10/9〜10/15のSANFRECCE Diary


<05.10.15> ホットニュースによると、出場停止のベットに代わって遠征メンバー入りしたのはジョルジーニョ。小野監督は「シュートまで強引に持っていく強さがある。外人枠の問題もあって試合になかなか出られなかったが、練習の中で持っている良さは発揮していた。そこに賭けてみよう、と思った」と語っています。FC東京のジャーン、茂庭のDFラインは単純にクロスを入れてもはね返されるだけなので、高い位置で起点を作って相手を引き出して、その裏を突くような攻撃を構築していきたいところです。一方、相手は戸田と石川がいないだけでなく、加地も欠場の可能性が高そう。ただ、栗澤や鈴木規、馬場、梶山など若くて才能のある選手が多いだけに、彼らに持ち味を出させないようにしたいところです。
 今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後3時キックオフ。当日券は全席残っていて、ゲート前の販売所の他、チケットぴあ、ファミリーマート、セブンイレブン、サンクス、サークルKでも後半のキックオフ時間まで購入可能だとのことです。テレビ中継は、NHKーBSで生放送がありますが、スカパーは10/17(月)の午後7時(J SPORTS 1, ch306)までありません。WEBLOGで速報をやりますので、現地に行けない方、BSを見れない方はそちらをどうぞ。
<05.10.14> 1週間の休みも明けて、明日はJリーグ第27節FC東京戦が行われます。
 第5節から11試合未勝利が続き一時は16位まで落ちて降格の心配もあったFC東京ですが、このところは徐々に勝ち点を積み重ねて現在11位にまで上がって来ています。後半戦の戦績は次の通り。
18H △1-1 神戸  【F】馬場、【神】栗原
19A ●1-2 浦和  【F】ササ、【浦】永井、ポンテ
20H △1-1 名古屋 【F】今野、【名】藤田
21A △1-1 磐田  【F】栗澤、【磐】崔
22A ●2-4 柏   【F】ササ、阿部、【柏】レイナウド2、玉田2
23H ○1-0 清水  【F】戸田
24A △0-0 横浜FM
25H △0-0 大分
26A ○1-0 大宮  【F】宮沢
 主力に怪我人が続出して低迷していたFC東京ですが、加地、茂庭らの復帰によって安定した守備が戻ってきて、ここ4試合は無失点を続けています。ただ、得点力不足は深刻。ダニーロを放出してササ・サルセードを獲得したもののここまでフル出場はわずかに2試合で、チームに溶け込んでいるとは言えません。横浜FM戦で昏倒して大分戦を欠場したルーカスの復帰は心強いことと思いますが、その代わり?大宮戦で退場を食らった戸田が出場停止。加地も怪我でオールスターを欠場しており、メンバー構成に苦心しそうです。
 サンフレッチェですが、先週サテライトは関東遠征で1勝1分けとまずまずの成績を残して帰って来ました。イエローカードが8枚累積のベットは2試合出場停止ですが、大木が戻ってきていて内転筋を痛めていたガウボンも合流しているとのことで、攻撃陣の人材に不足はありません。ただ、代表の東欧遠征で2試合にフル出場した駒野の疲れがどうか。それ次第では、西河の先発起用の可能性もあるかもしれません。
       下田

