2/20〜2/26のSANFRECCE Diary


<05.2.26> 今週のサッカーマガジンによると、森崎和幸選手が今季の主将を務めることになったそうです。
 小野監督が宮崎キャンプ中に、森崎和と昨年主将の服部と話をして「カズに責任を持って欲しい」と要望。これを2人とも了承して、2/14のG大阪戦の前に選手全員の前で「今季のゲームキャプテンはカズで行く」と宣言したそうです。
 今年は同年代の佐藤寿、池田、茂原が加入し、森崎兄弟、駒野、上野を含めて「アテネ世代」が7人になってチームの骨格を形成するようになりました。従ってその中で最も実績を積んでいる森崎和がチームを引っ張る形になるのも当然のこと。本人はこれまでは「なかなか自分の気持ちを表現できなかった」ためチームを引っ張ることにしり込みしていたようですが、一昨年から昨年のシーズンを戦う中で、自分の思いをもっと表現していかなければならない、と思っていたそうです。特に昨年のサンフレッチェの弱点は、ゲームの流れをつかんで守るべきところを守る、攻めるべきときに攻めると言うことができなかったこと。それが一番できるのはピッチの中心にいて、そして最も高い技術をもつ彼であることは衆目の一致するところでもありました。そしてその思いが一番強かったのが、誰よりもカズ本人。「もう6年目で、在籍年数からいえばチームでも上の方ですから、やらなければいけない」と言う気持ちから、小野監督の言葉に「引き受けたいと思います」と答えたそうです。
 これまでサンフレッチェはおとなしいチームだと言われていて、実際「言いたいんだけれど言えない雰囲気が、このチームにはあった」そうですが、今年はずいぶん変わって来ているとのこと。森崎和を筆頭とする「新・スーパーセブン」は、サンフレッチェを引っ張っていくだけでなく日本のサッカーを引っ張るような存在に成長していって欲しい、と思います。
<05.2.25> サンフレッチェは明日、紙屋町地下街のシャレオ中央広場とデオデオ本店1F特設会場にて、シーズン開幕イベントを行います。シャレオステージは午前10時から午後6時まで、デオデオステージは午後4時半から午後6時20分で、いずれも入場無料。吉田安孝氏によるシーズン開幕大分析トークや、選手トークショー、選手サイン会、選手と一緒に記念撮影会、新ユニフォームスポンサー紹介、オフィシャルグッズ販売、サンフレッチェクラブ入会受付等が行われます。また、コミュニティFMのP-SATATIONの生放送も行われます。
 選手サイン会は3回に分けて、1回あたり選手が4人で各回30名ずつの合計360名様となっていて、12時半から配布する整理券が必要です。また選手と一緒の記念撮影会の整理券配布は10時から。シャレオステージではグッズ1,000円以上購入された方先着100名様、デオデオステージでは既にレプリカを予約した方先着100名様、会場のグッズ売り場で予約した方先着100名様に配布します。なお記念撮影のカメラは自分で用意する必要があるとのことですので、参加希望の方は持って行くのをお忘れなく。
<05.2.24> 日本サッカー協会の発表によると、サンフレッチェユースは昨年の高円宮杯優勝の「ご褒美」として、ドイツのLaupheimで行われるSBCカップ国際ユース大会2005に出場します。この大会はFVオリンピア・ラウプハイムが主催でサンフレッチェの他にバーゼル(スイス)、オリンピアコス(ギリシア)、シャルケ04、ハンブルガーSV、1860ミュンヘン、SSVウルム1846(ドイツ)が参加します。チームは3/22に成田空港を出発して3/23にトレーニングを行い、26日と27日に2試合ずつ戦って30日に帰国する予定です。
<05.2.24> 今日は毎年恒例の清神社における必勝祈願が行われます。清神社は安芸高田市吉田町にある郡山の鎮守社で、毛利氏の「守り神」だったものとしても知られています。サンフレッチェはクラブ名を毛利元就の「三矢の教え」から取っていますから、その縁で毎年この神社で必勝祈願を行ってきています。今日も久保社長をはじめフロント幹部と選手、スタッフ全員が参拝し、玉串の奉納や花束贈呈、新加入選手紹介、監督挨拶などが行われます。また外国人4人や森崎兄弟、駒野、佐藤寿ら主力数人と移籍選手のサイン会も行われる予定となっています。場所は安芸高田市の中心部で吉田高の隣。駐車場はありますが数が少ないので、行く方はなるべく乗り合わせて欲しい、とのことです。
<05.2.23> サンフレッチェクラブ会員向けの「2005年サンフレッチェ広島を励ます会」が、2/28(月)の午後6時よりリーガロイヤルホテル広島4Fロイヤルホールで行われます。会費はお一人様7,000円(小中高生3,000円)。出席を希望される方はメールでサンフレッチェクラブ事務局(SFclub@sanfrecce.co.jp)まで、(1)お名前、(2)ご住所、(3)電話番号、(4)参加人数(大人、小中高生)を明記してお申し込みください。締切は明日(2/24)午後6時です。
