそうで、キャンプ地に到着したのは昨日の早朝3時。従ってさすがに昨日は別メニューでしたが、1ヶ月ぐらい身体を動かしていなかったと言う割にはコンディションも悪くなかったそうで、今日から本格合流の可能性もあるようです。
 一方、昨日の練習中に大木が右足首を痛め、練習を途中でリタイアしました。昨年も宮崎キャンプ3日目で負傷し、開幕絶望となった大木ですが、立ち上がることすらできなかった昨年とは違って今回は歩いて引き上げたそうで大事には至らなかった模様。吉崎トレーナーも「痛みがあっても練習に支障はない」と語っているとのことです。
<05.1.26> 今週のサッカーマガジンによると、サンフレッチェはシーズン前にトレーニングマッチを6試合組んでいるそうです。またJ's GOALによると、毎年恒例の北九州市長杯が2/19, 20に行われます。これらをまとめると、次のようになります。

kick off

対戦相手

場所

2/9(水)

14:30

宮崎市内・場所未定

2/10(木)

11:00

蔚山

宮崎市内・場所未定

2/13(日)

11:00

城南

宮崎市内・場所未定

2/14(月)

13:00

G大阪

宮崎県綾町錦原サッカー場

2/17(水)

未定

川崎F

インターナショナルゴルフリゾート京セラ

2/19(土)

12:00

九州共立大

北九州市立本城陸上競技場

2/20(日)