駒野  小村 ジニーニョ  服部

       森崎和

   茂原       李

       大木

    佐藤寿  前田

SUB:佐藤昭、西河、高柳、ジョルジーニョ、ガウボン
 携帯サイトでも書いていましたが、今のサンフレッチェにとって一番の問題はモティベーション。残り8試合で勝ち点12の差を逆転する、と言う気持ちでチーム一丸となれれば良いのですが、それができなければ降格圏から脱出したいFC東京の勢いに飲み込まれてしまうに違いありません。首位との差は離れましたが、3位との勝ち点差はわずかに4。とりあえずはそこを現実的な目標として、あわよくばその上もうかがうと言うような戦いを、見せて欲しいと思います。
<05.10.13> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯の4回戦以降の組み合わせと開催スタジアムを発表しました。J1勢の組み合わせは前半(第17節)終了時点での順位を元にしていて、当時6位だったサンフレッチェは「第3シード」の磐田と同じブロックになっています。サンフレッチェと磐田の入るブロックの準々決勝までの組み合わせは次の通り。
  4回戦 5回戦 準々決勝
  (11/3)  (12/10) (12/24)
広島───┐
     ├───┐
水戸───┘   │
         ├───┐
清水───┐   │   │
     ├───┘   │
徳島───┘       │
             ├準決勝(12/29)
新潟───┐       │
     ├───┐   │
草津───┘   │   │
         ├───┘
磐田───┐   │
     ├───┘
鳥栖───┘
 試合会場は4回戦は広島ビッグアーチで午後1時キックオフ。5回戦は広島スタジアムですが、仮に4回戦で広島が負けて清水×水戸の組み合わせになると(名古屋×アローズ北陸)×(大宮×京都)のブロックと会場だけ入れ替えて日本平開催になるそうです。サンフレッチェは上位の利を生かして2試合連続ホーム開催の権利を得たわけですから、準々決勝までの勝ち抜きは義務と言って良いでしょう。因みに準々決勝の会場も地理的に有利な丸亀。昨年の初戦負けの屈辱を繰り返さないようにして、上位進出を目指して欲しい、と思います。
<05.10.12> 今朝の報道によると、U-18代表FWのハーフナー・マイクが横浜FMのトップチームに昇格することが決まった、とのことです。マイクの父ディドはオランダから1986年に来日してサンフレッチェの前身のマツダに所属。JSLの44試合で広島のゴールマウスを守りました。その後読売を経て名古屋でJリーグ開幕を迎え、磐田、札幌でプレーして98年に引退。その後札幌や横浜FMのコーチとして現在に至っています。マイクは横浜FMユース育ちですが、生まれは広島。噂によると岡田監督の評価が低くトップ昇格が微妙だとのことで広島の練習に参加していたらしく、サンフレッチェとしても獲得に意欲的だったようですが、ユース所属選手の優先契約権に負けた形となってしまいました。
<05.10.11> 関西のサポータークラブが、10/29に予定されている第29節磐田戦のアウェイ応援ツアーを企画しています。これは29日の朝8時に梅田駅(JR大阪駅)、9時に近鉄竹田駅を出てその日の夜(22時半に竹田駅、23時半に梅田駅)に戻ってくる、と言う日帰りバスツアーで、参加費用はチケット別で7,500円。(因みに大阪〜磐田のJR運賃は乗車券だけで片道5,250円かかります。)締切は10/7でしたが席に余裕があるそうで、まだ募集を続けるとのこと。お申し込み、お問い合わせはホームページメールでどうぞ。
<05.10.10> 昨日、Jリーグオールスターが大分スタジアムビッグアイで行われ、J-WESTが3-2で勝ちました。サンフレッチェ勢は、森崎和が「試合前初めて監督から言われた」と言う右ストッパーとして、先発フル出場しました。前半に巻のマークを離してしまいフリーでヘディングを許したシーンがありましたが、それ以外は無難なプレーを披露。特に読みの鋭さと1対1の強さは秀逸で、非常にエレガントな守備を見せていました。J's GOALによると「今日は楽しくできたが、みんな余裕があるなと思った。自分もチームにかえって、余裕を持ってプレーできるようになりたい」と感想を述べていますが、初出場、初めてのポジションとは思えないような落ち着きぶりで、十分に余裕を持ったプレーが出来ていたと思います。一方の佐藤寿は、後半18分からマグノ・アウベスに代わって登場。21分にドリブルから強烈なシュートを打ってバーに当て、その流れから中山のゴールをアシストしました。ただ目立つシーンと言えばそれぐらいで、その後J-WESTの中盤が押し上げられなくなるとボールが来なくなり、低いポジションで守備に走り回る事の方が多かったのは残念でした。オールスターは「ガチンコ勝負」の面白さこそ無かったものの、選手たちが伸び伸びと持ち味を発揮して楽しそうにプレーしていたのが印象的。その中で森崎和も佐藤寿も自分らしさを出すことができて、良かったのではないでしょうか。
<05.10.9> 昨日国立競技場で高円宮杯の準決勝2試合が行われました。ヴェルディユースと対戦したサンフレッチェユースは最後まで奮闘したものの追いつくことができず、2-3で敗れ連覇を逃しました。
 この日のサンフレッチェユースのメンバーは、GK:金山、DF:中山、槙野、横竹、遊佐、MF:柏木、福本、保手濱(→野田67分)、FW:木原、平繁、中野。守りを固めてカウンター、と言うヴェルディらしからぬ?戦術をとる相手に対して前半はボールを支配しながらも攻めあぐみ、なかなか決定機を作れなかった様子。逆に前半10分、CKをヘッドでクリアしきれず、こぼれを坂口に叩き込まれて先制点を許してしまいました。
 後半もボール支配は広島。しかしヴェルディの堅い守備を破れずにいた24分、カウンターから征矢智に中央を突破されて2点目を許してしまいました。しかし30分、木原のボールがバーに当たり、これを平繁が叩き込んで1点をゲット。34分には征矢貴にFKを直接決められて再び2点差に引き離されますが、サンフは槙野をトップに上げて総攻撃を仕掛けます。38分には木原のクロスのこぼれを中野が押し込んで1点差。更にその後も猛攻を仕掛け、何度もチャンスを作ります。44分にはCKから3度続けて決定的なシュートを放ちましたがどうしてもゴールを割れず、その後も気力を振り絞って戦いましたがそのままタイムアップ。終了のホイッスルとともに選手たちはピッチに倒れ込みました。
 タレント揃いだった昨年に比較してやや小粒だと言われ、クラセンでは1勝もできずにグループリーグ敗退した今年のユース。しかし夏の間に鍛えに鍛え、「最強のユース」の称号を取り戻すために臨んだのがこの大会でした。そして、グループリーグではG大阪に敗れたものの見事に死のグループを突破。その後は安定した戦いで勝ち抜いて、自らの力で国立のピッチに立ちました。連覇はならなかったものの、サンフレッチェユースの強さを示すことができたのは、間違いない。夏から大きく成長したことを示したことは、間違いないと思います。残るはJユース杯。そこで再び勝ち上がってヴェルディを破り、今度こそ優勝を勝ち取って欲しいと思います。
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