<05.2.22> 3/5(土)に日本平スタジアムで行われる開幕戦、清水エスパルス戦へのアウェイ応援ツアーの募集が18日から始まっています。日程は3/5の朝4時半に広島西飛行場、4時45分に広島駅新幹線口に集合し、バスで日本平へ。試合を観戦した後スーパー銭湯で汗を流して、翌朝6時に広島駅、6時15分に広島西飛行場に到着する、となっています。料金は、貸し切りバス代、自由席2Fのチケット代、銭湯代、旅行保険代金を合わせて大人12,000円、小中高生10,000円と、間違いなく激安価格。その上、サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円の割引があります。募集人数は80名で、募集期間は今週金曜日(2/25)までとなっていますのでお早めにどうぞ。お申し込み、お問い合わせは、デオデオ旅行社「サンフレッチェ広島アウェイ・清水エスパルス戦バスツアー」の係(082-240-3447,受付時間は10時〜19時)までどうぞ。
<05.2.21> 昨日岡山で行われたプレシーズンマッチのC大阪戦は、前半に2点、後半に3点を奪われ完敗を喫しました。
 サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:駒野、ジニーニョ、池田、服部、MF:茂原(→茂木45分)、ベット(→森崎浩45分)、森崎和、FW:大木(→高柳61分)、ガウボン、佐藤寿。対するC大阪は、GK:吉田、DF:江添、ブルーノ・クアドロス(→斎藤67分)、山崎、MF:ファビーニョ、布部(→下村45分)、久藤(→廣山59分)、ゼ・カルロス(→苔口59分)、古橋、FW:森島、黒部(→西澤62分)。開幕を見据えてどちらもほぼベストメンバーでの戦いでしたが、やりたいサッカーが表現できていたのはC大阪の方。高い位置からの早いプレスでボールを奪い、サイドを起点にして攻撃を仕掛けると言うパターンでチャンスを量産したそうです。逆にサンフはボールへの寄せが甘く、サイドに引っ張られて開いたスペースを使われ、更に黒部に易々とポストプレーを許してピンチの連続だった模様。前半10分には、スルーパスで抜け出した黒部のクロスを古橋に決められ、40分にはCKのこぼれを拾ったゼ・カルロスのクロスにブルーノ・クアドロスが飛び込みヘディングで2点目を失います。そして後半はカウンターから次々と失点し、11分と25分に森島に決められ、更に36分にはCKのこぼれを斎藤に押し込まれました。サンフは疲れがピークだったようで全体的にミスが多く、見どころの少ないゲームだったとのこと。小野監督としてはもう少し動けるだろうと言う思いがあったのかも知れませんが、実際には試合後に「私のスケジュールのもっていき方が、あまりにハードだったのかもしれないですね」と言わざるをえないほどだったようです。特に「ベットと茂原は、キャンプ中の疲労でボロボロになっていた。身体が全く動いていなかったし、特に茂原については、これ以上やると危険だ、という信号も出ていました」とのこと。ボールも人も良く動くサッカーは、逆に動けなくなると機能しなくなると言うことを露呈したと言うことなのだろうと思います。開幕まではまだ間があるためこの敗戦に悲観する必要はありませんが、ただ何か良くないきっかけがあれば簡単に崩れてしまう、と言うことが分かったのも確かでしょう。シーズン開幕後に同じことを繰り返すことの無いよう、十分な準備を進めて欲しいと思います。
<05.2.21> 昨日行われた北九州市長杯3位決定戦・ニューウェーブ北九州戦は、3-0で勝ちました。この日のメンバーは、GK:佐藤昭(→金山89分)、DF:青山、森脇(→吉弘60分)、中尾、入船、MF:高萩、桑田、田村(→木村45分)、平繁(→盛田68分)、FW:前田(→ジョルジーニョ30分)、田中。見た人の話によると、前半は青山が高い位置に張り出して積極的にプレーしていたそうです。また高萩もさすがのプレーを連発していたとのこと。疲れのせいか全体的に運動量も少なく、コンビネーションもいまひとつだったようで、特に前田はボールを失うことが多く起点になれなかったようです。先制点は前半34分で、ショートコーナーからのクロスを森脇が押し込みました。40分には田村が中央突破からそのままミドルシュートを決めて追加点。そして後半31分にはジョルジーニョのスルーパスで抜けた木村がシュートを決めて試合を決定づけました。トップと同様に疲れの影響か試合内容は今一つだったようですが、最低限の結果は出した、と言って良さそうです。
<05.2.20> サンフレッチェは昨日北九州市長杯の初戦を戦い、九州共立大に0-1で敗れました。この日のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇(→田村73分)、中尾、吉弘、桑田、MF:木村(→田中45分)、高萩、青山、平繁、FW:盛田(→前田45分)、ジョルジーニョ。試合はほとんどが広島ペースで、何度も決定的チャンスを作っていたそうです。しかしそれを決めることの出来ないままにずるずると時間が過ぎ、後半22分にミドルシュートを決められ先制を許すと、その後も攻め切れずに無得点のまま試合を終えました。観戦した人によるとジョルジーニョや前田がどフリーの状況で外すなど詰めの甘さが出てしまったようです。 3位決定戦は10時半からで、九州リーグのニューウェーブ北九州との対戦です。
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