10:30/13:00

3決/決勝

北九州市立本城陸上競技場

13:00

C大阪

岡山・桃太郎スタジアム

 北九州市長杯は、サテライト+ユースで優勝を争います。また連戦になることを考えると、蔚山戦、G大阪戦あたりはサテライト中心で戦うことになるかもしれません。
<05.1.25> カタール国際の準決勝が一昨日行われ、U-20日本代表は延長の末U-21ノルウェー代表を破り、決勝に進出しました。
 平山が腰痛のため欠場した日本は前線の選手を入れ替え、またノルウェーのサイド攻撃を警戒して中村を右SBに下げた4バックを採用して、GK:西川、DF:水本、小林、柳楽、中村、MF:吉弘、本田、苔口、水野(→兵藤52分)、FW:前田(→豊田110分)、カレン(→辻尾66分→家長84分)、と言うメンバーでした。大スポの記事によると前半はこの布陣が機能せず我慢を強いられたようで、前田が何度かシュートを打った(記録上は2本)もののゴールを割ることはできず0-0で折り返しました。そこで後半7分に大熊監督はトップ下を入れ替えて兵藤を起用。それが当たって優位を作れるようになります。22分には辻尾を入れましたがこれは機能せず、39分には家長を投入。苔口を前に出して攻撃を作ろうとしました。それがようやく当たったのは延長前半4分で、家長が突破して左から上げたクロスを相手DFがクリア。このこぼれを本田がダイレクトボレーで叩いて先制点を奪ったそうです。更に延長後半6分には本田が直接FKを決めてリードを広げ、そのまま逃げきりました。
 J's GOALによると試合後大熊監督は、「FWがいつもと違って起点がないとかいう問題はあった」と語りました。一方前田は、「良く走りました。きつかったけど、これからです。満足じゃない。ひいてしっかりディフェンスして、そこからと思って試合に臨んだ。自分にボールが来た時は、ためを作って取られないようにしようと思った。時々はボールを取られていたけど、勝負もできていた。あとは結果(ゴール)を残すだけです。(前線からの)守備はストレスにならないといったらウソだけど、チームでやるものなので…」と語っています。映像を全く見てないので想像なのですが、平山がいないということでキープ力のある前田がポスト役を任せられ、それなりに機能していたということなのではないでしょうか。運動量に課題があった前田ですが、先制点を奪うまで110分間プレーしたということは彼の進歩を示していると言えるかも。決勝で起用されるかどうかは分かりませんが、チャンスを得たら次はぜひゴールを決めて欲しいと思います。
<05.1.24> サンフレッチェは昨日、柏からMF茂原岳人選手をレンタルで獲得した、と発表しました。前橋育英高では松下とともにプレーしていた茂原は2000年に岩丸とともに神戸入り。1年目は6試合、2年目は9試合に出場して経験を積みました。しかし茂原が本当にブレイクしたのは02年に川崎Fにレンタル移籍してから。開幕戦で先発したのを皮切りに02年は30試合に出場。03年は出場停止の試合を除くほぼ全試合の39試合に出場するなどチームの中心として活躍しました。ただレンタル3年目は許されなかったのか、あるいは本人の希望が強かったのか川崎でのプレーは2年限りで終わり、昨年から柏に完全移籍。明神、小林祐らとボランチのポジションを争いました。そして1st stageは徐々に出場機会を増やしてレギュラーの座を確保したか、に見えましたが、早野監督に交代した2nd stageは信頼を得る事ができず先発出場はわずかに3試合。第12節以降はベンチ入りもなくなり完全に「干された」状態になっていました。一方、この間にはU-18代表からU-22代表までずっと年代別代表に選出。アルゼンチンワールドユースでは、森崎兄弟や駒野、佐藤寿らとともに選ばれて参加しています。また小野監督が指揮したトゥーロン国際のU-21代表にも選ばれるなど、(03年以降は選ばれることがなくなったものの)「アテネ世代」では重要な選手の1人でした。プレースタイルは中盤の「汚れ役」で、ボール奪取や他の選手のサポートに活躍するタイプ。李や高柳との高いレベルでのポジション争いで、チームを活性化させて欲しいと思います。
<05.1.23> 今週のサッカーマガジンには「J1全18チームリポート(前編)」として11クラブの強化担当者のインタビューが掲載されています。サンフレッチェで登場しているのは、もちろん織田強化部長。昨年の満足度は100点満点の60点、補強ポイントを「優勝争いできる戦力」とし、そのためにまずFWとDFに重点を置いたとしています。FWはもちろん佐藤寿人とガウボン。「ディフェンスの中心を入れ替えることは、リスクを伴う」ことではありますが、「もう一ランク上の選手を加え、個の力で強力なフォワードを止められる選手を取ろうと」思ってジニーニョを獲得し、更に池田も取りました。自前で育てた選手をベースにしながら「外から即戦力となる選手を補強してバランスを整えていくことが理想」としながらも、「これまではその即戦力が取れなかった。」それが今年は取れたのは、チームの「本気で優勝するんだ」と言う意識が高くなったからだ、としています。「補強の満足度は高い...欲しかった選手は取れた」と言いながらも、補強達成度は100点満点の70点。その理由は「ボランチも欲しかった...タイプとしては、がつがつとボールを奪いに行く選手...そう言う意味で、『夢の獲得選手』欄にはガットゥーゾと答えたんですけど」と語っていて、「もしかするとこのポジションにも新しい戦力を加えるかもしれません」と述べています。各チームとも戦力が固まり移籍市場も閉じつつありますが、ひょっとするとまだ誰かと移籍交渉を進めつつあるのかもしれません。
 このオフはレンタルで出していた選手を全てそのまま放出し、八田や林、高木、大久保、河原も移籍していきました。若手を外に出すことには賛否両論がありますが、戦力として計算しているかどうかだけでなく「彼らの個性を埋もれさせたくないから。うちで出られないけど、よそではやれそうな選手はどんどん出していきたい」と言うのが大きな理由で、チームの事だけでなく「J全体の活性化」も意図してのことだそうです。他には高卒後1年でクビにして後は知らんぷり、と言うチームもありますが、サンフがそれをしてしまっては「育成に力を入れている」と言う旗印を失うことになります。レンタルは戦力外というわけではなく、あくまで戻ってくることが前提。織田部長が言っているように、八田や高木、大久保らにはぜひ「経験を積んで帰って来て欲しい」ものです。
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